クラヴェル枢機卿(魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?)

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クラヴェル枢機卿(魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?) - (2023/02/23 (木) 05:52:58) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2018/02/20 Wed 00:41:19
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#center(){&font(#ffcc00){聖剣は自ら所有者を選ぶのだ}}
#center(){&font(#ffcc00){聖剣に選ばれた汝を糾弾するなど、本来はあり得ぬことだ}}
#center(){&font(#ffcc00){ゆえに、いまは辛抱しておくれ。この老骨がなんとかしてみせる}}


クラヴェルは『[[魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?]]』の登場人物。

*【概要】
老齢の男性。
教会の枢機卿であり、キュアノエイデス支部の長。

部下に聖剣所持者のシャスティルや蒼天の三騎士などの聖騎士を持つ。
シャスティルからは策謀渦巻く教会の中で唯一信頼できる人物と尊敬されていた。


*【活躍】
1巻から登場。直属の部下であるシャスティルを目にかけており、
連続少女誘拐事件の解決の際、部下に犠牲を出したシャスティルを慰め犯人である《顔剥ぎ》の情報を提供し、真犯人と目測されたザガン討伐の命を下した。

2巻では、〈魔王〉となったザガンを討伐しようとする教会の動きにシャスティルが意を反したために仕方なく聖剣剥奪の宣告を下しながらも、
聖剣は自ら所持者を選ぶものである故にシャスティルへの処罰もいずれ撤回できると読み、政治上ではそれまでの間、彼女を護ることを約束しつつ、

教会内部で独自の勢力を拡大しつつある最恐の聖騎士ラーファエルがキュアノエイデスに向かっているという情報を掴んだことから警戒するように促し、
実際にラーファエルが来訪した際も彼の前に立ちシャスティルを庇おうとするが、
「聖騎士長が生きている限り聖剣が新たな所持者を選ぶことはないゆえにシャスティルに返還し後始末だけしていればいい」というラーファエルの恫喝に折れ、彼にシャスティルを斬る口実を与えるだけと悟りつつも、ラーファエルからの自衛のためにシャスティルに聖剣を返還した。


#center(){&font(#ffcc00){汝は自らの困難を自らの手で切り開けるものと信じる}}













#center(){&font(#ffcc00,#000000){おお……シャスティル、我が騎士よ……}}

#center(){&font(#ffcc00,#000000){どうして、私のために死んでくれぬのか}}



その本性は自身を正義と盲目的に信じ、その意に反する者を悪として切り捨て続けてきた独善者。
力を示すことができなかった者や自身に意を反した者など聖剣所持者すらも幾人も暗殺し続けており、
シャスティルに対しては〈魔王〉擁護という目に見える罪があったため大々的に処刑しようとしていたが他の枢機卿の反発により、これまでの聖剣所持者に行ったものと同様に、聖剣を自身の管理下に置いた上で毒殺しようと企てていた。

ラーファエルが原因で聖剣が管理下を離れ、毒を飲ませたシャスティルも聖剣ごと姿を消し生死不明の状態に陥り正義を成せぬことに焦りを感じていたが、
そんな折に片腕を失い傷だらけとなったラーファエルが来訪、
先述の行いの他、勢力を持とうとしている点からラーファエルも悪であるため、治療と称して毒を塗り込もうとしたが、
クラヴェルの本性や過去の行為を把握していたラーファエルに斬り捨てられ、最期まで自身を正義と信じ悪を罵りながら死亡した。



神の代弁者であり、正義の執行者たる自分がなぜこのような“悪”に荒らされているのだ?

心の中でどれだけ喚いても、クラヴェルの信じる“正義”は項目を守りはしなかった。


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