&font(#6495ED){登録日}:2022/03/26 Sat 00:36:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 18 分で読めるッス! ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[駅メモ! -ステーションメモリーズ!-]]』に登場するキャラクター、[[でんこ>でんこ(駅メモ!)]]達。 そのうち、本項目で紹介する3人は東北/[[秋田新幹線]]に関わる車両がモチーフという共通点があり、それゆえか仲も良く公式ストーリーでも3人セットで登場することが多い。 スキル面でも「長距離に特化したコンセプト」という傾向で一貫しており、いずれもその日の移動距離が100kmを超えると本領発揮するためセット運用がしやすくなっている。 遠くへおでかけする機会があれば、ぜひ使ってみよう。 ミユは2022年(8周年)、他2人は2024年(10周年)のコロプラ版周年でボイスが追加されている。 #openclose(show=ここをクリックすると、目次が見られるッスよ!){ #contents} *&aname(さいか,option=nolink){&bgcolor(lightgreen){&color(purple){木古内さいか}}} #center{&bold(){&bgcolor(lightgreen){&color(purple){うん?これぐらいなら全然大丈夫!&br()さいかにまかしてね!}}} &image(35C1A7AE-A0E7-45F9-889A-B9BE4E04091F.jpeg,height=500) ((画像出典:駅メモ! -ステーションメモリーズ!-,モバイルファクトリー・ジーワンダッシュ,2014年6月26日配信開始(C)Mobile Factory, inc.))} **プロフィール(さいか) |でんこNo.|44| |属性|&color(lime){eco}| |タイプ|アタッカー| |でんこカラー|&color(purple){紫}| |モチーフ|木古内駅([[北海道新幹線]]/[[北海道]])| |~|[[JR北海道]]新幹線H5系| |実装日|2016/06/01| |誕生日|03/26| |CV|伊藤ゆいな| いつも元気いっぱいで明るいでんこ。 「大丈夫!」が口癖でいろんなことを引き受けてくれるが、失敗もかなり多いらしい……。 **概要(さいか) ベージュがかった茶髪に、ところどころホワイトのメッシュがかかったボブヘアの髪型と、エメラルドグリーンの瞳が印象的なでんこ。 「いつもの」ラッピングは萌葱色を中心に、お腹に大きな白いポケットを備えたノースリーブのワンピース調。&s(){袖口が異様に大きく開いているが……&color(pink){横から見えないのか?}は気にしたら負け}((あけひの項にて詳述するが、もちろん下にはきちんとインナーを着ている。)) 靴には新幹線のノーズを思わせるスニーカーを履き、動きやすそうな装い。 パンタグラフはシングルアーム式の大型のもので、頭越しに僅かに覗く支持アームとホーンが赤紫に塗られているのが印象的。 純新無垢な笑顔が眩しい、活発なでんこ。 &bold(){&bgcolor(lightgreen){&color(purple){「大丈夫!」「さいかにまかしてね!」}}}が口癖で、さまざまな用事を引き受けては誰かの手伝いをしている姿をよく見かける。……のだが。 元来のおっちょこちょいな性格に加え&bold(){自分にできないことまで安請け合いしてしまう}悪癖があり、放っておくと事態を悪化させてしまうことも多々。 特に家事に関しては&color(red){壊滅的}と言うほかなく、片付けが致命的に苦手なこともあって部屋を荒らすだけの結果になってしまいがち。 その上[[料理も下手>料理下手]]。マスターに朝ごはんを用意するつもりが[[暗黒物質]]が誕生している。 それでもめげる事なく、健気に頑張る姿が自然と周囲に元気を与えてくれている。 好物はアイスクリーム。寒さには滅法強いので冬場でもノースリーブで気にせず食べている。 でんことしての性質は&bold(){長距離移動}に特化しており、後述するスキルはもちろんのこといつでも元気いっぱいな彼女がいることで長旅の疲れを感じにくくしてくれる。 またバッテリーの保ちが良いのか単独での巡航飛行にも長けていることが示唆されており、[[イベント>期間限定イベント(駅メモ!)]]「でんこたちのサバイバル〜[[無人島]]でもバカンスっしょ!〜」では脱出の道を探るべくあけひと共に沖合への哨戒を受け持ったことも。 長距離移動に関しては自分の限界を正確に測れるようで、陸地を発見することこそ叶わなかったものの無事に帰還している。 他のでんこ達との交流は後述の2人はもちろん、「さいかな話」では[[リオナ・そら達大人組>京橋リオナ/青砥そら/本宿ひまり]]との絡みが見られる。 彼女らにとってさいかは「手のかかる子供」といった扱いのようで、基本的にはさいかのやりたいようにやらせてそれを見守る立場に終始している。が、あまりの危なっかしさにハラハラが絶えない模様……。 **スキル:&bgcolor(lightgreen){&color(purple){「エナジーロード」}} #center{&bold(){&bgcolor(lightgreen){&color(purple){マスター、遠出するときはさいかにまかしてね!&br()超頑張っちゃうよ~!}}}} 常時発動型。 その日の移動距離に応じて自身のATKが上昇する(上限360km)。 カウント上限がべらぼうに高いが、実際には100kmを境に異なる上昇率を持っている多段ロケットのような形となっている。 100kmを超えた時点で性能としては概ね完成し、その後は緩やかな上昇曲線を描いてゆく。 「たくさん移動するほど火力が上がる」という内容のスキルにはコタンという先輩がいるが、あちらは「駅数」を参照にするのに対しさいかは&bold(){合計距離}を参照するという違いがある。 これは即ち&bold(){駅数の少ない区間でも火力が伸びやすい}ことを意味しており、都心部など駅の密集している場所ではコタンに、逆に郊外など駅間距離の離れた路線などではさいかに分がある。 総じてとにかく遠出に向いたスキルとなっており、まさしく遠方への遠征はさいかの得意分野。 一方で当然のことながら&color(red){必ず実移動を伴わないとスキルが発動しない}という難点はコタンにはないもの。 というのもコタンは駅数のみを参照するため、レーダーやシャル砲を乱射すれば一切移動しなくてもある程度はスキルの恩恵を受けられる(当然、本気には遠く及ばないが)。 対してさいかはそうした「抜け道」がないため、移動する予定がない日はなんのスキルも持たない貧弱なでんこに成り下がってしまう、[[自宅警備員>ニート]]お断りのでんこなのだ。&s(){ある意味駅メモがどういうゲームなのかをこれ以上なく端的に表しているともとれる。} 裏返せば駅数は特に参照しないということでもあるため、移動距離さえ稼いでいれば多少チェックインをサボっていてもしっかり強くなってくれる。夜行バスや飛行機など距離を稼げる移動手段では彼女に夜番を任せておけば&color(green){降り立った瞬間からフルパワー}なんて芸当も可能。 また、彼女特有の難点として成長傾向が&bold(){超のつく晩成型}という点が挙げられ、&color(blue){初期ステータスがとにかく悲惨}。 APが100を超えるのすらLv.23以降という有様のため、とにかく育成初期は苦労する。&s(){HP?アタッカーだぞ察しろ} そのわりに最終ステータスも正直パッとしないものがあるが、その代わりにスキル効果によって距離さえ稼げばかなりの火力を常時たたき出せるようになる。 なにかと手はかかるが愛情を込めて育ててあげればしっかり応えてくれるでんこ、それがさいか。 ねこぱんち等を使って初期の育成をショートカットしたり、後述のミユを筆頭に「編成全体に[[経験値]]をバラ撒くスキル」を持ったでんこも増えつつあるため、これらを用いることである程度楽に育てることができるので活用していきたい。 というか周囲の助け無しで育てようとすると&color(purple){「火力が無さすぎてサポート炊いてもリンクできない」「リンクしても紙耐久すぎてマトモに保持できない」}の二重苦で経験値の稼ぎ所がなくひたすら辛いだけなので、特にこだわりがなければ是非使っていきたい。 とかく長距離移動で真価を発揮するため、相性のいいのはさいか同様に移動ログを参照するでんこ或いは長持ちするスキルを持つでんこ。 特に相棒であるあけひやミユとは追加効果が同じタイミングで発動しシナジーがガッチリ噛み合うため、同時起用もオススメ。 **バージョンアップ(さいか) #center{&bold(){&bgcolor(lightgreen){&color(purple){パワーアップした&br()さいかにまかしてね!}}}} 2023年11月3日、コロプラ版9周年を記念してバージョンアップ実装。 メモリーズフォームは大きくスリットが入った燕尾服のような形状。肩と腹部が大きく露出し、ベルトの中央部分にはH5系の運転席を模した飾りが付いている。 スキルの追加効果は「移動距離が100km以上の場合は追加でATK増加」。 基本の上限である100kmに達した時点で一定値がプラスされるようになり、一気にATKを増加させられる。これまで通りあけひ&ミユとの相性も抜群。 **モチーフ解説〜&bgcolor(lightgreen){&color(purple) {JR北海道新幹線H5系}}〜 [[北海道新幹線]]・[[東北新幹線]]を走行する新幹線車両。2016年運行開始。 [[JR東日本]]の所有するE5系とはほぼ同一仕様の車両でその相違点はほとんど[[間違い探し]]レベルだが、一目で見分けられるポイントとしては車両側面に描かれた北海道の地図を模したマークと&color(purple){彩香パープル}と名付けられたラベンダー色の帯が挙げられるか。この「彩香パープル」が「さいか」という名前の由来でもある。&s(){災禍とか浮かんだ人、絶対に怒らないから正直に手を挙げなさい。} 以下は2011年に運行開始したE5系と同内容の解説となる((H5系とデザイン上の類似性が高いためか?現在E5系のでんこは登場していない。))。 尚E5系が51編成導入されたのに対しH5系は4編成しか導入されなかったのでかなりレア。 [[東北新幹線]]の360km/hでの運行を目指し[[高速試験車>試作機]]のE955・E956形「FASTECH 360」を母体として開発されており、本系列も理論上は360km/hを叩き出せる。 ……が、諸々の事情から営業上の最高速度は320km/hとなっている。 内装面の特徴としては、E5系より初導入となる「グランクラス」が最大のトピックか。 グリーン車のさらに上、「新幹線のファーストクラス」として導入され、シートピッチ・座席幅をさらに拡大した2+1列の広々としたシートはまさしく飛行機のファーストクラスと同等。さらに車内食サービスやアメニティ類も充実させるなど、飛行機への対抗意識が見て取れる。 しかしただでさえレアなのに2022年3月16日にE6系との併結運用中に福島沖地震の被害を受けH2編成が廃車となった((しかも後述のように3月16日は……。))。代替車両は導入されなかったので単純に1編成減る形となり現在は3編成しか在籍していない。 今後増備されるなら札幌延伸の時だろう。 尚その後H2編成は6両への短編成化と現在車籍抹消の上函館新幹線総合車両所で乗務員訓練に用いられている。 *&aname(あけひ,option=nolink){&bgcolor(red){&color(whitesmoke){角館あけひ}}} #center{&bold(){&bgcolor(red){&color(whitesmoke){オレたちの絆は&br()エイキュウフメツ……だぜ!}}} &image(77D11A5F-C188-48E3-B90D-790296569D3C.jpeg,height=500) ((画像出典:駅メモ! -ステーションメモリーズ!-,モバイルファクトリー・ジーワンダッシュ,2014年6月26日配信開始(C)Mobile Factory, inc.))} **プロフィール(あけひ) |でんこNo.|64| |属性|&color(red){heat}| |タイプ|アタッカー| |でんこカラー|&color(red){赤}| |モチーフ|角館駅([[田沢湖線]]([[秋田新幹線]])/[[秋田県]])| |~|[[JR東日本]]E6系新幹線| |実装日|2018/02/01| |誕生日|03/16| |CV|林鼓子| 人懐っこくて元気いっぱい! ヒーローやスポーツが大好きな、少年のようなでんこ。 「絆」という言葉が好きで、仲の良い人と手を繋ぐと落ち着くらしい。 最近は「オトナなおねえさん」にちょっぴり憧れている様子。 **概要(あけひ) [[黒髪ロング]]に黒の瞳、短めの太眉…と大和撫子的な特徴を備えたでんこだが、そんな要素とは裏腹にどこか少年のような印象も抱かせるでんこ。[[一人称はオレ。>オレっ娘]] 「いつもの」ではさいかの衣装を基本に萌葱色を燃えるような赤に塗り替えたものがベースだが、襟はタートルネックのように伸びている。 パンタグラフもさいかのものと同型だが、背中から後頭部に向けて伸びるさいかとは裏腹に後腰部に生えている。 ちなみにさいかの時点で気になる脇腹だが、下に黒のインナーを着ているのが確認できる。&s(){それってもしかしてブr} 右手首に着けたブレスレットはさいかとお揃いで、さいかは左手首に着けている。 育ちの良さがうかがえるお淑やかそうな外見に反して、その性格は男勝りにも近い元気いっぱいな女の子。 「絆」「友情」といったものをとても大切にしており、人間・でんこ問わず初対面でも積極的に友達になろうと近づいていき、友情の証として「握手」をしたがる。 戦隊ヒーローが大好きでコタンやシズ達と一緒によく特撮番組((詳細が明かされている作品があり、その名も『トレインジャー』。鉄道会社の社員5人と話も電車も脱線させようとする悪の組織「ダッセンダー」との終わらない戦いを描いた物語。))を見たり、ヒーローごっこをして遊んだり、部屋の中を探検したりマスターにイタズラを仕掛けたりとヤンチャな男の子っぽい面が目立つ。 さいかに対しては、&bold(){&bgcolor(red){&color(whitesmoke){「未来では、ドジばっかで頼りなくって、オレが守ってやらなきゃって思ってた」}}}と語っていたが、初めての「思い出集め」に出かけた際は現代に来たばかりで不慣れだったこと・現代での経験はさいかの方が先輩だったことなどが重なってか、焦るばかりで逆に成長したさいかに多く助けてもらう羽目に。 そんな眩しいさいかの姿と自分とのギャップに落ち込んだあけひは、&bold(){&bgcolor(red){&color(whitesmoke){「決めたっ!オレも、がんばる!がんばって、しっかりしててカッコイイ『おねえさん』になるっ!!」}}}と宣言。 今までの「ヤンチャで男の子みたいな自分」から卒業すべく、好きだったヒーローも断とうとするのだが……? **スキル:&bgcolor(red){&color(whitesmoke){「フレンドシップロード」}} #center{&bold(){&bgcolor(red){&color(whitesmoke){オレと手をつないでると、&br()絆の力でみーんなつよくなるんだぜ!&br()すっげーだろっ!}}}} 常時発動型。 その日の移動距離に応じて自身のATKが上昇する(上限100km)。 移動距離が100kmを超えている場合、編成内全てのでんこのATKを少量上昇させる。 相棒のさいかと非常によく似たスキルを持つが、増加率はさいかより控えめ。その上自身のATK増加は100kmで止まってしまうが、代わりにそれ以降は&bold(){編成全体のATKに常時ブーストがかかる}点が最大の特徴で、「自身以外に効果が及ぶスキルを持つアタッカー」という非常に珍しい特性を持つ。 あくまでもアタッカーゆえ追加効果は最大でも+10%と本職たるサポーターには敵わないものの、条件さえ満たしていれば常時編成全員が恩恵を受けられるのは強力。 移動距離が100kmを超えたらとりあえず入れておくだけでも役立ってくれるだろう。 また複数のメリット効果を持つスキルはオリジナルでんことしては史上初。 一方、彼女やさいかに限らず「その日の移動ログを参照するスキル」共通の難点として&color(blue){日付をまたぐとカウントがリセットされる}点が挙げられ、0:00になると効果量は問答無用で0に戻ってしまう。 この時&bold(){ダイアログなどの通知は一切出ない}ため、終電乗車時など深夜帯に使う際は頭の片隅に入れておきたい。 さいかとほぼ同じ内容のスキルゆえあけひを中心に運用するならば相性のいいでんこも概ね同様だが、サポート役として起用する場合は「サポーターではないが他でんこの支援ができる」という特性が光る。 具体的には&link_anchor(ハル,pageid=51734){ハル}や&link_anchor(ちとせ,pageid=50990){ちとせ}と組んで相手のサポーターを封じつつ自編成にバフをかけたり、&link_anchor(マリン,pageid=51734){マリン}やヒメギ((アタッカーの数に応じてATKが、ディフェンダーの数に応じてDEFが増加。編成内の自身以外に有効。))の持つ「編成内のタイプを参照するスキル」のトリガーにしつつバフ効果も与えたりと中々器用な活躍が期待できるでんこである。 **バージョンアップ(あけひ) 2024年2月22日にバージョンアップ実装。 衣装は露出が減りスカートがショートパンツに変化、スカートの代わりに腰の辺りで後ろのみ長い[[マント]]を着用するヒーローっぽいデザインとなった。 追加効果は&b(){移動距離が100km以上かつリンク時間が10分未満があると更に編成内のATK増加}。 性質上移動中にチェックインすると追加効果を発動しやすいことになる。追加分は最大6%、既存分と合わせれば+16%と自身の強化になるのは勿論サポート役としても非常に強力となった。 **モチーフ解説〜&bgcolor(red){&color(whitesmoke){JR東日本新幹線E6系}}〜 [[秋田新幹線]]用車両として製造された所謂「ミニ新幹線」車両。2013年運行開始。 E5・H5系とは姉妹車と言える関係にあり、ベースとなった「FASTECH 360Z」の時点から連携運用を前提に開発された。 もちろん理論上360km/h運転可能な設計となっており、[[東北新幹線]]内ではE5・H5系と共に最高320km/hで運行している。 外観デザインも概ねE5系のデザイン言語を踏襲したものとなっているが、カラーリング以外の違いとして前照灯の位置が挙げられる。 E5系は運転席上部のキャノピー内に4灯まとめて設置されているのに対し、こちらはノーズ付け根左右に2灯式のものを一対、計4灯となっている。 内装についてもベージュを基調としたE5・H5とは異なり、暖色系の色遣いは共通しながらも普通車シートはイエローにしてメリハリを立たせ、グリーン車はブラウンとして高級感を演出した。 *&aname(ミユ,option=nolink){&bgcolor(black){&color(lime){羽貫ミユ}}} #center{&bold(){&bgcolor(black){&color(lime){センパイ!&br()一緒にいろんな鉄道を見に行くッス!}}} &image(B87D4E74-8EB0-4DF2-AF82-BF1BFB7FF703.jpeg,height=500) ((画像出典:駅メモ! -ステーションメモリーズ!-,モバイルファクトリー・ジーワンダッシュ,2014年6月26日配信開始(C)Mobile Factory, inc.))} **プロフィール(ミユ) |でんこNo.|69| |属性|&color(lime){eco}| |タイプ|[[トリックスター]]| |でんこカラー|&color(pink){桃}| |モチーフ|羽貫駅(埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)/[[埼玉県]])| |~|埼玉新都市交通2020系| |実装日|2018/07/01| |誕生日|11/04| |CV|[[徳井青空]]| 鉄道やでんこたちに熱いリスペクトを送るでんこで、憧れのでんこたちと一緒にお仕事ができるのが幸せでたまらない様子! だけど実際に他のでんこと話すことになると憧れのあまり一歩引いてしまうのだとか。 ちょっぴり遠くから写真を撮るのが一番……とは本人談。 **概要(ミユ) やや小柄で活発、だけど人見知りな後輩系でんこ。 髪色はオレンジに近い茶髪で、肩のあたりで緩く纏めている。瞳は紫色。 史上初の新交通でんこで、2024年7月のクリスタル追加までは唯一だった。 「いつもの」は黒地に縁は青緑のベストと、同様に黒と青緑のツートンに白のラインが入ったハンチング帽を被った、写真家や芸術家を思わせる服装。ベストの下は普通のブラウス…と思いきや、肩が大きく開いている。 肩から下げたピンクのカメラはよく見るとレンズが六角形に縁取られているほか、衣装の各所に多角形の角を思わせる縁取りが入っている。 ちなみにラッピングを替えると服装はもちろんこのカメラもそれに合わせて違うものに変わる(カメラを持たないラッピングもある)。&s(){いったい何十台持ってるんだ……羨ましいやつめ} 尚2020系は全編成色が異なり、衣装全体は21編成(グリーンクリスタル)がベースだが髪の色は22編成(ブライトアンバー)、カメラや手袋は23編成(ピュアルビー)と実装時点で導入されていた各編成のカラーがあしらわれている。 &bold(){&bgcolor(black){&color(lime){「〜ッス!」}}}とややくだけた敬語で話し、マスターを&bold(){&bgcolor(black){&color(lime){「思い出集めの大先輩」}}}として「センパイ」と呼ぶ、体育会系っぽい素直さと活発さを併せもった[[オタク]]気質なでんこ。 彼女にとっては他のでんこ達も「センパイ」にあたり、そのすべてに[[熱いリスペクトの視線を送っている>アグネスデジタル(ウマ娘 プリティーダービー)]]((ただしミユの担当声優はあちらでオペラオー(=デジタルが一番尊敬している相手)を担当している。))。 また鉄道そのものに対しても造詣が深く、チェックイン可能な駅の位置関係といったでんこならではの知識はもちろん、車両の解説や沿線の風景などについても抜かりはない。 こと鉄道での思い出集めに関してはトップクラスに優秀なでんこと言えよう。 しかし人見知りの傾向が強く、憧れのでんこ達にいざ面と向き合うとテンパってしまうのはもちろん、手でも握られようものなら嬉しさのあまり&bold(){失神}してしまう。&s(){ゆえにあけひはある意味天敵。} そのため、趣味でもあるカメラで遠くから彼女たちの姿を収め、一人で楽しむのがミユ流。&s(){おい、それって[[盗撮じゃ>松田亜利沙(ミリオンライブ!)]]……} 首に下げているカメラについては、&bold(){&bgcolor(black){&color(lime){「でんこさん達も写せる特注品なんス!協会の人におねだりしたんスよね……えへへ。」}}}と語っている。 でんこは「マスター適性のある人間」にしか見えないようになっており、同様に通常のカメラでは写すことができないらしい。 一方でマスターの撮った写真にはきちんとでんこが写っているらしく((公式の連動カメラアプリ「おでかけカメラ」の機能、という意味合いもあると思われる。あちらは一部のコラボでんこのみ『映らない』が))、こちらもミユの物と同様の特製カメラだと思われる。 つまりミユのカメラは、本来マスター向けに用意されているカメラを協会の人に無理を言ってでんこサイズのカメラとして用意してもらった…という経緯と思われる。 ちなみに彼女が一番写真を撮ったでんこはやはりというか、さいかとあけひのツーショット。 濡れるのが苦手で、雨の日は露骨にテンションが下がり、水につけると「[[無]]」になる。しかし水着姿のでんこ達が拝めるので[[プール]]や海自体は好き。 「カメラ持ち」というキャラの便利さゆえかイベントストーリーでの客演も多く、特に夏イベントでは何かと引っ張りだこ。 カメラ繋がりでチェルとの絡みも多い……が、案の定というか大抵チェルにカメラを向けられてあたふたしている。 「ミユな話」は、そんなミユの人となりや他のでんこ達との関係性にスポットを当て、日常の一コマ一コマを写したもの。 そしてミユとの初めてのおでかけは至って順調に進んでいたが、沿線にある鉄道の博物館が気になるミユ。それを知ったマスターは予定を変更し、博物館で一日を過ごすことにしたが……。 **スキル:&bgcolor(black){&color(lime){「きらきらリスペクト」}} #center{&bold(){&bgcolor(black){&color(lime){ジブン、ちょっとでもでんこさんの&br()お役に立ちたいんス!&br()一緒に成長していけたら、もっと幸せっス!}}}} 「誰かがリンクしている駅」にアクセスした際に発動。 アクセスしたでんこに、その日の移動距離に応じて[[経験値]]を追加で付与する(上限100km)。 その日の移動距離が100kmを超えている場合、&bold(){さらに追加で編成全体に経験値を追加付与}する。 アクセスした本人への経験値付与もさることながら、その日の移動距離が100kmを超えていれば&bold(){アクセスするごとに編成内全てに経験値をバラ撒く}という破格の効果を持つ育成特化スキル。 効果量も最大レベルでは200と&color(red){リンクボーナスの2倍}にまで達し、Lv.30以下あたりであれば100km移動してミユを挿しておくだけでガンガン育ってゆく。 また育成特化でんこらしくミユ本人にお仕事させなくても連れ回していれば&bold(){スキル効果で勝手に育っていく}ため、育成が非常にラクという長所もある。 その代わり、[[経験値]]付与系のスキルをもつでんこ全般に言えることではあるが本人のスペックはハッキリ言って微妙。 攻防ともにバランス良く育つがAP・HPどちらも300には届かないため、バランスの良さが裏目に出た器用貧乏タイプとなってしまっている。 駅の攻防に直接関わらないスキルである点も含め、本人を矢面に立たせるよりも裏方に徹する方が活きる、そんなサポーターに近い性質を持ったでんこと言える。 一方で「誰かがリンクしている駅にアクセスした時」と発動条件が指定されており、不在駅にアクセスした場合やルートビューン使用時はスキルが一切発動しない。 これが地味にネックで、ボチャレ跡地など誰もいない駅が連続する区間に出くわすと微妙な気持ちになれる。逆に大回り乗車や新幹線での旅行((参考までに、[[東京駅]]から新幹線で営業キロ100kmは三島(120.7)・宇都宮(109.0)・高崎(105.0)以遠。ヤマカンでいいので忘れずに沿線の在来線や私鉄の駅もチェックインボタンを押しておくことを推奨する。))のような、100kmを超える移動を狙える・大都会の駅や複数の駅が密集している区間を通る行程の場合は文字通り荒稼ぎを狙うことが可能。 またアクセス時に発動するスキルであるため、相手が[[無効化]]スキルを発動しているとミユも機能停止してしまうのも難点ではある。 とはいえ、ミユを無効化可能なのは&ruby(・・・){まひる}とチイの二人のみ。ダメージに直接関わらないミユを妨害するためだけにスキルを炊くマスターはそうそういない……のだが、ecoには特に防御に秀でたスキルを持つでんこが多く、これらへの対策としてまひるを入れているマスターは多いため巻き添えで消される可能性はあるのが悩ましいところ。チイについては[[IKS.gear>IKS.gear(駅メモ!)]]特有の育成難易度の高さとチイのスキルの発動率の低さもあり余程運が悪くない限りは複数回無効化されることはないのであまり気にならない。 正直無効化に関してはどうしようもないため、遭遇したら諦めよう。どうしてもと言うのならすすぐを使ってまひるを無効化することは可能((仕様上、無効化スキル同士が衝突した際は攻撃側が優先される。そのため、攻:すすぐ→防:まひるの構図ならまひるが一方的に無効化され、よってミユのスキルも発動する。))だが、貴重でクールタイムも長い無効化スキルをそのためだけに使うのかはよーーーーく考えたい。チイについてはまひるで無効化するとミユのスキルまで無効化されるのでやるなら&link_anchor(ミナト,pageid=50647){ミナト}を使おう。 とりあえずで編成に入れておくだけでも充分な働きをしてくれるため一緒に仕事するでんこを選ばないのがミユの長所だが、育成を優先するなら他の[[経験値]]付与スキルを組み合わせることで更なるブーストアップが図れる。 一人のでんこを重点的に育てたいならゆき、おとめやこうめ、にこ等の各種個人向け[[経験値]]獲得スキルを、編成全体を手広く育てたいならなより((自身の獲得した[[経験値]]を所定位置のでんこに配分。))やゆう((heatでんこのリンク時、全員に[[経験値]]付与。今日の新駅なら効果量増加。そのためheatアタッカーとの併用が推奨される。))などと併用してみよう。 スペシャルでんこにもこの手のスキル持ちはかなり多く、てんま((他でんこのアクセス時に一定確率で[[経験値]]付与。))・美嶋はるな((今日の新駅アクセス数に応じて[[経験値]]付与。この手のスキルにしては時間制限がある。))・熱海初夏((敵味方双方に[[経験値]]を与える。))・小鳥遊暦((効果量は編成内のでんこカラーの数に準ずる。))・[[ムジナ>ムジナ(SSSS.DYNAZENON)]]((編成内が2属性で発動。))、再入手不能だがエキドナ((アクセス時、今日アクセスした駅数に応じて[[経験値]]を追加で付与。こちらはミユと違い誰もいない駅でも発動))等々よりどりみどり。使い勝手もそれぞれ異なるため、持っている内からお好みで組み合わせよう。 **モチーフ解説〜&bgcolor(black){&color(lime){埼玉新都市交通2020系}}〜 [[埼玉県]]は[[大宮駅]]より、同県内宿駅まで東北・[[上越新幹線]]の高架橋にピッタリ沿うように走るAGT・埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の車両。2015年運行開始。 車体前面に配された六角形に縁取られた先頭ガラスが特徴的で、車体断面も若干左右に膨らんだ六角形の形状となっている。 そのほか、全区間が高架で構成された路線らしい試みとして、下方の眺望も楽しめるようドア下面にもガラス窓を配置。 白と蛍光色のラインによるビビッドなカラーリングも相まって未来の乗り物を思わせる、「新交通システム」のイメージにふさわしい車両。 *余談・小ネタ -さいかのスキル効果のカウント上限である「360km」は、モチーフであるE5・H5系が当初計画していた360km/h運転が由来か。 -あけひの「誰かと手を繋ぎたがる」という癖はE6系がE5系と連結しての運用を基本としているためか((東京まで乗り入れる列車にも単独運転の設定があるつばさと異なり、こまちは仙台発着の1往復以外の定期列車すべてがはやぶさと併結するダイヤになっているため))。 --また2人のブレスレットも手を繋ぐと隣同士になるように着けており、これも連結機構をイメージしたものと言われている。 -あけひの大和美人的な外見は、E6系で運転する列車に設定される種別のひとつ…というかE6系が主に担当している「こまち」に由来するものと考えられる。 //現在はこまちに名称統一されているため変更 -ミユの名前は、ニューシャトルも停まる大宮の鉄道博物館より、博物館の英訳「&bold(){ミュ}ージアム」からか。[[鉄オタ>鉄道愛好家(鉄道オタク)]]気質な性格やカメラ趣味も鉄オタが多く集まり、新幹線・在来線もすぐそばを通るため現役車両の撮影スポットとしても名高い鉄博が元ネタにあると思われる。 --またニューシャトル自体が東北・上越新幹線整備の折に沿線住民への見返りとして建設されたという歴史的経緯があり、さいか・あけひとの絡みもここから来ていると思われる。実際、ニューシャトルとE5/H5・E6とは走行路線も近く並走することも多い。とはいえ、営業速度があまりにも違うため一瞬で追い抜かされてしまうが…。 --羽貫は鉄道博物館駅からさらにニューシャトルで北上すると到着する羽貫駅からであろう。このあたりや次の駅にしてニューシャトル線の終点・内宿駅周辺は住宅地であり、先述した開業経緯もあって、大宮やここで乗り換えての都心方面へのアクセス路線としての役目があることになる。 -「新幹線」の「ヒーロー物」、「鉄道車両をモチーフにしたデザインのロボットが登場する(でんこの基礎設定でもある)」といえば[[ひとつ思い当たる節がある>新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]((あけひ実装当時、既に展開があったのも大きい。))……が、あけひ達が観ているのはどうやら[[スーパー戦隊シリーズ]]に近い番組らしい。&s(){つまり[[これ>烈車戦隊トッキュウジャー]]か((偶然にも、この作品も「思い出」「鉄道での旅」が重要な設定に絡んでいる))。} --実は黄陽セリア(923系「ドクターイエロー」)があけひに先駆けて「あっちでもモチーフに選ばれている車輛のでんこ」として登場していた。後に上ノ山ゆのか(E3系「とれいゆつばさ」((ただしあちらでは必殺技名だけで、デザインとして登場したのは一般仕様編成のみ。)))、途来あるは(E956系「ALFA-X」)、東海なな(N700S系)なども双方でモチーフとなっている車輛のでんことして登場している((『シンカリオンZ』のザイライナーを含めるなら天王寺たまき(JR西日本323系)なども該当))。 #center{&bold(){&bgcolor(black){&color(lime){ここにも、でんこさん達の思い出を残せるんスね……!&br()ジブンも追記・修正、やってみるッス!}}}} #center{&bold(){&bgcolor(lightgreen){&color(purple){追記・修正?&br()うん、さいかもすーっごく得意だよ!}}}} #center{&bold(){&bgcolor(red){&color(whitesmoke){いや、それはぜってー嘘だろ……}}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment(striction) #areaedit(end) }