&font(#6495ED){登録日}:2020/12/12 Sat 00:07:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(b){WARNING! この項目は性的表現が含まれております。} &font(b){&color(#ff0000){18歳未満の方は直ちにブラウザバックすることを推奨いたします。}} &font(b){また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします。} 『&bold(){マヨヒガのお姉さん}』は、神毛物由宇が個人サークル「Σ-Arts」より刊行している&color(#ff1493){成年向け同人誌}。 2016年8月の[[コミックマーケット]]89にて[[同人誌]]第1巻が頒布され、2022年時点で既刊8巻(+OVA化記念号2巻、総集編1巻)。 [[同人誌]]の他、DLsiteやとらのあな、[[メロンブックス]]などのサイトで電子書籍版も配信されている。 *概要 内容はタイトルの通り、「&ruby( マヨヒガ ){迷い家}」と形容される不思議なお店を訪れた男の子が、そこで出会ったお姉さんにHなサービスを受ける……というもので、要は[[筆下ろし]]系の和姦モノ。 シチュエーションとしてはスタンダードな[[おねショタ]]かつ、男の子の側が終始攻められっぱなしで、お姉さんの側は多少の攻められる展開はあれど終始余裕を持っている優勢で、 男女逆転の線は基本的に薄いため、男の子側が攻められるタイプの成年向け漫画が好きな読者であれば楽しむことができるだろう。 また、著者の好みか[[着衣セックス]]の比率もわりかし多めで、衣服を全部脱いでてもニーハイソックスだけは着用している、という場面も多い。 著者によると、元々は2010年頃に同人イラスト集として創作しようと試みながらも多忙が原因で断念した企画が原型になっているとのことで、 2011年には仕事の依頼で抱き枕カバーのデザインとして夏己のイラストを描いたこともある。 また、コアマガジンの成年向け漫画雑誌「コミックメガストア」2013年5月号に掲載された同著者による6ページの読切漫画『カフェにいこう!』((2020年時点で単行本未収録。))では、 本作における夏己とデザインと名前が同じ人物が登場しており、舞台もマヨヒガを思わせるカフェとなっている(作者曰く「意識してはいるが設定は異なる」とのこと)。 同人作品ではあるが、2017年には商業媒体で[[アニメ化]]され、BOOTLEGよりDVDがリリースされている。 その宣伝も兼ねて、富士美出版((掲載当時。2019年から同誌はスコラマガジンからの出版となっている。))の成年向け漫画雑誌「COMICペンギンクラブ山賊版」2017年7月号に、出張掲載という形で同人誌1巻分の内容が商業誌に掲載された。 *あらすじ 受験を控えた中学生の勇は、静かに試験勉強ができる場所を求めて一見の目新しい[[喫茶店]]「マヨヒガ」を訪れるが、 そこで美人の店員・夏己と出会い、彼女に誘惑されるがままに手取り足取りHなサービスを受け、なすがままに夏己に童貞を捧げる事に。 更には受験を終えて再訪した後日、別の店員である秋羽とも出会い、夏己ともども彼女とも3Pの形で関係を持ってしまう。 また、勇から店の事を教えてもらった友達の朋奈央もまた喫茶店に趣き、冬に美春といった女性たちと性的に絡み合う経験をする…… *登場人物 CV表記はOVA版の[[キャスト>声優(職業)]]。 女性キャラクターの名前は現状「春夏秋冬」の季節に対応したものとなっている。 -&ruby( いさみ ){勇} CV:鶴屋春人 第1巻から登場。本作の竿役A。 受験を控えている中学生男子で、勉強する場所を求めてたまたまマヨヒガに訪れるが、 そこで出会った夏己に誘われるがままに「スペシャルメニュー」と称した性的なサービスの数々を受け、彼女に[[包茎]]を剥かれた挙句に[[童貞]]を奪われる。 その後は知らぬ間に夏己と連絡先を交換してもらった事で「縁」ができたようで、以降は幾度もマヨヒガに訪れ、夏己の他にも秋羽とも関係を持つようになる。 性格はやや大人し目で引っ込み思案だが、若さゆえに結構な絶倫。 OVA版の声は、原作者から「[[けも○レ>けものフレンズ(アニメ)]]のか○んちゃんのような感じで」と指示があったとのこと。 -&ruby( ともなお ){朋奈央}((同人誌第4巻初版では全編に渡って「朋直」と誤植されている。)) 第3巻から登場。本作の竿役B。 勇の友人で、恐らく彼と同年代。愛称は「トモ」。普段は勇に対して強気な態度で当初は「俺がそのマヨヒガって所に行ったとしても余裕で対処できる」と豪語していたものの、実際は早漏と肝っ玉の小さい性格を隠すための虚勢。 勇にマヨヒガの存在を教えてもらい、そこで初めて出会った秋羽に&bold(){触れられもしてないのに即射精}という早漏ぶりで落ち込んでしまうものの、 直後に現れた冬に手解きを受けて童貞を奪われ、後日に美春とも関係を持つ事に。 勇に比べて積極的な一面も持ち、美春に彼女からちょろまかした媚薬を飲ませて主導権を握ろうしたこともあるが、結局失敗に終わっている。 第7巻でマヨヒガの中でとうとう勇に出会ってしまい、今までの虚勢がバレるのを恐れて見栄を張ってしまうも、美春のフォローで事なきを得た。 -&ruby( なつき ){夏己} CV:藤乃理香 第1巻から登場。マヨヒガの店員の一人で、金髪ロールな髪型をしたスタイル抜群の巨乳のお姉さん。(多分)[[非処女]]で経験豊富。 種族は人間で、仕事が無い平時は人間社会で普通に暮らしている。 正確な年齢は不明だが、勇は彼女と初対面の際に大学生くらいの容姿と見立てている。 雰囲気は一見幼げにも見えるが、身も心も立派なお姉さんで、Hの際にも勇を優しくリードしたりと面倒見のいい性格を垣間見る事が出来るが、 思わぬところでポンコツな一面を見せる事もしばしばであり、本人は勇の前では大人の余裕を持ちたがっているという可愛い一面も。 独占欲は割と高めで、勇を独占しようと冗談めかす秋羽に対して対抗心をむき出しにする性格も見せている。また冬曰く「怒るとめっちゃ怖い」らしい。 性的な技量は高く、本番に際しては膣内の圧力だけで勇の包茎を剥くという芸当も見せている。 CG集企画段階では[[ツンデレ]]かつSっ気のある女王様気質を想定していたとのこと。 -&ruby( あきは ){秋羽} CV:潮海あくあ 第2巻から登場。マヨヒガ店員の一人で、[[黒髪ロング]]の清楚系の容姿の持ち主。彼女も巨乳で、経験はかなり豊富。 夏己同様普通の人間で普段は一般人として暮らしているが、マヨヒガの特性故に生活圏(もしくは時間軸や[[世界線>パラレルワールド]])は夏己とは大分離れているらしい。 清楚系の外見に反して性格は明るく楽しい、積極的かつ悪戯っ子的な側面の持ち主であり、やや強引ながらも店に訪れた相手をエスコートする手際も良い。 カズノコ天井の名器の持ち主であり、どんな男性でも1分持たないとは夏己談。 CG集企画当時の名前は「&ruby( あきな ){秋那}」で、おっとり系の娘を想定していたが、夏己の性格の対比に併せてキャラを変えたとの事。 -&ruby( フユ ){冬} 第3巻から登場。マヨヒガ店員の一人で、狐耳と尻尾を生やした人外的存在。本人曰く「五穀豊穣の神にしてお稲荷様が一柱」。 初登場の際には朋奈央に併せて彼と同年代の少女の姿を取っていたが、彼が年上好きである事を察して&bold(){ものすごい巨乳のグラマー美女}に変身している。 ……が、この姿はあまり長時間は維持できないらしく、朋奈央を散々搾り取った後に元のちんちくりんに戻ってしまった。 昔は小さな村の社で豊穣の神として祀られていたが、調子に乗って気に入った村の子供を攫っては手籠めにしていたところを「宇迦之御魂」なる存在に咎められ、 結果としてマヨヒガに縛られてほぼ永遠に滅私奉公に勤しむ羽目になった模様。基本的には強気な性格だが、夏己には頭が上がらないらしい。 愛液には催淫作用があり、何としてでも主導権を握りたかった朋奈央に媚薬と痺れ薬を盛られ、身動きが取れなくなった状態ですら一方的に彼のことを搾精した。 朋奈央とは初対面からしょっちゅう小競り合いをしており、その度にわからせ気味に一方的に搾ってばかりいるが、内心はかなり気に入っており、勇ハーレムとなった第7巻でも彼と比べて「朋奈央の方が愛嬌がある」と述べている。 -&ruby( みはる ){美春} 第4巻から登場。マヨヒガ店員の一人で、黒髪のショートヘアの豊満なバストを持った女性。冬のお目付け役的存在で、夏己や秋羽と異なりマヨヒガには住み込みで働いている。 種族・年齢共に不明で、少なくとも夏己や秋羽よりも以前からマヨヒガに勤めている事しか素性が分かっていない。 一見すると優しいお姉さんに見えるが、客に&bold(){媚薬と痺れ薬}をたっぷり入れたお茶を飲ませ、男が手も足も出なくなってから嫐る事を好む。 本人曰く「奉仕の最中に[[お客様]]に動かれると最大の効果を発揮できないので困る」ためとのこと。 「その後の事は不得意」とは本人談だが、実際には経験の浅い朋奈央を搾り取るには困らない技量の持ち主。 また怪しげな薬品の扱いに長けてるようで、秋羽に対して&bold(){母乳が出るようになる薬}を提供したことも。 前述した同著者の読切漫画『カフェにいこう!』では同名の人物が登場しているが、性格もデザインも大きく異なっている。 当時のデザインは[[ツーサイドアップ]]の茶髪だったが、著者が後に発表した別の同人誌のヒロインと被ったためリニューアルされた。 ただ、著者的には部分オールバックとも言える現在の髪形も「毎回描きづらい」と感じているとの事で、髪型を変えるか検討中であるとコメントしている。 #openclose(show=最新8巻ネタバレ注意!){ -大かむろ 第8巻から登場。&bold(){マヨヒガの主}とも言うべき大妖怪で、有体に言えば店のオーナーに相当する存在。一人称は「[[僕>ボクっ娘]]」。 巨大な身体をしており、普段は扉や窓からその顔や眼だけが覗き込むという異様の姿で他者と接触を図る。 やろうと思えば人間態を取ることも可能で、その際には和風の花魁を思わせる衣装の女性の姿となる。 作中ではマヨヒガの奥に迷い込んだ朋奈央が偶然接触する形で初登場。 遭遇早々昏倒した朋奈央を「世界の境目((大かむろ曰く「[[もし○ボックス>もしもボックス]]備え付けの空間」。))」へと移し、「お詫びのサービス」と称して並行宇宙から召喚した夏己・秋羽・冬・美春の同位体と乱交させた。 存在自体はOVA記念号のカラー編掲載の著者インタビュー内で「マヨヒガのオーナー」として示唆されており、 ラフ画みたいな形でデザインも描かれていたが、実際の登場に際してリデザインされ初期構想のものとは大分異なったものとなっている。 また同インタビューでは「長身でばるんばるんのエロボディ」との構想だったが、その要素が冬に導入される形となったため、和風のボク口調のお姉さんに。 普段のビジュアルについては、某「お化け屋敷の小説家の奥さん」((具体名は言及されていないが、恐らくは諸星大二郎の漫画『栞と紙魚子』に登場する段先生の奥さんと思われる。))から着想を得たとのこと。 } *「マヨヒガ」について 夏己や秋羽らが働いている喫茶店……のような&bold(){妖怪的存在}。 元ネタは言うまでもなく『遠野物語』などに記述されている、来訪者に幸福を与えるとされる[[同名の伝承>マヨイガ(伝承)]]。 作者が語った設定によると、現代になってあまり人間が山中に訪れる事が無くなったため人恋しくなった迷い家が、 人口の多い街中に出現させたチェーン店のようなもの……というのが作中における喫茶店「マヨヒガ」とのこと。 表向きはカフェの形式をとっているが、他にもマッサージや耳かき、そして&font(b,(#ff1493){Hなサービスの類}も行っている。 Hなサービスはスペシャルメニューに限らず全て無料とのことだが、その代わり店には働く者たちにとって都合のいい客しか辿り着けないようになっている。 お店の体裁を成してはいるが、その本質は店時代が妖怪的存在であるため、突然目の前に現れたり、別の場所に移動したするなどは日常茶飯事で、 基本特別な人間にしか認識することはできず、普通は足を踏み入れる事すらできない模様。 マヨヒガでは働いている従業員は人間もいれば人非ざる者もおり、それぞれの従業員にとって好ましい人間が客として訪れる仕様で、 従業員と客それぞれが幸せになる組み合わせでセッティングされるという、早いが話「合コン」のような仕組みとなっている。 漫画中ではR-18な都合もあって勇や朋奈央は従業員と&font(b,#ff1493){アーン♥}な関係となっているが、必ずしもそうなるとは限らず、 中には漫画や[[ゲーム]]などの趣味について熱く語り合っているだけのケースも存在しうる……とは作者談。 時々ヤ●ザ染みた態度の悪い客が来る場合もあるが、そういう客も見ようによっては「ストレスが溜まっている時に懲らしめたらスッキリできる“都合の良い客”」らしく、 その手のお客は漏れなくゴミ処理用の「神隠し部屋」にご招待となる模様。&font(l){作者曰く「(この件については)本編と関係ありません」。} 店内は現実とは位相が異なる空間となっており、時間の経ち方も違い、店の中で相当な時間過ごしても外に出たら数時間しか経っていない事もしばしば。 店の中では他にも不思議な力が働き、長時間大人のスポーツに勤しんでも疲れにくく、精力が尽きないようになるとのこと。 またOVA化記念号モノクロ編では勇と夏己たちが温泉旅館に訪れているが、これが本家本元の「迷い家」であるらしい。 *アニメ版 前述の通りアニメ化されており、BOOTLEGより2017年7月7日に『&bold(){マヨヒガのお姉さん THE ANIMATION}』の題でDVDが販売された。 内容は概ね同人誌第2巻の内容に準じており、第1巻の展開は冒頭にてダイジェスト形式で描写されるのみとなっている。 追記・修正は、マヨヒガに辿り着いてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメ版の出来がヒッジョーーーに良かった -- 名無しさん (2020-12-12 00:13:33) - 冬様が大人モードになった時、服は子供のままだか色々はみ出しているのがこう、いいよね…。あとショタが2人とも可愛いのがすき -- 名無しさん (2020-12-12 00:24:43) - この人の作るおねショタ作品全部好きだけどこのシリーズはこうおねショタの良い所が全て詰まっててほんと好き。アニメのクオリティも高いし。 -- 名無しさん (2020-12-12 02:03:53) - ↑2 ただ「受験を控えた中学生」って年齢にしちゃ精力以外が幼すぎる気はする、まぁ小学生以下で絶倫だったらそれはそれで変だしおねショタモノで竿役が幼いのは当然だが… -- 名無しさん (2020-12-12 02:09:35) - 高雄本からこの人のファンになったクチだけど、無事おねショタ作家として人気になってくれてうれしい。あとは筆の速さだけ何とか・・・ -- 名無しさん (2020-12-14 09:29:21) - 総集編おめでとう。アニメ版も本当に好きです。 -- 名無しさん (2022-12-16 13:33:50) #comment(striction) #areaedit(end) }