&bold(){&color(#ED1A3D){[[&font(b,#ED1A3D){あんたら}>五老星(ONE PIECE)]]の…&ruby(●●●●){もっと上}からの指示っちゅう事ですかい}} #right(){&b(){&color(#c54ea0,#e8ecef){……誰の差し金だ…… [[&color(#c54ea0,#e8ecef){センゴク}>センゴク(ONE PIECE)]]か……!!?}}} #right(){&b(){&color(#ae7c58,#ffdbed){いやァ……!! &ruby(●●●●){もっと上}だ……!!!}}} #center(){&sizex(7){&font(red,b){※WARNING!!!}}} #center(){&sizex(5){&font(red,b){この項目には、『ONE PIECE』に関わる重大なネタバレが含まれています。}}} #center(){&sizex(5){&font(red,b){即座に記事を閉じるorブラウザバックするか、ネタバレ覚悟の上お読みください。}}} #center(){&sizex(7){[[&font(b,#ff0000){こうかいしませんね?}>こうかいしませんね?]]}} [[#div(height=12px){&b(){&sizex(6){&color(#F54738,black){イ}&color(white,black){ム}&color(#F54738,black){(ONE }&color(white,black){PIECE)}}}}>イム(ONE PIECE)]] &font(#6495ED){登録日}:2020/06/01 Mon 23:24:330 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます &setpagename( ) ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(white,black){“&color(#F54738){D}”とは…}}} #center(){&bold(){&color(white,black){かつて我々が&color(#F54738){敵対した者達}の名だ}}} #center(){&bold(){&color(white,black){近年各地に湧き出てきた“D”は己の名の意味も知らぬ“&color(#F54738){抜け殻}”共…}}} #center(){&bold(){&color(white,black){しかし}}} #center(){&bold(){&color(white,black){それも800年前の&color(#F54738){リリィ女王の“大失態”}に起因しているのだ……!!}}} #center(){&bold(){&color(white,black){“&color(#F54738){空白の100年}”をかぎ回る学者共も然り…!!}}} #center(){&bold(){&color(white,black){宝目当てに“&color(#F54738){&ruby(ポーネグリフ){歴史の本文}}”を求める海賊共も然り!!}}} #center(){&bold(){&color(white,black){あの日の&color(#F54738){リリィ}のミスがなければ!!}}} #center(){&bold(){&color(white,black){“&color(#F54738){歴史の本文}”なる忌々しき遺物が}}} #center(){&bold(){&color(white,black){&color(#F54738){世界中に散らばる事}はなかったのだ!!}}} #openclose(show=●目次){ #contents } &bold(){CV:???} &bold(){&color(#F54738,black){イ}&color(white,black){ム}}とは、漫画『[[ONE PIECE]]』の登場人物である。 作中で最も神に等しい存在とされる[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE)]]の最高位である「[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]」さえも遥か上座から見下ろす謎の人物。 *【概要】 聖地マリージョアのパンゲア城に住み、誰も座ることが無いはずの「&bold(){&ruby(から){虚}の&ruby(ぎょくざ){玉座}}」に座ることが許されている謎の人物。 すなわち公式には存在しない、してはならないはずの&bold(){&font(#ff0000){「[[&font(#ff0000){世界政府}>世界政府(ONE PIECE)]]に君臨する唯一の支配者」「世界の王」}}。 玉座の性質から表向きには存在しないことになっているが、[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]や[[CP-0>CP-0(ONE PIECE)]]といった直属の部下は当然、存在を知っており、[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]]などの海軍上層部もイムの詳細は知らないまでも、五老星が跪く程の謎の者が『存在している』事は少なくとも感づいている模様。 また関連性は不明だが、[[コブラ王>ネフェルタリ・コブラ]]や[[イワンコフ>エンポリオ・イワンコフ]]曰く、800年前の「最初の20人」の中に&bold(){「ネロナ・イム聖」}という人物がいたとのこと。 初登場は単行本90巻の906話『聖地マリージョア』。 アニメでは885話『聖地の闇 謎の巨大な麦わら帽子』が該当。 *【人物像】 現時点ではシルエットのみの登場でその性別・年齢・容姿は一切不明ながら、そのシルエットから推測するに&bold(){「引き摺るほどに長いマントと、非常に背の高い冠/帽子」}を身に着けているらしいことが分かる。 またその目つきは鋭く、アップで映るその目は[[ミホーク>ジュラキュール・ミホーク]]と同じ、三重の同心円となっており、見方によっては[[輪廻眼]]のようにも見える。 また後述のエルバフ編にて軍子の身体を乗っ取った際には悪魔の様な翼と矢印型の尖った尻尾を生やし、得物として三又の槍を使用しているが、本人が変身した場合の詳細は不明。 五老星は彼(彼女?)に忠誠を誓っており、イムの指示で&bold(){「歴史より消すべき“&ruby(ともしび){灯}”」を消す}…つまり世界の均衡を乱そうとする国や勢力、人物を滅ぼす方針を決めていたようだ。 一人称は&bold(){&color(#F54738,black){「ム}&color(white,black){ー」}}で二人称は&bold(){&color(#F54738,black){「ヌ}&color(white,black){シア」}}。 天竜人の命名法則では、男性が「聖」、女性が「宮」で終わるため、イムが「ネロナ・イム聖」当人であるとすると、おそらく男性。 **【&ruby(から){虚}の&ruby(ぎょくざ){玉座}】 世界の中心であるとされるパンゲア城内にある世界政府のマークが刻まれた玉座。 玉座の周囲には800年前の世界政府設立の際に天竜人の祖先となる20人の王が立てた&bold(){「各国の王は平等、独裁の意志は持たない」「世界にたった一人の王などおらず、パンゲア城の玉座には誰も座らない事こそが平和の証」}という誓いの下、王達の20本の武器が玉座を守るように地面に突き立てられている。 それを体現するように天竜人の最高位で世界最高の権力者である五老星も複数人である。 また[[世界政府加盟国>世界政府加盟国/非加盟国(ONE PIECE)(削除審議中:ルール違反の分割項目)]]の王は虚の玉座のさらに下方の地面に20人の王と同様の誓いとして武器を突き立てる儀礼がある。 …というのが表向きの体制だが、イムだけは虚の玉座に座すことができ、その御前では5人の王であるはずの五老星すらも跪く。 その事実は情報操作によって世界全体でみても極一部の人間以外には知らされていない。 ちなみに、玉座が描かれたコマで刺さった剣の本数を数えると19本しかないことについて 「20人の王の中に誓いを立てなかった者が居る(=イム)」という考察が存在していたが、 五老星に謁見したコブラの口から&bold(){ネフェルタリ家が天竜人にならなかったため19本しかない}と説明されたため、この説は否定されることになった((1084話「天竜人殺人未遂事件」))。 *【戦闘能力】 #center(){&sizex(5){&bold(){&color(white,black){&color(#F54738){ムーの支配}の下}}} &sizex(5){&bold(){&color(white,black){常識と理性はヌシアを縛らぬ!&br()&color(#F54738){『悪魔』}こそ生命のあるべき姿!!}}}} 影の様な何かを操る能力を使い、これを矢印のように伸ばして攻撃対象を突き刺すまで追尾する。 また、[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]が自身に攻撃した際には巨大な異形の姿に変貌し、攻撃を受け止めた。 その時の姿は牙を生やした人型の様な姿になっている。 攻撃時は[[自然系>自然系悪魔の実]]の能力者であるサボに確実にダメージを与えることができる。 また魔法陣から本を取り出し、そこから銃、短剣など様々な武器を具現化するといった魔法のような芸当が可能。 それらの武器の扱いにも長け、特に銃はブロギーの腕を一発で吹き飛ばす威力を誇る。 これらは五老星と同じく、&b(){そもそも[[悪魔の実]]の能力であるのかすら不明}であり、ある意味&b(){「ワンピースらしくない」}能力の持ち主。 他にも、[[覇王色の覇気>覇王色の覇気(ONE PIECE)]]を使用する事が可能。 **技 ・&bold(){&ruby(アー・クワール){悪魔契約}} 対象の足元に魔法陣を展開して一定の寿命を対価に不死の肉体・異常な怪力といった強大な「力」を与える技。 これは前準備に過ぎず、基本的に下記の「黒転支配」と合わせて一つの技となる。 ・&bold(){&ruby(ドミ・リバーシ){黒転支配}} 魔法陣内の対象を悪魔へと変える技。 魔法陣内部の対象の下半身を地に沈めて[[オセロ>オセロ/リバーシ]]のコマを引っ繰り返すように魔法陣ごと反転させ、陣の裏側に突き抜けた「影」側を主体として対象の存在自体を反転させる。 この状態の対象は悪魔の翼が広がり、古代巨人族を超える巨体と莫大な力を得られる他、神の騎士団や五老星と同じ不死身の肉体を獲得する。 この時対象者の精神も反転し、元の人格をベースとしながらも凶暴性と残虐性が著しく増大した精神状態に陥ってしまう。 また悪魔化した対象2人に挟まれるとその間にいる人間も同じように「引っ繰り返り」、悪魔へと変えられてしまう。 そのため、最初に二人だけこの技で支配すれば、その後はオセロのコマを取るように次から次へと「引っ繰り返し」て自陣に引き込める。 ネーミング元はおそらくオセロの原型であるイギリスのボードゲーム「リバーシ」。 *【作中での行動】 **&ruby(レヴェリー){世界会議}編 &ruby(レヴェリー){世界会議}開始とほぼ同時刻に2枚の手配書を手に、独りでパンゲア城の地下施設に赴き&bold(){“国宝”}を確認。 その後「花の間」で蝶と戯れていた所を、御付の者から五老星が玉座の間に到着したとの連絡を受け、虚の玉座へと向かう。 その足元には、&bold(){バラバラに引き裂かれた[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]と[[ティーチ>マーシャル・D・ティーチ]]の手配書}と、&bold(){顔部分に剣が突き立てられた[[しらほし姫]]の写真}が…。 一方で&bold(){「20人の王」の末裔で唯一マリージョアへの移住を拒否したネフェルタリ家の[[ビビ>ネフェルタリ・ビビ]]}には何か思うところがあるようで、写真を見ながら物思いにふけっていた。 #center(){&bold(){&color(whitesmoke,black){おお、イム様……!!}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(whitesmoke,black){&color(red){“五}&color(peru){老}&color(deepskyblue){星”} &color(#c5c529){ここ}&color(lime){に!!!}}}}} そして虚の玉座にて、五老星の前に姿を表す。 「歴史より消すべき“灯”」の存在を示され、その者の名を挙げるよう指示を仰がれたところでフェードアウト。 この時点では、まだ口を開くことはなかった。 **[[ワノ国]]編終幕後 世界会議にて[[アラバスタ王国]]のコブラ王暗殺疑惑が取り沙汰されていた[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]がルルシア王国に潜伏しつつ[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]本拠地に通信を入れ、自分が無実であることと「虚の玉座」の驚愕の真実を伝えようとしていた。 同時に、海軍の通信部がこのやり取りを傍受しており、彼の居場所を突き止めることに成功していたが、突如通信部へ[[電伝虫]]を切るよう指示が入り…… #center(){&bold(){&color(lime,black){通信部、よく聞け…………}} &bold(){&color(lime,black){お前達は何も探知していない}} &bold(){&color(lime,black){何も傍受していない…}} &bold(){&color(lime,black){「ルルシア王国」?}} &bold(){&color(lime,black){─そんな国は……}} &sizex(7){&bold(){&color(lime,black){元々…ないではないか…}}} } ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー サボが世界の真実を伝えようとするのと同時刻、イムがルルシア王国の地図に×印を付けると、&bold(){ルルシア上空に巨大な影が現れ、島全てを覆い尽くすほどの謎の16本の光線が降り注ぎ、&color(red){ルルシア王国は一瞬にして島ごと消滅してしまった}……}((このシーンが放映されたアニメ1089話では、薄暗い雲の上が緑色に光っており、その後赤色の光線が無数に降り注いだ。(イムビーム))) **未来島エッグヘッド編 革命軍のもとに生還したサボにより、ドラゴンとイワンコフとの3人のみの間で、世界会議の舞台で目撃した真実が語られる。 世界会議の4日目には、[[コブラ王>ネフェルタリ・コブラ]]が虚の玉座の間にて800年前アラバスタを統治していた女王“&bold(){リリィ}”と“&bold(){[[Dの一族>Dの一族(ONE PIECE)]]}”の事を五老星に質問しているのを電伝虫で聞いていたのか、イムが突如コブラ王達の前に姿を現す。 何か知っているのか驚愕するコブラの前で&bold(){&color(white,black){「&color(#F54738){リリィ}……」}}と呟き、虚の玉座に腰を下ろした。 コブラは本来いるはずのない「世界の王」に対して、最初の20人の内の1人のある人物を思い出し、イムにその事を問うがイムは自身の詮索をしない様にと釘を刺す。 そしてイムは世界中に散らばる&bold(){“D”の名を持つ人物達が世界政府にとってどういう存在であるのか}といった事や、&bold(){800年前のリリィのミスによって世界に[[歴史の本文>歴史の本文(ONE PIECE)]]が散らばった事が起因で[[“D”の名を持つ者達>Dの一族(ONE PIECE)]]が世界に湧き出ている事}を話した。 先程のコブラの話の不審点に気づいたイムはその点を指摘しつつ、リリィのミスが本当にミスだったのか或いは&ruby(●●●){計画的}だったのかを確かめるため、ネフェルタリ家に代々伝わる手紙の送り主の名前を言うよう迫る。 コブラはこの部屋でイムを見た事で自分は助からないと悟り、腹を括り手紙の送り主の名は“&bold(){ネフェルタリ・D・リリィ}”であると正直に告げた。 それに対してイムは一瞬俯く様な仕草をしたが、直後に用済みと言わんばかりにコブラを攻撃した。 だが、そこに話を聞いていたサボが乱入しイムと五老星に攻撃を仕掛けるも、侵入者の存在に憤ったイムは五老星共々&bold(){異形の姿をした何かに変貌する}。 コブラを連れて逃げようとするサボにも難なく攻撃するが、コブラがサボだけでも逃がそうと庇い立てたため、そのままコブラにトドメを刺した。 また、この様子を壁穴から[[ワポル>ブリキのワポル]]がこっそり覗いていたが、惨劇を目の当たりにして見てはいけないものを見てしまったことに戦慄し、その場から即座に逃走した。 その後は、[[ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]が発明した&bold(){「マザーフレイム」}なるエネルギーを使用するため、上記のルルシアに攻撃目標に設定し攻撃した。 なお、ルルシアを攻撃目標にしたのは&bold(){&color(white,black){「&color(#F54738){近い}」}}という[[%%どこぞのバスケ漫画の登場人物の進学理由みたいな%%>流川楓]]理由から。 マザーフレイムの詳細は不明だが、革命軍の会議にて[[ドラゴン>モンキー・D・ドラゴン]]から ・ベガパンクが直接人を殺害する様な兵器を作るとは考えにくい ・古代兵器なら辻褄が合う ・なぜ今まで使わなかったのか といった意見が出ていることから、マザーフレイムは古代兵器の運用に必要な動力か何かという考察が一部の読者の間でされている。 そう考えると「近い」という理由も、試運転で問題が起こった場合に対処しやすいからと考えられている。 更に、&bold(){&color(white,black){「&color(#F54738){ビビ}が欲しい………」}}と五老星に告げている。 また、サボから事の真相を聞いた[[イワンコフ>エンポリオ・イワンコフ]]は、前述の通り最初の20人の王の中にイムという名の人物がいたことに加え、&bold(){この世には“不老”になる能力が存在しているが、その情報が正確な形で伝わっているということは誰かが証明したということであり、それはつまり&color(red){世界のどこかに死なずに生きている者がいる}}と推測し、イムが関係しているのではないかと述べてもいる。 そして場面はエッグヘッドに戻り、五老星達全員が[[ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]による世界に向けて真実を語る配信を止めるためにエッグヘッドに向かうが、映像電伝虫を発見できないでいるうちに配信が始まってしまう。 神々の地で天竜人達が内容に怒り狂っている中、イムはただ1人静観し耳を傾けていた。 しかし、鉄の巨人エメトがエッグヘッドにて[[麦わらの一味]]の出航を後押しすべく、体内に封じ込められていた[[ジョイボーイ>ジョイボーイ(ONE PIECE)]]の[[覇王色の覇気>覇王色の覇気(ONE PIECE)]]を解き放つと、遠くからそれを感じ取ったのか絶叫するほどの[[トラウマ]]が蘇った。 #center(){&size(40){&bold(){&color(white,black){&color(#F54738){うわああ}あああああああ!!!}}}} #center(){&bold(){ドクン ドクン}} #center(){&bold(){&color(white,black){ハァ…ハァ…}}} #center(){&sizex(7){&bold(){&color(white,black){(&color(#F54738){ジョイボーイ}!!!)}}}} エッグヘッドでの戦いが終結した後、[[サターン聖>ジェイガルシア・サターン聖]]が&ruby(ジョイボーイ){[[麦わらのルフィ>ニカ(ONE PIECE)]]}を取り逃がしてしまった失態を許さず、[[命乞い]]も聞き入れることなく遠隔で彼を粛清。 #center(){&sizex(5){&bold(){&color(white,black){サターン…なぜ逃がした&br()“&color(#F54738){&ruby(●●●●●●){ジョイボーイ}}”を}}} } サターン聖の肉体から黒い何かが吹き出すと共に急速に干からびさせ、最後に覇気の爆発を起こすと一瞬にして全身を白骨死体へと変貌させた((勘違いによる八つ当たりにみえるが、ルフィはいわずもがな、ジョイボーイの覇気を内包した巨大ロボ『エメト』を匿ったのは他ならぬサターン聖であり(結局それで手痛い目にあっている)、どの道「逃がした」のには変わりはない。))。 科学防衛武神の後釜には、神の騎士団最高司令官のフィガーランド・ガーリング聖が選ばれ、イムも選定に関わったものと思われる。 **エルバフ編 #center(){&sizex(5){&bold(){&color(white,black){(何を&color(#F54738){グズグズ}してる…)}}} &sizex(5){&bold(){&color(white,black){(“聖地”は&color(#F54738){今…火の海}だ)}}} &sizex(5){&bold(){&color(white,black){(確実に&color(#F54738){戦力を要する}のだ)}}} &sizex(7){&bold(){&color(white,black){ムーが見せてやる…!!!}}} &sizex(7){&bold(){&color(#F54738,black){神の支配}&color(white,black){!!!}}} } 神の騎士団が未だにエルバフの制圧が完了していない事に業を煮やしたのか彼らにテレパシーを送る。 そして、メンバーの1人である&bold(){軍子の肉体を支配し}実力的なエルバフの支配を目論む。 軍子の身体を支配すると周辺一帯をとんでもない密度と規模の覇王色で事実上制圧し、キリンガムとソマーズに命令を出しつつ動き出す。 エルバフは王が不在故に人質に取った子供たちがいても交渉すべき相手がいなかったため、実質的なトップである[[ドリーとブロギー>ドリー&ブロギー(ONE PIECE)]]に王としてエルバフを支配するよう命ずる。 二人は当然の如く応じるはずもなくブロギーに掴みかかられるが、ショットガンのような銃を召喚してブロギーの左腕を吹き飛ばし脱出。 さらに巨兵海賊団全員を「&bold(){&ruby(アー・クワール){悪魔契約}}」「&bold(){&ruby(ドミ・リバーシ){黒転支配}}」で支配下に置き、キリンガム聖の生み出した「&bold(){&ruby(ムーマ){MMA}}」と共に進撃させ、エルバフの制圧に動き出す。 ちなみに契約を結ぶ際、ブロギーには「山ひげのヤルルの首を取って空に掲げ『我々がエルバフの王だ』と宣言しろ」という命令を下している。 #center(){&sizex(5){&bold(){&color(white,black){悪くないな…&color(#F54738){これが"エルバフ"の力}か…!!!}}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(white,black){滅ぼしはせぬ…&color(#F54738){統治する国}だ}}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(white,black){───しかし&color(#F54738){こいつらがいかに戦争で役立つか…}少し見ておこう…!!}}}} *【余談】 ・&bold(){モチーフ?} その名前は「仏」のかけ字、あるいは「海」の逆読み(イム→IMU→UMI)とも取れる。 前述の「ネロナ」という名字も「神」を分解したものと思われる。 日本の仏教には「神とは、仏が形を変えて現れた仮の姿」とし、仏を主、神を従とする&ruby(ほんじすいじゃく){本地垂迹}(説)という思想がある。 劇中で「神」と形容される天竜人の真の頂点が「仏」とも読めるイムなのは、何か意味があるのだろうか? 世界政府の構造は、[[陰謀論]]で良く語られる「イルミナティ」がモデルだと言われているが、これに当て嵌めた場合、組織の頂点であるイムの立ち位置は「&bold(){悪魔}」である。 しかし「大仏」になる「悪魔」の実を食べて世界政府にて「君臨する正義」を掲げている人物なら[[もうすでにいるが……>センゴク(ONE PIECE)]] ・&bold(){初登場} 非常に重要なポジションでありながら、初登場は90巻906話、その名と立場が明かされたのは908話とかなり遅い。 というか物語も終盤に差し掛かった辺りである。 一応、79巻793話のドレスローザ編終盤にてサカズキが五老星に向かって問いただした&bold(){「あんたらの…もっと上からの指示っちゅう事ですかい?」}というセリフから、&bold(){世界政府最高権力者である五老星を越えるさらなる絶対権力者が存在する}ことは示唆されていた。 しかしこのセリフが出た当時は、五老星が天竜人である事実はまだ本編で明かされておらず、五老星の風貌・言動共に一般的な天竜人像とはかけ離れていたことも相まって、&bold(){五老星はあくまで下々民の最高権力者であり、その権力も天竜人には遠く及ばない}&s(){五老星の権力しょっぼww}というのが、考察勢の大方の予想であった。 その後、907話にて&bold(){五老星は天竜人の最高位}という設定が明かされたことで、当時の考察勢は疑問で沸き立ち、その答えが908話にて五老星が跪く前で堂々と虚の玉座へ腰かけたイムであった。 まさに&bold(){徹底した情報統制の賜物}といえるだろう。 読者の間では「イムが[[ONE PIECE]]の[[ラスボス]]になるのでは?」という予想も多いが…? ・&bold(){五老星} 上述の通り、五老星は「世界貴族の頂点」とされているが、一般の世界貴族に見られるような独特の言葉遣い、閉鎖環境における洗脳教育ゆえの露骨な差別意識などはなく、スーツや和服を着て刀を所持していたり傷跡があったりと叩き上げにも見え、明晰な頭脳を持っていて「空白の100年」も詳しく知っていたりネフェルタリ家をわざわざ800年前のことを引き合いに出して「裏切り者」と評している。 イムとの関係や、その年齢が見た目通りなのかも含め、謎が多い。 ・&bold(){幻の部屋} パンゲア城の警備業務を担う衛兵は城の広さに反して少なくなっているらしい。 衛兵達の間では衛兵の数が減っているのは「幻の部屋」を見てしまったからだと噂が流れているが、この幻の部屋がイムが普段居る「花の部屋」なのかは不明((虚の玉座がある部屋は玉座の存在自体は公になっており各国の王達も出入りするため幻[[というわけ]]ではない。))。 また幻の部屋の噂自体はあるものの、それを口にすること自体はかなり危険を伴う事の模様で革命軍による聖地襲撃で大混乱しているパンゲア城を巡回していた衛兵の1人が「ここのフロアの衛兵減ってないか?」と話したら仲間が「あれじゃないか?幻の部屋を見たから」と冗談めいた途端に「冗談でも言うな」と他の兵から注意された。 ・&bold(){電伝虫} 1086話のシルエットにて、イムの使う[[電伝虫]]にはイムのものと同じ形の王冠が付いていることが判明した。 ・&bold(){不老} 上記の通りイワンコフによると作中世界には不老となる能力が存在しているとのことだが、この能力が「[[オペオペの実>トラファルガー・ロー]]の不老手術によって得られる能力」なのか「不老になる能力を得られる[[悪魔の実]]が別にある」かどうかは現時点では不明。 但し、&bold(){オペオペの実の不老手術の情報が正確な形で伝わっていることから、&color(red){裏を返せば作中世界には実際に不老となった者が存在している}ことになる……}。 ・&bold(){[[恋するワンピース]]} &s(){カープ女子} イム様コスプレ女子の登場数がワンピース本編より多い。 ちなみにモーダが消すべき灯として冗談とは言えその際挙げられていたが、まさかの展開となってしまった為「恋ピは予言書ではないか?」なんて事態になった。 ・&bold(){アニメ版のCV} アニメの第1118話で遂にイムの声が披露されたが、その声は&bold(){ボイスチェンジャーで加工されており、肝心のキャストクレジットは『イム ???』と表記され、レギュラーである麦わらの一味の声優陣ですら知らされておらず恐らく知ってるのも選出したアニメスタッフ及び原作者である尾田栄一郎のみと徹底してトップシークレット扱いになっている。} #center(){&font(#0000ff){&bold(){wiki篭り ここに!!!}}} #center(){&font(#3d85c6){&bold(){wikiより追記・修正すべき“項目”がまた}}} #center(){&font(#ff0000){&bold(){お決まりでしょうか?}}} #center(){&font(#8602de){&bold(){然らば その項目の名を!!}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,119) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }