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あんたらの…もっと上(●●●●)からの指示っちゅう事ですかい





……誰の差し金だ……センゴクか……!!?

いやァ……!!もっと上(●●●●)だ……!!!





※WARNING※


この項目には、『ONE PIECE』の核心に関わる重大なネタバレが含まれています。

即座に記事を閉じるorブラウザバックするか、ネタバレ覚悟の上お読みください。




















































































登録日:2020/06/01 Mon 23:24:330
更新日:2026/08/07 Fri 01:00:40
所要時間約 13 分で読めるのだ


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ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 ※ご覧の番組はONE PIECEです。 どうあがいても絶望 もっと上 アクマの実 イム イム様 ウジ虫どものトップ オセロ キーパーソン コメント欄ログ化項目 サカズキは知っている ジョイボーイを知る者 トップシークレット ドブネズミの王 ネタバレ項目 ネロナ・イム ネロナ・イム聖 フジテレビの本気 ムー ラスボス候補 ルフィの大嫌いな奴ら←に似ている男 ルフィの大嫌いな男 ロキの宿敵 世界のてっぺんにある地獄 世界の王 世界政府 世界政府を作った加害者 世界貴族 五老星よりも上 他責思考 作中最大の謎 作中最強候補 公には存在しない 冷酷非情 初登場がゾウ編~万国編終了まで 割とトラブルメーカー 割と感情的 唯一王 因果応報 声優不明 天竜人 契約 尾田栄一郎の本気 巨大麦わら帽子 年齢不詳 幻の王 御大 悪魔 情報統制 憑依 最初の20人 最高権力者 東映アニメーションの本気 極秘 権力者 正体不明 洗脳 清々しいまでの悪役 現場主義 真面目が損する 真面目過ぎた男 神に等しい存在 神の支配 美形悪役 花の部屋 虚の玉座 覇王色の覇気 詳細不明 謎が多い 謎の王 運命を狂わせた男 黒幕




”とは…

かつて我々が敵対した者達の名だ


近年各地に湧き出てきた“D”は己の名の意味も知らぬ“抜け殻”共…


しかし
それも800年前のリリィ女王の“大失態”に起因しているのだ……!!

空白の100年”をかぎ回る学者共も然り…!!


宝目当てに“歴史の本文(ポーネグリフ)”を求める海賊共も然り!!
あの日のリリィのミスがなければ!!

歴史の本文”なる忌々しき遺物が
世界中に散らばる事はなかったのだ!!




CV:???

(IMU)とは、漫画『ONE PIECE』の登場人物である。
作中で最も神に等しい存在とされる世界貴族の最高位である「五老星」さえも遥か上座から見下ろす、世界の王。

【概要】

聖地マリージョアのパンゲア城に住み、誰も座ることが無いはずの「(から)玉座(ぎょくざ)」に座ることが許されている人物。
すなわち公式には存在しない、してはならないはずの世界政府に君臨する唯一の支配者」「世界の王」
玉座の性質から表向きには存在しないことになっているが、五老星神の騎士団CP-0といった直属の部下は当然存在を知っており、サカズキなどの海軍上層部もイムの詳細は知らないまでも、五老星が跪く程の謎の者が『存在している』事は少なくとも感づいている模様。

初登場は単行本90巻の906話『聖地マリージョア』。
アニメでは885話『聖地の闇 謎の巨大な麦わら帽子』が該当。

【人物像】

現時点ではシルエットのみの登場でその性別・年齢・容姿は一切不明ながら、そのシルエットから推測するに「引き摺るほどに長いマントと、非常に背の高い冠/帽子」を身に着けているらしいことが分かる。だが、一部の考察ではロジャーがゴッドバレーで顕現した姿を見た時に、イムの事を「黒い化け物」と発言していたため、「実際に黒塗りの姿なのでは?」と挙げられている。
またその目つきは鋭く、アップで映るその目はミホークと同じ三重の同心円となっており、見方によっては輪廻眼のようにも見える。

後述のエルバフ編にて軍子の身体を乗っ取った際には悪魔の様な翼と矢印型の尖った尻尾を生やし、得物として三又の槍を使用しているが、本人が変身した場合の詳細は不明。

五老星は彼に忠誠を誓っており、イムの指示で「歴史より消すべき“(ともしび)”」を消す…つまり世界の均衡を乱そうとする国や勢力、人物を滅ぼす方針を決めていたようだ。

一人称は「ムー」で二人称は「ヌシア」*1
性別は男性。これは天竜人の命名法則では男性が「聖」、女性が「宮」で終わるため。

(から)玉座(ぎょくざ)

世界の中心であるとされるパンゲア城内にある世界政府のマークが刻まれた玉座。
玉座の周囲には800年前の世界政府設立の際に天竜人の祖先となる20人の王が立てた「各国の王は平等、独裁の意志は持たない」「世界にたった一人の王などおらず、パンゲア城の玉座には誰も座らない事こそが平和の証」という誓いの下、王達の20本の武器が玉座を守るように地面に突き立てられている。
それを体現するように天竜人の最高位で世界最高の権力者である五老星も複数人である。
また世界政府加盟国の王は虚の玉座のさらに下方の地面に20人の王と同様の誓いとして武器を突き立てる儀礼がある。

…というのが表向きの体制だが、イムだけは虚の玉座に座すことができ、その御前では5人の王であるはずの五老星すらも跪く。
その事実は、徹底した情報統制により世界全体でみても極一部の人間以外には知らされていない。


ちなみに、玉座が描かれたコマで刺さった剣の本数を数えると19本しかないことについて「20人の王の中に誓いを立てなかった者が居る(=イム)」という考察が存在していたが、五老星に謁見したコブラの口からネフェルタリ家が天竜人にならなかったため19本しかないと説明されたため、この説は否定されることになった*2

【素性】

その正体は、世界政府を作った王たち「最初の20人」の一人であるネロナ・イム聖本人。こちらの名前は一般的にも知られており、コブラ王は既知であった他、イワンコフもサボから話を聞いて「世界の王であるイム=ネロナ・イム聖」と推測した上で、何らかの要因で不老になっているのではと考えていた。

1179話「ネロナ・イム降臨」にて判明した姿は、体の各部に白いタトゥーや斑点模様があるルナーリア族に酷似した姿の、褐色肌の美青年。
額には角があり、これは2度のカーブにより「S」の字を象ったような形に伸びている*3
動物系の覚醒に見られる羽衣状のオーラは、イム自身の目と同じものが並んだ漆黒の月輪と言うべき形状になっている。
移動時には軍子に憑依していた時の羽とは形状が違い、鳥の様な形をした翼を生やしている。
足元周りには三つのドクロをあしらった帯のようなものが展開され、上半身には「深海契約」のマークをあしらったマントを羽織っている。
武器も有しており、刃がジグザグ状になっている黒い槍の様なものを帯刀している。

今まで見せていた黒いシルエットのような姿との関連はもとより、そもそもこれが真の姿なのか否かも現状では不明である。

【戦闘能力】


ムーの支配の下

常識と理性はヌシアを縛らぬ!
『悪魔』こそ生命のあるべき姿!!


詳細不明の「アクマの実」なる能力の持ち主。
これまでの悪魔の実の能力者は「◯◯◯◯の実の能力者 ◯人間」といった紹介をされていたが、イムに至っては「能力:アクマの実」という表記でこれまでの能力者とは一線を画す紹介がされている。
また、これが悪魔の実の能力なのかすら不明であり、「アクマの実」と言われる能力を持っていると予想する読者もいる

下記のように多彩な能力を扱う上、覇王色の覇気までも使用。
その覇気の強さはカイドウを倒し、五老星の襲撃を乗り越えたルフィですら「もういいわかった!!!」と戦慄し、ロキ「デタラメな覇気」と驚愕する程である。
また、ギャバンはこの覇気に覚えがあるらしく*4 陽界から放たれた覇気を感知した時には「オイオイこの覇気」と驚愕していた。一方でエルバフに本人が顕現した時には接近するイムを感知した際に「ゴッドバレーでも感じた事のない覇気」と述べており、サターン聖や軍子に憑依していた時とは様子が違う模様。

これとは別に、自身が聖地の外へ出向く際には五老星や神の騎士団と同じく「五芒星」を経由するが、エルバフに現れた際には五老星同様に黒煙が巻き上がるだけではなく、リズムを刻みながら周囲の木々や建物がまるでホーミーズのような状態で悪魔化し、イムを迎えるように陽気に騒ぎ始めるという怪奇現象が起きている。ただし、イムがその場から立ち去ると何事もなかった様に鎮まり返っている。

だがその反面、本体がパンゲア城の外に出ると著しくコンディションが悪化するという弱点がある。
五老星からは出撃を制止されており、実際にアウルスト城に転移した際には出現直後から頽れ、咳き込みながら吐血を繰り返すという重病人さながらの様相であった。これが影響しているのかロキに鉄雷で宝樹アダムまで吹き飛ばされた後も咳き込んでいる様子であり、ソマーズ聖も「本来外にいられぬお体」と言及している。
しかしそんなコンディションが不調な状態でも

  • ゲルズの指とスタンセンの足を一瞬にして切断。
  • ゾロの閻王三刀龍“煉獄鬼斬り”を尾で受け止め、即座に魔気で攻撃。
  • サンジの蹴りを受け止めてカウンターで魔気を纏った蹴りを叩き込む。
  • 深傷を負っているとはいえハラルドを倒したロキを圧倒する。

など戦闘力は恐ろしく高い。

◆能力(?)

  • 魔導書
魔法陣から本を取り出し、そこから銃、短剣など様々な武器を具現化するといった魔法のような芸当が可能。
それらの武器の扱いにも長け、特に銃はブロギーの腕を一発で吹き飛ばす威力を誇る。

  • 薙刀
刃が稲妻のようになっている長物武器。
切れ味は巨人族の手足を容易に切断できる程で、後述の技で飛び道具のように使用した。
また、これを媒体にして魔気で様々な武器に変形する。

テンプレートな悪魔の尻尾を生やしているが、超反応でゾロの剣術を防ぐスピードと防御を持っている。
恐らくコブラ王を突き刺したものと同じものだと考えられる。

  • テレパシー
念波を介して遠距離にいる者と会話できる。
この時は現地の様子を把握できないようで、状況次第では下記の行いをする。

  • 憑依&融合
配下の者達に憑依することで、現地の様子をリアルタイムで把握できる他に自身の能力の行使可能。
作中では2名に使用し、ゴッドバレーの時はサターン聖に憑依して牛鬼の獣形態に自身の影を上に乗せた融合形態になっていた。
エルバフ編で軍子宮には悪魔のような翼と尾を生やした形態に変化した。

  • 再生能力
五老星や神の騎士団と同様の不死身の能力。
強者6人の同時攻撃を食らってもなお、体が崩壊するだけで致命傷には至っておらず、更には身体をコマ切れにされようとも直様再生する程。ただしこの時攻撃を受けたのはいずれも聖地にいる本体ではなく意識体のようなものであり、判断材料としては難しい。

  • 他者に力を付与する
五老星や騎士団など直属の部下には何らかの形で力を付与させて彼らを凄まじい強さにさせる。
この力の付与には「浅海契約」「深海契約」「深々海契約」と呼ばれる3種の契約が関わっているようで、従刃は“浅海”という簡易的なものだが、それ以降の“深海”と“深々海”は「本当の神からの契約」とより強力なものになる。
模様は政府のマークの十字に丸を重ねたもので、深海に上部に角の模様が加えられる。
エルバフの国王かつ神の従刃メンバーのハラルドは騎士団入りを果たした際に、虚の玉座にて待っていたイムから直々に「深海契約」を受け、この時に五老星が「それで不死身になった」と語っており、ハラルド自身も「何か恐ろしい力を得たようだ」と強大な力に恐怖していた。
後に過去編にて明かされたのは「超人的な剛力」「致命傷や即死に等しい攻撃を受けても再生してしまう不死身」を獲得する。
なお最終段階の「深々海契約」の効力と該当者は不明。だが、神の従刃で浅海契約、神の騎士団で深海契約を結んでいるとなると、彼らよりさらに上の立場の者が結んでいる可能性が高いが、おそらくは…?
ただし、深海契約以降の契約者が死ぬ事は何かしらの代償をイムも背負う様であり、深海契約を結んだハラルドが死んだ事を察知した際には、酷く狼狽えて息切れをしていた。

  • 命の奪略
契約を結んだ者たちはイムによって強大な力と不死不老と思われる生命力を得る。だが作中描写から、その代わりに生殺与奪…もとい、生命そのものをイムに握られる模様。
簡易的な契約の「浅海契約」でも聖地内だと会話等がイムによって筒抜けになってしまう。「深海契約」以降は何処へ離れていてもイムの声が頭に響き、契約者の思考や人格がイムの影響を受けてしまう。
こうなると肉体の制御もイム側に乗っ取られ、やがて人格・精神の方もその影響を受ける。ハラルド曰く「自分の事を神だとでも思うようになる」。
エッグヘッド編のエピローグでサターン聖が「ジョイボーイを取り逃がした」という理由でイムの怒りを買い、黒い霊体のようなモヤが身体から抜けていくと共に、身体は干からびてミイラ化を起こし、最終的に莫大な覇気の爆風で白骨死体と化してしまった。

  • 武器の復元
虚の玉座にて突き立てられている「最初の20人」が用いた武器を後述の魔気にて復元したものとなっている。
技名として扱うほか、末裔である神の騎士団にも譲渡しているが魔気のせいなのかどれも禍々しいオーラを放っている。


これらは五老星と同じくそもそも悪魔の実の能力であるのかすら不明であり、ある意味「ONE PIECEらしくない」能力の持ち主。

◆技

  • 悪魔契約(アー・クワール)
対象の足元に魔法陣を展開して一定の寿命を対価に不死の肉体・異常な怪力といった強大な「力」を与える技。
これは前準備に過ぎず、基本的に下記の「黒転支配」を強化するために使われる。
ネーミングはおそらく「悪」「ワル」の単語の捩り。

  • 黒転支配(ドミ・リバーシ)
対象を悪魔へと変えて己の支配下に置く技。ガープ曰く「呪い」
「悪魔契約」から続けて使用する場合、魔法陣内部の対象の下半身を地に沈めてオセロのコマを引っ繰り返すように魔法陣ごと反転させ、陣の裏側に突き抜けた「影」側を主体として対象の存在自体を反転させるというシークエンスを経る。
後の描写を見る限り、必ずしも魔法陣を介する必要はなく、イムが対象に直接触れていれば術の対象に出来る模様。
この状態の対象は悪魔の翼が広がり、古代巨人族を超える巨体と莫大な力を得られる他、神の騎士団や五老星と同じ不死身の肉体を獲得する*5
この時対象者の精神も反転し、元の人格をベースとしながらも凶暴性と残虐性が著しく増大した精神状態に陥ってしまう。
ただし、強靭な意志を持つ者であれば支配に抵抗できたり支配中から意識を取り戻す事ができる。

また悪魔化した対象2人に挟まれるとその間にいる人間も同じように「引っ繰り返り」、悪魔へと変えられてしまう。
そのため、最初に二人だけこの技で支配すれば、その後はオセロのコマを取るように次から次へと「引っ繰り返し」て自陣に引き込み、イムが労せずとも戦力を簡単に整えられる。
「悪魔契約」によるバフと合わせて被呪者はイムに操られる不死身の化け物と化すため、長期戦を強いられれば相手が一方的に消耗し続けるおまけ付き。

この技単体で使う場合はイム自身の覇気(?)を直接対象に打ち込む形で使用される。「悪魔契約」を経由していないためか、完全な悪魔化・使役には時間がかかり、その場合でも被呪者本来の意識を封じ込めることはできず、見聞色を用いて会話することは防げない。後々の描写から、神の騎士団や五老星が結ぶとされる「深海契約」「深々海契約」はこの技の応用と思われる。

詳細は現状不明だがルフィとロキに仕掛けた際は2人には何の効果もなく、イム本人もどこかそれを理解していた節があった。

現状の有効打は覇王色の覇気による攻撃だけであり、分かっている明確な攻略(解呪?)方法は「体力の限界まで最大限練り上げた“最大質量”の覇王色の覇気を込めた攻撃をぶつけて契約を引き剥がす事」とされている。
ただし現状解呪に成功したのは、分かっているだけだと若い頃のガープとロジャーのみであり、それも「悪魔化したロックスがガードの為に纏っている覇王色を打ち破る為」「全盛期の肉体に近い二人が」「極限まで覇気を練り上げ」「同時攻撃を行い」「かろうじて解呪に成功した」というあまり参考対象にはしづらい状況になる。

そして明かされた正確な能力解除の条件は、一撃で致命傷レベルのダメージを与える事であった。意識を取り戻したドリーとブロギーはお互いの首を切り落として互いに介錯をしたが、次の瞬間肉体がひっくり返り元通りになって復活し、ダメージもなく回復状態になっていた。
だが一方で、チョッパーが悪魔化した巨人に対して、怪物強化を使っているとはいえ致命傷レベルではない攻撃を加えた際には、巨人から影の様なものが引き剥がされて元通りになるという事例もあった。
これはチョッパーの『ヒトヒトの実』の重大な謎であるのか果たして…?

ネーミング元はおそらく英語で「支配する」の意味を持つ「Dominate」と、オセロの原型であるイギリスのボードゲーム「リバーシ」。

  • 魔気(オーメン)
黒い炎を形成して射出する飛び道具。
イム曰く「万物に宿る力」
着弾すると衝撃波や爆風と黒炎を巻き起こすようで*6、作中では手を「6」の形(来迎印)に組んで放つパターンと武器の先端からライフルの感覚で射撃していた。また、自身の攻撃に纏うことも可能でありサンジに蹴りを叩き込む際には同時に爆発も起こしていた。
ソマーズ聖とキリンガム聖の反応から神の騎士団には何らかのバフ効果を付与する様であり、魔気は彼らの背中ではリング状の様に浮いている。
中にはホーミーズの様に意思の様なものもあり、狙った場所への移動や相手の追尾などを行い、イムの戦闘の補助をするものもいる。
この他にも自身の巨大化や薙刀を媒体にした武器の生成、攻撃からの防御など多岐にわたる応用がある。
名前の由来は「前兆」を意味する英語の「Omen」だと思われる。

  • 天罰剣(ネメシス)
魔気で薙刀を十字形の剣に変形させ、上から相手を突き刺す技。
古代巨人族の血を引くロキの巨体を軽々と貫通する程の切れ味。
名前の由来は、ギリシャ神話に登場する「復讐」と「義憤」の女神で、人間が神に働く無礼に対し天罰を下す存在。

  • 日食爆撃(ツィツィミトル)
後輪から無数の魔気の弾幕を放つ技。
魔気には悪魔の様な顔が付けられており爆撃を起こす。
名前の由来はアステカ神話に登場する日食の時に降臨し、世界を滅ぼす力を持つ人食い鬼。「ツィツィミメ」とも呼ばれる。

  • 憤怒剣(グラム)
薙刀に魔気を纏って弧を描くように攻撃する技。
作中では竜形態のロキの雷撃を防いだ。
名前の由来は北欧神話における大英雄ジークフリートの魔剣「グラム」から。
武器としてはシェパード家に伝えられているもので護手と鍔に棘の装飾がされているサーベル。

  • 怨魔剣(スティグマ)
飛ばした魔気を時間差で巨大な剣に変えて相手を突き刺す技。
魔気は顔がついているだけではなくホーミーズの様に意思があり、指定の場所まで移動する事が可能である。
イムが魔気の鈴を鳴らしたらそれに連動して技が発動する。
名前の由来は「聖痕・傷跡」の意味する古代ギリシャ語。

  • 虚無剣(ボーフー)
魔気を後輪を媒体にして刀に変形させる技。
振り翳しただけで周囲の木々の生命力を奪い、一瞬にして広範囲の木々が枯れた。
名前の由来は「混沌」を意味するヘブル語のトーフー・ワ・ボーフーから。

  • 海神剣(フラガラッハ)
虚無剣同様に生命力を奪う剣。
名前の由来はケルト神話に出る光の神ルーが、航海の神マクリルから授かった剣

  • 刑天の斧
巨大な斧で高熱を帯びている。
元ネタは中国神話に出てくる一度は戦いに破れて首を斬り落とされるも胸の箇所に目と口が出来て蘇った怪物「刑天」。元ネタの方も盾と斧を持っている。

  • 聖命槍(ロンギヌス)
リモシフ家に伝わる槍。
由来は天から落ちてきた金属で造られたロンギヌスの槍。イエス・キリストの死を確認するために用いられた。

  • 混沌剣(トーフー)
  • 村正
ソマーズ聖のセリフに登場。詳細は不明だが、最初の20人が使っていた武器。
名前の由来は「混沌剣」は前述した虚無剣と同じくトーフー・ワ・ボーフー。村正は室町から江戸時代に存在した刀工一派と彼らの製作した日本刀で妖刀して恐れられている。

【作中での行動】

◆過去

62年前、「双極の瞳」に覚醒したシュリ姫を確保する為に出向いたグロウ聖と同行しエスペリア王国へと向かう。その時は以津真天と思われるものに憑依した状態だった。
シュリ姫に関する素性を喋り続けるグロウ聖を牽制しその場を後にした。

56年前、世界会議(レヴェリー)を襲撃してきたロックス・D・ジーベックが「花の部屋」に侵入し5人の王達の命を人質に取ってきたが、「王達の命など ムーには何の脅しにもならぬぞ」と気にもかけていない様子でいた。
だが、当のロックスは「デービー・ジョーンズの崇拝者」だと語ってそれ以上の事はしなかったが、「おれは戻ってくるぜ……!!!ここへ(●●●)!!!」と宣戦布告とも取れる様な言葉を言い残してきた。

38年前、ゴッドバレーで戦況を静観していたサターン聖に、「(サターン…… ロックスは死んだのか?)」とテレパシーを送る。だが混沌を極めつつある戦況をサターン聖も正確に把握できておらず、むしろ「激しすぎる“破壊”は…また新しい何かを 生み出しそうな危うささえ感じます」と予測。
それを聞いたイムは「(……!! そうはさせぬ……)」と次の瞬間サターン聖の肉体に憑依し、牛鬼の姿と融合した異形の形へと変貌
ロックス、白ひげ、カイドウの前に立ちはだかる。

降臨した矢先、海賊や海兵問わず目障りとして無差別に攻撃を開始。
ドブネズミの王とロックスに揶揄され、ロックスの事を“デービー・ジョーンズ”と呼ぶが人違いと否定される。だが、歴史からデービーの血筋を消す為に問答無用でロックスへ攻撃をした。


ムーの世界は まだ未完成である!!!

お前の世界じゃねェよ!!!


ロックスと激闘を繰り広げるが、白ひげとカイドウが加勢に入ろうとし、更にその場へ駆けつけて来たリンリンロジャー「援護」と称してガープが攻撃体制となり、
拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)”、“神避(かむさり)”、“深淵の呪い(パンデモニウム)”、“破空阿(ハクア)”、“威国(いこく)”、“龍”(恐らく後の熱息(ボロブレス))……と、強者達の同時攻撃を食らう。
これには流石のイムも肉体が崩壊するダメージは受けたが、致命傷には至っておらず再び再生を始めていた。
そして、島から離れようとしているエリスとティーチを見つけ、彼女らを有害な命と称した。
これを聞いて弾かれるように斬りかかって来たロックスを捕らえると、


ムーは何もせぬ……
ヌシアが一族を根絶せよ……!!
妻と子を惨殺せよ……

“黒転” “支配“


ロックスを支配下に置くべく悪魔化するが、その間にロックスに「デービー・D・ジョーンズこそが世界の王」と指摘されて激昂。
また、デービーとジョイボーイの2人を恐れているとロックスに看破されるが、イムは「… 夢を見るな!!」と否定し、あんな奴らは2度と現れないと言い張った。

ロックスを完全に支配すると、「ゴッドバレーに関わった全ての命を消せ……!!」と命令し、その場にいたリンリンやカイドウ、白ひげ達を攻撃させた。遠方からロックスが妻子を襲う姿を見て、次に「(島中の命の灯を消せ…)」と命令。


サターン聖に憑依したまま島から撤退し、「あの島はなかったものとする…よいな」と命令した。

14年前、エルバフを加盟国にすべく神の騎士団の騎士となるチャンスを得たハラルドと対面。彼に深海契約を結ばせ不死身の力と膨大な力を与えた。ハラルドにエルバフへ帰還後に五芒星を作る様に指示を出した。
その後、ハラルドがエルバフへ帰還しアウルスト城の王の間に五芒星を作ると、ハラルドに次の様に命令する。


国を挙げて戦士の軍団を組織せよ!!!
「海軍」に並ぶ「巨兵船団」を立ち上げ世界に貢献せよ それが…


これを聞いたハラルドは困惑し、それに似た代替案を提示するが、イムは聞き入れる事はなかった。
そして、深海契約によりハラルドの肉体を服従させ操ろうとする……。

だが、何者かによりハラルドが殺害された事を察知し、酷く狼狽えてしまう。
五老星から騎士団の団員をエルバフに刻まれている五芒星を介して調査に向かわせる様に進言されるが、「また騎士が死ぬだけだ ムーにしても“契約”は代償を伴うのだぞ!!」と激昂して却下した。

結果、ハラルドを人間族にへりくだってでも異種族との繋がりを持とうとした異端者と見なし、不用意に政府に取り込めば内部から崩壊すると結論付けた。


歴史はウソをつかぬ 我々は相容れぬのだ…
忘れるな「エルバフ」は“D”である……!!!


世界会議(レヴェリー)

世界会議(レヴェリー)開始とほぼ同時刻に本編初登場で、2枚の手配書を手に独りでパンゲア城の地下施設に赴き“国宝”を確認。
その後「花の間」で蝶と戯れていた所を、御付の者から五老星が玉座の間に到着したとの連絡を受け、虚の玉座へと向かう。
その足元には、バラバラに引き裂かれたルフィティーチの手配書と、顔部分に剣が突き立てられたしらほし姫の写真が…。
一方で「20人の王」の末裔で唯一マリージョアへの移住を拒否したネフェルタリ家のビビには何か思うところがあるようで、写真を見ながら物思いにふけっていた。



おお、イム様……!!





“五星” ここに!!!




そして虚の玉座にて、五老星の前に姿を表す。
「歴史より消すべき“灯”」の存在を示され、その者の名を挙げるよう指示を仰がれたところでフェードアウト。
この時点ではまだ口を開くことはなかった。

ワノ国編終幕後

世界会議にてアラバスタ王国のコブラ王暗殺疑惑が取り沙汰されていたサボがルルシア王国に潜伏しつつ革命軍本拠地に通信を入れ、自分が無実であることと「虚の玉座」の驚愕の真実を伝えようとしていた。
同時に、海軍の通信部がこのやり取りを傍受しており、彼の居場所を突き止めることに成功していたが、突如通信部へ電伝虫を切るよう指示が入り……




通信部、よく聞け…………

お前達は何も探知していない

何も傍受していない…


「ルルシア王国」?

─そんな国は……





元々…ないではないか…





サボが世界の真実を伝えようとするのと同時刻、イムが地図上のルルシア王国に×印を付けると、ルルシア上空に巨大な影が現れ、島全てを覆い尽くすほどの謎の16本の光線が降り注ぎ、ルルシア王国は一瞬にして島ごと消滅してしまった……*7


サボ君?サボ君!?


◆未来島エッグヘッド編



聖地マリージョアで起きた
本当の事(●●●●)」全部話すよ…!!!


革命軍のもとに生還したサボにより、ドラゴンとイワンコフとの3人のみの間で世界会議の舞台で目撃した真実が語られる。

世界会議の4日目にはコブラ王が虚の玉座の間にて800年前アラバスタを統治していた女王“リリィ”と“Dの一族”の事を五老星に質問しているのを電伝虫で聞いていたのか、イムが突如コブラ王達の前に姿を現す。
何か知っているのか驚愕するコブラの前でリリィ……」と呟き、虚の玉座に腰を下ろした。

コブラは本来いるはずのない「世界の王」に対して、最初の20人の内の1人のある人物を思い出し、イムにその事を問うがイムは自身の詮索をしない様にと釘を刺す。
そしてイムは世界中に散らばる“D”の名を持つ人物達が世界政府にとってどういう存在であるのかといった事や、800年前のリリィのミスによって世界に歴史の本文が散らばった事が起因で“D”の名を持つ者達が世界に湧き出ている事を話した。

先程のコブラの話の不審点に気づいたイムはその点を指摘しつつ、リリィのミスが本当にミスだったのか或いは計画的(●●●)だったのかを確かめるため、ネフェルタリ家に代々伝わる手紙の送り主の名前を言うよう迫る。

コブラはこの部屋でイムを見た事で自分は助からないと悟り、腹を括り手紙の送り主の名は“ネフェルタリ・D・リリィ”であると正直に告げた。
それに対してイムは一瞬俯く様な仕草をしたが、直後に用済みと言わんばかりにコブラを攻撃した。

だが、そこに話を聞いていたサボが乱入しイムと五老星に攻撃を仕掛けるも、侵入者の存在に憤ったイムは五老星共々異形の姿をした何かに変貌する
コブラを連れて逃げようとするサボにも難なく攻撃するが、コブラがサボだけでも逃がそうと庇い立てたため、そのままコブラにトドメを刺した。
また、この様子を壁穴からワポルがこっそり覗いていたが、惨劇を目の当たりにして見てはいけないものを見てしまったことに戦慄し、その場から即座に逃走した。

その後はベガパンクが発明した「マザーフレイム」なるエネルギーを使用するため、上記のルルシアに攻撃目標に設定し攻撃した。
なお、ルルシアを攻撃目標にしたのは近いというどこぞのバスケ漫画の登場人物の進学理由みたいな理由から。
マザーフレイムの詳細は不明だが、革命軍の会議にてドラゴンから
  • ベガパンクが直接人を殺害する様な兵器を作るとは考えにくい
  • 古代兵器なら辻褄が合う
  • なぜ今まで使わなかったのか
といった意見が出ていることから、マザーフレイムは古代兵器の運用に必要な動力か何かという考察が一部の読者の間でされている。
そう考えると「近い」という理由も試運転で問題が起こった場合に対処しやすいからと考えられている。

更に、ビビが欲しい………」と五老星に告げている。


またサボから事の真相を聞いたイワンコフは、前述の通り最初の20人の王の中に「ネロナ・イム」という名の人物がいたことに加え、この世には“不老”になる能力が存在しているが、その情報が正確な形で伝わっているということは誰かが証明したということであり、それはつまり世界のどこかに死なずに生きている者がいると推測し、イムが関係しているのではないかと述べてもいる。

そして場面はエッグヘッドに戻り、五老星達全員がベガパンクによる世界に向けて真実を語る配信を止めるためにエッグヘッドに向かうが、映像電伝虫を発見できないでいるうちに配信が始まってしまう。
神々の地で天竜人達が内容に怒り狂っている中、イムはただ1人静観し耳を傾けていた。

しかし、鉄の巨人エメトがエッグヘッドにて麦わらの一味の出航を後押しすべく、体内に封じ込められていたジョイボーイ覇王色の覇気を解き放つと、遠くからそれを感じ取ったのか思わず絶叫するほどの何かしらのトラウマが蘇った。


うわあああああああああ!!!


ドクン ドクン


ハァ…ハァ…


ジョイボーイ!!!)


エッグヘッドでの戦いが終結した後、サターン聖麦わらのルフィ(ジョイボーイ)を取り逃がしてしまった失態を許さず、命乞いも聞き入れることなく遠隔で彼を粛清。


サターン…なぜ逃がした
ジョイボーイ(●●●●●●)”を


サターン聖の肉体から黒い何かが吹き出すと共に急速に干からびさせ、最後に覇気の爆発を起こすと一瞬にして全身を白骨死体へと変貌させた*8
なお、科学防衛武神の後釜には神の騎士団最高司令官のフィガーランド・ガーリング聖が選ばれ、イムも選定に関わったものと思われる。


今しがた 命を受けてな
共に世界を良くしよう 同星達よ……!!


◆エルバフ編



(何をグズグズしてる…)

(“聖地”は今…火の海だ)

(確実に戦力を要するのだ)


ムーが見せてやる…!!!

神の支配!!!


ジョイボーイの覇気で動揺したことで考えが変わった、もしくは神の騎士団が未だにエルバフの制圧が完了していない事に業を煮やしたのかは不明だが、彼らにテレパシーを送る。
そして、メンバーの1人である軍子の肉体を支配し実力的なエルバフの支配を目論む。

軍子の身体を支配すると周辺一帯をとんでもない密度と規模の覇王色で事実上制圧し、キリンガムとソマーズに命令を出しつつ動き出す。
エルバフは王が不在故に人質に取った子供たちがいても交渉すべき相手がいなかったため、実質的なトップであるドリーとブロギーに王としてエルバフを支配するよう命ずる。

二人は当然の如く応じるはずもなくブロギーに掴みかかられるが、ショットガンのような銃を召喚してブロギーの左腕を吹き飛ばし脱出。
さらに巨兵海賊団全員を「悪魔契約(アー・クワール)」「黒転支配(ドミ・リバーシ)」で支配下に置き、キリンガム聖の生み出した「MMA(ムーマ)」と共に進撃させ、エルバフの制圧に動き出す。

ちなみに契約を結ぶ際、ブロギーには「山ひげのヤルルの首を取って空に掲げ『我々がエルバフの王だ』と宣言しろ」という命令を下している。


悪くないな…これが"エルバフ"の力か…!!!

滅ぼしはせぬ…統治する国

───しかしこいつらがいかに戦争で役立つか…少し見ておこう…!!


状況を暫く静観していたが、這ってやって来たブルックが軍子の本来の名前である“シュリ姫”について言及し、一時的に軍子が記憶を取り戻してしまう。
それによりアロアロの能力を解除してしまい、一味や連行している子供達に影響を与えてしまった。
直様支配を強めて再度軍子の肉体を掌握し、突如現れたブルックに憤慨し彼と交戦。
更に、ブルックを助けに来たウソップとも対峙し、彼から「卑怯な戦術で支配などせず正々堂々と戦うべき」と糾弾されるが「“支配者”は… 手など汚さぬ…」と一蹴。
そして、そこに駆けつけて来たルフィとロキと対峙し、彼らとの戦いが幕を開けようとしていた。


おい ロキ!!おれ キレた

おれは元から許す気はねェ

従うか……死ぬかだ……
“ニカ”!!“ニーズホッグ”!! この戦いは「世界」を分けるぞ


ロキの姿を見たイムは数年前に報告のあった「政府の船を沈める巨人族の船長」と、時を同じくして噂された「巨大飛行生物の目撃談」があった事を思い返し、それがロキであると断定。
ルフィとロキに黒転支配を使うが効果はなくイムもそれを理解していたかの様に「(──だろうな… やはりヌシア達は…)」と何か言いかけようとするが、すかさずルフィからゴムゴムの白い(ドーン)銃乱打(ガトリング)を喰らい、間髪入れずロキからの原始世界(ニブルヘイム)により軍子の肉体諸共凍結させられてしまう。だが、即座に軍子の肉体から憑依を解除して一時撤退した。

花の部屋にいたイムは電伝虫で五老星に連絡を取り次の様に伝える。


……「五老星」……

ムーは少々……「聖地」を空ける


イム本人が出陣する突然の宣言を受け、五老星は動揺。
パンゲア城の外に出ることがあらゆる意味で危険なイムはここに残るべきであり、「海軍大将の派遣」または「五老星による再度出陣」の提案をウォーキュリー聖が力説するが、それを「──もう偶然ではないのだ」と一蹴。


『驕り』『怠惰』『疎外心』『プライド』……今すぐ全てを捨てろ!!!

すべては「必然」…!!!


と逆に五老星達へ強く発破をかける。
イムの脳裏には時代に影響を与えてきた者達や変革を伴おうとする者達、そして800年の時を超えた因縁を持つ者達の姿が思い浮かんでいた。


始まっていたのだ ずっと前から…

聖地を任せた


そう言い残しそのまま五芒星でアウルスト城へ転移して膨大な覇王色を放出。
出現直後から重篤な不調に苦しみながらも、その体を突き破るようにして変貌、尖塔の上にその姿を現した───

即座に西の村へと向かい、ソマーズを捕らえていたゲルズの指を切断する。只者ではないと察知し迎撃態勢に入ったゾロとハイルディンだが、得体の知れない危険を感知してハイルディンを庇ったスタンセンの足を切断。更に攻撃を仕掛けてきたゾロとハイルディンを“魔気”で一蹴し、戦闘不能に追い込んだ。
ソマーズに魔気を付与して直様任務に戻る様に指示すると、移動中に氷漬けにされている軍子を見つけ、魔気を用いた狙撃で爆撃。
その後キリンガムが拘束されていたセイウチの学校付近へ赴き、そこでサンジと対峙。キリンガムを解放して彼にも魔気を付与した。立ちはだかったサンジの蹴りを受け止めてカウンターで魔気を纏った蹴りを喰らわせて一蹴。
そして遂に、14年前のハラルド殺害の犯人のロキと対峙した。
重要な手駒を失った恨み言をロキにぶつけるが、当然ロキも父を奪った仇敵を前に激昂。

ロキによる怒りの猛追をも軽々と躱してものとせず、魔気を応用した攻撃で圧倒。
イムはロキに支配による神の力を与えようと唆すが、ロキはそれを拒絶。そこでジョイボーイと語り合っていた過去を一瞬想起し、天を仰ぎ彼の名を膨大な覇気を放出しながら叫んだ。

「支配」こそが… 世の幸福である…!!

(──そうだろう?)

そうだろう!!?ジョイボ〜〜イ!!!

だが、ロキも負けじと反撃に出てイムを鉄雷(ラグニル)で宝樹アダムへと吹き飛ばし、ニーズホッグに変身して雷界(トールヘイム)で追い打ちをかける。
雷界を相殺するがイムはニーズホッグを見て(帰って来たな…)と笑みを浮かべた。

戦いの中、執拗に子供を習い続ける事をロキから非難されるが、イムはそれには800年前の因縁に関わっているものだからだと明かす。
その因縁について明かそうとする中、エネルギー満タンで復活したルフィが戦線復帰し、覇王色を纏った渾身の拳を喰らって吹っ飛ばされてしまう。だが、即座に魔気をルフィとロキに飛ばし、ロキに天罰剣で貫通した場所へ魔気が纏わりつくと、鈴を鳴らして怨魔剣を発動。これによりロキの傷口を広げて彼を吹っ飛ばしノックダウンさせる。
ルフィにも同様に怨魔剣を発動するが、ルフィは直様魔気が着いたマントを脱ぎ捨てギア5へ変身する。

現れたなジョイボーイ!!

色んな名前で呼ぶんじゃねェよ!!!
おれはルフィ!!!
“海賊王”になる男だ!!!

ジョイボーイの姿をルフィに重ね苛立ちを見せつつも、彼の攻撃をいなしていく。
虚無剣で周囲の木々を枯らしてルフィの姿を捉え、魔気に追われていたルフィに超スピードで迫り、彼の胴体を剣で貫いた。

わかっている… お前がジョイボーイじゃない事ぐらい!!

ジョイボーイなら…こんなに弱くない…!!!


【関係者】

表向きは世界政府の最高権力者として知られているが、実際はイム直属の部下。
有事の際に彼らに指令を出し、五老星は海軍やCP0などを指示させている。
彼らはイムによって不老不死の肉体を得ている。

こちらは作中のやり取り等からイムの私兵という扱いで、五老星と同様に不死の力を得ている。
騎士団員からは「あの方」「御大」と呼ばれている。
基本的に敬意を払われているが、ソマーズ聖に関しては自分のミスをイムに押し付けようとするなどあまり慕われてはいない模様(ソマーズ聖の性格の悪さもあるだろうが)。

  • 側近
現時点では名前や容姿は不明の召使いポジション。
イムに伝達などを担当している。
アニメ版のCVは女性声優が担当していた。

  • ネフェルタリ・リリィ
800年前の世界政府創設にかかわった20の王族の「ネフェルタリ家」初代女王。
前述した一件なのか末裔のビビに異常な執着をみせている。
また、花の部屋には彼女の肖像画らしきものが飾られている。

五老星に直接会いに来た時にリリィの言葉を耳にしたことでコブラ王の前に突如と姿を見せた。
イムの姿を見てしまった事で逃れられなくなり、最終的に命を落とした。

リリィの一件からか、「ビビが欲しい」と執着している。
世界会議にて一度はCP0に捕らえさせたが、後述のワポルを利用して聖地から脱出された。
その後はワポルと共にモルガンズに匿われており、父の死を知った最初こそ悲嘆に暮れていたが即座に立ち直った様子。

政府側は想定してなかったイレギュラーその1。
世界会議中のくま奪還作戦の最中、コブラ王を助けようと五老星とイムと戦うも自身は深手を負い、コブラ王殺害の罪をなすりつけられる。
だが、それは皮肉にも世界中に革命の炎が燃え広がるきっかけになってしまった。
紆余曲折を経て革命軍の元に帰還し、ドラゴンとイワンコフに虚の玉座の真実を伝えた。

政府側は想定してなかったイレギュラーその2。
理由は不明だが、壁に開いていた穴から虚の玉座の間にて起きたイム、五老星の変身形態、コブラ王の殺害の様子を見ていた。
イム達に殺される事に恐怖して、逃げ出す途中でCP0に捕まったビビから渡りに船同然で共に聖地から逃げ出して最終的にモルガンズに匿われる。

イムを把握している現時点では唯一の四皇
経緯は彼の項目参照だが、過去に短期間だが聖地にいたことがあり「神の従刃」として騎士団等と関わった際にイムという世界の王を知った模様。
エルバフに住んでいたギャバンと再会した時に「世界政府の頂点はイムという奴で“御大”と呼ばれている」「選ばれし者は奴から契約と紋章を入れられる」「契約を受けた者は人外離れの怪力と不死身の再生力を与えられる」と話しており、この関係でギャバンもイムの存在を知ることになった。

理由は不明だが、彼に対して憎悪と恐怖を抱いている。
前述のジョイボーイが遺した覇王色の覇気を感知した時には発狂していた。
だが、在りし日の過去では彼と仲睦まじく談笑していた姿があり、ロキに支配による幸福を説いている時に彼の名前を雄叫びの如く叫んでいたため、単なる憎悪やトラウマ以外にも何かしらの感情を抱いていると思われる。

新たな四皇で、いくつもの政府に関する大事件を引き起こした首謀者。そして新時代の“D”。
ルフィ自身は当然のようにイムの事など知るわけがなく、ただムカつく奴をぶっ倒したら天竜人だった、カイドウ戦で覚醒した力が実は大昔に畏れていた存在だった、抹殺対象を偶然護っていたら隠匿した情報を世界に知らされて政府の威厳に泥を塗っていた…など、知らずして因縁を作っていった。
エルバフにて遂に対峙する。

エルバフの王ハラルドの息子で、尊敬するロックスがゴッドバレーで散ったこと、父親が政府に利用されていた事を知り政府打倒を掲げる。
彼が獲得した悪魔の実が幻獣種「ニーズホッグ」だと知ると「そこにいたのか!!」と語っていたので過去にニーズホッグの能力者とは因縁があるようで、エルバフでニーズホッグに変身したロキを見た時には「──またこの世で会う事になろうとは… 裏切り者(・・・・)が…!!」と笑みを浮かべながらもそう吐き捨てていた。


【余談】

  • モチーフ?
その名前は「仏」のかけ字、あるいは「海」の逆読み(イム→IMU→UMI)とも取れる。
前述の「ネロナ」という名字も「神」を分解したものと思われる。
日本の仏教には「神とは、仏が形を変えて現れた仮の姿」とし、仏を主、神を従とする本地垂迹(ほんじすいじゃく)(説)という思想がある。
劇中で「神」と形容される天竜人の真の頂点が「仏」とも読めるイムなのは何か意味があるのだろうか?
世界政府の構造は、陰謀論で良く語られる「イルミナティ」がモデルだと言われているが、これに当て嵌めた場合、組織の頂点であるイムの立ち位置は「悪魔」である。

しかし「大仏」になる「悪魔」の実を食べて世界政府にて「君臨する正義」を掲げている人物ならもうすでにいるが……

なおその他にも配下が妖怪だったり、名前が「エロイムエッサム」のイムだったりするなど元ネタは水木しげるなのではないかという声も。

  • 初登場
非常に重要なポジションでありながら、初登場は90巻906話、その名と立場が明かされたのは908話とかなり遅い。
というか物語も終盤に差し掛かった辺りである。

一応、79巻793話のドレスローザ編終盤にてサカズキが五老星に向かって問いただした項目冒頭のセリフから、世界政府最高権力者である五老星を越えるさらなる絶対権力者が存在することは示唆されていた。
しかしこのセリフが出た当時は五老星が天竜人である事実はまだ本編で明かされておらず、五老星の風貌・言動共に一般的な天竜人像とはかけ離れていたことも相まって、五老星はあくまで下々民の最高権力者であり、その権力も天竜人には遠く及ばない五老星の権力しょっぼwwというのが、考察勢の大方の予想であった。
その後907話にて五老星は天竜人の最高位という設定が明かされたことで、当時の考察勢は疑問で沸き立ち、その答えが908話にて五老星が跪く前で堂々と虚の玉座へ腰かけたイムであった。
まさに徹底した情報統制の賜物といえるだろう。

これまでのONE PIECEの法則を完全に無視した能力等の要素から、読者の間では「イムがONE PIECEのラスボスになるのでは?」という予想も多いが……?

  • 五老星
上述の通り五老星は「世界貴族の頂点」とされているが、一般の世界貴族に見られるような独特の言葉遣い、閉鎖環境における洗脳教育ゆえの露骨な差別意識などはなく、スーツや和服を着て刀を所持していたり傷跡があったりと叩き上げにも見え、明晰な頭脳を持っていて「空白の100年」も詳しく知っていたりネフェルタリ家をわざわざ800年前のことを引き合いに出して「裏切り者」と評している。
イムとの関係や、その年齢が見た目通りなのかも含め、謎が多い。

  • 幻の部屋
パンゲア城の警備業務を担う衛兵は城の広さに反して少なくなっているらしい。
衛兵達の間では衛兵の数が減っているのは「幻の部屋」を見てしまったからだと噂が流れているが、この幻の部屋がイムが普段居る「花の部屋」なのかは不明*9
また幻の部屋の噂自体はあるものの、それを口にすること自体はかなり危険を伴う事の模様で革命軍による聖地襲撃で大混乱しているパンゲア城を巡回していた衛兵の1人が「ここのフロアの衛兵減ってないか?」と話したら仲間が「あれじゃないか?幻の部屋を見たから」と冗談めいた途端に「冗談でも言うな」と他の兵から注意された。

  • 電伝虫
1086話のシルエットにて、イムの使う電伝虫にはイムのものと同じ形の王冠が付いていることが判明した。

  • 不老
上記の通りイワンコフによると作中世界には不老となる能力が存在しているとのことだが、この能力が「オペオペの実の不老手術によって得られる能力」なのか「不老になる能力を得られる悪魔の実が別にある」かどうかは現時点では不明。
但し、オペオペの実の不老手術の情報が正確な形で伝わっていることから、裏を返せば作中世界には実際に不老となった者が存在していることになる……

カープ女子
イム様コスプレ女子の登場数がワンピース本編より多い。

ちなみにモーダが消すべき灯として冗談とは言えその際挙げられていたが、まさかの展開となってしまった為「恋ピは予言書ではないか?」なんて事態になった。

  • アニメ版のCV
アニメの第1118話で遂にイムの声が披露されたが、その声はボイスチェンジャーで加工されており、肝心のキャストクレジットは『イム ???』と表記され、レギュラーである麦わらの一味の声優陣ですら知らされておらず(イムの収録は他声優陣とは完全に別部屋での別撮りと明かされている)、おそらく知っているのもキャスティングや収録に関わるアニメスタッフ及び原作者である尾田栄一郎氏のみと徹底してトップシークレット扱いになっている。

  • ネタキャラとして
絶望的な強さを見せていた世界の王であるが、
  1. エルバフの戦士を得ようとしたのにハラルドを無理やり操ったことで反故されて失敗、その事を「あの男はイレギュラーだ」と自らの非を棚に上げて他責する*10
  2. リリィ王女や彼女の末裔にあたるビビをやたらと渇望する
  3. ジョイボーイには単なる憎悪だけではなく何か複雑な事情を仄めかしている
など、自らを世界の王と称する割に妙な人間臭さを覗かせている側面がネタにされている。

そのジョイボーイに関しては今の彼にとっては地雷なようで、エルバフ制圧に来た神の騎士団がゲーム感覚で悠長にやっていた上に団員が無様に拿捕された時にもすぐには粛清はせず、「次からは気をつけろ」「相手が相手だ。まさかいたとは」と注意程度で済ませて彼らに更なる力を与えたりと寛大さを見せた一方で、
サターン聖がジョイボーイにあたるルフィをみすみす取り逃がした際には目の前に海軍の中将ら目撃者がいたにも関わらずに粛清を行っている。
それほど余裕を失くしてしまうほどに激重感情を持っているのは間違いなく、その点が彼の人間臭さを更に肉付けしているといえる。





ムーが見せてやる…!!!
wiki籠もりの追記・修正!!!

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最終更新:2026年08月07日 01:00

*1 激怒した際は「お前」になる事もある。

*2 1084話「天竜人殺人未遂事件」

*3 後付けの類ではなく、カイドウやヤマトのような「生来の器官」としての生え方である。

*4 事実、38年前ギャバンもいたゴッドバレーで強大な覇気を撒き散らしながら降臨しており、その島にいた強者達もその強さに驚愕し、高揚していた。

*5 但しこれは元から巨大な巨人族の為、通常の人間ならどの程度まで巨大化するのかは不明

*6 実の所は黒い炎が鋼の銃弾や爆弾に変化したもの。

*7 このシーンが放映されたアニメ1089話では、薄暗い雲の上が緑色に光っており、その後赤色の光線が無数に降り注いだ。

*8 勘違いによる八つ当たりにみえるが、ルフィはいわずもがな、ジョイボーイの覇気を内包した巨大ロボ『エメト』を匿ったのは他ならぬサターン聖であり(結局それで手痛い目にあっている)、どの道「逃がした」のには変わりはない。

*9 虚の玉座がある部屋は玉座の存在自体は公になっており各国の王達も出入りするため幻というわけではない。

*10 この時に五老星の顔はどこか不満や言いたげそうな顔をしていた事からハラルド王に関しては好感度が高かった模様