男の約束(漫画)

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男の約束(漫画) - (2024/08/24 (土) 20:43:29) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/12/06 Mon 01:00:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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&font(#ff0000){※WARNING※}
&font(#ff0000){この項目はホモエロネタです。}
&font(#ff0000){耐性のない方、18歳未満の方、「高志を女にすれば普通の純愛じゃね?」などと考えてしまう無粋なノンケは今すぐブラウザバックしてください。}





[[山川純一]]のホモ漫画。単行本『ワクワクBOY』の描き下ろし作品。
後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
ヤマジュン作品の中でも悲劇的・猟奇的になりがちな少年愛を描いているが、それらとは異なり読後感のさわやかな一作。



*■あらすじ
[[札幌>北海道]]郊外の酪農牧場の一人息子である&bold(){松田高志}は、学校から帰ってくると、兄のように慕う従業員の&bold(){辻沢遼介}を探していた。

牧場の納屋で遼介を見つけた高志だったが、彼は見知らぬ女と裸で抱き合っていた。

子どもの乱入で興をそがれた女は怒りながら帰ってしまったが、遼介は気にも留めていないようで、大きく盛り上がった股間を隠そうともしなかった。

「見てみたいか?」と問う遼介に、純粋な好奇心から「見たい!!」と答える高志。

少年が初めて目にする大人の成熟した男根――それも激しくそそり立つ勃起体の偉容に高志は言葉もなかった。
しかも、その褐色の男根にはおびただしい数の緑色の玉が埋め込まれていたのである。

ムショの置き土産だと笑う遼介に、高志は困惑するしかなかった。

&bold(){「どうだ高志、こいつを思いきりしごいてくれないか?」}

あまりに[[グロテスク]]な男根に怖気づく高志であったが、女に負けたくない一心でその巨大なものを夢中でしごき始める。

手を必死で動かし続けていると、高志の心にも変化が表れ始めた。
嫌悪感の強かった男根はグロテスクなものではなくなり、自分の手で快感にあえぐ遼介のことがたまらなくいとおしくなっていたのである。
そして、遼介が絶頂に達しようとしたその時…

&bold(){「よそう……」}

そう言って、遼介は行為を中断させてしまう。
これ以上続けてしまえば、自分は高志を犯してしまう。そうなれば、高志にも、雇ってくれた高志の父にも顔向けができない…。

それでも遼介を諦めきれない高志は、いつなら抱いてくれるのか、と言葉の意味も分からずに必死に尋ねる。

遼介はそんな高志を優しく抱きしめながら、10年たっても今の気持ちが変わらなければ抱いてやる、と答えるのだった。



そして、10年後。
大学生になった高志は、中学の時に家を離れて以来、数年ぶりに帰郷していた。

高志の気持ちはあの時と全く変わっておらず、今度こそ&bold(){アヌスを犯してもらいたい}と願っていた。

遼介はあの時の約束を覚えているだろうか…、そう思いながら納屋の前に来た高志の前には10年前と全く変わっていない遼兄ちゃんの逞しい姿があった。



*■登場人物
・&bold(){松田高志}(まつだ たかし)
主人公。札幌郊外で酪農を営む一家の一人息子。8歳。ヤマジュン漫画最年少主人公。
自分を子ども扱いしない遼介を兄のように慕っている。
遼介に抱かれていた女への嫉妬から、彼に抱かれることを望むが、幼い自分を想って抱こうとしない遼介と10年越しの約束をする。
10年間遼介への想いは変わることなく、数年ぶりに彼と再会したところで作品は幕を閉じる。

【名セリフ】
「変な水が先っぽから出てきた…オシッコみたいだけどベタベタしてる…」
「僕じゃだめなの!?やっぱりさっきみたいに女の人でなくちゃ…」
「僕、抱いてもらいたいんだ!お尻でも何でも遼兄ちゃんの言うとおりにするから…!」

・&bold(){辻沢遼介}(つじさわ りょうすけ)
松田家に雇われた青年。24歳。男寄りのバイ。高志からは「遼兄ちゃん」と呼ばれている。
筋骨隆々とした逞しい肉体の持ち主。
傷害罪で服役していた際、一物に真珠を埋め込んでいたム所仲間にオカマを掘られ、その時の経験から自分の一物にも歯ブラシの柄(緑色)を丸く削ったものを多数埋め込んでいる。
仕事場で女と[[セックス]]する、8歳の少年に一物をしごかせるなど、性に対して奔放すぎる性格だが、幼い高志には欲望をぶつける寸前で思いとどまるなど、最低限の良識は持ち合わせている。
同じ少年愛でも、[[コレ>BOY+愛2]]とか[[コレ>死のロンド -オオカミと羊-]]とは大違いである。

【名セリフ】
「あんな女よりお前さんにやってもらう方がはるかにうれしいさ」
「このままやってたらお前を抱きたくなっちまうからさ…しまいにゃケツまで犯してしまいそうだ」
「お前が大人になっても今の気持ちが変わらなければな…その時には抱いてやるよ」

・&bold(){女}
遼介が町で買った女。
遼介の一物が忘れられず、彼を牧場まで求めに来た。&s(){プロとしての誇りがないのか、貴様。}

【名セリフ】
「きゃーーっ。何よ、あの子!!」
「ふん!やなガキ!!」



追記・修正は10年たっても約束を守れる人にお願いします。

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- 牧場主に恩義があると思うなら、仕事場に女連れ込んでんじゃないよ…(しかも真昼間から)  -- 名無しさん  (2021-12-06 02:00:18)
- よそう…ウルトラマン。このまま戦っていたらお前を抱きたくなってしまう  -- 名無しさん  (2021-12-06 10:44:17)
- ヤマジュンの項目久しぶりに新しいの見たな…  -- 名無しさん  (2021-12-06 12:42:39)
- プラスチックの破片をち○こに埋め込むのって実際にあるのかな  -- 名無しさん  (2021-12-06 12:45:41)
- ↑昭和の時代の刑務所のヤクザは他にやることないからとやってたそうな  -- 名無しさん  (2021-12-06 12:50:41)
- ↑5 女が早く帰らせるためだから。(震え声)  -- 名無しさん  (2021-12-06 16:39:28)
- 思えば子供の愛に対し「合法と認められる歳(10年後)まで待って気持ちが変わらなかったら応じる」の約束を子供だからとバカにせずちゃんと10年間信じて待った上、10年も経てば肉体の衰えには抗えないだろうに憧れたあの日の姿をずっと保ち続けるくらい真摯に守ってくれたってメッッチャ立派だよなあ……。ひょっとして前科者の元ム所暮らしってことは「ちゃんと刑罰に服しても、服役期間中に以前の親しかった人達みんなから縁を切られ去っていってしまった」ような思いをしたから「信じて待ってた間に大切な人が去ってしまう」悲しい思いだけはさせたくなかったのかなあ……  -- 名無しさん  (2021-12-06 20:41:37)
- 漫画の代紋に玉入れるエピソードあったね  -- 名無しさん  (2022-07-16 02:28:24)
- 刑務所体験談の漫画で扱ったの見たことあるが、現実では入れる側も入れられた側も痛いだけらしい  -- 名無しさん  (2022-08-20 08:32:15)
- 遼兄ちゃんが男よりのバイって書いてあるのは「嬢より高志に扱いて貰ったほうが嬉しい」って発言からなんだろうけど、あれは単に「行きずりでヤッた女より自分を好いてくれた子の方が嬉しい」って意味なんじゃないか  -- 名無しさん  (2024-05-02 08:13:02)
- 10年間の約束を守り、最愛の人と再会するという感動的なシチュエーションのはずなのに、高志のモノローグが下品過ぎて笑ってしまう  -- 名無しさん  (2024-08-24 20:43:29)
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