古波蔵棗

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古波蔵棗 - (2024/12/20 (金) 22:46:02) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/01/19 (日曜日) 20:47:25
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#center(){&bold(){&size(20){&color(#87cefa,#f0f8ff){人類の敵、花により散れ!}}}}

古波蔵棗(こはぐら なつめ)とは『[[結城友奈は勇者である]]~花結いのきらめき〜』に登場するキャラクターで、今作発の勇者である。

CV:[[山本希望]]

*概要
中学三年生で、神世紀の時代から遠く離れた過去である西暦の時代に存在していた、[[沖縄県]]は南城市を守る少女。
好きな食べ物は沖縄そば((農業王は歓喜していたが、原料は蕎麦粉ではなく四国うどんと同じ小麦粉))、ウージことサトウキビ。特にサトウキビは祖父が畑を経営していたので、おやつとしてかじっていたらしい。

無口だが面倒見がいい優しい性格をしており、一度約束したことは必ず守る誠実さを持つ。
半面、口下手でありリーダーとして人を引っ張るのは苦手としている。
高い背丈と健康的な[[褐色肌>褐色娘(属性)]]が特徴的で、周囲からはかっこいいと評されることがあるが、
どこか抜けた部分があり、予想外の行動や発言で周囲を困惑させることも。
[[雪花>秋原雪花]]曰く「残念ニヒル」。

海辺の家で生まれたため、幼い頃から[[海]]が身近な存在であり、
特に用事のない時は海へ入りプカプカと浮くことを日常としている。
そのため、海を愛しており、それを汚すものには容赦がない。

得意なことは水泳と沖縄民謡。だが、勉強はあまり得意ではない。
生まれた土地の関係上、寒さに弱い。ある場面では寒さをしのぐため海に入って風邪をひいてしまったことも。

*勇者としての能力

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){しまっていこう…}}}}

イメージカラーは白と薄い水色。モチーフとなる花はギンバイカで、変身後は髪が白色に変化する。
武器は琉球[[古武術]]で使われるヌンチャク。それから繰り出される非常に強力な打撃でバーテックスを迎え撃つ。
また海を愛し、海の神の加護を受けているためだけのことはあって[[水中戦]]では無類の強さを誇る。

*&bold(){《棗の精霊》}
・水虎
矢すら通さない頑丈な鱗に覆われている、中国に伝わる妖怪。日本では河童の一種と描かれることもある。
棗がいた時代で実際にかかわりがあったのかは不明。

以下、本編の[[ネタバレ]]
#region(《古波蔵棗の章》)
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){あぁ。語りかけてくる}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){だから大丈夫なんだ}}}}

西暦2015年7月30日。全国では天変地異が発生して混沌としていた。
しかし、棗が入る海はいつものように穏やかで彼女に優しく包み込む。
幼い頃より海と身近にあった棗は、小学三年生の時から海の声が聞こえるようになりそれ以来、その声に導かれるかのように生きていた。

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){これが、私なのか}}}}

いつものように海に入り漂う棗だったが、今までのように曖昧ではなくはっきりとした海の声を聴き、勇者として覚醒。
突然の変身に困惑しながら棗は、愛犬・ペロが吠えた方向へ駆ける。
果たしてそこにあったのは――[[白い悪魔>バーテックス(結城友奈は勇者である)]]によって破壊される街と、逃げ惑う人々の姿だった……。

#center(){&bold(){&size(15){&color(##696969,#f0f8ff){え? な、なっち!}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(##696969,#f0f8ff){髪の色とか、なんか違くない?}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){さがっていてくれ。これが神が言っていた敵}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){私が倒すべき存在}}}}

近場に霊的な聖地が複数存在していたため、神の存在はあまり疑うことはなかった。
いつもと違う姿になった棗に級友は思わず戸惑うも、すぐに自然に棗を受け入れる。
こうして、勇者・古波蔵棗の戦いが始まり、激闘の日々が幕を開けるのであった――。

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){夢なら醒めてくれ、なんて弱気なことを思っている場合じゃない}}}}

白い悪魔、人類の天敵・バーテックスが突如降り来った七・三〇天災より数余日――。
依然としてバーテックスによる破壊と殺戮は続き、祖父が経営してたサトウキビ畑も潰されてしまう。
悪夢のような惨状に思わず棗は俯いてしまうが、それでも故郷の人々は冷静に天災と立ち向かっていた。
四国へ海路で行くべきだと主張する人も出たが、周りの人々はこれを頭ごなしに否定せず慎重に話し合う。

#center(){&bold(){&size(15){&color(##696969,#f0f8ff){勇者様に様付けしなきゃ私が怒られちゃいます}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(##696969,#f0f8ff){気やすいって}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){やれやれ}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){私とかわらず接するのはペロ、お前だけになったようだな}}}}

勇者である棗と、海の神の信仰心は良い方へと作用し、誰かが勝手に突出するという事態は起きなかった((同じゆゆゆい発のオリジナル勇者、雪花の環境とは対照的))。
しかし、同時に勇者への態度はどこか堅苦しく畏まったものとなってしまい、変わらず接してくれる愛犬・ペロを見ながら棗は思わず軽くため息をつく。

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){ふぅ……ふぅ……討伐、終わりだ}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){今日も、敵を教えてくれた。ありがとうペロ}}}}

今日も変わらず敵の襲撃を教えてくれたペロに感謝する棗だったが、いつものように反応が返ってくることはなかった。
寿命が迫っていたにもかかわらず、懸命に棗に敵の襲来を知らせたペロは命の灯を燃やし尽くし、静かに眠るようにこと切れていたのだ……。

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){お前が守っていたものを、私はこれからも守ってみせるぞ}}}}

これからも海と人々を守り抜くことを、棗は命の灯を燃やし尽くし遠い場所へと旅立ったペロに誓う。
勇者・古波蔵棗の戦いはまだ始まったばかり――

#endregion

・花結いのきらめき
「花結いのきらめき」では、本作が発となるオリジナル勇者として登場。花結いの章では、第5話で[[秋原雪花]]と共に登場し、合流する。
近接戦型で[[夏凜>三好夏凜]]と同じく、手数で攻めるタイプ。
勇者服を着たSSRではクリティカルをトリガーとして攻撃力を強化し、[[必殺技]]ゲージを貯めるアビリティを持ち、
同じくクリティカルで必殺技ゲージを貯める効果を持つSR水虎と併用することでものすごい勢いで必殺技ゲージが溜まっていく。
我らが勇者部部長、[[風先輩>犬吠埼風]]に惚れ込んでいて、[[銀ちゃん>三ノ輪銀]]の誕生日イベントでは何を思ったのか、

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){「神世紀は、そんなことも可能なのか……」}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){「だったら……私が風を娶りたい」}}}}

と、爆弾発言をして風先輩と周囲をざわつかせたことも((追い打ちをかけるように、「[[味噌汁]]を毎日でも飲みたい」とも言っている))。
その場の思い付きでの発言ではないようで、ジューンブライトイベでは「何度も風先輩にプロポーズしている」と言われても特に否定しなかった。
[[友奈ちゃん>結城友奈]]と同じゴッドハンドを持っていることが判明しているが、
マッサージではなく整体のため痛い。しかし、痛みは伴うが効果はバツグンで、身体が軽くなると好評されている。
[[樹ちゃん>犬吠埼樹]]と[[あんずん>伊予島杏]]からは憧れを抱かれており、このことで[[タマっち先輩>土居球子]]の嫉妬心を知らずに煽ってしまった事も。

#center(){&bold(){&size(15){&color(#87cefa,#f0f8ff){追記・修正か。…海もしたほうがいいと言っている}}}}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 赤嶺友奈からも好意的に見られてるんだよな、この子。  -- 名無しさん  (2020-01-19 21:54:39)
- ↑先祖が助けられてるからね  -- 名無しさん  (2020-01-20 00:05:29)
- 諏訪よりは長く残ってたみたいだけど…あの  -- 名無しさん  (2020-01-20 00:08:34)
- ↑途中送信してしまった  -- 名無しさん  (2020-01-20 00:08:57)
- 諏訪よりは長く残ってたみたいだけど…あの理が書き換えられた時に…  -- 名無しさん  (2020-01-20 00:10:02)
- ↑そこがちょっとひっかかるんだけど、本州のビルやインフラに利用可能なものがあるらしいって話からするとあの書き換えって四国以外の時間を止めてたっぽいし、明記されてない限り現在に復活する可能性あるんじゃないだろうか?  -- 名無しさん  (2020-01-20 02:37:18)
- 赤嶺の先祖を含む人々が四国にたどり着くのに尽力したってことは丸亀組が諏訪への遠征中から理を書き換えるまでの間に四国にたどり着いてるはずなんだが…そうなると最終決戦時になぜ参戦してないのかという疑問と外からの生き残りのことを大社が公表してないのかが気になる。諏訪の時ですら嘘のニュースで盛り上げてるんだからガチの生き残りを発表しない理由が読めない  -- 名無しさん  (2020-01-20 03:18:21)
- 今んとこの情報の限りだと炎の海って天の神版樹海っぽいし生き残ってるならワンチャン  -- 名無しさん  (2020-01-20 17:05:32)
- マジに神世紀に生存確定とは...!  -- 名無しさん  (2022-09-30 23:07:48)
- 赤嶺の件は最後まで送り切ったわけではなかったのかよく分からんが、生存が示された時点で嬉しいが  -- 名無しさん  (2023-01-11 22:57:13)
- ↑沖に行くまで守っただけなんだろう  -- 名無しさん  (2023-01-12 00:04:26)
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