&font(#6495ED){登録日}:2011/10/02 Sun 13:53:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「これは……化猫だ」} 『化猫』とはノイタミナで放送されたオムニバスホラーアニメ、『怪〜ayakasi』シリーズの三作目。 独特な絵柄と演出は人を選ぶが、和紙のような背景と個性的かつドロドロした登場人物によって、日本風の陰湿なホラーを表現できている。 それでいてアクションあり、お涙ありという良質のホラーアニメである。 後に続編となる『モノノ怪』が作られ、本作は大正時代が舞台の話としてリメイクされる。 **[[あらすじ]] 江戸時代のとある武家屋敷。 今まさに当主の孫娘の嫁入りが行われようとしていた。 しかし、いざ輿入れという時、花嫁は無残にも惨殺される。 「これは化猫の仕業だよ」 化猫が何故現れたのか、その裏にある武家の狂気とは。 **登場人物 ○[[男(薬売り)>薬売り(モノノ怪)]] 輿入れの日突如現れた薬売り。飄々とした態度と奇抜な化粧、女の目を引く美形の男。 モノノ怪の『形』、『真』、『理』をもって抜くことのできる退魔の剣を持つ。 「お前の真は、どこにある!」 『形』とは、モノノ怪の姿。 『真』とは、モノノ怪の発生理由。 『理』とは、モノノ怪の存在理由。 その全てが揃ったとき、モノ ○加世 武家屋敷に仕える奉公人。 見た目はギャルっぽいが、真面目で苦労人。薬売りを信用するなど見る目は確か。 「塩でもくらえっ!」 ○小田島 ケツアゴ侍。薬売りによくつっかかるが根は善人。薬売りとの漫才じみたやりとりは本作の清涼剤。 「頼む!なんとかしてくれぇぇええ!」 ○笹岡 坂井に仕える、とぼけた顔をしているが責任感が強い男。 「後のことは笹岡めにお任せくだされ」 ○坂井伊國 化猫が暴れ回っている最中酒を取りに行かせ、猫を斬った話を喜々と語る。しかし自分に害が迫ると途端に怯える。 「かわいそうになぁ」 ○坂井伊行 年老いた坂井家の前当主。化猫を成した者であり、化猫の『真』。彼の語る化猫の理とは。 「お前は儂を守るのじゃ」 ○タマキ 坂井家にまつわる因縁。化猫の理。 以下ネタバレあり 嫁入りを前にしたタマキは伊行により攫われてしまう。しかしタマキは抗う事もせず、進んで、もたれかかるように連れていかれた。 以来、伊行はタマキになるべく贅沢をさせていたが、タマキは死んでしまう。故に家から出て行く花嫁を許せず、化けたのだと。 化猫は目前に迫り、追いつめられる面々。 依然退魔の剣は抜けず、薬売りも倒れる。 しかし、小田島の叫びに応え薬売りは剣を抜く。 だが剣は応えず、伊國、笹岡、さとは化猫に喰われ、また薬売りも化猫に取り込まれる。 以下さらなる[[ネタバレ]]有り 帰して? 帰してだと? 私に指図とは口の利き方を教えてやる この恩知らずが! わかったな! わかったな! わかったな! 「これは……過去の……」 化猫に取り込まれた薬売りが視たのは、陵辱され、衰弱したタマキが迷い込んだネコをよりどころに生き、最期はゴミのように棄てられるという彼女の短すぎる生涯。 「化猫よ、おまえの真と理、しかと、受け取った」 だが人の世に現れたモノノ怪は斬らねばならぬ 許せ モノノ怪の形、真、理を以て 剣を、解き、放つ! 『――やがて全てが過ぎ去る後も、あなただけを、想う――』 項目の形を見たり。 項目の真を見たり。 そして、項目の理を見たり。 形、真、理を以て……追記・修正を、解き、放つ! 「トキハナツゥゥゥゥ」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - モノノ怪と違って薬売りがやたら人間臭かったイメージがある。 -- 名無しさん (2014-01-24 16:50:13) - モノノ怪だと最終章がリメイク版だったな。 -- 名無しさん (2014-03-22 02:46:58) - モノノ怪と違って -- 名無しさん (2014-07-04 00:39:41) - モノノ怪の薬売りさんは、妖しげな雰囲気の人で、化猫~ayakasi~の方は、ちょっと変態なお兄さん、な感じ~笑笑 -- ↑ミスりました (2014-07-04 00:41:48) - 真相に泣いた -- 名無しさん (2015-04-02 02:25:48) - 胸糞すぎたよなあ.... -- 名無しさん (2019-05-10 21:02:39) - 真相暴かれたのに、嘘は言っていないと真実から目を背けるジジイが誰もいないお家という牢に囚われるのはホント因果応報だったと思う -- 名無しさん (2020-05-10 22:37:24) - ドラえもん(たたりチンキ) -- 名無しさん (2021-07-29 22:05:08) - ドラえもん(恐怖のたたりチンキ) -- 名無しさん (2021-07-29 22:06:47) - 前二作も決して悪くは無いのだが本作のインパクトが強すぎて吹っ飛ばされてしまった -- 名無しさん (2024-04-18 11:28:55) #comment #areaedit(end) }