&font(#6495ED){登録日}:2022/05/05 Thu 02:07:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- この項目では、[[ゲーム]]『[[幻影異聞録♯FE]]』に登場する[[ダンジョン]]「イドラスフィア」について記載する。 *◆概要 ---- 本作に登場するダンジョンであり異世界。 現代の東京の各所に出入口が存在する。 本作はシナリオ進行によって探索できるダンジョンが増えていくシステムになっており、各章ごとにダンジョンを攻略しボスを倒すことでストーリーが進んでいく。 内部は3D構造になっており、主人公の[[蒼井樹]]を操作して攻略していく。 シンボルエンカウントで敵が出現するほか、各ダンジョンごとにパズルやトラップが設置されているため、攻略は一筋縄ではいかない。 そして異世界の英雄達「ミラージュ」が普段住んでいる場所。 ミラージュが現実世界に干渉するには大きく力を消耗してしまうため、強力なパフォーマを持つ人間に取り憑いて活動するのが一般的。 各章で登場するボスミラージュは誰かしら人間に取り憑いており、彼らの洗脳を解いてボスを撃破するのが本作の主な流れ。 ちなみにイドラスフィアはミラージュマスターでないと入れない[[というわけ]]ではなく、序盤の樹はもとより、バリィやチキ嫁P、旗中ヤツフサのように生身でイドラスフィアを出入りする事は可能。 もっとも、内部でミラージュに襲撃されるリスクを考えると、生身で突入するのは非常に危険な行為である。 &del(){「来たから帰れる」理論で案内なしで帰ったチキ嫁Pや、幻想ドルーアの浮島を彷徨ったのに何事もなく生還した庵宗二のように、割と普通に現実世界へ帰還した奴もいる。} また普通の人間はイドラスフィアに入れても、現実世界から出入口までは認識できないらしく、傍目にはイドラスフィアに入った人間はまるで神隠しのように見えている模様。 *◆システム ---- **敵ミラージュ 内部は敵ミラージュがシンボルエンカウント方式で出現し、接触すると戦闘に突入する。 敵ミラージュシンボルは&font(#ff0000){赤いローブ}を纏ったような姿をしており、こちらを見つけると突撃してくる。。 出現するミラージュはダンジョンごと、およびダンジョン内部の場所ごとに異なっており、敵によってドロップするアイテムも異なる。 ドロップするアイテムは、新武器生成「カルネージユニティ」にて必要になっていくので、新しいダンジョンに突入したら積極的に敵を倒して稼ぎたいところ。 またイドラスフィア内では樹で剣を振ることが可能であり、これをミラージュのシンボルに当てると怯ませられる。 怯ませた状態で接触すると先制攻撃を仕掛けることが出来る場合があり、より戦闘を有利に進められる。 **ワイルドエネミー 敵ミラージュのうち、ひときわ強力な存在。 通常の敵シンボルが&font(#ff0000){赤い}のに対し、ワイルドエネミーは&font(#0000ff,#000000){青黒い色}をしており&bold(){&font(#000000){黒いオーラ}}を放っている。 ワイルドエネミーは各ダンジョンごとに決まっているのではなく、パーティ内で一番レベルが高いユニットのレベルに応じて戦う敵が決定する。つまり序盤のダンジョンだろうと自軍のレベルが高ければそれだけ強力なワイルドエネミーが出現する。 また一番レベルが高いユニットのレベルに応じて敵が決まるので、一番レベルが高いユニットと他のユニットのレベル差が大きいと悲惨なことになる。とりわけ樹は強制出撃のためレベル差が開く状況が生まれやすい。 ワイルドエネミーはフィールド上で樹の剣を当てても怯まないという性質があるため、接近されると避けるのは非常に難しい。 戦う意図がない場合、確実に戦闘から離脱できるよう「スモークマシン」は多めに持ち込みたい。 一方でワイルドエネミーを倒すと、能力値上昇アイテムの入手に必要な貴重品「シャード」をドロップするとこがあるほか、強敵な分[[経験値]]も多くもらえるため、腕に自信があるなら積極的に挑戦する価値はある。 **レアエネミー 敵ミラージュのうち、出現確率が低いレアな存在。 &bold(){&font(#ffdc00){金色}}に輝いており、通常のものと異なりこちらを見つけると逃げていく。 敵ミラージュ「フィフスエレメント」「ブリトリアス」いずれかが登場し、倒すとこいつらからしか入手できない貴重なアイテムをドロップする。 どちらも回避率が非常に高い上に状態異常技を多用し、さらに数ターン経過すると逃げ出してしまうため倒すのは難しいが、積極的に狙っていきたい。いわば[[メタルスライム]]ポジション。 ちなみにレアエネミーとの戦闘に突入すると、各キャラが戦闘時に専用の台詞を言う。&color(deepskyblue){「よし、貯金だ!」} なお、出現場所は実はある程度決まっているので、ワイルドエネミー及びレアエネミーの出現率を上げるスキルをフィールド上で使ってからその場所をウロウロすれば、上手くいけば入れ食い状態にすることも可能だったりする。 **ワープポータル ダンジョン内でワープするための装置。 大体ダンジョンの出入口付近と中盤、ボス部屋前あたりに設置されており、出入口付近のもの以外はそれぞれの場所に赴いて調べることで開放される。 **壊せる壁 各ダンジョンには、剣を当てて壊せる壁がある。 壊せるのは宝珠がある一方からのみであり、反対側からは壊せない。 主にショートカットとして中盤あたりで壊せるようになる。 **封鎖されたエリア 上記の壊せる壁とは別に、初訪問時は絶対に壊せない壁がある。 この壁は第5章にて、シナリオ進行で習得する専用スキルがないと壊すことが出来ない。 第5章では、この封鎖された壁の先のエリアが主な舞台となり、出現する敵も第5章に応じたレベルのものになる。 *◆イドラスフィア一覧 ---- **幻想だいたま 場所:だいたま展望台 最初に訪れるイドラスフィア。 最初のダンジョンとあって複雑な仕掛けはなく、エレベーターで上下する程度。 飛び降りる段差がある為実質[[一方通行]]になっており、出入口からぐるりと一周するような構造になっている。 **幻想106 場所:渋谷106 巨大ショッピングモールを基にしたイドラスフィア。 一つのフロアはさほど広くないものの、フロア数が非常に多い。 第1章では1~7F、第5章ではB1~B4が舞台になる。 内部にはメイド服を着た巨大なマネキンが設置されており、このマネキンは袖の部分を通って反対側へ行くことが出来る。 そしてマネキンの近くにはポーズを変えるスイッチがあり、マネキンのポーズを変えて袖を進み次のフロアへ進んでいくことになる。 **幻想渋谷 場所:渋谷セントラル通り 渋谷の街を基にしたイドラスフィア。 出入口が1丁目で、奥に2丁目、3丁目と続く。 各所に大きなカメラのようなオブジェクトが設置されており、このカメラの視界に入ると[[フラッシュ]]が放たれ、特定の場所まで戻されてしまう。ワープポータル開放前に戻されたりすると非常にめんどくさいことこの上ない。 スキル「ライトマ」でカメラの視界を確認しつつ進もう。 各所の壁にはグラビアアイドルの写真が、奥に進むと今度は舞子の写真が大量に貼られており、ミラージュに洗脳されたカメラマン・彫之澤允の狂気が見て取れる。&del(){海外版およびEncore版では水着が規制されたので普通のファッション写真になっている。} **幻想大東テレビ 場所:大東テレビ 歌謡曲番組の生放送が行われているテレビ局を基にしたイドラスフィア。 [[斗馬>赤城斗馬]]によれば大東テレビは&bold(){&font(#ff0000){「緊急時でも放映止めないくらい、アニメと演歌と旅番組に気合入れてる」}}とのこと。 舞台を模した和風庭園エリアとテレビ局の室内エリアで構成されている。 全体的に通路が狭いため敵を避けにくく、フロア数は少ないがマップはそこそこ広い。 初訪問時は敵ミラージュが番組を制作しており、ディレクターミラージュの指示で楽屋の照明の調節や台本配りに奔走させられる羽目になる。 **幻想ダイバースタジオ 場所:ダイバースタジオ テレビの撮影スタジオ内部を基にしたイドラスフィア。 そして本作でも特にパズル要素の強いダンジョン。 モニタ室の10個のモニターに表示される内容と、奥の大通路にある10個の部屋が連動しており、正しい部屋へ入らないとモニタ室へ戻されてしまう。 大通路のさらに奥にある液晶パネル部屋では、大きなモニターで構成された床の上を通ることになるが、床モニターには赤い通れないモニターや、踏むと罠が発動するモニターが仕掛けられており、罠を踏むとEPや所持金が減らされたり数ターン以内に敵を撃破することを要求されたりしてしまう。 さらに床モニター近くにはパネルを操作するスイッチがあり、上手く操作して先へ進むために難易度高めのパズル要素を解く必要がある。 ドラマ監督の鱈知乃九炎がミラージュに洗脳されたため、つばさは演技指導に付き合わされる羽目に。 **記憶の幻想領域 場所:ブルームパレス ブルームパレス奥の出入口から入れるイドラスフィア。 [[チキ>チキ(FE)]]の記憶を基に作られており、[[サーリャ>サーリャ(FE)]]によれば「自分たちが元いた世界に似ている」とのことで、石造りの遺跡で構成されており、現代的だったこれまでのダンジョンに比べて[[FEシリーズ>ファイアーエムブレムシリーズ]]らしい風景が広がっている。 風景や[[BGM]]は神秘的で穏やかな印象だが、しっかり敵ミラージュは出現する。 樹たちはここで、かつて暗黒竜と戦った英雄の魂に力を示し『[[光の戯曲>ファイアーエムブレムのテーマ]]』の完成を目指すのだが、ここにも[[黒幕>ガーネフ(FE)]]の手は既に伸びており…… **幻想ドルーア 場所:コズミックエッグ ストーリーの最終ダンジョン。 『新・暗黒竜と光の剣』にて、[[暗黒竜メディウス]]が支配した帝国の名を冠するイドラスフィア。 荒廃した高層ビルと[[浮遊島>浮遊大陸]]で構成されており、行き来する緑のブロックや一方通行になる青いブロックを進み、高い場所に位置する最上部を目指す。 ブロックで浮島を進むのは『[[if>ファイアーエムブレムif]]』の透魔王国を彷彿とさせる。&del(){ほんと庵宗二はどうやって生還したのだろうか。} [[中ボス]]にはゲリバ、[[インバース>インバース(FE)]]、[[ギャンレル>ギャンレル(FE)]]、エクセライが再登場するボスラッシュ。当然レベルも上がっている。 &del(){ちなみにギャンレルは「怖ェだろこの高さ?」「突き落としてやるよ!」的なことを言ってくるが、原作のギャンレルは「[[高いところが苦手>軍の中で一番…(FE)]]」なので内心自分でビビってた可能性がある。} 眼下には錆色に染まった海と、そこに沈んだ廃ビル群が見えており、モブミラージュの発言からすると、暗黒竜によって滅びた世界の成れの果てと思われる。 暗黒竜が鎮座する最上部の高度は634m。これは現実の東京スカイツリーの高さと同じである。 **幻想ウラハラ 場所:原宿 東郷神社 原宿にひっそりと出入口があるイドラスフィア。 ここはダンジョンではなく、FEシリーズではお馴染みの「[[闘技場>闘技場(FE)]]」がある。 またマスターからのリクエストで各所にいる暇そうなミラージュをスカウトすることになり、特定のミラージュをスカウトすると、貴重品「シャード」と能力値上昇系アイテムを交換してもらうことが出来る。 **希望の幻想領域 場所:ブルームパレス Encore版にて追加されたイドラスフィア。 チキによれば「願いを叶える場所」らしく、[[つばさ>織部つばさ]]と[[霧亜>黒乃霧亜]]の新規ストーリーとともに内部を攻略していく。 全体的な雰囲気は綺麗で穏やかな神殿といったところだが、記憶の幻想領域同様敵ミラージュはしっかり出てくる。 各所の宝箱からは、Encore版で追加された衣装や、チキ・舞子・バリィのセッションスキルが入手可能。 つばさと霧亜のストーリーは3部で構成されており、それに合わせて希望の幻想領域内部の探索できるエリアも広がっていく仕様であり、シナリオ本編を進めると解禁されていく。 なお、一部の衣装およびセッションスキルは、該当キャラクターのサイドストーリーをクリアしていないと開けることが出来ないので注意。 例えばバリィのセッションスキルは、宝箱設置エリアの解禁時期は第4章なのに対して、サイドストーリーの解禁が第5章なので実際の入手がどうしても遅れる。 追記・修正はイドラスフィアに迷い込んで生還した人がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ペルソナと比べて、わりとあっちこっちいったりきたりさせられるイメジ。 -- 名無しさん (2022-05-05 21:01:19) - 入った生身の人間の話から、なんとなーく覚えてはいるがミラージュマスターほど明確に記憶は保てないみたい -- 名無しさん (2022-05-06 17:58:22) #comment #areaedit(end) }