戦国グリッドマン

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戦国グリッドマン - (2025/10/16 (木) 13:50:05) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/05/09 Sat 00:04:35 
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){&color(red){&bold(){&big(){戦国の世。君に問う。兄妹とは!? 生きるとは……?}}}}




*&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){概要}}
『戦国グリッドマン』とは20年5月2日発売の『月刊少年チャンピオン6月号』から、21年5月6日発売の『月刊少年チャンピオン6月号』まで連載していた漫画。全3巻。
著者は『ゾンビ少年と殺人鬼少女』の田村ゆうき。

『新世紀中学生の執事カフェ』と同時連載を開始した『[[SSSS.GRIDMAN]]』の[[スピンオフ]]の一つ。
元々は放送終了半年後の19年5月26日に他のスピンオフと共に発表されていたが、
他が既に連載開始しても情報が出てこず、結局連載が始まったのは公表から一年後だった。

また正式連載版ではグリッドマンが戦う相手は病によって変異した怪物相手だが、当初公開された『戦国グリッドマン(仮)』では絡繰兵と戦う予定であった。
連載までの一年間で設定が練り直されたのだろう。これは新世紀中学生の執事カフェの方も同様。

本作の内容も熱い王道の少年漫画であり、SSSS.GRIDMANを知らない人にもお勧めできる作品である。
……まぁ、何故戦国でグリッドマンをするのかという疑念は晴れないが。


*&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ}}
主人公の鴉帽子は戦場で戦場荒らしをして[[刀]]を手に入れ、
それを金に換える事で妹の珠姫と共に絡繰り技術が発達した『倉馬』という小国で生活をしていた。

ある日の事、戦場荒らしをしている途中に武士に見つかってしまい、足と腹を撃たれ池に落ちてしまう。
死を覚悟したものの、気付くと体の傷が癒え池の外で寝ていた。

そのことに疑問を抱きつつも国に珠姫と共に帰り、刀を売ろうとする。
しかしそんな時、倉馬に先程鴉帽子を襲った武士が現れ、人ならざる者に変化し、鴉帽子を襲おうとする。
実は近年人を化け物に変える『死痒』という病が流行していたのだ。

そして池に宿っていたグリッドマンと一体化して鴉帽子は戦う――

*&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){主な登場人物}}

・&ruby(えぼし){鴉帽子} 
本作の主人公。髪を後ろで結び、鼻に大きな傷がある。
最近国の近くで戦が多くなっており、その戦に近づき刀を頂戴して売りさばく事を生業としている。
無論危険な事は承知しているが、儲けが良いのでやめるつもりがない。
妹の珠姫の事を何よりも大事にしており、彼女に頼まれると弱い。
仕事が仕事だけに怪我が多く、1話だけでも腹と足を銃で撃たれ、化け物の大きな銃弾で腹を抉られたあげく頭に大穴を空けられた。
その強い想いがグリッドマンに呼応し共に戦っていく。
#openclose(show=センゴクからは「半身」と呼ばれているが?){
その正体は過去の戦いでセンゴクから飛び散った一部が人の姿を取ったもの。
本人に自覚はなく、センゴクによって記憶を呼び覚まされた後も人間として生き育んできた想いによってセンゴクを拒絶。
センゴクを倒せば自分も死ぬと知りながら、仲間達と共に生きた『倉馬』の風景を、想いを託すべき皆を救うために戦いに望むが……
}

・珠姫
本作のヒロイン。鴉帽子の妹。
右手が義手だが1話で転んで速攻で壊れ、倉ねぇに直してもらった。
野草を収集してそれを売ってお金にしている。
#openclose(show=ネタバレ注意){
その正体は&bold(){グリッドマンの左腕が独立した自我を持った存在}。つまり自分をヒロインだと思っているグリッドマンである。
グリッドマンは過去にセンゴクと戦った際に左腕が死痒に浸食されてしまい、
それ以上の浸食を阻止しようと相打ち、グリッドマンの体はバラバラになってしまった。
各地に散らばったグリッドマンの体の内、左腕が人型の姿になったのが珠姫なのである。

}

・倉馬
鴉帽子兄妹がすむ国『倉馬』の族長をしている女性。
民衆から厚い支持を受けており、鴉帽子たちから「倉ねぇ」と呼ばれる。
族長の他に医師兼絡繰り技師としても活動をしており、壊れた珠姫の義手をその場で直せる。
彼女も右手右足が義手義足だが、これは死痒による化け物にやられたらしい。

・[[グリッドマン]]
お馴染みのヒーロー。
死痒を消滅させる力を持ち、死痒を発生させている元凶を断ちに来た。
[[電光超人>電光超人グリッドマン]]ではなくSSSS形態で登場。さらに何故か左腕が構成できていない。
何故か倉馬の近くの池に宿っているらしく、その傍に来た鴉帽子を見出している。
鴉帽子と一体化することで実体化するが、何故かその姿は電光超人でもSSSS形態でもない鎧武者の姿だった。
この一体化以降、何故か鎧武者の状態で池に宿る様に。
#openclose(show=ネタバレ注意){
過去にセンゴクと戦うが、左腕を侵食され劣勢となり玉砕覚悟の一撃を与え痛み分けに持ち込んでいる。
鎧武者姿はセンゴクの一部である鴉帽子を融合相手に選んだ影響と思われる。
左腕がなかったのは上記の通り、珠姫になっていたため。
}

・センゴク
グリッドマンが追っていた死痒の元凶の鎧武者のような姿の怪人。他者の身体に侵食し支配する能力を持つ。
長らく死痒の怪物と戦っていたグリッドマンの様子をうかがっていたが、キャリバーを退けられたことで鴉帽子らの前に姿を表し、鴉帽子を除く((意図して除いた訳ではなく感染しないことへの疑念を口にしている))『倉馬』の住人全員の死痒を再発させる。

・[[サムライ・キャリバー]]
センゴクの配下の侍。
斥候としてグリッドマンに差し向けられるが死痒の影響で正気を失い無差別に辻斬りを行っていた。
グリッドマンとの戦闘の際は多腕の化け物に変貌した。


*&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){用語}}
・&ruby(しよう){死痒}
この世界で流行している疫病。
感染すると体のどこかに痣ができ徐々に全身に拡がり痒くてたまらなくなる。
末期になると記憶に欠落が出るようになり正気を失い、最終的には化け物に変化する。
化け物になる直前では細身の体でも10トンはある大手門を強引に押し開けることもできる。
全身に拡がる前ならば感染部位を切除することで対処でき、一度感染すれば二度と感染しないらしい。

・倉馬
戦国時代にあった山奥にある小国。族長は倉馬。
絡繰り技術が盛んであり大型の四足型の乗り物もあれば、義手なども売っている。
門の近くにある森の中にグリッドマンがいる池がある。
実は国の人間は皆&bold(){死痒に感染した事がある。}
しかし昔過ぎて子供たちは覚えておらず、大人たちも子供に言うもんじゃないからと教えていない。




追記・修正は戦国時代でグリッドマンに出会ってからお願いします。

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- こんなんあったんか...ていうかもう何でもありだな!グリッドマンwでもこういうトンデモアレンジ受ける人には受けそう  -- 名無しさん  (2020-05-09 01:14:02)
- ハイパーエージェントの使命とは?という点が原典でもまだ完全に明かされてないしな。別にコンピューターワールドに活動が限定されてるわけじゃなく、身から出た錆を雪ぐためなら場所も時代も関係ないのかもしれない  -- 名無しさん  (2020-05-09 01:24:34)
- 戦グリの世界がコンピューターワールドで戦国ゲームの中とか…?或いはアカネのような神がいる作られた世界なのかその辺は気になるところ  -- 名無しさん  (2020-05-09 03:19:57)
- グリッドマンスピンオフ多すぎw  -- 名無しさん  (2020-05-09 05:23:58)
- 元々実体を持たないエネルギー体で、今まで電脳っぽかったのは活動先がたまたまコンピューターワールドだったから、と考えれば別途実体化手段があればグリッドマンはどんな場所でも活動できるのかもしれない  -- 名無しさん  (2020-05-09 06:27:10)
- ↑コンピュータワールドはあくまで電子機器やプログラムとリンクしている並行世界(実態の世界)だから、その考えの通り実体化手段があればグリッドマン自体はどこでも戦えるはず。原作でもコンピュータワールドと人間社会の境目に穴をあけて怪獣が出ようとしていたし  -- 名無しさん  (2020-05-09 08:32:29)
- 戦国の世界もそういうコンピューターワールドなんじゃないかな。グリッドマンは特撮版でCGのビジュアルを与えられるまで身体は無かったはずだから、特撮版以前の時系列だとしたらおかしいことになる気がする  -- 名無しさん  (2020-05-09 09:59:54)
- 「グリッドマンがいる池」ってなんかじわじわ来るな  -- 名無しさん  (2020-05-09 11:01:17)
- 戦国ウルトラマンでいいだろというのはダメか  -- 名無しさん  (2020-05-09 11:33:41)
- ↑ 村井強衛門とか錦田小十郎景竜とか出てきそう  -- 名無しさん  (2020-05-09 16:06:02)
- カラーページでバックに新中がいるんだよな、あと鴉帽子と珠姫は瞳が青なんだけど、倉ねえは赤と黄色のオッドアイ。何かありそう  -- 名無しさん  (2020-05-10 08:59:31)
- ↑3江戸時代にはウル忍がいたな。  -- 名無しさん  (2020-05-10 16:33:27)
- 戦国といえば、グリッドマンってアメリカでは「スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド」になってるんだっけ。でもあれ、主人公のバンド名が「サムライ」ってだけだったような  -- 名無しさん  (2020-05-14 11:30:15)
- まだ一巻しか読んでないんだけど、冒頭で烏帽子の「実体」は死亡して目覚めた時から「精神」の烏帽子がグリッドマンのいる世界で活動を始めたというのはないかな  -- 名無しさん  (2021-01-04 01:03:47)
- このヒーローいっつも負けてんな  -- 名無しさん  (2021-04-13 06:07:27)
- ネタかと思って覗いてみたらまじでこんなスピンオフあるのかよ・・。そのうち騎士グリッドマンとか忍者グリッドマンとか海賊グリッドマンとかやりそう。  -- 名無しさん  (2021-04-21 06:31:20)
- すげービターな終わり方するのよなこれ  -- 名無しさん  (2022-06-23 20:25:54)
- 最近読んだけどおもろかった。上のコメントの通りビターエンドだけど他のと差別化てきてるし何より自己犠牲によるヒーローものって感じて個人的にはドンピシャだったなぁ  -- 名無しさん  (2023-03-07 01:56:45)
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