&font(#6495ED){登録日}:2020/07/23 Thu 08:39:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 氷室仁は『[[遊戯王5D's]]』の登場キャラクターである。 CV:楠大典 ●目次 #contents *【概要】 ウニやモヤッとボールや[[ハリーセン]]を彷彿させるトゲが多い髪型が特徴の男性。 [[一人称>一人称(日本語)]]は「[[俺]]」。 矢薙典膳からは「氷室ちゃん」、[[龍亞]]からは「氷室のおっちゃん」と呼ばれている。 犯罪者の証であるマーカーは、ほうれい線に二本刻印されている。 元プロデュエリストのD・ホイーラーであり、[[ジャック・アトラス]]に挑戦したが敗北。 その時にジャックに侮辱されたのをきっかけに、[[トムに負けた人>キース・ハワード(遊戯王)]]のように、違法の地下デュエルや酒に明け暮れる荒れた生活を送るようになる。 その後、鼻毛野郎こと鷹栖が所長を務める収容所に入れられる。 収容所では囚人達のボスを務めている。 *【人物】 初登場時は他人のカードをクズ呼ばわりし、踏みつけるという外道な行為を平然と行う悪党だった。 しかし、後述する[[不動遊星]]とのデュエルを経てからは憑き物が落ちたかのように性格が変わり、落ち着いた常識人ポジションに収まる。 元々プロデュエリストなので、デュエルの解説や予想も行うが外れる事もある。 例を挙げると、劇中では遊星の伏せカードに対して「ミラーフォースのような逆転のカード」と予想したが、実際は全く別のカード。 その際、呆れた龍亞に対して「面目ない…」とバツが悪そうな顔で謝っている。 *【使用デッキ】 エースモンスターはまさかの&bold(){牛鬼}。 牛鬼は長らく絶版になっていた上級通常モンスターで、攻撃力は2150とやや微妙だったので、プロデュエリストが使用したことに驚いた視聴者もいるだろう。%%「牛鬼使っていたからジャックに負けたんじゃね?」と言ってはいけない%% 5D's初期のゲーム作品、[[スターダストアクセラレーター>>遊☆戯☆王5D's STARDUST ACCELERATOR -WORLD CHAMPIONSHIP 2009-]]ではまさかまさかの&bold(){シンクロ軸アンデ}っぽいデッキを使用。 内容もなかなかにおかしく、牛鬼は一枚すら入っていない。赤鬼や龍骨鬼、馬頭鬼は入っている。&s(){なら牛鬼も入れろよ…} ピラミッド・タートルから龍骨鬼をリクルートする等、強かな戦術を取る。魔法・罠は一昔前の汎用カードが多い。 ただ、一番の問題はギリギリ規制を免れた&bold(){ゾンビキャリア3枚}採用。シンクロ率が高く非常に厄介。 加えて、初戦ではデッキが没収され、事故りやすい「古代の秘宝」((矢薙典膳の存在が丸々カットされたので、代役であるグルーゼなる囚人から渡されるデッキなのだが、後々当人とデュエルすると別のデッキを使用する。古代の秘宝デッキは一体何だったのか…))デッキで戦うハメになる。 魔法・罠が貧弱なのと稀に、地雷蜘蛛の効果で自分からライフを削ってくれるのがせめてもの救いか。 ちなみに氷室のデッキ名は&bold(){「暴走!牛ンナーズ!」}…なんて読めばいいんだろう? //また、TF4では、牛と[[鬼>鬼(妖怪)]]と[[蜘蛛>クモ]]モチーフのモンスターを片っ端から突っ込んだ%%ネタ%%デッキを使用する。 //氷室はタッグフォースに登場していません。スターダストアクセラレーターの事では? *【使用カード】 #blockquote(){&color(black){&ruby(おおうしおに){大牛鬼}} 効果モンスター (TF4オリジナル) 星8/[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]]/功2600/守2100 このカードは自分フィールド上に存在する「牛鬼」1体をリリースし、 手札から特殊召喚する事ができる。 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、 もう1度だけ続けて攻撃する事ができる。} 牛鬼の上位種となるモンスター。 下半身が蜘蛛に置き換わっているなど見た目は妖怪の[[牛鬼>牛鬼(妖怪)]]に近い。 効果は連続攻撃と典型的なビートダウンデッキ向け。 アニメでは、牛鬼をリリースすることでのみ特殊召喚出来たので、TFでは強化されている。 特殊召喚を狙う場合、TFのカードプールでは牛鬼のサーチやリクルートが難しく、氷室のような神引きが必要となる。 このカードが登場しない限り、牛鬼の立場は微妙なままなので、[[OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]化を望む人もちらほらいる。 その他、[[ミラーフォース>聖なるバリア −ミラーフォース−]]や[[落とし穴>落とし穴(遊戯王OCG)]]、抹殺の使徒などの汎用性が高い除去カードや、地雷蜘蛛やコストダウン等テクニカルなカードを使用している。 *【アニメ版の活躍】 収容所のボスとして腐っていたところ、新たに収監された遊星と[[矢薙典膳>矢薙典膳(遊戯王5D's)]]と出会う。 刑務官にも顔が効くのか、二人を呼び出し取り巻きと共に現れる。 囚人のヒエラルキーはデュエルで決められ、元プロの氷室は頂点に立っていた。 自身のファンである矢薙を嫌い、鬱陶しく感じていた。 デュエルで矢薙に勝利するも、彼が愛する【秘宝】デッキを「クズ」と罵り、目の前で踏みつける。 その言動や行為が、遊星の怒りを買い強烈な蹴りを喰らう。 その後、遊星は矢薙から借り受けた【秘宝】デッキで再戦を申し込み、デュエルをするも敗北。 その過程で熱い心を取り戻し、遊星と固い握手を交わした。%%この時、またデュエルしようと言っているが…%% その後、遊星を憎む鷹栖の卑劣な策によってデッキを没収されてしまう。 幸い、遊星対鷹栖とのデュエルに居合わせたゴドウィンによって事なきを得る。 一足先に出所する遊星に対して、知人である雑賀を紹介する。 同時に氷室が渡した大牛鬼は、雑賀への連絡手段として活躍した。 その後、程なくして自らもゴドウィンの計らいで出所。矢薙と共に遊星と合流する。 空き地で遊星本来のデッキとデュエルするはずが、ジャックが現れ、スターダストドラゴンを返した事でタイミングを逃した。 この時の問答から、ジャックは氷室を覚えていなかったようだ。 [[ダークシグナー>シグナー/ダークシグナー]]編では、矢薙に加えてフォーチュンカップを観戦した縁で龍亞や[[龍可]]と行動する。 アルカディア・ムーブメントに協力を仰ぐも、双子の力を求めていた[[ディヴァイン>ディヴァイン(遊戯王5D's)]]に監禁されてしまう。 地縛神の攻撃でビルの崩落に巻き込まれるが、その混乱に乗じて脱出に成功。龍可、龍亜を救出する。 睡眠ガスを吸わされる、地下室に入れられるなど酷い目にあったが、何とか無傷で脱出した。 ちなみにこの時は礼儀作法の一環なのかスーツを着ていたが、そこウニヘッドも相まって&bold(){あんまり似合っていない}。&s(){トゲ頭はマナー的な観点で大丈夫なのだろうか?} 元々はシグナーでも何でもない一般人だったので、ダークシグナーとの決戦は不参加。 戦いの地へ赴く遊星達を矢薙達と共に見送った。 …以上が、彼の出番である。 初期から登場する遊星の仲間の一人だったが、矢薙と一緒に呆気なくフェードアウトしてしまった。 そもそもダークシグナー編終了時点で、ジャックや[[十六夜アキ]]とは完全に和解し、[[クロウ・ホーガン]]のレギュラー化など遊星の味方がかなり増えており、WRGP編からは[[シェリー・ルブラン]]や[[ブルーノ>ブルーノ(遊戯王5D's)]]などの新規キャラクターも登場したので、氷室に割く尺が無かったのではないかと推測されている。 …だとしても[[ムクロ>炎城ムクロ]]((別の未来で遊星やアキとチームを組んだ。))同様予備パイロットやサポーター、解説役最悪常識人ポジションとしては割と使えそうなのだが。 それでも終盤ではZ-ONEと戦う遊星を応援するために一瞬登場した。 *【漫画版】 使用デッキは【[[マシンナーズ>マシンナーズ(遊戯王OCG)]]】。 クロウと対戦するも、ワンキルされて敗北した。 なお、作画担当の佐藤先生は【BF】で担当編集の相川氏の使用する【マシンナーズ】に連敗していたため、 今回の展開はその私怨がこもった展開では?とネタにされることも。 もっとも原作原案は彦久保雅博氏だし、仮にアイデアを出したのが佐藤先生でも相川氏も容認しているはずではあるが。 *【ゲーム版の活躍】 前述の通り、WCS2009で登場。囚人となった主人公にアニメ同様「歓迎会」を催す。 囚人グルーゼをデュエルで打ち負かし、彼のデッキを手も足も出なかった最悪デッキと罵る。 そこに主人公が通りがかり、グルーゼから託された「古代の秘宝」デッキを用いて氷室にデュエルを挑むこととなる。 秘宝デッキが引きが悪いと普通に事故る内容でもある為か、幸い何度負けても再戦可能。 いきなり現れてゲームオーバーにするキャラもいるので、氷室は優しい部類。 勝利すると氷室は改心するも、そこを所長である[[鷹栖>>C チェーン(遊戯王OCG)]]に目をつけられてしまい…。 鷹栖対主人公とのデュエルへと話がスライドするが、氷室の&s(){ゾンキャ3枚積みのトンデモ}デッキは鷹栖に没収されてしまう。 囚人達からカードを集め、勝利した主人公は氷室から「牛鬼」を託される。 「牛鬼」をブートレグのマスターに見せることが、主人公の新しい目標となるのであった。 後に出所できたようで、雑賀と同じく主人公の支援者に加わる。 氷室とは、クリア後に雑賀の事務所で再びデュエルが可能。また、タッグデュエルを申し込むと、雑賀と組む。 確率こそ低いが、プレゼントで&bold(){ゾンビキャリアを早期入手}できる。((WCS2009において、ゾンキャが収録されたCROSSROADS OF CHAOSの解禁にはいくつか条件があり、どうしても時間がかかる。また、同カードをプレゼントしてくれるのは氷室のみ。))非常にありがたい。 タッグパートナーにもできる。自らのデッキで再戦してみたり、氷室と共にタッグデュエルを楽しむのも一興。 余談だが、改心のきっかけとなるデュエルの直後に遊星が収監される都合上、本作の氷室は&bold(){遊星とはほぼ面識が無い。} クリア後は「お前(主人公)対策のデッキを組んでる」と言うが、完成するイベント等は残念ながら無い。 *【余談】 声を担当した楠大典氏は前作の『[[遊戯王GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]』にて首領・ザルーグ役で出演している。 追記・修正は大牛鬼と氷室ちゃんの登場を望みながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - WCSのゲームだと雑賀共々結構活躍多い -- 名無しさん (2020-07-23 09:15:13) - あれはミラーフォースのような逆転のカード… -- 名無しさん (2020-07-23 09:30:01) - 初期の5D'sはこの人や遊星、ジャックと主要なキャラの髪型がとげとげしかったのが印象深い -- 名無しさん (2020-07-23 11:07:49) - シリーズ構成変わらなければ脇役として画面の端に出演し続けたのかもしれない -- 名無しさん (2020-07-23 11:30:23) - ↑天兵はそこそこ出番あるのにな -- 名無しさん (2020-07-23 14:38:28) - 爺さんともどもZONE戦で応援してる姿がチラッと映ったような映ってないような… -- 名無しさん (2020-07-23 17:05:57) - 劇中で凶器を隠し持ってるとか言いがかりを付けられていたが、案の定頭が凶器とか突っ込まれたという -- 名無しさん (2020-07-23 23:49:39) - TF4に氷室ちゃんいないでしょ(多分スペシャルの事だと思うが) -- 名無しさん (2023-07-02 17:14:45) - TF4では、牛と鬼と蜘蛛モチーフのモンスターを片っ端から突っ込んだネタデッキを使用する・・・ って書いてありますがTF4に出てましたっけ? -- 名無しさん (2024-10-06 00:26:30) #comment(striction) #areaedit(end) }