Young Justice: Lost in the Multiverse

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Young Justice: Lost in the Multiverse - (2024/04/25 (木) 18:22:00) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/06/06 Sat 21:39:15
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&font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます

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&bold(){『Young Justice: Lost in the Multiverse』}は2019年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

#region(作品情報)
『Young Justice Vol.3』#7~#12
発売 2019年7月から
脚本 ブライアン・マイケル・ベンディス
作画 ジョン・ティムス、ダン・ヒップ(#7)、デビッド・ラフエンテ(#7)、アンドレ・リマ・アラウージョ(#9)、ニック・デリントン(#10)
#endregion

日本では未邦訳。

『ヤング・ジャスティス』のマルチバースを巡る冒険と『Wonder Comics』出身ヒーローの集合を描いた作品。

ベンディスが初めて『DCユニバース』のマルチバースを本格的に扱った作品で、作風に合った『Earth-42』と『Earth-26』に加え、
真逆の雰囲気の『Earth-22』と『Earth-3』が登場し、マルチバースの多様性が楽しめる。
またJinny・ヘックスとティーンランタンのオリジンも描かれ、普段の雰囲気から感じさせない重い設定が明かされた。
後半からはベンディスが総指揮を務める『Wonder Comics』のヒーローの集結が描かれ、次章の新たな戦いにつながっていく。



&link_anchor(『Young Justice Vol.3』#7~#10){『Young Justice Vol.3』#7~#10}
&link_anchor(『Young Justice Vol.3』#11~#12){『Young Justice Vol.3』#11~#12}



*&aname(『Young Justice Vol.3』#7~#10,option=nolink){『Young Justice Vol.3』#7~#10}


**&font(#000000){【物語】}
異世界『ジェムワールド』から追い出された『ヤング・ジャスティス』は、マルチバースをたらい回しにされてしまう。
様々な世界を通過したどり着いた『Earth-3』で『ヤング・ジャスティス』は、自分たちの悪の鏡像と戦いを繰り広げる。


**&font(#000000){【登場人物】}
***&font(#000000){≪ヤング・ジャスティス≫}
過去の歴史から復活した若手ヒーローチーム。アメジストを邪魔に思う『ジェムワールド』王家の手でマルチバースに追放された。
『Earth-42』『Earth-26』を経て、『Earth-22』のヒーローの協力で元の世界に帰るはずが、『Earth-3』に行ってしまう。
襲い掛かる自分たちの悪の鏡像と戦いながら、元の世界に帰るのに必要なマルチバースの地図を探し求める。

・&font(b,15px){[[ロビン>ロビン(バットマン)#id_d71bdb57]](ティム・ドレイク)}
[[バットマン>バットマン(人物)]]の3代目サイドキック。マルチバースにある程度慣れているため、各世界で交渉役を買って出る。
『Earth-3』では悪の鏡像ドレイクと互角の勝負を繰り広げるも、スナッパー・カーとその部下に追い詰められてしまう。
殺される寸前バットウーマンに救われると、彼女の『バットケイブ』でマルチバースの地図を発見し、
帰る前にヒーローの役目として悪の『ヤング・ジャスティス』との決着に挑む。

・&font(b,15px){スーパーボーイ(コナー・ケント/コン=エル)}
[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]]のクローンとして生み出された青年。『Earth-26』ではファニーアニマルを受け入れられず喋らずにいた。
『Earth-22』ではスーパーマンにルーサーとの関係性を怪しまれるも、最終的には激励の言葉を送られている。
『Earth-3』では強敵Amaxon Thunderや悪の鏡像ルーサー=エルに立ち向かう。

・&font(b,15px){インパルス(バート・アレン)}
[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)の孫で超スピードを操る明るい少年。マルチバースでは不思議な住人たちに終始はしゃいでいた。
『Earth-3』では悪の鏡像Speed Zoneとデッドヒートを繰り広げていたが、『Earth-3』のティムがドレイクと名乗っていると知り、
戦闘中にも関わらずティムにドレイクと名乗るよう提案する。

・&font(b,15px){ワンダーガール(キャシー・サンズマーク)}
[[ゼウス]]の孫娘で強力なパワーの持ち主。『Earth-26』ではパニックに陥ったJinnyとティーンランタンを落ち着かせていた。
『Earth-22』では自分たちの素性を信じさせるため、[[ワンダーウーマン>ワンダーウーマン(人物)]]に『真実の投げ縄』を使わせた。
『Earth-3』では悪の鏡像Amaxon Thunderに圧倒され吹き飛ばされてしまう。

・&font(b,15px){Jinny・ヘックス}
西部の無法者ジョナ・ヘックスの子孫。『Earth-42』では平静を装っていたが、『Earth-26』ではパニックに陥っていた。
『Earth-3』ではトランクを巡って悪の鏡像ヘックスに狙われながら、激化する戦いの中でトランクの真のパワーを発揮する。

2ヶ月前まではテキサスの田舎町で友人関係や強盗など刺激的ながらどこか退屈な日々を送っていた。
そんなある日、死期を悟った母親からジョナ・ヘックスのトランクを託され、街を飛び出したのだった。
そのトランクは見た目以上に中が大きく、ジョナが時間も空間も超えて手にしたアイテムが入っている。

・&font(b,15px){ティーンランタン(Keli Quintela)}
グリーンランタンの『パワーバッテリー』付きガントレットを操る少女。Jinny同様マルチバースの住人にパニックに陥っていた。
『Earth-22』ではグリーンランタン(アラン・スコット)にその資格を問われるも、最終的には応援されている。
『Earth-3』ではヒーローになったばかりの自分に悪の鏡像Hackがいたことを喜びながら、
戦いの中でガントレットの正体を探ろうとしていたが、2つのガントレットが合体する謎の現象が起きた。
その後追い詰められたJinnyの前に現れ、パワーアップしたガントレットでドレイクとヘックスの2人を倒す大金星を挙げた。

1ヶ月前まではボリビアでアメリカから来るゴミを漁る生活を送っていたが、ある日ゴミの山で[[宇宙人]]が殺される場面を目撃した。
そのことが忘れられず確認に向かうと、その死の間際のグリーンランタンからガントレットを託されたのだった。
友人のMarcosに見せるとガントレットが死を招くと言われるが、反発してガントレットの正体を知りにメトロポリスへ飛び立った。
またメカの知識を持つMarcosはガントレットがグリーンランタンの技術を盗んで作られたと感じていた。

・&font(b,15px){アメジスト(エイミー・ウィンストン)}
『ジェムワールド』の12の王家の1つアメジスト家の王女。自分の問題にチームを巻き込んだことで責任感を感じている。
『Earth-3』ではルーサー=エルの『ヒートビジョン』からJinnyを守っている。


***&font(#000000){≪Earth-3≫}
・&font(b,15px){Amaxon Thunder}
『Earth-3』のワンダーガール。『Earth-3』版『ヤング・ジャスティス』のリーダー。ワンダーウーマンに近い姿をしている。
『Earth-3』版『ジャスティス・リーグ』である『クライム・シンジゲート』が姿を消してから好き放題に振舞っている。
突如現れた『ヤング・ジャスティス』に部下を率いて襲い掛かる。

・&font(b,15px){ドレイク(ティム・ドレイク)}&footnote(ドレイクとはドラゴン以外に雄のカモを意味する。)
『Earth-3』のロビン。赤毛。銃を使う。ルーサー=エルとAmaxon Thunderを巡って争っている。
ロビンやJinnyに挑むも、インパルスやティーンランタンの介入で取り逃している。

・&font(b,15px){ルーサー=エル}
『Earth-3』のスーパーボーイ。[[ウルトラマン]]とDana・ルーサーの息子。ヘアースタイルは[[モヒカン]]。
Jinnyとアメジストに襲い掛かるも、スーパーボーイに殴り飛ばされた。

・&font(b,15px){Speed Zone}
『Earth-3』のインパルス。アフリカ系。インパルスに挑むも、いつの間にか振り切られていた。

・&font(b,15px){ヘックス}
『Earth-3』のJinny・ヘックス。全身黒でコーディネートし左目は眼帯。2丁拳銃を操る。
Jinnyの持つトランクをドレイクと共に狙うも、ティーンランタンに吹き飛ばされた。

・&font(b,15px){Hack}
『Earth-3』のティーンランタン。金髪。ティーンランタンのガントレットを狙うも、逆に自分のガントレットを吸収され敗北した。

・&font(b,15px){バットウーマン(ステファニー・ブラウン)}
『Earth-3』のスポイラー。ドレイクとは因縁がある。ヒーローとして活動しているが、強大な悪を前に希望を失いつつあった。
そんな状況で現れた『ヤング・ジャスティス』に希望を見出し、協力して悪の『ヤング・ジャスティス』に挑む。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){Little League}
3頭身のヒーローとヴィランが絵本の様な戦いを繰り返す世界『Earth-42』の『ジャスティス・リーグ』。
突如現れた『ヤング・ジャスティス』の対処に当たり、サイボーグの力で彼らを別の世界に送り出した。
バットマンは元の世界に送り返すつもりだったが、サイボーグの早とちりで適当な世界『Earth-26』に送ってしまった。

・&font(b,15px){アメージング・ズー・クルー}
喋る動物ファニーアニマルたちの暮らす世界『Earth-26』のヒーローチーム。
突如現れた『ヤング・ジャスティス』を歓迎し、元の世界に帰ることを望む彼らを木槌型の『Multiverse Mallet』で送り出した。
しかしピッグ・アイアンが匂いを頼りに世界を決めたため、関係が無い『Earth-22』に送ってしまった。

・&font(b,15px){ジャスティス・リーグ}
新世代ヒーローの過ちを正すために前世代ヒーローが立ち上がった世界『[[Earth-22>キングダム・カム]]』の『ジャスティス・リーグ』。
突如現れた『ヤング・ジャスティス』を不審に思い警戒するも、『真実の投げ縄』と共闘を経て彼らを信用した。
その後ドクター・フェイトの力で『Earth-0』に送り出そうとするも、フェイトのミスで『Earth-3』に送ってしまった。



*&aname(『Young Justice Vol.3』#11~#12,option=nolink){『Young Justice Vol.3』#11~#12}


**&font(#000000){【物語】}
元の世界に帰ってきた『ヤング・ジャスティス』が現れたのは、Naomi McDuffieと彼女を監視する『STARラボ』の前だった。
招かれたNaomiの家でようやく一息ついたチームだったが、『STARラボ』の調査に向かったスーパーボーイが姿を消してしまう。
嘘をつき続ける『STARラボ』を不審に思った『ヤング・ジャスティス』は、『ジャスティス・リーグ』の力を借りようとするが、
忙しい『リーグ』に代わって若きヒーローたちが集結する。


**&font(#000000){【登場人物】}
***&font(#000000){≪ヤング・ジャスティス≫}
過去の歴史から復活した若手ヒーローチーム。元の世界に帰還し、直後に出会ったMcDuffie家に招かれ休息を取ることになった。
その夜、因縁の相手Doctor Gloryの元に向かったスーパーボーイが姿を消したため、彼の行方を捜索する。

・&font(b,15px){[[ドレイク>ロビン(バットマン)#id_d71bdb57]](ティム・ドレイク)}
[[バットマン>バットマン(人物)]]の3代目サイドキック。『Earth-3』の戦いを通じてコスチュームと名前を新たにした。
バットマンや恋人ステファニーの異変を知るも、親友スーパーボーイを優先しチームの指揮を執る。

・&font(b,15px){スーパーボーイ(コナー・ケント/コン=エル)}
[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]]のクローンとして生み出された青年。Naomiから自分を『ジェムワールド』に送ったDoctor Gloryの名を聞き、
報復に向かったところ罠にはまって異世界『スカータリス』に送られてしまう。

・&font(b,15px){インパルス(バート・アレン)}
[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)の孫で超スピードを操る明るい少年。スーパーボーイの騒ぎを知らずに[[ドーナツ]]を買いに行っていた。
戻るとドレイクの頼みで『ホール・オブ・ジャスティス』に向かったワンダーガールとティーンランタンを迎えに行った。
その際に未来で知ったのかフラッシュ(バリー・アレン)のコードを使用した。

・&font(b,15px){ワンダーガール(キャシー・サンズマーク)、ティーンランタン(Keli Quintela)}
ゼウスの孫娘で強力なパワーの持ち主とグリーンランタンの『パワーバッテリー』付きガントレットを操る少女。
スーパーボーイ捜索に『ジャスティス・リーグ』の力を借りようと『ホール・オブ・ジャスティス』に向かった。
憧れの場所にティーンランタンは興奮していたが、セキュリティに引っかかり『ワンダーツインズ』の尋問を受けてしまう。
その後インパルスのとりなしで事なきを得た。

・&font(b,15px){Jinny・ヘックス、アメジスト(エイミー・ウィンストン)}
西部の無法者ジョナ・ヘックスの子孫と『ジェムワールド』の12の王家の1つアメジスト家の王女。
ドレイクの指示で『ジャスティス・リーグ』の援軍をNaomiと共に待つ。
Jinnyは一時スーパーボーイが自分の意志で消えたと思うも、ドレイクの言葉で考えを改めた。


***&font(#000000){≪ヒーロー≫}
・&font(b,15px){Naomi McDuffie}
異世界の地球人。スーパーパワーを持ち、力を解放すると鎧を身に着ける。[[一昨日>Naomi: Season One]]力を得たため、まだコントロール出来ていない。
[[スーパーマンにスーパーパワーについて相談して>Action Comics: Leviathan Hunt]]帰ってすぐに『ヤング・ジャスティス』と出会った。
パワーの使い過ぎで気を失い目を覚ますと自宅で眠るヒーローたちを発見、すぐに仲良くなりスーパーボーイ捜索に協力する。

・&font(b,15px){ワンダーツインズ}
惑星エグゾール出身の双子の兄妹。兄ザンは水に、妹ジェイナは動物に変身できる。ペットの猿グリークを連れ歩いている。
『ホール・オブ・ジャスティス』でインターンシップをしており、セキュリティに引っかかったワンダーガールたちを尋問した。
彼女たちの話やDoctor Gloryの嘘で『STARラボ』を不審に思い、多忙の『リーグ』に代わり『ヤング・ジャスティス』に協力する。

・&font(b,15px){Miguel Montez、Summer Pickens}
使用者を未知のヒーローに変身させる『Hダイヤル』を持つ少年とその友人。
『Hダイヤル』の暴走で『ヤング・ジャスティス』の前に現れ、緊張しつつも話の流れで協力することになった。

・&font(b,15px){ウォーロード(トラビス・モーガン)}
異世界『スカータリス』に迷い込んだ空軍パイロット。同じく『スカータリス』に現れたスーパーボーイと出会った。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){Doctor Glory}
Naomiの監視を担当する『STARラボ』の責任者。異次元についての研究をしており、怪しい面も多い。
Naomiから彼女が生まれた世界について聞こうとしていると『ヤング・ジャスティス』が現れた。
その中に『ジェムワールド』に送ったはずのスーパーボーイを発見したため撤収を開始し、
報復に現れたスーパーボーイを異世界『スカータリス』に追放した。その後は保身のために各所で嘘をつき続ける。



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