&font(#6495ED){登録日}:2011/07/12 (火) 01:38:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){1980年5月} #center(){キューバのカストロ首相はマリエル港の封鎖を解き} #center(){米国に家族のいるキューバ人の出国を許した。} #center(){米国から迎えに駆けつけた船は3000隻。} #center(){だが船には目当ての出国者の他に} #center(){刑務所を浚ったゴミが積みこまれた。} #center(){フロリダに着いた避難民は12万5000人。} #center(){&bold(){2万5000人}に犯罪歴があった。} #center(){&color(black,#deb887){「彼らは革命を理解しない。この国には無用だ」}} #center(){&color(black,#deb887){ ――フィデル・カストロ}} #center(){&bold(){&sizex(7){&color(red,black){ S C A R F A C E}}}} 『スカーフェイス』(原題 Scarface)は1983年公開のアメリカ映画。 監督は『アンタッチャブル』『ミッション・インポッシブル』のブライアン・デ・パルマ。脚本は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のオリバー・ストーン。主演は『狼たちの午後』『[[ゴッドファーザー>ゴッドファーザー(映画)]]』のアル・パチーノ。 1932年公開のハワード・ホークス監督の映画『暗黒街の顔役』(こちらも原題はScarface)を下地に、80年代風のマイアミを舞台にリメイクした作品。 オリジナルと違い、[[チェーンソー]]を使用した拷問シーンやヘリコプターを使ったギャングの絞首刑シーン、そして有名なラストでの銃撃戦等の派手な脚色がある。 過激な暴力描写や会話内のスラングが凄まじく豊富であり、劇中での「Fuck」の使用回数は優に100回を超える。 本作は海外の[[ゲーム]]会社Rockster Games社のPS2用ソフト『Grand Theft Auto: Vice City』の世界設定等に多大な影響を与えた事で知られる。その他、本作の後日談を描いたゲーム版(PS2、XBOX等)もリリースされており、原作同様に過激な暴力シーンやスラングがふんだんに盛り込まれている。 ◆[[あらすじ]] 1980年台初頭、キューバ政府は反カストロ主義者を国外追放した。移民達を乗せたボートの中にトニー・モンタナがいた。 マイアミの[[高速道路]]下の移民収容所で、彼は親友マニー・リベラと共にマフィアからの依頼で政治犯を暗殺する。それからしばらくして、飯場で雑用をしていた二人の元にマフィアのボス、フランク・ロペスの使いが訪ねてくる。 その後裏社会に入り、危険な仕事をこなすうちに信頼と地位を得ていくトニー。ある日フランクの情婦であるエルヴィラ・ハンコックに出会ったトニーは彼女に一目惚れし、単身ボリビアに大規模な麻薬取引に向かう。 そして取引は成功し、更に金と権力、遂にフランク・ロペスを手に掛けエルヴィラも手中に収めたトニーだったが、そんな彼自身も自らのおごりと底無しの欲望によって破滅への道を辿っていくのであった… ◆登場人物 ・トニー(アントニオ)・モンタナ…アル・パチーノ 主人公。左目の上に斜めに入った傷があるのが特徴。軍隊経験者。短気で粗暴な性格だが、家族想いで情に厚い男。武器はガッツと信用を信条とし、悪運の強さと肝っ玉で裏社会をのし上っていくのだが… ・マニー・リベラ トニーの親友で同じくキューバからの移民。行動を二人で共にし互いにのし上っていく。やや女たらしだが、いい人。ジーナと恋仲になるのだが… ・フランク・ロペス マフィアのボスで、トニーの上司。最初は上手く使役していたが、徐々に力を付けてきたトニーを危険視する。 ・エルヴィラ・ハンコック…ミシェル・ファイファー フランクの愛人。フランクの死後、組織のボスに出世したトニーと結婚するが… ・ジーナ・モンタナ トニーの妹。母親と一緒に生活していたが、トニーの派手な生活に憧れだす… ・アレッサンドロ・ソーサ 南米ボリビアのコカイン市場を牛耳るマフィア。トニーと取引をし交流を深めていくが、後にトニーの裏切りにより全面戦争へと発展していく… YouTubeに[[幼稚園]]児がこれを演じている動画がある。学芸会かなんかなのだが非常にクオリティが高く一見の価値はある。 『[[ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-]]』に登場するMAD TRIGGER CREWの楽曲「Scarface」は本作を意識した歌詞がいくつか見られている。 イタリア人作家でジャーナリストのロベルト・サヴィアーノの著書『死都[[ゴモラ]] 世界の裏側を支配する暗黒帝国』において、本作の引用や登場人物の中で本作に心酔する者が出てくる。映画版の『[[ゴモラ]]』でも同様に、登場人物の中で劇中の台詞を引用する場面がある。 俺の友達に追記・修正しな!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Say hello to my little friend! -- 名無しさん (2013-09-29 15:04:25) - 大ボスの最期とはこうあるべきだ。 -- 名無しさん (2013-10-20 18:26:18) - 2↑俺の友達に挨拶しな! -- 名無しさん (2014-12-29 01:38:16) - イタリア映画『ゴモラ』で、本作のオマージュネタがあってニヤニヤしたっけなあ。 -- 名無しさん (2015-07-02 19:01:55) - 幼稚園児に何やらせとんねんw -- 名無しさん (2017-02-09 13:12:16) - リメイクするっぽい -- 名無しさん (2018-03-05 01:04:23) - アル・パチーノといえばこれかHEAT、異論はあるか!オレの小さなダチに挨拶しな! -- 名無しさん (2020-09-28 11:05:47) - これのゲーム版製作に当たってアル・パチーノの肖像権が買われてしまった結果、ゴッドファーザーのゲームではマイケルが別人な見た目に -- 名無しさん (2020-12-05 19:55:31) - マフィア映画といえばこれだよなぁ -- 名無しさん (2022-06-07 23:16:05) - 某もしもしゲーの最新話がGTA -- 名無しさん (2022-06-17 23:24:11) - サウスパークでマリファナ合法化とジャンクフード規制にちなんでこの作品の麻薬をケンタッキーに変えたパロディの回があった -- 名無しさん (2022-10-04 10:19:48) #comment(striction) #areaedit(end) }