オッテル(FE)

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オッテル(FE) - (2024/11/11 (月) 20:09:18) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/10/11 Mon 22:29:34
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&bold(){&big(){名前はオッテル。ニザヴェリル王ファフニールの弟。&br()&br()それが僕の全てだ。}}}




&blankimg(オッテル1.jpg,width=280,height=510)
#right(){出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、&br()2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS}

&big(){&big(){■}}&bold(){概要}

『オッテル』とは『[[ファイアーエムブレム ヒーローズ]]』の第五部の登場人物。
[[ゲーム]]のシステム上、クラスは特にない。
イラストは主要キャラや第三部と同様コザキユースケ氏。

CV:[[吉野裕行]]

小人の国ニザヴェリルの王子で、現国王ファフニールの義弟、[[レギン>レギン(FE)]]の実兄。

ニザヴェリルで数年前発生したクーデターにより、物心もついてないレギンを抱えて王宮を脱出。
戦災孤児になってしまったが、そこをファフニールに拾われ兄妹として過ごすようになる。

ファフニールは自身が王になって二人が幸せに暮らせる国を作るという野心を持つようになり、
彼の夢の実現のために戦い、彼を王にして義弟であった自身も王子となった。
ファフニールに心酔している節があり、昔は優しかったようだが、ファフニールの豹変に伴って彼もまた変わってしまった。
アスクに攻め込んでいたはずの妹レギンが捕虜に下って自身に刃を向けた時も「これで兄の家族は自分だけだ」と言って離縁を宣言。
レギンが当初エクラを拉致しようとしたのも彼の命令だったが、その理由は教えなかったようで、レギンに心の迷いを生ませてしまった。

#region(ネタバレ注意)

普通なら、実の家族に対し公然と離縁を宣言するだけでなく刃まで向けるというのは、余程の事でなければあり得ないことである。
彼がそんな行為を何らのためらいもなく堂々と行えたのには「彼がファフニールに心酔している」からだけではない、もう一つの理由がある。

先程上ではレギンの実兄と表記したが、&bold(){実際は正統な王族であるレギンとは直接の血縁関係は無いのである((遠縁なので、全く無いわけではないだろうが。))}。

オッテルは元々ニザヴェリル王家の遠戚の生まれで、両親が王城で暮らしていたために彼もまた王城で生まれ育っていた。
実態としては平民と大差ないが、両親は王族であるかのようにふんぞり返っていたという。
そんなある夜、城の裏門から客が訪ねてきて、両親から頼まれてその客を国王夫妻の居る広間へ案内する。
しかし、その客はクーデターを起こさんとする一派の一員であり、両親はクーデター派に「お前を王にしてやる」などと担ぎ上げられて利用されていた。
瞬く間に国王夫妻らはクーデター派によって殺され、広間は血に染まったという。両親もクーデターの中で始末された様子。
オッテルは事態を飲み込めぬまま、凄惨な現場にゆりかごで眠っていた赤ん坊を抱いて脱出した。その赤ん坊こそがレギンであった。

後に両親の死と事の真相を知った彼は、正統な後継者であるレギンの存在によって全てを失った事を恨み、
何度も何度も捨てようと試みるも思い切れないまま逃げ回っていたところを、異界から召喚されてやってきたファフニールに見出されたのである。

レギンのことは「大嫌い」と言い最後まで恨み節を吐いてはいたが、上記の「殺せなかった」出来事を最後に思い返したり、
プレイアブル版での言動からしても、義兄としての情は少なからずあると思われる。
#endregion

その後は、[[エイトリ>エイトリ(FE)]]と結託してヨトゥンの王女ノートを利用して魔剣グラムと[[エクラ>エクラ(FE)]]の身柄を奪うなどの行為に及び、
その度に終盤近くまで立ちはだかる。
それらは全て、義兄であるファフニールとずっと共にいたいが為の行動だった。
その果てに、故郷を探して回るファフニールに「帰る場所など無い」と分からせるために王族に伝わる小人の王冠を使って彼を暴走させ、
自身の故郷であるはずの王都をも破壊衝動のままに破壊し尽させる行動に出る。
直前まで攻撃していたエンブラから攻め上がってきた[[アルフォンス>アルフォンス(FE)]]らによって王都の奥に追いつめられた彼は最後の抵抗に出るも、
遂に敵わず魔剣グラムを奪回される。

身柄は捨て置かれたため、満身創痍の彼はファフニールのもとに辿り着き、「昔みたいに抱きしめて」と縋り付く。
しかし心身ともに蝕まれたファフニールに言葉が届くはずもなくトドメを刺されるも、本人は満足気に逝った。


元ネタは北欧神話の同名人物で、ファフニールの次男。


&big(){&big(){■}}&bold(){性能}

#center(){&bold(){&big(){なぜ…僕を許す?&br()&br()お前は…本当に理解できない存在だ。}}}

&blankimg(オッテル2.jpg,width=280,height=510)&blankimg(オッテル3.jpg,width=280,height=510)
#right(){出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、&br()2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS}


ストーリーで死亡してから間もない時期に2021年9月に理の神階英雄で実装。
レギン同様グリンブルスティ騎乗なので騎馬ユニットだが彼の場合は武器が緑属性の斧。
[[セイロス>レア(FE)]]に続く2体目の防衛部隊特別枠持ち。

ホーム画面では相変わらず召喚師に冷たいが、「話ぐらいは聞いてやる」と悩みの相談に乗ってくれたり、実は甘いもの好きという意外な一面が見られる。
兄ファフニールを求める台詞も多いが、妹レギンには「レギンに王族の自覚を持てとお前からも言ってやれ」と真っ当な台詞を言っており、
何だかんだでレギンには非情になりきれていない様子。

武器スキルは『機斧ロヴンヘイズ』
攻撃+3
1〜4ターン目の間、【再移動(3)】を発動可能
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃+6、敵の攻撃-6、自分は絶対追撃
[[ヘル>ヘル(FE)]]同様、武器名の変更で敵対時と効果も異なり、味方時はこのうちの「敵の追撃不可」の部分が「自身の絶対追撃」に変更されている。
奥義スキルは1ターン目開始時、奥義発動カウント-3
奥義発動時、敵の守備、魔防-50%扱いで攻撃の『凶弾』

Aスキルは『緑の死闘・騎馬4』
HP+5、攻撃、速さ、守備、魔防+2
自分が★5かつレベル40の時、闘技場などで自分の能力値が低くても、スコアの高い敵が登場する(伝承英雄、神階英雄は限界突破やスキル等を加味しない場合の自分の能力値合計が175より低い場合、自分の能力値合計が175として扱われる)
(上記以外の英雄は180より低い場合、180として扱われる)
Bスキルは自分から攻撃した時、戦闘中、自分の追撃不可を無効かつ戦闘後、HP10回復『怒涛・再起3』
Cスキルはターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、最も近い敵の攻撃、守備-6かつ自身の攻撃、守備+6『攻撃守備の脅嚇』

傾向としては武器が異なるが[[デュッセル>デュッセル(FE)]]や[[炎神ムスペル]]あたりに近く、騎馬としては高めのHPを持ち、鈍足な代わりに攻撃、守備、魔防が高水準。
特に攻撃は斧ユニット中、実装当時は最高値で伝承・総選挙版の2人の[[エーデルガルト>エーデルガルト=フォン=フレスベルグ]]をも上回る62を誇る。
高い機動力からの高威力の攻撃、絶対追撃+追撃不可無効の二重効果によってほぼ確実に敵を葬り、4ターン目までなら再移動で元の位置へ戻るヒットアンドアウェイが可能。

一方で、守備と魔防が高いうえに相手の攻撃を下げる効果を色々持ってはいるが、ダメージを軽減するスキルも反撃性能も高くない。
攻撃時には自分の追撃前に貰う反撃1回くらいでは死なないという信頼は置けるが受けに回った場合は孤立状態か有利属性でもないと大してあてにできないというのが現実。

対して相手の回避効果も刺さりやすい事も大きい弱点。
それに騎馬特攻もある。守備と魔防は高いが耐えられるかどうかは怪しいライン。
事実上は前のめりのアタッカーに近い役割を担うことになるだろう。
飛空城で特別枠の役割が被るセイロスは、オッテルに比べると破壊力も機動力も劣るが防御面では格段に勝っているため、一長一短。

2024年11月のアップデートで上方修正。
奥義スキルは『凶弾・神』
1~4ターン目開始時、奥義発動カウント-3
奥義発動時、自分と敵の守備の高い方の値の50%を奥義ダメージに加算
自分または敵が奥義発動可能状態の時、またはこの戦闘(戦闘前、戦闘中)で自分または敵が奥義発動済みの時、戦闘中、受けた攻撃のダメージを40%軽減(1戦闘1回のみ)(範囲奥義除く)
カウント加速が4ターン目まで伸び、さらに軽減効果も会得。
武器錬成に合わせて月光効果が不要となり、味方か敵の守備が高い方の50%を加算する疑似緋炎に変更された。
Aスキルは『攻撃守備の突破』
攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、戦闘中、攻撃、守備+6、さらに、攻撃、守備+○、かつ自分から攻撃していれば、戦闘中、受けるダメージ-○×3(範囲奥義を除く)
戦闘中、敵の奥義による攻撃の時、受けるダメージ-○×3(範囲奥義を除く)
(○は、攻撃した側の移動前と移動後のマスの距離(最大4))
更なる防御面を獲得して反撃性能も僅かながら上がるものの、死闘のステータス補正が消えるので注意。

同日に『機斧ロヴンヘイズ』の錬成が可能になった。
錬成すると攻撃+3
1〜4ターン目の間、【再移動(3)】を発動可能
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃+6、敵の攻撃-6
自分は絶対追撃、敵は追撃不可、かつ奥義発動時、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を無効(範囲奥義を除く)
発動条件はそのままだが敵対時に内蔵していた「敵は追撃不可」が逆輸入。そしてダメカも無効にする対応力も上がった。
特殊錬成はHP+3
ターン開始時、自身のHPが25%以上なら、自分と周囲2マス以内の味方に「自分が移動可能な地形を平地のように移動可能」、【奮激】を付与(1ターン)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、自身の攻撃、守備、魔防+5
敵の攻撃、守備が敵が受けている攻撃、守備の強化の値の2倍だけ減少、自分が与えるダメージ+自分の守備の20%
(範囲奥義を除く)
飛空城の地形と味方の組み合わせによるが移動制限の地形を問答無用に駆け回れるようになり、移動した距離でステータスアップ。
そして敵の攻撃と守備のバフがデバフへ変換するバフキラーも習得して暴れやすくなった。

勘違いするなよ。僕の追記・修正は全て兄さんのものだ。

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- シリーズ恒例のやべーブラコン妹を弟にしてみた結果なんかえらいモンスターになった  -- 名無しさん  (2021-10-12 17:05:31)
- 最近のメインストーリーで見せたブラコンぶり、狂気孕みすぎだろ・・・。楽しいよなあアレルヤアああああ。  -- 名無しさん  (2021-10-12 23:30:00)
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