はぐれ珠(大神)

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はぐれ珠(大神) - (2025/06/02 (月) 17:04:16) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/04/15(日) 03:25:40
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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注意!この項目は[[ネタバレ]]項目です!








#center(){&bold(){&font(#ff0000){現國各地に 散らばっている数珠の珠}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){全てが 揃う時 何かが 起こる…}}}


はぐれ珠とは、[[ゲーム]]『[[大神>大神(ゲーム)]]』で手に入るアイテムである。
上記は作中内における「はぐれ珠」のアイテムテキストで、何とも意味深。
各種骨董品とは異なる収集品であり、その数なんと&bold(){&font(#ff0000){100個}}。
全て揃えなければ何の意味も価値もないが、やりこみ要素のひとつでしかないので総[[スルー]]をしても一切問題は無い。

大半は各フィールド上点在の宝箱の中に入っており、それも普通に目に入る所に置いてあったり、地中に埋まっていたり、&bold(){&font(#ff0000){こんなモン分かるかボケ!}}と言いたくなる所にあったりと様々。
宝箱以外ではサブイベントの報酬などで貰うのだが、これがかなり面倒&鬼畜(後述)。
…というか、&bold(){各地のサブイベントを網羅する勢いで制覇しないと、はぐれ珠は揃わない。}

一応巻物画面でどの地方にいくつあるかはわかるので、あてどもなくさ迷うということは無い…筈、あくまで目安程度だが。


さて、上記でも触れたがこのはぐれ珠、全て集めようとするとかなり骨が折れる。
勿論各地の宝箱を見つけ出すだけでも一苦労なのだが、そんな苦労が可愛く思える程のサブイベントやギミックがいくつか存在するのだ。
以下それらを一部挙げていこう。

**・猫鳴の塔
両島原(北)にて筆しらべ「壁足」を取り戻す為に訪れる、先が見えぬ程に天高く聳え立つ不思議な塔。&s(){カリン塔とか言った奴は前に出ろ}
壁足の印を頼りに只管塔の外壁に張り付いて天辺まで登っていく事になるのだが、ここにも一つはぐれ珠が隠されているものの、それが入っている宝箱はどこにも見当たらない…

それもその筈、その宝箱を出現させる為には&bold(){途中の休憩ポイントや足を踏み外して落ちてしまった場合のためのセーフエリアを一切利用する事無く登り切らねばならない。}
しかも休憩ポイントには換金アイテム等が入った宝箱や何故か居る猫と、物欲そしてコンプ精神旺盛なアマ公を誘う要素がこれでもかと配置されているので、初見でうっかり寄り道し後に登り直しするハメになるのは多くのアマ公の通る道。
とは言えこの程度は&bold(){序の口も序の口。}ここで閉口するようでは、はぐれ珠全収集への道は果てしなく遠い。

**・ハヤテとの競争
両島原の海岸沿いを日夜走る飛脚ハヤテ。
ストーリーが進むと彼に競争を挑めるのだが、3回目の勝負に勝つと前に拾って以来、お守り代わりに大切にしていたというはぐれ珠の一つを記念に譲られる。
競争は鬼ごっこに似たものでハヤテに逃げ切られる前に頭突きを食らわせるというものだが、2回目以降はスピードが上がるのは勿論&bold(){通った跡にイガ栗を落としていく様になり当たると怯んでしまう。}&s(){一閃で叩き斬ってやろうかこの卑怯者め}
後ろから追い掛けるとまんまとイガ栗に引っ掛かる為、ハヤテの動きをしっかり観察し曲がる時などを狙って横からどついてやるのが良いだろう。

因みに神州平原で飛脚をしているイダテンとは兄弟であり、こちらもストーリー進行に合わせて同じ勝負が挑めるようになる。
こっちは3回勝つとある筆業に関するアイテムを貰える。
なお、その筆業を習得できる場所には迅雷を当てないと開かない宝箱(中身は「はぐれ珠」)があるが、
シナリオ終盤で「天叢雲剣」を手に入れて装備すればどこでも迅雷が使えるので、そちらは無理に挑む必要なし。

しかし後にアマテラス…もといプレイヤーは&bold(){この勝負が温く思える程の競争}をカムイにて嫌という程味わう事になるのだが。

**・クサナギ伍(ファイブ)
フセ姫が鍛え上げた里見八犬士あらためクサナギ伍と風神宮にて手合わせ(という名の死合)を行う。見事全員に勝てばフセ姫から「はぐれ珠」の一つを贈られる。
八犬士の内の5体とだけ戦う…と思いきや、まさかのその場にいない3体まで乱入。
(最初はリーダー以外の4体 → 次にその場にいなかった3体 → 最後にリーダー1体…という流れでの三連戦)

彼らをまとめるフセ姫は挑む前に&bold(){「その強さはヤマタノオロチの10倍」}と口にするが、これは誇張でもなんでもなく&bold(){イベント開始直後に挑むとガチで強い。}終盤に戦った方が吉。
特に最後を務めるリーダーこと悌狗は&bold(){ストーリー進行上で戦った時とは何もかもが別物の凄まじい強化ぶりであり、連続攻撃を受けると一気に太陽器7〜8個分の体力を持って行かれるのは勿論、空中ではアマテラスの神業『跳撃』と酷似した回転攻撃まで披露するとどの間合いでも隙が無い。}
とは言えその辺の敵よりも数段強いとはいえ、ただ倒せばいいだけ。
プライドを抜きにするなら報復のお札や銘酒などのアイテムをたんまり持ち込んでゴリ押しや、動きこそ非常に素早くなっているが以前に戦った時とパターンやその破り方はほぼ変わりない。バトルが苦でないならこの中ではまだ楽な方である。

**・最強の答選坊『漢璧』
カムイで出会える&bold(){答選坊一族最強の漢ならぬ『壁』}。
7つの経絡秘孔を持つ答選坊を倒せば「はぐれ珠」を含む、3つの宝箱がその場に出現する。という事で自分の瞬間記憶力が試される。
正解できれば一瞬で終わるが&bold(){順番を覚えて7つも突かなければならない}ので、人によっては後述の連続羅城門以上の難関、文字通りの壁と化す。
苦労を味わいたくないorどうしても攻略できないのなら、携帯やビデオカメラなど動画が撮れるものを使おう。

**・カイポクレース
カムイの禁域ウエペケレにて、カイポクと一対一のレース。
カイポクが走るルートは固定で、障害物もすらすら避けるようにゴールまで走り抜けていく。
対するアマテラスは&bold(){障害物などを適宜避けながらダッシュし続けなければならない}のでクリア難度が高い。
道中には遠距離だと木の実を投げ付け、近距離だと叩きつけで攻撃してくる妖怪木もいる。
コースであるウエペケレはストーリー進行で通る為、その際に時間は掛かるが全て浄化し無害化しておけば多少難易度は下がる。
触れると氷漬けにされる氷柱や雪玉が襲ってくるエリアでは報復のお札を使っておくと、効果中は当たってしまった際の怯みこそ免れないが氷漬けは無効化し、多少はタイムロスの軽減になるのでお勧め。
それでもコースを完全把握し、障害物をきちんと避けなければ勝利は難しい。ショートカットを上手く使おう。

因みに彼女があまりに速くなかなか勝てない為、一部では『茶色い悪魔』と呼ばれているとか。
また、このカイポクレースは「はぐれ珠」入手後でも再度挑戦でき、勝利すると「黄金の桃」が貰える。&s(){妖怪牙15本で購入できるブツを渡されてもなぁ…}

**・連続羅城門(百鬼夜行)
恐らくはぐれ珠集め最大の難関。両島原に二ヶ所、カムイに一ヶ所の計三ヶ所。
固い地面の穴に潜む袋狢を撃破後、再度同じ穴に入ると中央付近に羅城門がひっそりと佇んでいる。
なお、これら羅城門の解禁条件はそれぞれエキビョウ撃破後、キュウビ撃破後、モシレチク&コタネチク撃破後。

この羅城門は一回では破壊できず、十回連続で潜り抜けて破壊しなければならない。見事破壊出来れば、はぐれ珠の入った宝箱が出現する。
羅城門なので戦闘中は逃げられない。合間であれば途中でやめて帰る事も可能だが、その場合は一戦目からやり直しとなる。

敵編成は常に固定。全雑魚妖怪が出てるのかと思いきや、出てこないのも一部いる。
●両島原…
神州平原~十六夜の祠までの敵で構成。
天邪鬼系を中心としたポピュラーな雑魚妖怪ばかりだが兎に角出現ペースが尋常では無く、鬼灯や骸金魚のように地味ながら鬱陶しい敵も存在。
上述の様にエキビョウ撃破後から挑めはするが、少なくともそのタイミングで攻略出来る場所では無い。
●両島原 北…
両島原~鬼ヶ島までの敵で構成。
首無し地蔵系をメインに輪入道系や赤鬼・青鬼・二郎丸と三郎丸(=一郎丸)、青入道と出現する敵や場所を見るに妖魔軍の残党が集結したように思えなくもない。中ボス枠からは管ギツネも登場。
輪入道系を始め厄介なギミック持ちの敵が大半であり、ここもキュウビ撃破後すぐに挑戦して良いレベルでは無い。
●カムイ…
カムイ~イリワク神殿までの敵で構成。
なまはげ&埴輪軍団に雪童子・牛頭鬼・守護土偶・大天狗と、北国の雑魚妖怪が目白押し。
雑魚妖怪とはいえ最上位クラスの敵達がわんさか押し寄せてくるので難易度は上2箇所の比では無い。&bold(){まさに外道と言いたくなるような最強最悪の羅生門。}
百鬼夜行終盤ではウシワカと化け九十九尾が&bold(){複数}現れ、トリはイザナギ&bold(){3人}が勤め上げる。&s(){何故当たり前のように分身しているのか…?}

特筆すべきは、&bold(){この百鬼夜行で現れる敵の体力が大幅に上がっている事。}作中で一番の雑魚妖怪である緑天邪鬼ですら、ここでは中々にしぶとい。
特に終盤に登場する敵共なんかは更にしぶとくなっており、&bold(){&font(#ff0000){それらが多く登場する上、中ボス枠まで複数体出るカムイの百鬼夜行は大神中最高難度を誇る。}}
大半が雑魚妖怪と言えど、数の暴力で攻めてくるので[[ラスボス]]を遥かに凌ぐ強さ。銘酒による一時ドーピングで補強したり、「報復のお札」や「無限墨」のような強力アイテムは惜しまず使おう。

慣れれば金稼ぎ・妖怪牙稼ぎにも転用できる。特にカムイの百鬼夜行は金を多く落とす埴輪軍団が出るため、一通り挑んで勝つだけでも結構な金が手に入る。
どの敵もしぶとい事を利用し、「スリの手袋」経由でイッスンを鍛える修行場として使ってみるのも悪くない。
最初は蚊が刺したようなダメージしか与えられないだろうが、それでも何百・何千回と使えば目に見えて与えるダメージが増加していく。
九戦目までで止めてマップ移動→仕切り直しすれば破壊する事なく残せる。二周目以降で試してみよう。




さてさてここまで苦労して集めてはいるが、一体何が起こるのか見当もつかない。
ようやく全て集め終わると手に入ったのは——、




**・&bold(){【唯我独尊の数珠】}
神飾のひとつ。
その効果はなんと、&bold(){アマテラスの攻撃力10倍・太陽器及び墨ヒョウタン無限}というトンでもチートアイテム。
その名に恥じない効力で雑魚は勿論、ボスさえも風の前の塵に同じ。
初期装備の真経津鏡でさえ、これを身に着けて使えば&bold(){鏡系最強の装備たる八咫鏡、しかも黄金砥粉による強化済み級}の火力を叩き出す。
またダメージを与えるタイプの神業全てにも攻撃力10倍が乗る為、やろうと思えば&bold(){無礼な技だけでそこらの妖怪を蹴散らしていくという、無礼に無礼を重ねまくる}大神の威厳もへったくれも無い戦いも出来る。
その様はまさしく全盛期の白野威の如くである。
とはいえ、最後のひとつはストーリー初回クリア後の報酬として貰う((なので実質的には99個収集ということになる))ので、実質二周目専用アイテム。

体力・墨ヒョウタン無限はそのまんまであり、どんなに攻撃を食らっても死なず、どれだけ筆しらべを使おうが墨が無くならない。
もっと言えば、これを装備している間は画面左上に太陽器および墨ヒョウタンのゲージ表示がなされない。

上述の様に攻撃力10倍はアマテラスだけを対象にしているので、「スリの手袋」によるイッスンの攻撃には全く影響がない。
また各種筆しらべに関しても、この攻撃力10倍が乗るのは一部だけなので、全ての筆しらべでチート級のダメージを叩き出せるわけではない点にも注意。











追記・修正は百鬼夜行をノーダメクリアした方がお願いします

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- これ集めきった時にはもうやること何もなくなってるよな  -- 名無しさん  (2017-02-22 21:54:32)
- お絵かき女の子には苦労させられた…  -- 名無しさん  (2017-02-22 23:48:42)
- 全盛期アマテラスの力が転生の際に百の珠になって全国へ飛び散ったって感じなんかな?  -- 名無しさん  (2017-02-23 00:00:13)
- 羅生門制覇できるほどの実力ならいらないっていう、二週目にお遊びするときの装備  -- 名無しさん  (2017-02-23 10:19:59)
- ↑2これ装備してもラスボスの能力止められなかった気がするから、そんだけやばいやつなんだな皇  -- 名無しさん  (2017-02-23 10:23:14)
- クサナギ伍も連続羅城門もクリアした。が、カイポクレースだけはとん挫した。あんなもんできるか  -- 名無しさん  (2020-02-20 22:13:12)
- 2周目以降の憂さ晴らしに用いるんだとしても火力控えめな鏡・勾玉・剣それぞれのカテゴリの最初の武器縛りを考えるレベル。それどころか立ちションや野◯ソですら道中の雑魚妖怪程度なら1〜2ヒットで綺麗なお花になるけど  -- 名無しさん  (2025-06-01 13:29:45)
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