ボックリン(ゼルダの伝説)

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ボックリン(ゼルダの伝説) - (2025/10/20 (月) 02:42:19) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/01/10 Sun 02:23:44
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます

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&tags()
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#center(){&color(#6A956D){&bold(){ボクちん ボックリ~ン♪}}}
#center(){&color(#6A956D){&bold(){コログの森の音楽家さぁ~♪}}}

ボックリンとは、『[[ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド]]』の登場人物。
CV:日野未歩

森の精霊&color(#55973E){''コログ族''}の音楽家。顔におおきな葉っぱをくっつけているのは他の&color(#55973E){コログ}と共通だが、手乗りサイズな他の&color(#55973E){コログ}に比べるとかなり大柄。リンク以上の背丈でずんぐりとした一本樹のような見た目をしている。
肩(?)にポーチのようなものを引っ提げている他、両手にマラカスを携えており、様々な場面でこれを演奏して踊る♪
このマラカスによってボックリンは不思議な力を操ることが出来、彼曰く、2歳の頃にはこのマラカスを振り回していたようだ。(が、そもそも彼は何歳なのか……?)
陽気かつ無邪気な性格で、非常に愛嬌がある。一人称は''ボクちん''、誰かを呼ぶときは''キミちん''と呼ぶ。口癖は&color(#6A956D){&bold(){「キュン」「キュルン」}}。

通常の&color(#55973E){コログ}同様に、普通の人々にはその姿が見えない。極稀に姿をみることができる人間がいるというが、それでも、ボックリンが言うには厄災発生時から100年間誰にも見つけてもらえなかったのだとか。

*[[&color(white,#A3CFDE){ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド}>ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド]]
#center(){&color(#6A956D){&bold(){キミちん! ボクちんが見えるのォ?!}}}

#center(){&color(#6A956D){&bold(){やーった やった! キュンキュン キュ~ン♪}}}
#center(){&color(#6A956D){&bold(){100年ぶりにボクちんが見える人 登場!}}}

最初に見つけた&color(#55973E){コログ}から聞ける話でその存在を示唆されるが、初登場はカカリコ村の入り口付近。

魔物に愛用のマラカスを奪われてしまい、誰かに助けを求めようにも彼の姿が見える人間が現れずに困っていた。
そんな最中、自分の姿が見える[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]と遭遇。100年ぶりに自分が見える人間が現れたことに喜び、魔物からマラカスを取り返すよう依頼してくる。

マラカスを取り返してあげると喜ぶものの、今度はマラカスの中の&color(#F1CA2E){''コログのミ''}がなくなって音が出ないと困っている。どうやら、&color(#55973E){子供たち}に&color(#F1CA2E){コログのミ}を持ち出されてしまったらしい。
&color(#F1CA2E){コログのミ}を1つ渡すと、お礼の踊りを見せてくれるついでに、&bold(){武器・弓・盾のいずれかのポーチを1枠拡張してくれる}。(この時、リンクも踊りに誘われるが、リンクは微動だにしない)

以降は、彼に&color(#F1CA2E){コログのミ}を渡すたびに、お礼の踊りと共に&bold(){ポーチを1枠拡張してくれるようになる}。
&color(#F1CA2E){コログのミ}はここでしか用途がなく、&color(#6A956D){ボックリン}の踊りがこのゲーム唯一のポーチ拡張の手段となるため、&color(#F1CA2E){コログのミ}を入手したらためらわずに&color(#6A956D){ボックリン}に渡して積極的にポーチ拡張を依頼していきたいところ。

ただし、カカリコ村の前で何度かポーチを拡張してもらうと&color(#6A956D){&bold(){「森への帰り道を思い出した」}}と、帰る準備をはじめるのかポーチを拡張してもらえなくなってしまう。
その際に&color(#6A956D){&bold(){「またコログのミを見つけたら、}}&color(darkgreen,Lightblue){&bold(){コログの森}}&color(#6A956D){&bold(){まで持って来てほしい」}}と頼まれる。再度話しかけてコログの森がどこなのかを聞いてみると&color(#6A956D){&bold(){「とにかく北にある」}}とのこと。さらに具体的なヒントとして&color(#6A956D){&bold(){「『迷子になったらハイリア川沿いに北に進め』って言ってたからたぶんそう」}}と具体的なのかアバウトなのか良く分からない手がかりを貰える。
ちなみに、ハイリア川は[[カカリコ村]]の西側。始まりの台地を下りた近くにある双子山の塔で周辺情報を手に入れていれば、すぐに見つけられる場所にある。「ハイリア川沿いをとにかく北」という情報は正しいのだが、コログの森は中央ハイラル東部を横断した先と遥か彼方。

このイベント後、すぐにコログの森に移動するわけではなく、ハイラル川沿いにある「リバーサイド馬宿」「湿原の馬宿」「森の馬宿」に行くと&color(#6A956D){ボックリン}と出会うことが出来、その際にも&color(#F1CA2E){コログのミ}と引き換えに何度かポーチを拡張してもらえる。

上記のイベントをこなした後にコログの森の[[&color(#55973E){''デクの樹''}>デクの樹サマ]]の下にたどり着くと、&color(#6A956D){ボックリン}が待っている。以降はずっとこの場所に待機しているので、&color(#F1CA2E){コログのミ}が集まったらコログの森に行くことでいつでもポーチを拡張してもらえるようになる。
(それぞれの馬宿で出逢う前にコログの森に来た場合、各馬宿での遭遇はスキップされ、コログの森で会える)

**&color(#F1CA2E){コログのミ}
装備のポーチ枠には限度があるため、ポーチの拡張は出来る限り行っておきたいところ。
ところが、&color(#F1CA2E){コログのミ}の要求数が曲者で、&bold(){枠を拡張するたびに要求数がどんどん増えていく}。

要求数の増加は武器・弓・盾ポーチでそれぞれ別個数、かつ別枠としてカウントされる。
最大数が少ない弓ポーチと要求個数がある程度までしか増えない盾ポーチはまだいいが、武器ポーチは要求数が回ごとに跳ね上がり、最高の11回目ではなんと&sizex(6){&color(red){55個}}も要求される。

&color(#F1CA2E){コログのミ}はそう容易く手に入る収集物ではなく、1つ手に入れるためにも探索やアクション、謎解きが必要となる。
それを40、50とルピーか何かのように要求された日には「これ1つにどれだけ苦労が……」と苦言を呈したくなるプレイヤーも後を絶たなかったらしい。
このため、一部界隈では、''ボッタクリン''と呼ばれているとか、いないとか。

なお、この&color(#F1CA2E){コログのミ}は世界中に900個存在する。
ただし、ポーチ拡張の限界までに必要なのは441個。(ポーチを最大にするために、武器は208個、弓は73個、盾は160個要求される)
残りの459個についてはただのコレクション要素となるが、世界中の&color(#F1CA2E){コログのミ}を全て回収してから&color(#6A956D){ボックリン}に話しかけると&color(#F1CA2E){''ボックリンのミ''}が貰える。
これを手に入れると、&bold(){なんと、ポーチ拡張時にしか見られない&color(#6A956D){ボックリン}のダンスをいつでも見ることができるようになる!} ……それだけ。

**遭遇フラグ
冒頭で初登場について言及したが、ポーチ拡張解放のフラグとなるマラカスを守っているのは&color(#3B4EF0){青ボコブリン3匹}。ハート3つで挑むと難易度が高いものの、最序盤でも十分に挑める相手である。よって、&color(#6A956D){ボックリン}との出会い及びポーチの拡張は、パラセール入手後ほぼすぐに解放することが出来る。

ただし、ブレスオブザワイルドには固定の攻略順や道順がなく、&color(#6A956D){ボックリン}の存在はストーリーフラグに組み込まれていないので、彼の存在をスルーしても障害は発生しない。&bold(){というか、運悪く遭遇できない可能性もある}。

カカリコ村で[[インパ>インパ(ゼルダの伝説)]]に会うあたりはほとんど固定ルートとなっているので、道なりに進んでいけば高確率で&color(#6A956D){ボックリン}を見つけることができる。ただし、&color(#6A956D){ボックリン}の初登場場所については&bold(){完全にノーヒント}のため、強引に山越えをしたりカカリコ村自体をすっ飛ばしたりして、カカリコ村前の&color(#6A956D){ボックリン}のイベントフラグを立てずに進めると、いつまでたっても初期のポーチ枠状態で挑んでいかなければならなくなる。
また、周囲の風景に全く関心を持たずに進めるなどしてコログを1体も発見できていない場合にも、最初のコログのミを渡すことができないため、ポーチ拡張解放の[[フラグ]]は立たない。

**余談
・拡張してもらうポーチによって、踊りの際のエフェクトの色が異なる。&color(#F54738){武器は赤}、&color(#3B4EF0){盾は青}、&color(green){弓は緑}。&color(#F1CA2E){ボックリンのミ}入手後には、好きな踊りを選んで見せてもらえる。

・他タイトルで&color(#55973E){コログ}が登場する[[風のタクト>ゼルダの伝説 風のタクト]]では、&color(#55973E){コログ}は&color(#55973E){デクの樹}から生まれると言及されているが、&color(#6A956D){ボックリン}から言うと&color(#55973E){デクの樹}は''お爺ちゃん''に当たる存在であるらしい。尤も、単純に%%老人%%老木なので愛称でそう呼んでいるだけかもしれない。

・服装備をすべて外した状態で一部のNPCに話しかけると特定の台詞を聞くことが出来るネタがいくつかある(パーヤが有名)が、ボックリンにもそのネタが存在する。
・・この状態だとポーチの拡張を受注してもらえないため、全裸縛りプレイでは&bold(){ボックリンのポーチ拡張が機能しない}という地味に厄介な制約が発生する。


*&color(white,black){ゼルダ無双 厄災の黙示録}
ブレスオブザワイルドの100年前を描く[[パラレルワールド]]の物語。
トレーラームービー「知られざる100年前の記憶【3】」に&color(#6A956D){ボックリン}が登場し、出演が確定した。

100年前から変わらぬ姿のようだが、精霊なので100年前にいること自体にはなんの不思議もない。
というより、ブレスオブザワイルド本編で彼曰く&color(#6A956D){&bold(){「100年間誰にも見つけてもらえなかった」}}=100年間生きていたということであるし、加えて言えば、彼らの始祖となる[[コキリ族]]は子供の姿で歳をとらない種族なので猶の事、理にかなっている。%%むしろ不思議なのは%%[[%%コーガ様%%>イーガ団(ゼルダの伝説)]]。
そういった理由もあり、加えて発売前プロモーションで&color(#55973E){コログ}の登場が確定、&color(#F1CA2E){コログのミ}のシステムがあることが事前に周知されていたことから、厄災の黙示録でもどこかしらで&color(#6A956D){ボックリン}がインベントリ拡張に関わってくるのではないかという予想を立てていたプレイヤーは多かったようだ、が……。

**活躍
初登場は、第3章「コログの森解放戦」。

***第3章「コログの森解放戦」
4人の英傑を募った[[ゼルダ>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]とリンクは、[[退魔の剣>マスターソード(ゼルダの伝説)]]が眠る&color(darkgreen,Lightblue){&bold(){コログの森}}を解放すべく行動を開始。
&color(white,black){黒ローブの男}の不穏な影が見え隠れする中、ゼルダ一行がコログの森に足を踏み入れた先に、&color(#6A956D){ボックリン}が姿を現す。

最初は&color(#6A956D){ボックリン}の姿は誰にも見えない様子で、&color(#6A956D){ボックリン}も歩みを進める一行にかまって欲しそうについて歩いていた。
が、急にゼルダによってその姿を発見され、その後すぐ、英傑一行にも目視できる存在になった。

英傑一行は、はからずも巡り合えた森の住民に道案内を頼むも、&color(#6A956D){ボックリン}のほうも魔物のせいで&color(#55973E){デクの樹}の下に帰れずに困っているという。
&color(#3B4EF0){&bold(){リーバル「静かにしてれば 魔物に気づかれることもないと思うけどね」}}
かくして、コログの森では&color(#6A956D){ボックリン}を護衛しながら濃霧の道を抜け、&color(#55973E){デクの樹}のもとを目指すこととなった。

コログの森解放戦の地上戦がはじまると、&color(#6A956D){ボックリン}が道案内をしてくれるので、それに続いて進んでいくことになる。
濃霧の中には森の住民の案内がなければ進めない道もあるので、&color(#6A956D){ボックリン}の先導は必須。ただし、途中で魔物が出現するので、その際には&color(#6A956D){ボックリン}が攻撃されないように先に立って魔物の始末をしなければならない。(なお、途中で出てくるスタルモリブリンとスタルヒノックス戦にだけ気を付ければ、ベリーハードであっても&color(#6A956D){ボックリン}が倒されることはまずないので、魔物が湧いてきたからといって慌てる必要はない)

マップ中央のスタルヒノックスを撃破すれば森の深部への入り口にたどり着けるが、入り口は&color(#ff00ff,black){怨念の沼}に汚されて立ち入ることが出来なくなっている。
「森の中に潜む魔物を倒すことで、沼を除去して通れるようになる」という進言を元に、ここからは戦闘メンバーが分かれて魔物の討伐に挑むことになるが……


#center(){&color(#6A956D){&bold(){「キュン… 少し怖いけど 森の為なら ボクちんも頑張るよぉ!」}}}

#center(){&bold(){&color(#1e90ff,#696969){ボックリン}&color(white,#696969){を操作できるようになった!}}}



&bold(){なんと、まさかのプレイアブル化である。}

ここからは&color(#6A956D){ボックリン}が操作キャラクターに加わり、英傑たちと共に戦闘に参加してくれるようになる。
討伐対象の魔物は南東、南西、北東、北西に分散しているので、入場時に選んだプレイキャラ3人にボックリンを加えた4人で分担して魔物を倒すのが理想的な進行になる。
魔物を倒していくごとに&color(#ff00ff,black){怨念の沼}は縮小していき、4体全ての魔物を討伐すれば、&color(#ff00ff,black){怨念の沼}が完全消滅。ただ、&color(white,black){黒ローブの男}がけしかけた魔物が森中に現れているので、英傑たちと&color(#6A956D){ボックリン}は森の魔物を抑える防衛側に回り、森の深部へはリンクとゼルダのみで足を踏み入れることになる。
そして、森の奥に待ち構えるものは……&color(#6A956D){ボックリン}とは直接関係がないので、そちらはぜひゲーム本編でご覧いただきたい。
&color(lightgray){というかボックリン、それだけ強いなら別に一人で帰れたのでは……}

第3章「コログの森解放戦」は、リーバルがヴァ・メドーで空中ドンパチを繰り広げたり、&color(white,black){黒ローブの男}こと&color(red,black){''厄災へ導く者・アストル''}の初顔見せや初名前公開、彼との交戦が繰り広げられたり、退魔の剣の存在が初登場したり……と、物語が大きく動き出す序盤の節目になるのだが……
前作プレイヤー的には、&color(#6A956D){ボックリン}の参戦はある意味、それ同等かそれ以上のインパクトを与えていった。

***以降の章
その後のイベントムービーには、基本的には&color(#6A956D){ボックリン}は登場してこないが、コログの森解放戦以降もプレイアブルキャラとして自由に選択することが出来るようになる。
また、第7章「ハイラル奪還戦」のハイラル陣営大軍勢の隊列にしれっと混ざっていることから、第3章以降もムービーに顔を出していないだけでハイラルを救う英傑一行に正式に仲間入りしていた模様。&color(red,black){厄災}が目覚めたその時にどこで何をしていたのかは一切不明。

また、本編以外でも、各地のハイラルチャレンジでダンスカーニバルをひらいたり、大妖精様の試運転の練習相手になったり、リーバルの道案内をしたりと、味方・敵陣営問わず登場が何度かある。

**プレイアブル化
つまるところ、[[前作>ゼルダ無双]]で言う[[アゲハ>アゲハ(ゼルダの伝説)]]枠。((前作ゼルダ無双のアゲハとは、本家では戦闘力のない非戦闘員で、登場後も本編ストーリーにはほとんど関わってこないがプレイアブル化する、という共通点がある))
かくしてハイラルを救う戦士の1人として立ち上がった&color(#6A956D){ボックリン}だが、性格は相変わらず陽気で呑気。
吠え狂うライネルに&color(#6A956D){&bold(){「一緒に踊ろう♪」}}などと言い出すのは、100年前でも後でもこの世に&color(#6A956D){ボックリン}くらいのものだろう。
それでも、各種族の代表である英傑たちにも後れを取らない戦闘力で戦場の魔物達を圧倒する。

***キャラ性能
タイマン性能が低い代わりに、殲滅力に優れている。
特殊な操作手順などはない。キャラの固有能力も、&color(#55973E){コログ}を呼び出して単純な戦力増強を図るだけ、と、シンプルで扱いやすい。

各アクションのモーションが長いため技の出が遅く、&color(#55973E){コログ}を呼び出す仕様により最高火力が安定して出せないという欠点はあるが、広範囲攻撃が得意。敵の拠点などは中央で踊っているだけでみるみるうちに陥落させることが出来る。
足が遅いため、絶えずあちこちを移動しなければならない戦場では守りの配置につかせておくか、アクセスポイント付近に待機させて早めの指示出しを意識しておくと扱いやすい。

実はかなり長時間スーパーアーマーになる技を備えている(強6)ため、混戦やゴリ押しにはめっぽう強い。

***キャラの固有能力
キャラクターアクション(ZR)を中心に、様々な攻撃モーション時に&color(#55973E){コログ}を呼び出す。
呼び出した&color(#55973E){コログ}は&color(#6A956D){ボックリン}の攻撃にあわせて追加攻撃を繰り出してくれるため、&color(#6A956D){ボックリン}攻撃の範囲拡張や火力増加の助けになる。
&color(#55973E){コログ}は短時間で消えてしまうが、リキャストなどはないため、またすぐに呼び出すことが可能。呼び出す際に隙が出来ることを除けば、呼び出すこと・数が多いことにデメリットはないため、基本的には呼べるうちに呼んでおこう。
呼び出せる&color(#55973E){コログ}は最高10体。キャラクターアクション以外にも、必殺技、強6、シーカーアイテムの一部(アイスメーカーとマグネキャッチ)、スマッシュでも&color(#55973E){コログ}が増える。

&color(#6A956D){ボックリン}の火力と攻撃範囲は&color(#55973E){コログ}の頭数によって変わるが、&color(#6A956D){ボックリン}自身にも攻撃力と殲滅力は備わっているので、うっかり&color(#55973E){コログ}を呼び忘れていることに気が付いても、キリがつくまでは無暗に攻撃を中断せずに押し切ってしまった方が良い場合もある。

***タイマン性能
拘束技に乏しく、ウィークポイントゲージ削り性能もあまり高くない。加えて、技のモーションが長い、身体が大きい、動きが遅めとあって、タイマン性能は低め。技の有効範囲を頭に入れて、距離をはかって攻撃しなければ被弾を受けやすい。
ウィークポイントゲージ削りにはシーカーアイテムの''ビタロック''と''リモコンバクダン''が役に立つが、そのウィークポイントを出すためにシーカーアイテムを使用済みでリキャストが発生していることがあるので、どれを使うべきかはよく見極めること。この2種の火力とヒット数には&color(#55973E){コログ}が影響するので、必ず10体出した状態で挑むべし。
とはいえ、突進(強3)や範囲攻撃に巻き込むことで中型の敵くらいならゴリ押しで倒せてしまうので、あまり深く考えすぎる必要はない。

ごり押しが効かない&color(#F54738){マグロック}系は天敵なので、出来る限り他のメンバーに任せた方が良い。


***殲滅力
&color(#55973E){コログ}を揃えた上での攻撃は基本的にどれも広範囲で巻き込みも多いため、殲滅力は優秀。特に''コログの爆撃''(強4)は、おそらく範囲で言えばこれに勝る技はないといっても過言ではない。
&color(#6A956D){ボックリン}自身の技も、突進(強3)攻撃の巻き込み範囲が広く、進行ルートの打開などは得意分野になっている。

拠点の雑魚を散らして[[必殺技]]ゲージを貯め、拠点兵長を必殺技で倒す、という流れを汲めば、拠点制圧を速やかに行うことが出来るだろう。
ただし、今作は拠点制圧が要となる場面があまりなく、大型ボスの討伐が花形となるため、長所が生きる点が少ないのが惜しい所。
前作のようにスピーディーな拠点討伐を要求される場面が多ければ、もう少し風当たりは良かったかもしれないが……。

***技リスト
折り畳みで記載。
#region(close,ボックリンの技一覧)
-弱(Y連打)
マラカスでぽかぽか殴る。左右範囲がやや広く巻き込みを発生させやすいが、モーションが遅い割に前進距離が長い(というか身体がでかい)ため、中途半端な距離で繰り出すと相手の攻撃を被弾しやすい。

-ダッシュ攻撃
突進してマラカスで叩く。Yはそのままコンボに繋がり、Xは三連打攻撃になる。
別に特殊なところはなく、画的にも地味だがエフェクトは賑やか。

-強1(X)
コログたちが物をぽいぽい投げつけて攻撃。単純にコログの数が多いほどに範囲と判定数が増えるが、攻撃方向は四方八方バラバラなため、安定感はなく、殲滅向き。
投げつけるものは、石や宝箱、鉄箱にカボチャなどお馴染みのオブジェクトたち。物による攻撃力の差はない模様。

-強2(YX)
横に整列したコログたちが前方に突進していく。コログが多いほどに横に範囲が広がる。敵の打ち上げ効果あり。
素早く繰り出せる割りには広範囲でモーションが短く使いやすい。ただし、中型以上の敵は吹っ飛ばせない。さすがに並のコログにそこまでは無理らしい。

-強3(YYX)
コログの葉で飛行するコログたちに捕まり、ボックリン自身が前方に突進する。
あのそこそこ大きな体で体当たりしたら、確かにそれなりの威力にはなるだろう。

-強4(YYYX)
''コログによる爆撃''。
ボックリンの前方に向かって、コログたちが空から岩を投擲していく。
かなり遠方まで攻撃を繰り出すうえ、コログたちは横に整列するため、10体揃えて放てば範囲はすさまじいものになる。

-強5(YYYYX)
コログの的が出現し、そこめがけてコログたちが爆弾矢を放つ。
コログが多ければ多いほど矢の本数が増え、爆発が大規模になる。

-強6(YYYYYXかYYYYYYX)
ボックリンがコログの葉に乗って突進。移動方向制御可能な移動式攻撃。
移動先に花が出現するので、それを取るごとにコログが増え、さらに移動時間が延長される。花の出現は4つまで。
モーション中は&bold(){スーパーアーマー状態}になる。
コログを呼び出せる技の1つだが、かなり長距離を移動することになるので、行動の起点にするには戦場マップの把握が必要。

-必殺技(A)
コログを呼び出して、ダンスによる範囲攻撃。
本家でもお馴染みのダンスのフィニッシュで、エフェクトが物凄く派手。
他のキャラの必殺技と同様にウィークポイントゲージを出すことが出来る他、この技で一気に最大数までコログを増やせるので、大型の敵を相手にするときにはこの技を起点にしていきたいところ。

-空中攻撃
Yで3回まで殴れる。Xで地面に勢いよく着地して攻撃。
攻撃中に宙に浮いている状態になるのは、今更ツッコむまでもない話。

-キャラクターアクション(ZR)
マラカスを振って踊ることで、コログを呼び出すことが出来る。攻撃判定は一切なし。
キャラクターアクションをし続ければすぐに最大数までコログを呼び出せる。
#endregion

***シーカーアイテム
折り畳みで記載。
#region(close,ボックリンのシーカーアイテム一覧)
-ビタロック
前方の敵の動きを止める。この際に、止めた敵に対してコログの追撃が発生する。
ウィークポイントゲージ削りはこれが基本。

-リモコンバクダン
前方に爆弾をぽんぽんと投げる。
さすがにリンクほど機敏ではないが、コログがいればコログの数だけ投げる爆弾が増える。

-アイスメーカー
巨大な氷の塊が跳ねながら前方に向かっていく。
氷が割れた後で、中からコログが出てきて加勢に加わる。

-マグネキャッチ
通常のマグネキャッチ。特に掴むものがない場合でも、地面から宝箱を掘りだしてぶつける。
そして箱の中からコログが出てきて、加勢に加わる。
#endregion

**敵NPC
&color(#6A956D){ボックリン}が敵NPCとして対峙するハイラルチャレンジがいくつか存在する。どのチャレンジでも、悪意はまるでなさそうだが……。
シンプルに言えば、&bold(){特別弱くはないが、大して強くもない}。
強力な広範囲攻撃や初見殺しな技は何も持っていないので、予習なしのぶっつけ本番勝負でも、苦戦することはないだろう。

**余談
・&color(#6A956D){ボックリン}はパラセールを持っておらず、彼自身がデクの葉で飛行することもできないようで、&color(#55973E){デクの葉を持つコログ}に捕まって空を飛ぶ。

・マラカスはレベルが上がるごとに見た目が変わる。レベル1の''マラカス''はブレスオブザワイルド本家の見た目。レベル2の''ごきげんマラカス''はブルーカラー。レベル3の''おおはしゃぎマラカス''は見た目が&color(#F1CA2E){ボックリンのミ}のそれ。
・・レベル1の&bold(){マラカス}か、レベル2の&bold(){ごきげんマラカス}の隠し刻印((武器を25レベル、30レベルまで鍛えたときにつく武器の付加効果))は「隠れているコログを発見できる」「隠れている宝箱を発見できる(レベル2のみ)」という密かにレアな刻印。レベル3の&bold(){おおはしゃぎマラカス}ではこの隠し刻印は出ないので注意。

・仲間切り替え時には、他の仲間と共通の仕様としてちゃんと皆に「&color(#6A956D){ボックリン}」と名前を呼んでもらえる。
・・[[ミファー>ミファー(ゼルダの伝説)]]は誰に対しても敬称をつけるが、ボックリンも例外ではなく「&color(#6A956D){ボックリンさん}」とさん付けをしている。&br()長寿の種族同士なのでどちらが年長か気になるところだが、ミファーは年少者にもさん付けをしているので、年齢比較の証拠は特にない。

・ブレスオブザワイルド本編でボックリンは「自分が見える人間に出会ったのは100年ぶり」と言っていたが、当ストーリーを顧みると、[[その100年前の人間というのは、もしかして……>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]

・厄災の黙示録でも、本家と同じく&color(#F1CA2E){コログのミ}を集めることで武器所持枠を増やすハイラルチャレンジがある。
・・これ以外にも、&color(#F1CA2E){コログのミ}を渡すことでロッド使用回数や携帯できるリンゴの数が増えたり、全員のハートがアップしたりするハイラルチャレンジも。
・・この手のチャレンジの多くは、「~の〇〇」(〇〇には楽曲の用語が入る)というタイトルがつけられている。
・・ストーリークリア後の真END回収に必要な素材集めを行うハイラルチャレンジの中にも、&color(#F1CA2E){コログのミ}を要求してくるものがある。

・第7章「ハイラル奪還戦」にて、ゼルダが&bold(){&color(gold){「ハイラルに住まう すべての人の力を合わせる刻」}}と、ハイラル軍を鼓舞する。この際のハイラル軍はハイラル中のあらゆる種族が揃った大軍勢となっているが、これに加えて&color(#6A956D){ボックリン}がいるということは&color(#55973E){コログ族}もしっかり加わっていることになり、&bold(){本当の意味でハイラル中の全種族が大集結した連合軍になっている。}

・実は本タイトルにおいて、ゼルダの伝説ではキーアイテムとなりがちな''楽器''を武器として使う唯一のキャラクターである。
・・前作[[ゼルダ無双]]では結構いた。


*&color(white,lightgreen){ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム}
ブレスオブザワイルドの6年後を描く新たな旅の物語。
今回もやはり登場するのだが、リンクと遭った際の会話は初対面を思わせる。
最初に見つけた&color(#55973E){コログ}が存在を示唆したり、魔物に愛用のマラカスを奪われたり&color(#F1CA2E){''コログのミ''}がないので回収してほしいなどの経緯も同じ。

ただし居場所は変わっており、初登場の場所は新マリッタ馬宿の近く。
マラカスを奪ったデグボグを討伐し、&color(#F1CA2E){コログのミ}を渡すとその場で2回まで&bold(){武器・弓・盾のいずれかのポーチを1枠拡張してくれる}。

2回ポーチ拡張を終えると&color(#6A956D){&bold(){「旅を再開して東へ行く」}}と言い残して去ってしまう。
そして&color(#6A956D){ボックリン}のいた場所から南東にある本作の中心拠点・監視砦に向かうと、よろず屋の近くに&color(#6A956D){ボックリン}がいる。なお新マリッタ馬宿近辺で会わないまま神殿を1つ以上クリアしていると、いきなり監視砦にいる。
しばらくは監視砦に滞在するので、安心して&color(#F1CA2E){コログのミ}を投じてポーチを拡張してもらおう。

&color(#6A956D){ボックリン}が最後に移動するのはやはりコログの森なのだが、今回は帰るに帰れない事情があった。
[[&color(#55973E){''デクの樹''}>デクの樹サマ]]を中心にコログの森に異変が起きており、迷いの森の霧が足を踏み込んだ瞬間に即戻される状態になっていたのである。
リンクが森の異変の原因を解消するとやっと帰郷することができ、コログの森で&color(#6A956D){ボックリン}が待機するようになる。以降はここから離れないので、安心してポーチ拡張をしてもらおう。
…もっとも、コログの森の正常化の有難味は[[マスターソード>マスターソード(ゼルダの伝説)]]を入手しやすくする手段の1つ+少数のミニチャレンジ開放ぐらいなので、結局は&color(#6A956D){ボックリン}が一番の目玉コンテンツになる。それなら(クリアまでとは言わずとも引っ張るだけ引っ張って)中が歩きやすい監視砦にいてもらって構わないのも実態ではあるのだが。
なお、新マリッタ馬宿近辺で会わないまま森の異変解決済だと、最初からコログの森にいる状態になる。

**&color(#F1CA2E){コログのミ}
&color(#F1CA2E){コログのミ}の要求数が&bold(){枠を拡張するたびに要求数がどんどん増えていくのは今回も同じ}。
最大数は武器ポーチ強化最終の45個に下がったが、単に武器ポーチの強化上限が1回減ったためなので全然軽減されておらず、弓ポーチ強化の上限が増えているので必要総数は大して変わっていない。
ただし輸送コログなら1回で2個貰えるので、拡張目的の数稼ぎは少しやりやすくなった。
&bold(){「もう疲れちゃって 全然動けなくてェ…」}と疲労困憊のコログを見つけたら&s(){馬で引きずり回したりロケットで打ち上げて爆破したりしながら}積極的に運んでやると良いだろう。

今回の&color(#F1CA2E){コログのミ}は世界中に1000個存在する。
そしてポーチ拡張の限界までに今回必要なのは421個。(ポーチを最大にするために武器は153個、弓は108個、盾は160個要求される)
残りの579個についてはただのコレクション要素となるが、世界中の&color(#F1CA2E){コログのミ}を全て回収してから&color(#6A956D){ボックリン}に話しかけると今回も&color(#F1CA2E){''ボックリンのミ''}が貰える。

**遭遇フラグ
今回、ポーチ拡張解放のフラグとなるマラカスを守っているのは&color(brown){デグボグ2匹}。
木に擬態しているためドッキリ度は割と高い相手だが、打撃攻撃無効という点にさえ注意すれば[[ハート]]4つでも十分戦える。それどころか「魔物だが基本的な性質は樹木」ということに気付ければ、火炎の実をぶん投げるだけで一方的に焼死させることもできる。
むしろ問題は新マリッタ馬宿の目前の2つの橋で、太い橋はヒノックス、細い橋は魔物の拠点がある。はじまりの空島から降りてきた時点のリンクでは少々厳しい感があるが、ヒノックスは昼夜問わず寝ている状態でスタートするので上手く通り抜けていくと良い。
少々注意点はあるが、今回も&color(#6A956D){ボックリン}との出会い及びポーチの拡張は、はじまりの空島からの降下後から早い時点で解放することが出来る。

ただし、ティアーズオブザキングダムもまた固定の攻略順や道順がなく、&color(#6A956D){ボックリン}の存在はストーリーフラグに組み込まれていないので、彼の存在をスルーしても障害は発生しない。もっとも、今回は進行拠点として訪れることが多い監視砦に滞在する期間が長いため、いつまで経ってもポーチが広がらないというケースは減ったと思われる。
なお、コログを1体も発見できていないと最初のコログのミを渡すことができず、ポーチ拡張解放のフラグが立たないことは変わらない。はじまりの空島の道中にこれみよがしに輸送コログがいるので、レアケースではあるのだが……。



&color(#6A956D){&bold(){一緒に追記・修正しちゃおう!}}
コログのミを1000個集めたみなさん、追記・修正をよろしくお願いいたします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- なんかこの項目ちょっと臭う…。  -- 名無しさん  (2021-01-10 02:45:20)
- 実は強6の削り性能は高いけど出が遅すぎて・・・  -- 名無しさん  (2021-01-10 10:45:53)
- リーバルやコーガと同じく、弱くはないけどわざわざ使うほどかと聞かれるとそれはそうってなっちゃう子。テバにお株を奪われたリーバルと比べればオンリーワンな性能してるだけまだマシだろうけど…  -- 名無しさん  (2021-01-10 23:10:04)
- 厄災の黙示録での扱いが空気なのはデクの樹サマが早々に静観を決め込んだからなのか  -- 名無しさん  (2021-01-11 11:54:10)
- 100年前に会った、ボックリンの姿を見る事のできる人物はリンクかも。って説も見たな。100年前だから姿までは記憶にないか、人間が100年も同じ姿な上生きてるわけないと判断して気が付かなかった。でも項目でほのめかしてる人物の可能性も確かにあるか  -- 名無しさん  (2021-01-11 15:56:10)
- ↑ゼルダは100年前に森に来てるのが確定してるから、可能性は高そう  -- 名無しさん  (2021-04-30 16:25:54)
- 「ボックリンを操作できるようになった!」の文字が出た時「うぁえっ!?」って声が出た。使っていて楽しいキャラの筆頭。  -- 名無しさん  (2021-10-29 08:58:55)
- コログのアレをマラカスに詰めて戯れる変態。見つけてもらえなかったじゃ無くて臭いし気持ち悪いから声をかけてもらえなかった可能性  -- 名無しさん  (2024-06-27 07:59:19)
- コログの「実」じゃなくて、あくまで「ミ」なのよな。しかも臭うって・・・  -- 名無しさん  (2025-10-19 23:58:34)
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