ヨモツザカ(吸血鬼すぐ死ぬ)

「ヨモツザカ(吸血鬼すぐ死ぬ)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ヨモツザカ(吸血鬼すぐ死ぬ) - (2024/10/30 (水) 23:21:34) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2022/01/11 Tue 11:05:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

#center(){
&bold(){&color(royalblue){黙れ、俺様は大天才だから何をしても許される}}}


&bold(){ヨモツザカ}は漫画「[[吸血鬼すぐ死ぬ]]」の登場人物。
名前の由来は&ruby(よもつひらさか){黄泉平坂}か。

CV:[[子安武人]]

目次
#contents

*【プロフィール】
誕生日:6月19日(ふたご座)
身長:190cm
[[血液型]]:AB型
好きな食べ物:[[ドーナツ]](フレンチクルーラーのイチゴ味)
好きなもの:犬・[[吸血鬼]]の研究
嫌いなもの:犬が死ぬ映画・人に頭を下げる・整体

*【概要】
新横浜吸血鬼研究センター、通称VRCの所長。
青髪を[[ポニーテール]]状に結った細身で白衣の男性で、常に犬を模したマスクをつけているため素顔は不明。
首からはいつも塵の詰まった大きなフラスコを下げている。

*【人物像】
一人称は&bold(){&color(royalblue){「俺様」}}。他人を呼ぶときは&bold(){&color(royalblue){「愚物」}}。
性格は傲岸不遜かつ、ロナルドやドラルクに&bold(){サイコと目の前で言われるほど}自己中心的でわがままな危険人物。
トラブルの原因が自分なのに説明を雑に終わらせ、協力要請すらまともに行わないなど依頼人としても最低レベル。
その代わりに吸血鬼研究家としては自他ともに認めるほど並ぶもののない大天才であり、自分の代わりがいないことをいいことにやりたい放題している絵にかいたようなマッドサイエンティスト。
嫌いなことの一つに&bold(){&color(royalblue){「頭を下げること」}}を挙げている他、VRCのモットーが&bold(){&color(royalblue){「人命軽視」}}であることからも、彼の性格がわかるだろう。

余談だがキャラザザインが[[HELLSING]]のドクと似ているので影響を受けた可能性もある。中の人的には[[ルーク・バレンタイン]]だが。

ただし、頭脳にスキルを全振りしている分、ドラルクに近いほど貧弱なモヤシ。恐らく人間の中では最弱レベル。
ドーナツ大好きでほっておくとドーナツしか食わない勢いであり、改めるつもりもなさそうなあたり貧弱にしても極端な理由も納得か。
不幸中の幸いと言うべきか、&bold(){暴力は普通に堪えるので}なにかしでかした時には&s(){ゴリラ}ロナルドに盛大に暴力で制裁されるのがお約束。
仮に体調を崩すでもすれば責任問題にもなりかねない重要人物なのだが、
ロナルドのみならずハンター連中には直接恩恵を受けているにもかかわらず、サテツを除き「&bold(){とりあえずしばいて問題ない}」という満場一致の認識と扱いをされている。
ハンター連中は基本的に任務に支障が出ても人間に手を上げないしないのを加味すると、どれだけ彼がやらかしているのか分かろうというもの。

**【犬好き】

#center(){&bold(){&color(royalblue){&sizex(5){前言撤回、死ね 犬に手を出す奴は救いようのないクズだ}}}}

自己中な反面&color(royalblue){「昔飼っていた犬を思い出す」}という理由で、&bold(){犬が絡むと異様に取り乱して態度が甘くなる}ほどの[[犬好き>パウル・フォン・オーベルシュタイン]]。
犬が傷つけられる現場を目の当たりにすると、普段の身勝手かつ横柄な態度はどこへやら、犬を傷つけた相手に対して並々ならぬ義憤を露わにする。

この過剰なまでの犬好きには、なにか若き日の[[トラウマ]]があるようだが……?

*【活躍】
初登場は6巻66死「平成迷惑な吸血鬼合戦シンヨコ」と、メインキャラの中ではけっこう遅め。
ついでに登場巻と話数がちょうど666になっていて、こいつにふさわしいというかなんというか。

VRCで製造したと思われるキンタマ吸血鬼を逃がしてしまってゴリラことロナルドに捕獲を依頼してくる。
自分の失態なのに思いっきり上から目線だったため、ドラルクに「生きる失礼みたいな人」と言われている。

その後も本作のトラブルメーカーとして頻繁に登場。

コゼンラニウムに薬物を投与して怪獣化させたり、バカをシンヨコ中に増殖させたり、人格逆転蝶をばらまいたりと無茶苦茶している。
また、吸血鬼アンチエイジングの事件では&bold(){研究のために退治の妨害をしようとまでした}が、自らの貧弱さが元で自業自得な末路を迎えた。

*【VRC】
彼が所長を務めるVRCは本作には欠かせない組織であるが、ここでは彼の大天才としての実力を見ることができる。

VRCの活動は大きく分けて、
1、捕獲された下等吸血鬼の回収・飼育、悪さをした高等吸血鬼の収監。
2、1で集められた吸血鬼を用いての吸血鬼の研究。
3、2での成果での製品・薬品の開発。それによる退治人や吸血鬼対策課の補助。
があるが、これらを一手に引き受けていることから彼の非凡な能力がわかる。

ただし、悪さをした高等吸血鬼の収監という刑務所のような業務については&bold(){かなり雑}なようで。
・[[Y談おじさん]]や野球拳大好きのような頻繁に事件を起こす吸血鬼をすぐに釈放するどころか、頻繁に来すぎて嫌だと収監を面倒がる。
・クリムゾンウイングのような危険人物もあっさり釈放している。
・囚人服を着せる以外には特に労役もなく、Y談おじさんの杖も取り上げないし、爆弾魔が獄内で爆弾を製造できたりとまったく自由。
・メシが美味く、トレーニング室を吸血鬼が使える。
・やらされることはせいぜい採血や能力の分析くらい。
と、ナギリに並ぶ危険度A級のアラネアがピンピンして生活していることからも、ナギリは間違って収監されたときに「正体がバレたら殺される」とビビって慌てて脱走したが、実際はたいしたことにはならなかったと思われる。
ドラルクいわく「ホテルかよ」。[[同じ雑誌掲載の漫画における最凶死刑囚>スペック(バキ)]]は警察署をホテル扱いしていたが、こっちはVRC側がそんな態度である。

これというのも元来VRCは本質的に吸血鬼の研究機関に過ぎず、ヨモツザカが個人的な研究のために吸血鬼対策課等が確保した吸血鬼をVRCに移送する体制を整えたところ、神奈川県警吸対本部長のカズサがこれを逆用し&bold(){現行法では逮捕しづらい吸血鬼をバンバカぶち込める}ようにしたため。
ヨモツザカにとっては研究の役に立たない&bold(){変態}であっても自分が作った仕組み上嫌々でも受け入れなくてはならないのだ。

しかし吸血鬼研究に対しての熱意と成果については間違いなく本物で、ある程度知能のある人造吸血鬼の製造に成功している。
また、仮性吸血鬼の治療薬を開発したのもヨモツザカで、その実力に関しては所員からも信頼されているもよう。
なにげに彼のつけているマスクはY談おじさんの催眠術を完全防御できるほどの超高性能であり、これも彼の発明品と思われる。
退治人が年1でやる仮性吸血鬼[[予防接種]]もVRCで行う。

ただし失敗も多く、その場合はシンヨコの市民が被害を被る。

*【人間関係】
・[[ロナルド>ロナルド(吸血鬼すぐ死ぬ)]]
なにかしら失敗したときに解決を丸投げする相手。ある意味では腕を信頼されているのだろうか&font(l){まったく嬉しくない}。
だがその度に[[プロレス技]]で制裁を食らう。当然である。
[[別の世界>かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜]]では[[ポンコツな生徒会長>白銀御行]]とその父親として、一緒に暮らしているらしい。

・[[ドラルク>ドラルク(吸血鬼すぐ死ぬ)]]
貧弱モヤシ仲間。「クソバカサイコ野郎」と吐き捨てられるほど危険視されているが、それ以上の享楽主義者なのでVRCに度々足を運んでいる。

・サテツ
&bold(){昔飼っていた犬に似ている}という理由で割かし気に入っているもよう。しかし実験台にするのに容赦はない。
被害を受けていながらヨモツザカに優しくしてくれる希少な人物だというのに……。
貧弱化した際肉体的に上回ったことで「性格はマシだが体格は気に入らない」とイヤなカミングアウトをし危害を加えようとするあたり、性根がアレ。ただ、[[トイレ]]に行きたいサテツを動かそうとしたくらいには情がある。サテツが重すぎて断念したが。

・ゴウセツ
天敵。常識人なためにヨモツザカが無茶をやりそうになると止めに来る。
格闘のプロのために同程度の貧弱になっても敵わなかったあたり相性がもっとも悪い相手。

・吸血鬼貧弱くそモヤシ(正式名称)
貧弱同盟の仲間。貧弱同士で気が合ったが、犬を傷つけたために危うく決裂しかけた。

・キャプちゃん
VRC製の人造吸血鬼。目玉の多いタコ型[[スライム]]で吸血鬼捕獲用、ヨモツザカの命令には忠実。太もも派。

・[[Y談おじさん]]
収監の常連。ほとんど自宅にされているのでうっとおしがっている。

・[[野球拳大好き>吸血鬼三兄弟(吸血鬼すぐ死ぬ)]]
収監の常連その2。[[完全にホテル代わりにしている>スペック(バキ)]]ので家賃を取ろうと考えている。
所長からしても珍しく「いい迷惑」であることに頷けるが、野球拳側からはフランクに接されているなど(一方的気味だが)仲のいいほう。
いかな立場とはいえあまりの横柄さに「もうちょっとコミュ力つけようぜ」と呆れ気味なものの、頼まれた際は真面目かつ親身に助力した。
[[別作品では過去>ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー]]に[[勢力が二分された超ロボット生命体のリーダーとなり、>コンボイ(ビーストウォーズ)]][[ゴールデンディスクを巡って戦った>メガトロン(ビーストウォーズ)]]事があるとか。

・[[ゼンラニウム>ゼンラニウム(吸血鬼すぐ死ぬ)]]
素行がよく協力的なので自室を与えるほど厚遇している。
吸血鬼対抗薬や仮性吸血鬼ワクチンもゼンラニウム細胞から作られたほどの功労者。
ただし実験失敗の被害者になる割合も高い。それでもヨモツザカを恨んでいない人格者。

・カズラ
VRCの女性研究員。ヨモツザカに堂々とものが言える数少ない人物。ほぼモブであるが&bold(){大変に美人でスタイルがいい}。
毒舌家でありサバサバしているたくましい女性。VRCの方針にも忠実気味。野球拳に野球拳を仕掛けられても脱衣しながら平然と流す女傑である。
感情をあまり窺えずセメントっぽいが、無理しがちな所長のことは気遣っている様子。


*【余談】
彼の誕生日は、理化学研究所創設の日である。恐らく学者キャラの誕生日には丁度いいという理由で設定されたと思われる。
アニメ版では、第2話Bパート(ゼンラニウム初登場回)に前倒しで登場している。あまりにも違和感が無い描写だが、原作の該当回ではまだ未登場だったのでアニオリである。
ゼンラニウム役の[[大塚明夫]]氏やY談おじさん役の[[井上和彦]]氏などベテラン声優が多く出演しているアニメ版だが、
ヨモツザカの担当声優は先述の通り子安武人氏であり、別作品でヨモツザカと同じトラブルメーカー気質のマッドサイエンティストや、[[不死身、不老不死、スタンドパワーな吸血鬼>ディオ・ブランドー]]を演じたベテランがキャスティングされる結果となった。


&color(royalblue){コロ、追記も修正もずっといっしょだ、コロ……。}

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ちょ、人間関係のところゴリラて…w  -- 名無しさん  (2022-01-11 15:13:11)
- 愛犬が吸血鬼化→死亡して灰化→復活のための研究を続けている。って感じだろうな  -- 名無しさん  (2022-01-11 21:30:55)
- ヨモツザカ仮性吸血鬼を治せるワクチンや予防薬開発する前はあの世界けっこうやばかったのでは?やらかしてる頻度多いけど割とこの人世界を救ってるレベルの偉業成し遂げているのでは?  -- 名無しさん  (2022-01-13 18:04:02)
- 自分で掲げたスローガンを守り抜く研究者の鑑  -- 名無しさん  (2022-01-13 19:30:30)
- アニメでゼンラニウム初登場回で登場が前倒しになったのはアカジャでゼンラニウムが暴走したのはヨモツザカが原因と語られたからアニオリでそれを示唆したと思われる  -- 名無しさん  (2022-01-13 19:35:56)
- ドラルクに「死の恐怖とは喪失」と語ってるくだり、過去が垣間見えるんだよな。対して理解できてないドラルクの人外感もわかりやすい。  -- 名無しさん  (2022-01-16 10:19:25)
- 中の人はジョジョ、ヘルシング以前にマスターモスキートンでも吸血鬼役だったなぁ  -- 名無しさん  (2022-02-03 22:36:24)
#comment(striction)
#areaedit(end)
}