首都高速1号羽田線

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首都高速1号羽田線 - (2021/01/10 (日) 18:38:29) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/10/03 Tue 12:38:03
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首都高速1号羽田線とは[[東京都]]港区の浜崎橋ジャンクションと大田区羽田の多摩川橋北詰までを結ぶ[[首都高速道路]]の路線。多摩川橋北詰で首都高速神奈川1号横羽線につながる。
現在の湾岸線開業前は都心と[[横浜>横浜市]]の中心部を直接結ぶ唯一の高速道・羽田空港へのアクセスルートであり、渋滞が頻発していた。現在は湾岸線と中央環状線の開業によって幾分改善されている

*ジャンクション・パーキングエリア・出入口一覧
-浜崎橋ジャンクション
所在地:港区海岸&br()名称は海岸通り上の芝浦運河に架かる同名の橋に由来。都心環状線との分岐点で、かつては首都高トップレベルの渋滞ポイントだった。

-芝浦ジャンクション
所在地:港区海岸&br()11号台場線との分岐点で、ハーフジャンクション構造となっている。このため台場線から羽田線空港方面、羽田線空港方面から台場線台場方面へ向かうことは出来ない。

-芝浦出入口
所在地:港区海岸&br()都道316号日本橋芝浦大森線(海岸通)と接続する。両方向に向かうことが出来るフルインターチェンジ。芝浦ふ頭が近い。

-勝島出入口
所在地:品川区勝島&br()海岸通と接続する。ハーフインターチェンジで羽田方面への入口、羽田方面からの出口のみ設置。都心方面から来て降りたい場合は次の鈴ヶ森まで行く必要がある。

-鈴ヶ森出入口
所在地:品川区南大井&br()海岸通・第一京浜と接続する。ハーフインターチェンジで都心方面への入口・都心方面からの出口のみ設置。羽田方面から降りる場合は勝島まで行く必要がある。

-平和島出入口
所在地:大田区平和島&br()海岸通と接続する。両方向に向かうことが出来るフルインターチェンジ。[[危険物]]を積載している車両は羽田トンネルを通過してはいけないので、ここで羽田線を降りないといけない。

-平和島パーキングエリア
所在地:大田区平和島&br()上下線双方に設置。

-平和島本線料金所
所在地:大田区平和島&br()浜崎橋方面の上り線に設置されている本線料金所。

-昭和島ジャンクション
所在地:大田区昭和島&br()B線湾岸線との分岐点。

-空港西出入口
所在地:大田区羽田空港一丁目&br()環八と接続する。羽田空港の最寄りで、国内線第1・第2ターミナルへはここで降りるとやや遠いが、国際線ターミナルへはこの出入口が最寄り。都心方面への出入口のみ設置のハーフインターチェンジ。横浜方面から空港へ行きたい場合は羽田出入口を利用する。

-羽田出入口
所在地:大田区羽田&br()環八と接続する。両方向に向かうことが出来るフルインターチェンジ。[[危険物]]を積載している車両は羽田トンネルを通過してはいけないので、ここで羽田線を降りないといけない。

*羽田トンネル
大森南五丁目から羽田空港一丁目の間にあるトンネル。海底トンネルとも言われているが、上を流れているのは海老取川。あらかじめ川底に溝を掘り、地上で建造した[[コンクリート]]製のケーソンを設置して埋め戻した沈埋工法で建設されたトンネル。
安全のため危険物を積載した車両の通行は禁止されており、都心方面からは平和島で、横浜方面からは羽田でそれぞれ一旦羽田線を降りて一般道へ迂回しなければいけない。

湾岸線開業前は交通混雑によって渋滞が頻発しており、後述する羽田可動橋が建設されることとなった。

当初海老取川は橋で渡る予定だったが、羽田空港の管制官が「飛行機の離着陸の邪魔になる」とクレームを寄せたためトンネルを通すことになった。沈埋工法を採用したのも川をせき止める必要がないためである。

*羽田可動橋
羽田線を語る上で外せない要素の一つがこの羽田可動橋。羽田トンネルの渋滞を緩和するために建設された上り線専用の橋で、1990年4月より運用を開始した。

可動橋という名前がついている以上、この橋は動く。通常可動橋というとかつての[[勝鬨橋]]のように橋桁が跳ね上がる跳開橋や、橋桁を上下させる昇開橋などがあるが、羽田可動橋は橋桁が回転して船舶の航路を確保する旋回橋を採用していた。
これは空港が近いために構造物の高さ制限が厳しく、吊橋などの建設が難しかったため。

1994年の湾岸線開業後もしばらくは使用されていたが、運用開始から8年後の1998年8月に運用を停止した。ただし橋そのものは今も撤去されずに残されており、将来的に羽田線の通行量が増えて羽田トンネルがまた渋滞するようになったら運用を再開する予定となっている。

*[[馬]]が走った高速道路
1996年1月25日のこと。大井競馬場内の厩舎からデビュー前の1頭の競走馬が脱走した。その名はスーパーオトメ。物音に驚いたスーパーオトメは厩舎脱走後平和島出入口から1号羽田線を2.2km走り、空港西出入口で一般道へと出ていった。
最終的に3.5km逃げ回って確保されたが、[[高速道路]]で車にはねられることなく走り抜けたためにデビュー後は交通安全のお守りにと馬券を買う競馬ファンが多々いたとか。


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