ミファー(ゼルダの伝説)

「ミファー(ゼルダの伝説)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ミファー(ゼルダの伝説) - (2025/04/07 (月) 18:25:54) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/12/28 Mon 17:52:28
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

#center(){
&bold(){みんなを、護りたいから…}
}


ミファーとは、「[[ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド]]」の登場人物である。


CV:一色まゆ

#contents()

*【概要】

「英傑」の1人。水を操ることのできるゾーラ族の王女で治癒の力を得意とするが槍の名手でもある。
父親にゾーラ族の王ドレファン、弟の[[シド>シド(ゼルダの伝説)]]がいる。
外見は鮮やかな赤と白に分かれた肌をもち、頭部はイルカをモチーフにしたと思われるデザインになっている。
(没案ではミノカサゴがモチーフで[[ツインテール]]のような外見をしていた。こちらも可愛らしい)
体格はスレンダーで小柄。英傑たちの中では最も背が低く見える。
ゾーラ族全般に言えることだが服の類は身につけておらず、金属製の装身具を首元や腰につけている。
ミファーなどの王族であればより豪奢で銀と宝石を組み合わせた美しい装身具を全身に着けている。&color(Lightgray){要するに全裸アクセ。}
一見すると口数が少なく、引っ込み思案に感じるが「みんなを護る」という芯の強い部分を持っている。

王の娘という同じ立場であるゼルダとは、色々と対極的なキャラクター。

本作の[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]が幼い頃からの付き合いで[[幼馴染>幼なじみ]]。
[[回想シーン]]でリンクと仲の良い様子がうかがえる。同時に幼少時代のリンクを知る数少ない人物。
リンクに対して密かに恋心を抱き、彼の為にゾーラの鎧を残すほどの想いを持っていた。
なお、単純な年齢で言えばミファーのほうがリンクよりもずっと上だが、ゾーラ族は長命で成長も遅い。
大厄災の直前にはリンクのほうが大人に成長していたとミファーは認識している。

その健気で献身的な性格と死による悲恋も重なったためかBotWプレイヤーからの人気が高いキャラクター。
&color(lightgray){発売しばらくはゼルダとミファーのどっちがヒロインらしいかという論争があったとか}

*【ブレスオブザワイルド】

100年前の厄災復活である大厄災では神獣ヴァ・ルッタの操り手として戦った。
しかし、神獣内部に侵入していた水のカースガノンに敗れ、命を落としてしまう。((彼女の敗因は状況的に周囲を凍らされたことで水の力が使えなかったためと思われる))
そのため、BotW開始時点ではすでに故人。
ゾーラの里の住民から篤く愛された存在でもあり、彼女の石像がゾーラの里の中心部に据えられている。

BotWで記憶のないリンクがミファーを知ることになるのはゾーラの里に赴いた際。
シドと会話するとゾーラの里で発生している問題を解決するために強いハイリア人を探していると聞かされる。
ゾーラの里に到着したリンクはドレファンから強いハイリア人を探していた理由を聞くことになる。
神獣ヴァ・ルッタが暴走して雨のように水を噴き出し続け、そのために貯水池が決壊しかねないと相談される。
ヴァ・ルッタの内部に潜入するためには雷の矢が必要だが、ゾーラ族では雷との相性が悪く、まともに効果を発揮できない。
そのために戦えるほどに強いハイリア人を必要としていたと説明される。

途中、ドレファンが100年前は里によく来ていたハイリア人の英傑リンク本人であると気づく。
リンクに記憶がないことに驚くが、ドレファンは英傑の一人であり娘のミファーの話題を出す。
その際、ミファーの想い人はリンクであると告げられると、リンクの記憶の一部が蘇る。

そしてドレファンは娘が手ずから作成したゾーラの鎧をリンクに渡したのだった。
しかし、直後にかつてミファーの教育係だった老齢のゾーラ族ムズリが怒り、退室してしまう。
厄災との戦いにミファー王女を連れ出し、死なせたことから元老院((老齢のゾーラ族の大半))はハイリア人を嫌っていたのだ。
ムズリの協力がなくては雷の矢を集められる場所がわからない。なんとしても説得して協力してもらう必要があった。

シドがムズリを先に説得するが、憎きハイリア人のリンクがミファーの想い人なわけがないと頑なに否定する。
そこでリンクがゾーラの鎧を着て見せると鎧のピッタリぶりから真実であると認め、雷の矢が集められる場所を白状する。

その後、シドの協力とムズリの情報で集めた雷の矢でリンクはヴァ・ルッタ内部に入ることに成功。
ゾーラの鎧に宿る滝登りの力の助けと、ミファーの助言で最深部に待ち構える水のカースガノンを撃破するのだった。

神獣と共に解放されたミファーの魂はリンクに感謝を述べ、「昔のように遊ぶこともできないね」とかつてを惜しんだ。
ミファーは言葉少なくゼルダを早く助けるようにリンクを促し、加護「ミファーの祈り」を与えるとゾーラの里にリンクを転移させた。

リンクが去った後、ミファーはヴァ・ルッタを動かすと厄災が巣食うハイラル城の見える場所へ移動させた。
横目に見えるゾーラの里を見つめると心配を掛けてしまった父を想い、「できればもう一度、逢いたかったな…」と呟きを漏らす。

そして最後の力を持って[[厄災ガノン]]に一撃を与える、その時を待つのだった。

神獣攻略後、リンクがゾーラの里に赴くとドレファンとシドから一族代表として深く感謝される。
また、ハイリア人を嫌っていた元老院の代表としてムズリからも陳謝される。
ドレファンは今後ゾーラ族一同でリンクの手助けをすると宣言。
そして友好の証としてミファーが愛用していた槍「光鱗の槍」をリンクに渡した。

ドレファンと改めて会話すると、ドレファンは娘であるミファーがやはり亡くなっていたことを悲しんだ。((ミファーが神獣内で生存している可能性を信じていたようだ))
彼女の魂と会話したリンクから話を聞くと、ミファーは英傑としての使命を全うしたのだ、と自らに言い聞かせるように呟いた。
最期にミファーのことを忘れないでやってほしいとリンクに頼み、重ねて感謝を述べた。

これ以降にミファーが「ウツシエの記憶」以外でストーリーに絡むことは最終盤までない。
なおDLCでも彼女について掘り下げられている。

#openclose(show=DLC「英傑たちの詩」のネタバレ注意)
{
DLC導入後に追加されるイベントをこなすことで、なんと&bold(){ミファーの日記}を読むことができる。
父王ドレファンいわく、最近見つかって嬉しかったのでそこ(ドレファンの眼の前)に置いてある、らしい。

ミファー本人としては「私の日記を見つけたとしても…絶対に読まないで!」と彼女にしては珍しく声を大きくするほどなのだが。(当然の反応ではある)
ちなみにこの発言は「英傑ミファーの詩」において夢幻世界で水のカースガノンを撃破するたびに流れるランダムメッセージの一つ。

これを聞いていたプレイヤーとしては読むのを躊躇うだろうが、ドレファンは「リンクなら(日記を読んでも)ミファーは許してくれるゾヨ」と許可を出している。
&color(lightgray){ミファーの祈りではなくミファーの怒りにならないか心配である}

日記の内容はリンクに関する記述が多い。
ミファーとリンクの出会いはリンクが4歳の頃。ハイラル王国の表敬団の一人として訪れたのがきっかけ。
年齢からすると表敬団の正式な一員としてではなく、こっそり着いてきたか近衛の家系ではあるので家族が連れてきた可能性が高い。

第一印象としては元気のよい笑顔の可愛い子どもとミファーに見られていた。
しかし、やんちゃ(4歳の時点で大人を打ち負かすほどの剣の腕をもっていた)なリンクはよくアザだらけになっていた。
それを見たミファーは暴れん坊なのかな?と思いながら治癒の力でよく治療してあげていた。
後に成長して近衛[[騎士]]となり、マスターソードを携えたリンクと再会した時には「笑顔も無くなり口数が減った」と心配している。((リンクが無口で無表情になった理由はハイラル城で読めるゼルダの日録に記述されている))

神獣の操り手を父親の反対を振り切ってでも受けたのは、後方からリンクを護ることに繋がると考えたためだったようだ。

その後、ライネルがゾーラの里の近く、雷獣山に現れたことをリンクに相談したところ彼は黙ってライネルを討伐に向かう。
ミファーも彼を心配して押しかけるように後をついていくが、ライネルに背後から襲われそうになってしまう。
しかしリンクはマスターソードを抜くと流麗と書かれるほどに見事な剣技でライネルと切り結んだ。
そして最期には[[回転斬り]]でライネルにトドメをさしてミファーを助けた。
この一件をきっかけにミファーはリンクに対して一人の男性としてはっきりと好意を持つようになったようだ。

彼女の恋は[[昔々ハイリア人の剣士に恋をしたゾーラ族の姫>ルト姫]]がいたという伝説も後押しになったと思われる。
ドレファンも伝説と重なる娘の恋を応援しており、もしも夫婦になるのであればそれもよしと認めるつもりだった。

なお、日記中にある「英傑の叙任式でとってもいい事があった」の記述は、DLC最後のイベントである集合ウツシエを撮影した際のこと。

それから間もなくリンクがゼルダの護衛騎士に任命されたと知った際、複雑な思いがあったことが読み取れる。
ゾーラの鎧が完成した際の記述もあるが、エンゲージリングともいえるそれを「本当にこれ渡していいのかな…」と悩んでいた。

}


**【能力・武器】

武器は[[槍]]で、治癒魔法も得意とする。


・光鱗の槍

ミファーの愛用していた銀色の三叉槍。元々は彼女の誕生祝として彫金職人((ロスーリと思われる))から捧げられた一品。
ヴァ・ルッタ攻略後にドレファンからリンクに友好の証として渡される。
槍のカテゴリ内では高性能で耐久力も高い。しかし本作ではシステム上、どの武器も使い続ければいずれは壊れてしまう。
壊れてもゾーラの里のロスーリに素材を渡せば制作は可能だが、渡された槍とはある意味で別物になってしまう。((なにより[[ダイヤモンド]]が必要になるので制作コストが重い))
ミファーの形見として、敢えて使用せずにマイホームに飾って保管するプレイヤーも多いとか。

ゾーラの里にはこれの贋作である祭事の槍に関するサブイベントもある。
ただし、祭事の槍の性能は本物の半分程度の性能で入手も比較的容易。

余談だが、ミファーの死後から間もなく鎮魂のためゾーラ川に光鱗の槍は流される予定だった。
流そうとしたその時、槍が輝き言葉を発したという。
その言葉はこれ以上悲しまないように訴えるもので、以降は大厄災の日に光鱗の槍を飾り、彼女を称える英傑祭の始まりとなった。

・ミファーの祈り

ルッタ解放後にミファーから授けられる加護。
リンクが力尽きた時に全回復して復活。さらに[[ハート]]が追加される。
妖精と似た効果だが、こちらが優先されるので注意されたい。
よく死ぬこの[[ゲーム]]では重宝する能力だが、一度使うと再発動に現実時間で24分かかるのが玉に瑕。
仕様上、メニューを開いている時はリキャスト時間が進まないため、実際はもっと長い。
[[DLC>ダウンロードコンテンツ]]のイベントをクリアすれば約8分まで短縮される。
しょうもない死因で加護が発動してミファーに申し訳ない気持ちになるプレイヤーもそれなりにいたとか。
極一部だが発動しない場面もあるので注意。([[イーガ団>イーガ団(ゼルダの伝説)]]アジトの潜入時など)

・神獣ヴァ・ルッタ

ミファーが操り手として操縦する水の神獣。英傑4人の中では彼女が最も神獣との同調が早かったといわれている。((逆に最も遅かったのはダルケル))
ミファーはヴァ・ルッタを彼女と呼んでいるが、ゾーラの[[偉大な先祖>ルト姫]]に因んでルッタと名付けられたためと思われる。

象のような姿をしており、鼻部分から無限に水を放出できる。
[[カースガノン]]に乗っ取られてからは、水を雨のように放出し続けることで里の近くにある貯水池を決壊させようとしていた。
内部では鼻の角度を調整することで水の降る位置を調整して探索することになる。
神獣攻略の中では難易度は低めだが、ルッタに関してはプレイヤーが最初に行くことを想定して作ったらしい。
水のカースガノンも比較的わかりやすいボス。木の矢を多めにもっていくといいだろう。
攻略後にもらえる加護も使い勝手が良いため大抵のプレイヤーは最初に攻略する神獣になりやすい。
また、防衛機構として近づく者には氷の塊を作り出して迎撃する。
これを停止させない限り内部に入ることはできない。

・ゾーラの鎧
神獣ヴァ・ルッタの攻略開始時にドレファン王からリンクに渡される。装備することで滝登りが可能になる。
滝登りはゾーラの鎧だけが行える唯一無二の特殊効果。
ヴァ・ルッタの攻略だけではなくハイリアのあちこちにある滝を利用して難所の突破を楽にしてくれる優れもの。
ハイラル城の潜入時にも世話になったプレイヤーは多いだろう。

実はこの鎧、代々ゾーラ族の王女の手で作成されるもので、婿になる相手を想いながらピッタリのサイズで作られる。
[[昔々のゾーラ族の御姫様>ルト姫]]の言葉を借りるならば、いわば「えんげーじりんぐ」に相当する。
ムズリを説得するために、ゾーラの鎧のジャストフィットぶりでリンクがミファーの想い人であることを証明するという場面は印象に残りやすい。

なお鎧を渡す相手については家族以外には秘されていたようだ。これはミファー自身が鎧を渡すかどうか最後まで悩んでいたため。
また教育係のムズリを始め、元老院((老齢のゾーラ族))はハイリア人を嫌っていたことも一因だったと思われる。((ミファーの死後、ムズリのハイリア人嫌いはさらに決定的になってしまう))


*【厄災の黙示録】

BotWの100年前の大厄災を追体験できるというコンセプトの本作ではプレイアブルキャラクターとして登場。

[[ゼルダ>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]達は厄災の復活に備えて神獣ヴァ・ルッタの操り手を探すため、ゾーラの里に訪れる。
ゼルダはゾーラ族の王ドレファンにミファーを神獣の操り手になってほしいと交渉。
しかし愛娘であるミファーを戦乱に巻き込みたくないが故にドレファンは難色を示したため、交渉は難航する。
一方、ゼルダが交渉中の裏側で、リンクは自身が幼い頃からの知り合いであるミファーと再会していた。
その最中、魔物の軍勢によってゾーラの里が襲われてしまい行方不明になった幼いシドをミファーとリンクは探しに行くことになる。
ミファー達はライネルに襲われていたシドを間一髪で救出。その後、ミファーがヴァ・ルッタによって魔物の軍勢を追い払い、退けた。
初めてであるにも関わらず見事に神獣を操る娘の姿を見た父はミファーを英傑として送り出す事を決めたのだった。
以降はリンク達に協力して厄災に立ち向かう英傑達の一人になる。

とあるミファーの強化チャレンジでは鎧を夜遅くまで作っている娘に差し入れをしたいという父親からの依頼がある。
依頼をクリアすると娘が誰に鎧を渡すのか父親は気になっていることがわかる。
名前こそ明言されていないが、鎧の出自からしてミファーとドレファンではないかと思われる。

槍の扱いもリンクが推薦するほどであり、優れた腕前の持ち主であることがハイラルチャレンジでもわかる。

だが大厄災を追体験するということは、史実通りであればミファーを含めた100年前の英傑たちは死亡してしまう。
そのため発売前の時点では[[バッドエンド]]確定ともいわれていたが………?

#openclose(show=厄災の黙示録のネタバレ注意)
{史実通りならルッタ搭乗中、内部で水のカースガノンに敗北、死亡するはずだったミファー。
史実に従って[[カースガノン]]の攻撃が直撃すると思われた瞬間、光から光燐の槍によく似たそれが飛び出して攻撃を阻んだ。
続くように光の中から「二度も奪わせはしないゾ!」の声とともに飛び出た人物。

それは、大人の姿で現れたミファーの弟、シド。100年後の未来から時を超えてきたのだ。

あり得るはずのない奇跡に驚く間もなく、二人は共闘することで持ちこたえる。
結果、間に合った援軍とも力を合わせることで水のカースガノンを撃破。

BotWとは異なり、シドの救援によってミファーは無事に生存したことになる。
これによって厄災の黙示録とBotWは異なる世界であるとプレイヤー視点で確定するシーンでもある。
(BotWの史実とは本作の開始からズレが既に出ていたので、察しのよいプレイヤーは気づいていただろう)

ヴァ・ルッタの制御権を護ったミファーは青年となったシドと共に厄災との戦いに身を投じるのだった。

アッカレ砦奪還時の会話シーンでは未来の弟の様子から、青年シドの世界では自分がどうなったのかミファーは察しているフシがある。
そのためか、シドとミファーの会話シーンはどこか切ないものが多い。

BotW正史とは異なりミファーは無事に生存。つまり、彼女がリンクに想いを告げることができる状況になった。
だが彼女がリンクに想いを告げられたのかは不明なままではある。
&color(lightgray){残念ゾヨ…。}

しかし終盤のチャレンジでゾーラの鎧を入手したプレイヤーには感慨深いものがあったのではないだろうか。
とはいえ説明欄の&bold(){「本当に身につけてしまっていいのだろうか…?」}という一文が悩ましい。

&s(){厄災の黙示録の世界ではミファーとリンクが結ばれて幼いシドから義兄さんと呼ばれるリンクの姿もありえるのかもしれない。}

クリア後に発生するバトルチャレンジ「ミスヴァーイ決定戦」では各女性キャラクターと鎬を削ることになる。
いわゆるミスコンなので出撃条件が女性もしくは無性([[ゴロン族]]など)限定となっている。
ミファーで出撃してみると、最後に登場する淑女シリーズで女装したリンクに「ええっ!?嘘…!」と驚く珍しい彼女が見れる。
(想い人が女装してミスコンに、あまつさえ決勝戦に出てくるのだから無理もない)

DLC第2弾「追憶の守護者」の記憶チャレンジ全コンプリートのムービー内では、幼いシドと青年シドの頭を撫でるミファーのシーンがある。
彼女からすれば小さくても大きくても、いつまでも可愛い弟に変わりはないのだろう。


}


**【厄災の黙示録における性能と能力】

BotWでは槍を振るう姿はなかったが、本作では公式で槍の名手と書かれるにふさわしい活躍ができる。
性能としては槍による比較的スピードの速い攻撃と水の操作による範囲攻撃が特徴。
一部の攻撃に[[回転斬り]]を彷彿とさせるものがある。
BotWにおけるミファーの日記の内容から鑑みるにリンクの[[回転斬り]]を真似したものかもしれない。

ダッシュ時の移動モーションが特殊で、ウェービングのような動きで空中を泳ぐように移動する。
(性能は他のキャラクターと同一)

初期の武器は「光鱗の槍」。BotWでドレファンから渡されたあの槍である。
これを含めて装備できる槍は3(+1)種類あるが、実用するのはやはりこれ一択になるだろう。

「優しき英傑の槍」という厄災の黙示録オリジナルの武器が追加されている。
こちらはゾーラの紋章((ミファーの防具(側頭部)にも施されている三日月を3つ繋げたマークのこと))を意匠にしたと思われる豪華なデザイン。
武器性能こそ固定値のため高くはないが、隠し刻印の性能が優秀という特徴がある。

一部の強攻撃や[[必殺技]]では範囲内にいる味方と自身のライフを回復させることができる。
味方の回復は操作可能キャラクターの中でもミファーのみが行える。
小ネタだが、自身の回復量よりも他者に対する回復量のほうが明らかに多かったりする。
回復効果は◯◯隊長などの味方NPCも対象であるため、拠点が陥落する寸前の状況では時間稼ぎになる。
高難度の護衛、拠点防衛を含むバトルチャレンジには連れて行くと立て直しやすい。

固有アクションは噴水の設置。
強攻撃かZRで自身から少し離れた場所に噴水を発生させ、さらにZRで地面に潜り噴水から滝登りで出現する。
瞬時にワープができるので距離を詰める、離れるのにも使える。
滝登り直後は空中攻撃へと移行できるため、ボスの頭部を狙ってウィークポイントゲージを削りやすい。
武器特性は空中攻撃を強化するものがいいだろう。
噴水からの出現を連続で繰り返すと最終的に竜巻を起こすことができることも忘れずに。
また、リモコンバクダンが小さい爆弾を大量に降り注がせるのでこれまたウィークポイントゲージを削りやすい。

これらの特性からイワロックなどの背の高いボスは比較的得意なキャラクター。
特にイワロックが相手の場合はリモコンバクダンとZR連打だけでなんとかなってしまう。
弱みとしては全体的に火力が低いこと、多用することになる空中攻撃中は回避が行えないことが挙げられる。
なおユニーク強化で滝登りで水場が広がるようになる。
DLCでExユニークを開放すると高所の空中から固有アクションで滝登りならぬ滝降りが可能になる。
上述の竜巻を利用すると滝降りを行いやすい。

協力プレイや仲間と出撃できるバトルチャレンジで真価を発揮しやすいサポート寄りのキャラクター。

神獣ヴァ・ルッタも専用のバトルチャレンジで操作可能。
長い鼻による近接攻撃や氷の槍を飛ばす攻撃がメインで、氷の槍を雨の様に降らす範囲攻撃ができる。
足元が水場であれば、範囲攻撃のリチャージ速度が上昇。
[[必殺技]]は他の神獣と同様で極太[[ビーム>ビーム/レーザー]]を一定時間照射し続ける。



*【ティアーズ オブ ザ キングダム】
ブレスオブザワイルドの続編の本作ではミファーに関して言及はされど、死亡しているため直接的な出番は全くない。
彼女が作ったゾーラの鎧も続投。とはいえBotWの戦いの後に破損。リンクは修理をゾーラの里に依頼していたようだ。
シドの刻んだ石碑やシドの婚約者ヨナに関する会話からシドのミファーに対するシスコンぶりがよくわかる。

前作ではゾーラの里の中心に置かれていたミファーの像は移動されて、雷獣山に設立されたミファー公園のシンボルとなった。
公園の名付けはシド。満場一致で賛成されたということから死後100年以上を経てもミファーが住民から愛されていることがわかる。
そのうえ破損したゾーラの鎧の修理に必要なムカシアロワナがその像の近くで入手できるなど、心憎い設定がされている。
また、水の神殿の攻略にはゾーラの鎧が不可欠といっていいほど。出番こそないが彼女の想いは本作でもリンクの助けとなった。


*【余談】

名前の由来は父や弟を含め音階からきていると思われる。((なおゾーラ族全体が音楽関連の用語で名付けされている))
※ドレ(ファン王)、ミファ(ー)、ソラ(ゾーラ?)、シド
実際、彼女の登場シーンで流れる[[BGM]]「ミファーのテーマ」は、ミ(E)とファ(F)のキーの繰り返しが印象的なモチーフをベースに構成されている。

Amiiboも2017年に発売されているが、造形が難しいキャラクターだったのかあまりに別人のようだと話題になった。((値段帯を考えると妥当な出来という意見もある))
BotWで読み込むと、「神獣兵装ルッタ」という特殊な頭防具と銀燐の槍が入手できる。
TotKでは、ミファーをモチーフにしたパラセール生地「ゾーラの英傑生地」となる。

&bold(){貴方が私の日記を見つけたとしても…}




&bold(){絶対に追記、修正しないで。}

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,11)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 人外種族+小さいお姉ちゃんって、任天堂はやはりお子様の性癖を歪めに来てると思う。そういえば同じゾーラ姫のルトとはちょうど属性真逆なんだね  -- 名無しさん  (2020-12-28 17:57:42)
- 黙示録時空では割りとリンクとチャンスあるぞ  -- 名無しさん  (2020-12-28 18:11:44)
- 代理作成かもしれんけど新規項目申請はしようね!  -- 名無しさん  (2020-12-28 18:46:41)
- リンクのことが好きだったってことはゾーラ族って人間と交配できるんだろうか…?  -- 名無しさん  (2020-12-30 01:13:35)
- ↑ドレファンとシドの反応見るに問題は無さそうだけどそこら辺設定が無いからなぁ  -- 名無しさん  (2020-12-30 01:56:50)
- 追記修正するなとくぎを刺すパターンは珍しい  -- 名無しさん  (2020-12-30 02:30:25)
- ↑5 そもそもゼルダとリンクに間に本編ほどフラグ建ってないしな。ミファーの方が有利まである。  -- 名無しさん  (2020-12-30 11:29:13)
- ↑3 どっかで見た考案と言うか噂ではあるけどある村で店子やってるのに恥ずかしがり屋でいつも店の隅にいる子がゾーラ族のハーフじゃないかって言われてるそうね。  -- 名無しさん  (2020-12-30 17:12:51)
- ゾーラが鮫系なら交尾できる 交尾する魚と書いて鮫と読むし  -- 名無しさん  (2020-12-30 19:45:29)
- ヒーラーかと思ってたけど槍1本で飛行ガーディアン倒すくらいには強いんだよな。  -- 名無しさん  (2021-01-02 11:10:16)
- とあるチャレンジでは女装した幼馴染と戦うことに  -- 名無しさん  (2021-01-10 07:48:30)
- 厄災で未来から救援に来たシドがミファーから目を逸らすシーンが辛かったな。元の世界線でのミファーの結末を知ってるわけだし、全て終わったらまたミファーのいない世界に帰らないといけないわけだし。それでも戦い抜いたシドが漢すぎるし、何となくそれを察してたっぽいミファーも何も言わずに弟と共闘するとかいいお姉ちゃんすぎる…。  -- 名無しさん  (2023-03-06 21:15:39)
- ミファーだけ個別記事あんのほんと草  -- 名無しさん  (2023-06-18 17:13:35)
- 煽ったらママみを感じて萌えられてしまう始末  -- 名無しさん  (2024-04-30 20:29:31)
- 任天堂の性癖破壊装置  -- 名無しさん  (2024-05-12 00:49:42)
- 内心で言うとスマブラに登場してもよかったんじゃないかとさえ思う。ゼルダ系でそういう参戦はないけど、ファイアーエムブレムなんて1タイトルのキャラでもバリバリに出てるからね。ゾーラやゴロンぐらいは参戦してもいいんじゃないだろうか  -- 名無しさん  (2024-05-12 01:46:53)
- ↑3このコメント欄でママーって叫んでもいいんだぞ  -- 名無しさん  (2024-05-12 01:47:59)
- ブレワイのゾーラ族の男性は100歳でおじさん、200歳でおじいさんなんだとか。つまり、イケメンなシドは実はおじさんで、ミファーも生きていたらおば…おっと誰か来たようだ。  -- 名無しさん  (2025-01-16 12:59:49)
- なぁハイラルは一夫多妻制いけるかな?  -- 名無しさん  (2025-04-07 13:31:33)
#comment(striction)
#areaedit(end)
}