&font(#6495ED){登録日}:2019/02/20 (水) 00:57:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(Green,purple){『〈魔王〉ザガン、貴様を倒して、その力、もらいうける』}} ウォルフォレは『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』の登場人物。 *【概要】 《亡霊》の異名を持つ魔術師。 甲冑の上にフード付きのローブを纏い、顔を蛇のような仮面で隠した正体不明の怪人。 *【作中での活躍】 1巻時点では崩御した〈魔王〉マルコシアスの遺産が出品されたオークションに参加しており、次期〈魔王〉候補として名が挙げられていた。 本格的な登場は2巻。 〈魔王〉の座を狙い、ザガンを襲撃するが食事を邪魔したことが怒りに触れ掌底を頭に受け一撃で倒された。 *【能力】 竜としては幼いため、力は成竜に劣るが竜の息吹や体を竜に変化させて戦うことができるようだ。 通り名を得るに値するほどの魔術も行使できるようだがザガンに無効化され発動することもできなかった。 「ネフィよ、放っておけ。食事が終わるまでは起きてこないだろう」 「いえ、この子、もしかすると……」 「ザガンさま、この子、まだ子供です」 ウォルフォレの正体は、竜の幼女フォル((本文では魔術師としての偽名がウォルフォレとあるが、カラー口絵のキャラクター紹介では愛称がフォルとある))。 賢竜と呼ばれた伝説の竜・オロバスの一人娘。緑色の三つ編みの隙間から角の生えた幼女の姿をしている。 両親を亡くし一人で生きるために力を求め人間の魔術を習得し、竜の血肉を喰らい力を得ることを目的とする魔術師から正体を隠し身を守るため甲冑を纏っていた。 幼女を殴り飛ばしたという事実にザガンは慌てふためき、意識を取り戻してからの対話でも警戒に値する相手でありながらも幼女であるため対応にこまねいていたが、 内面も幼い子供そのものであると知ったことで、子供への罰として「一週間のネフィの家事の手伝い」命じられザガンの城で過ごすようになる。 生きるために力を求め魔術師となった境遇はザガンと通じるものあり昔の彼と重ねられたことで目をかけられ自由に知識を盗む許可を与えられ、竜を狙う他の魔術師から守るために庇護下に置かれ後に正式に養子となった。 *【作中での活躍】 前述のように2巻でザガンとネフィの養子となる。 実の父、オロバスの死肉を聖剣を持つ聖騎士が貪り喰らう光景を目撃しており、聖騎士全般への復讐心を滾らせていた。 側に寄り添おうとしてくれるザガンとネフィとの暮らしに居心地の良さを感じていたが、 彼らが聖騎士であるシャスティルと友人であることを知り、自分もまたシャスティルのポンコツ具合に復讐をバカバカしく感じ始めたことにショックを受け、 復讐心を絶やさず聖騎士を殺す力を手に入れるために、彼らの元を離れ先代〈魔王〉マルコシアスの遺産を手に入れようと魔王殿を訪ねるが、 そこで父の敵である聖剣所持者ラーファエルと遭遇し激昂し交戦するが手も足も出ず斬り殺されそうになる。 危機一髪のところでフォルを追ってきたザガンに庇われ、ラーファエルとザガンの戦闘、その余波で起動したマルコシアスの防衛装置相手の共闘で、 ラーファエルがオロバスを殺害したというのは誤解であり、彼もオロバスに敬意を抱いていたが、生き延びるために倒されたオロバスの血を啜っていたと知り、首を差し出そうとする彼を悩んだ末に許しザガンとネフィに仕えるように要請した。 以降、ウォルフォレの鎧と名はラーファエルが隠れ蓑として使用するようになる。 ザガンもネフィもまともな幼少期は過ごせず、他の魔術師も大様にしてそうであることから、フォルにはのびのびと子供らしく育って欲しいと思っていたが、 本人は数々の危機に役に立てなかったことを気に病み、二人を護れる強さを欲するようになり、 6巻ではその様子に愛で力を高め暴走したゴメリの誘惑で、彼女の魔術で大人の姿になろうとするが、竜と〈魔王〉の力の相互作用し暴走し呪いとなり、フォルが大人の姿になることは叶ったが、ザガンが幼児化するという事故が発生。 解呪のために異種族の知恵を求めたザガンたちと共に大陸中の異種族が集まる大陸間異種族会議の会場となるアトラスティアを訪れるが、 力を失っても毅然とした態度を崩さず周囲を護る強さを持ったザガン、力が強大となってもそれを活かせず周りに迷惑を掛けている自分の弱さを自覚し責任を感じ二人から離れた隙をアルシエラと思わしき何者かに付け込まれ、暴走した呪いが形を成した黒竜に取り込まれるがザガンに救出され、背伸びせず身の丈にあった強さを身に着けていくことを決めた。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 荒らしコメント除去 -- 名無しさん (2019-02-20 16:57:43) - 「影執事マルクシリーズ」終盤でも「フォレ・ウォル」という精霊少女が重要な役割を担ってたな。後、ラーファエルが「亡霊」として振る舞うって意味も上手い。 -- 名無しさん (2019-03-11 02:05:30) - ↑訂正。精霊の名は「フォル・ウォレ」。随分思入のある名前っぽいな…後に○-○ヘ自体の名も出て来たし。 -- 名無しさん (2019-05-07 00:57:01) #comment #areaedit(end) }