ドレディア(ヒスイのすがた)

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ドレディア(ヒスイのすがた) - (2025/02/09 (日) 19:49:46) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2022/02/27 Sun 22:58:50
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center(){&bold(){&color(hotpink){雪深き山に棲みしゆえに脚力が発達したと考察す。}}}#center(){&bold(){&color(green){周囲の者を鼓舞する香りを冠の花より放つ。}}}


[[ドレディア]](ヒスイのすがた)とは『[[Pokémon LEGENDS アルセウス]]』から初登場した[[ドレディア]]の[[リージョンフォーム]]である。

*■データ
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全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.549
分類:スピンポケモン
[[英語]]名: Lilligant
高さ:1.2m
重さ:19.2kg

タイプ:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]
特性:ようりょくそ/[[はりきり>はりきり(ポケモン)]]
隠れ特性:リーフガード

[[種族値]]
HP:70
攻撃:105
防御:75
特攻:50
特防:75
素早さ:105
合計:480

チュリネにたいようのいしを使用して[[進化>しんか(ポケモン)]]。


*■概要
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『Pokémon LEGENDS アルセウス』にて初登場したドレディアのリージョンフォーム。
原種ではお嬢様を思わせる可憐な容貌をしていたが、こちらはスリムなバレリーナのような姿をしている。
更に分類も「はなかざりポケモン」から「スピンポケモン」となっている上に、タイプもかくとうタイプが付与されており、原種とは大きく異なったリージョンフォームとなっている。
目つきも原種の垂れ目から一転して吊り上がり、髪型もショートカットになった。
因みに本作の[[御三家>御三家(ポケモン)]]の[[ヒスイジュナイパー>ジュナイパー(ヒスイのすがた)]]もドレディアと同じく草格闘の複合タイプである。

これらの変化はヒスイ地方の深い雪山に生息していることが影響しており、それによって脚力が発達したのではないかと考察されている。更に原種では花の冠からリラックスさせる効果がある香りを放つが、こちらは周囲の者を鼓舞する成分が含まれた香りを放出する。

総じて種族値の面から見ても、原種とは対極の進化を遂げたといえるだろう。
ちなみに♀限定のポケモンの中では初のリージョンフォームだったりする。


*■ゲームでのヒスイドレディア
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・本編での活躍
本編ではコンゴウ団の[[ヒナツ>ヒナツ(ポケモン)]]が管理している紅蓮の湿地のクイーンポケモンとして登場する。
そのヒナツから同じく紅蓮の湿地に生息している[[ガチグマ]]が暴れていることから鎮めてくれないかと依頼されたことにより、主人公は紅蓮の湿地に赴くことになる。

ガチグマの鎮静化に成功した主人公だったが、暴走の原因は[[バサギリ]]のように雷によるものではなく、体に付着した粉が原因ではないかということ。そしてなぜコンゴウ団のヒナツがギンガ団に依頼したのかという疑惑が残りながらも一度[[デンボク>デンボク(ポケモン)]]に報告に戻ると、丁度コンゴウ団の団長のセキがギンガ団に尋ねていた。
報告の内容はドレディアが荒ぶっているというものだった。またヒナツはセキには報告せず、姿を消してしまったのだという。
このままではコンゴウ団とシンジュ団との争いが起きかねないことから、まずはヒナツの捜索をすることが決まり、再び紅蓮の湿地に赴くことになる。

その後、ヒナツはコトブキムラに訪れていた際に芋餅を食べていたことから、その匂いを頼りにガチグマの優れた嗅覚の力を借りてヒナツを発見する。しかし彼女は足をくじいて動けないでいた。
彼女は雷の影響で暴走したドレディアを止めようと奔走していたのだが、[[ユウガオ]]には相手にされず、セキも忙しくしていたことからなかなか言い出せずにいたことから一人で全てを抱え込んでしまったのだという。
またガチグマの暴走もドレディアの持つ周囲の者を鼓舞する花粉がかかってしまったことが原因だった。
その後ユウガオとセキが訪れ、互いに反省しあったことで和解する。そして主人公はドレディアを鎮めるために紅蓮の湿地の部隊の戦場へと向かうことになる。

そしてドレディアの鎮静化に成功すると、ドレディアは主人公のことを認めて「[[みどりのプレート>プレート(ポケモン)]]」を授けてくれる。


・ボスとしてのヒスイドレディア
ヒナツから「峠クイーンドレディアは舞姫のごとく絶え間なく動く」、「ばっちり注目しながら回避に専念するのもありだね」と助言してくれるが、その助言通りドレディアは主人公に対してバレリーナのごとく飛び回りながら猛攻を仕掛けてくる。
しかし実はドレディアが攻撃の前に出す音符の色でどの攻撃が来るかがわかるため、それを見極めていくと攻略しやすい。攻撃パターンは以下の3つである。

♪ &color(gold){音符の色が黄色}
着地の際に衝撃波を発生させる二連ジャンプ攻撃。

♪ &color(green){音符の色が緑色}
ジャンプ攻撃を一回した後にフィールド全体に及ぶ衝撃波による攻撃。

♪&color(red){音}&color(orange){符}&color(gold){の}&color(green){色}&color(blue){が}&color(indigo){虹}&color(purple){色}
3・4回に及ぶ連続ジャンプ攻撃。

特に虹色音符の攻撃後には疲れて隙を見せるので、ポケモンバトルに持ち込むことが出来る。ドレディアは特にひこうタイプが有効であり、黒曜の原野で入手するムックルを育てておけば楽に勝利できる。
それ以外の攻撃後も投げるチャンスは十分にあるため、回避を駆使して攻撃を搔い潜り、確実にシズメダマを当てていくといいだろう。


*■バトルでのヒスイドレディア
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原種よりも特攻が60も下がってしまった代わりに攻撃が大きく強化され、更に素早さも100を超えた数値になった。
かくとうタイプが付与されたことでひこうタイプが四倍弱点になってしまったが、その代わり多くのポケモンの弱点を突けるようになった。
原種は非常に攻撃範囲が狭かったが、後述の技を含めて攻撃面では大きく強化されたといえるだろう。

習得する技に関してはタイプ一致のくさタイプでは「リーフブレード」、かくとうタイプでは「ドレインパンチ」と「インファイト」を習得するため、一致技に関しては申し分がないだろう。
[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]は[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]対策に有効な[[どくタイプ>どくタイプ(ポケモン)]]の「どくづき」や[[ひこうタイプ>(ひこうタイプ)]]の「つばめがえし」を習得できるものの、
他に有力なものが無しと格闘タイプの割にかなり貧弱である。&s(){原種といらない点で似通ってしまった。}
特に天敵のひこうタイプに打点がないのは痛いところ。
幸いレジェンズでは「ギガインパクト」が[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技でありながら実用性が高いためこちらも採用できる。

補助技はどく・しびれ・ねむりの三色の粉技や、新たに回復技の「じこさいせい」を習得。
そして何よりもこのポケモンの最大の特徴は[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]の「&bold(){しょうりのまい}」にあるだろう。
この技は&bold(){自身の攻めと守りの力、行動順の上昇に加えて、&font(#ff0000){技で与えるダメージが1.5倍になる}という強力な効果がある。}
更にこれを早業で発動させれば、続けて大幅にパワーアップした強力な攻撃へと繋げるという強力なコンボも可能。
素早さも105までに上がったことにより、活かしやすくなった点も強みといえるだろう。

第9世代ではHOMEを通して解禁。
やはりと言うか、「しょうりのまい」の効果は攻撃・防御・素早さがそれぞれ1段階上昇という「ちょうのまい」に近い性能になった。
わざに関しては「かかとおとし」を始めとした一致技に加えて、貴重なひこうタイプへの打点になる「アイススピナー」を習得可能になったことでサブウェポン不足はほぼ解消された。草タイプで数少ない氷技を取得できる点はまさに朗報。
ちなみに何故か「エアスラッシュ」と「ぼうふう」も覚える。&s(){それ原種にやってくれよ}
あとは元々原種が覚えていた「[[はなふぶき>はなふぶき(ポケモン)]]」も習得。非接触技ゆえに「せいでんき」などの特性発動のリスクを無視できるので、「リーフブレード」と選択で使うのもアリ。なお本wikiの記事にもある通り、ヒスイドレディアはシングルバトルにおいて現状唯一まともに「はなふぶき」をメインウェポンにできるポケモンである。
しかし特性がハイリスクハイリターンな「はりきり」を筆頭に、運用に工夫が要るものしかないのが新たな欠点となっている。積み技狙いで粉技も採用すると技がカッツカツになりがちなのも悩ましい。はりきり型は失敗したら体力をゴッソリ削られる「かかとおとし」厳禁。実質命中率が7割近くで戦うことになり、外した時は悲惨。幸い技マシンでインファイトを覚えられるのではりきり型ならそちらを採用したい。ようりょくそ型・リーフガード型も相性不利な炎技が強化されることを覚悟せねばならないので紙一重。
ちなみに、コイツのせいでかなり厳しい立場だったヒスイジュナイパーは&bold(){イカれた専用技}とそれとシナジーがある「きもったま」でしっかり差別化している。

進化前はチュリネで共通であるが故、原種譲りの強力な変化技も概ね健在なのも強み。
[[コータス]]と組んでドレディアそのものの注目度を上げていた「ねむりごな」「おさきにどうぞ」も両方据え置きであり、しかも足が速くなったことで弱点が増えた事を考慮してもサポート性能が上がっている。
半面「[[いかく>いかく(ポケモン)]]」を被弾する物理ベース、しかも「パワーウィップ」「ウッドハンマー」を覚えず汎用の一致打点が90止まりな為火力がガタ落ちしたことで、くさタイプとしての出力は原種に比べて劣る面もある。
2024年の日本大会においてはそのあたりを考慮したのか、「ソーラーブレード」の採用構築が決勝トーナメント入りを果たしていた。


追記・修正は「しょうりのまい」でパワーアップした方にお願いします

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- 素早さを中心とした無駄の少ない種族値とチート技のおかげでヒスイジュナイパーがお役御免になりました…  -- 名無しさん  (2022-02-27 23:38:13)
- 鼠蹊部っぽい部分が実にすばr…けしからんと思う  -- 名無しさん  (2022-02-28 00:28:08)
- ぶっちゃけ叩かれてるのが理解できんくらいには良デザだと思う  -- 名無しさん  (2022-02-28 00:37:03)
- ↑ぶっちゃけ初見だとえっ…ってなったけど、動くと割と可愛くてジワジワ良さが分かるデザインだと思う。  -- 名無しさん  (2022-02-28 00:53:52)
- 決してリリモンでも秘書スージーでもない  -- 名無しさん  (2022-02-28 02:46:38)
- 何で格闘複合?って思ったけど動いてるのを見ると華麗且つ強靭な足さばきを見るとああこりゃ格闘タイプだわってなった  -- 名無しさん  (2022-02-28 09:13:59)
- どこぞの退魔の剣に宿る精霊っぽさを感じる  -- 名無しさん  (2022-02-28 10:42:06)
- お目目が…お目目がおちょナンさんみたいで怖い…。それ以外は可愛いのに…  -- 名無しさん  (2022-02-28 11:51:08)
- 元ネタは行者ニンニク説があるらしい  -- 名無しさん  (2022-02-28 18:55:24)
- 技範囲も狭いけどめちゃくちゃ狭いって程じゃない(草格闘ノーマル毒飛行)し攻撃も素早さもなかなか高水準だから9世代で出たらそれなりに強そう  -- 名無しさん  (2022-03-01 08:47:45)
- ユーザー視点だと普通のドレディアが原種でヒスイが生息域による違う進化を遂げた姿、みたいに思われがちだけど、むしろヒスイが原種でそれを人が愛でるように品種改良を施したのが「普通」のドレディアなのではないだろうか。花は原種と改良種で全然見た目が違ってくるし、トゲトゲしいヒスイの物と違い観賞用としての改良を推し進めた結果あの愛らしい姿になったんじゃないかなって  -- 名無しさん  (2022-03-01 13:16:57)
- ↑どうだろ。雪山の生息に対応するために脚力が発達したってのは、原種からそのように変化したとも取れるからな  -- 名無しさん  (2022-03-01 13:22:26)
- 原種の目を上下反転させるだけでこうも印象変わるんだなと  -- 名無しさん  (2022-03-01 15:18:33)
- どうも最終進化形にみえない  -- 名無しさん  (2022-03-01 19:13:01)
- オヤブンよりも小個体で使いたいタイプ  -- 名無しさん  (2022-03-01 20:35:33)
- 目がどうしてこうなった感…戻して(切実)それか片方メカクレにして  -- 名無しさん  (2022-03-02 03:25:44)
- 次はアマージョもお嬢様バージョンで頼む!  -- 名無しさん  (2022-03-02 11:49:35)
- 深刻なアマージョとのデザイン被り しかし草タイプにありがちな中速両刀型にされなくてよかったな…第9世代のしょうりのまいはABS上昇だろうか  -- 名無しさん  (2022-03-02 14:48:46)
- ↑3 一個人の感情で戻せとか言われても知らんわとしか.....  -- 名無しさん  (2022-03-04 00:22:37)
- ドレディアがえっちになっちゃった…すき…  -- 名無しさん  (2022-03-04 09:30:51)
- 目がツリ目って言うかニヤけ目に見えるんよなコイツ  -- 名無しさん  (2022-03-05 03:48:05)
- 動いているのを見ると脳内でサリアの歌(ゼルダ)が脳内再生される  -- 名無しさん  (2022-03-05 13:09:02)
- 夢天連戦ではマニューラと並ぶエース格  -- 名無しさん  (2022-03-13 10:41:06)
- 早くSVのランクマで使いてぇ…  -- 名無しさん  (2022-05-31 20:45:52)
- 原種は非常に攻撃範囲が狭かったが、後述の技を含めて攻撃面では大きく強化されたといえるだろう。じゃねえわ、何故ヒスイだけ技範囲優遇されてんだよ剣盾のカモネギから何も学んでないじゃん  -- 名無しさん  (2022-12-24 19:56:35)
- しょうりのまい、ちょうのまいの物理版って感じでなかなか良さげ  -- 名無しさん  (2023-06-04 00:21:10)
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