英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-

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英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- - (2025/06/30 (月) 18:40:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2022/10/22 (土) 09:09:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます

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#center(){

&bold(){&sizex(5){&color(#ff0000){黎と紅が廻る“&ruby(キセキ){罪}”を掬い上げろ――}}}

}


*概要
[[英雄伝説 黎の軌跡]]II -CRIMSON SiN-とは、2022年9月29日に日本ファルコムから発売されたRPG。対応機種は[[PlayStation4]]、[[PlayStation5]]。
「軌跡シリーズ」としては十二作目となる。

タイトル通り[[英雄伝説 黎の軌跡]]の続編であり、舞台は当然[[カルバード共和国]]で、主人公は[[ヴァン・アークライド]]。
「クロノ」のタイトル通り「時」に関わる大きな仕掛けも…?

また、クリア後のある場面で&bold(){「To Be Continued… KURO NO KISEKI FINAL CHAPTER}」という一文があり、共和国編は次作で完結となるようだ。



*ストーリー
七耀暦1209年。
マフィア組織《アルマータ》の脅威が過ぎ去り、かつての平穏を取り戻した[[カルバード共和国]]。

そんなある日――
首都イーディスの片隅で、CID特殊部隊《ハーキュリーズ》が何者かに惨殺されるという猟奇的な事件が発生する。

事態の収拾に向けて動き出すカルバード警察や遊撃士協会。
新たな騒乱の匂いを嗅ぎつけ、暗躍を始める裏社会の勢力。

そんな中――
《&ruby(スプリガン){裏解決屋}》ヴァン・アークライドも
意外な人物の来訪をきっかけに調査に乗り出すこととなる。

惨殺事件を引き起こした人物は一体誰なのか?その目的とは?
そして、曾祖父の最後の遺産、《第8のゲネシス》を探し求める[[アニエス>アニエス・クローデル]]は――?



*キャラクター
前作から引き続き登場する人物は前作の項目を参照。

&bold(){●スウィン・アーベル}(CV:梶原岳人)
&bold(){●ナーディア・レイン}(CV:[[石見舞菜香]])
ご存知すーちゃんとなーちゃん。スウィンは17歳。ナーディアは15歳。
急に意識を失ってしまった[[ラピス>ラピス・ローゼンベルク]]の意識を戻す方法を探しており、かつても世話になったヴァンを再び訪れる。
[[仮面さん>ルーファス・アルバレア]]とは別れて行動中。
そして、出張で首都を離れる期間が長いヴァンに代わって「裏解決屋代行人」を任される。
二人を操作している時に裏解決屋モットー五箇条を見てみると……。


&bold(){●[[トワ・ハーシェル]]}(CV:[[野中藍]])
ご存知トワちゃん先生。23歳。
[[第二分校>トールズ士官学院・第Ⅱ分校]]の教師を続ける一方、NGO《国際協力機構》にも所属しており、各地の貧困や環境問題等にも真摯に向き合っている。
臨時講師としてアラミスに赴任する。
彼女の話によると、[[クロウ>クロウ・アームブラスト]]も共和国入りしているらしく、教師やNGOとしての活動以外にも何らかの目的があるものと思われるが……。


&bold(){●ミラベル・アールトン}(CV:桜木つぐみ)
[[クセの強い話し言葉>関西弁(方言)]]が特徴的な、マルドゥック社に所属するSC。22歳
鉄火肌な女性でかなり大雑把な面もあるがタイプが真逆の同僚リゼットとは意外と気が合うらしく、公私にわたって友人関係を築いている。
マルドゥック社の新規事業(後述)に関わっており、解決事務所にその問題を解決するべく依頼を持ち掛けてくる。


&bold(){●ドミニク・ランスター}(CV:斉藤貴美子)
[[ジュディス>ジュディス・ランスター]]の祖母にして、かつて一世を風靡した伝説のシャンソン歌手。そして、初代《グリムキャッツ》でもある。69歳。
老齢ながら豪快かつ活動的、そして自他に厳しい性格。身体能力やアーティストとしてのセンスも未だに衰えを見せていない。
現役を引退した現在も芸能界では多大な影響を誇っており、数々の導力映画や各種イベントにて演技指導・プロデュースで活躍、その尽くを成功へと導いている。
孫娘である[[ジュディス]]には時に厳しい言葉をかけつつも、当代としてのグリムキャッツの生き様を温かく見守っている。


&bold(){●ジータ・アスヴァール}(CV:和氣あず未)
エルザイム公国の公女にして年の離れたシェリド公太子の妹。17歳。
聡明で真面目なしっかり者であり、シェリドからも「自分よりできた妹」と評されているが、彼女もまた兄には尊敬の念を抱いている。
その一方、年相応に架空の物語に熱を上げるなどやや浮世離れした一面を覗かせることも。「3と9」も読んでいたらしく、スウィンとナーディアに興味津々となった。


&bold(){●洸弾のイクス}(CV:堀江瞬)
&bold(){●影喰のヨルダ}(CV:古賀葵)
[[ハーウッド>エルロイ・ハーウッド]]の意向により共和国各地で暗躍し、ヴァン達と対立する謎の双子の兄妹。14歳。
イクスは挑発的かつ刹那的な性格の持ち主で、軽妙な口調で語られる言葉の端々に狂気を垣間見せる。
銀色の長大な魔銃を得物としており、異能によって魔弾の軌道を自在に変化させるトリッキーな戦闘を得意とする。
ヨルダはダウナー気味な性格で、普段は口数も少なく余計な事を避けたがる振る舞いを見せるが、状況次第では兄とはまた違った形で狂人としての一面を覗かせる。
異能により影で出来た巨大な手を呼び出し、自在に操ることで高い戦闘能力を発揮し、影の力で転移を行うことも可能。


&bold(){●ガウラン}(CV:神尾晋一郎)
東方三大拳法のひとつ、月華流の第一人者として知られる東方出身の武闘家。25歳
黒月の一角を成す長老家、ライ家に所属する筆頭拳士だったがアルマータとライ家の繋がりが発覚したことで家が没落。
その際、混乱の渦中にあった家の構成員たちを律するなど、野心家の多いライ家の中にあって芯の通った人物として黒月関係者からも高く評価されていた。
一方で、月華流の武闘家であること、ライ家に仕えていたこと以外ガウランの素性を深く知る者は東方社会にも殆どいないようだが……?


&bold(){●ガーデンマスター}(CV:田丸篤志)
暗殺組織《&ruby(ガーデン){庭園}》の残党を纏め、暗躍する白装束の謎めいた男。
どこか尊大で自らの行いに陶酔しているかのような振る舞いも垣間見せるが、二振りの特殊な大剣による実力は圧倒的。
スウィンとナーディアが庭園を脱した後に組織内で台頭した人物らしく、二人もその存在については知らされていなかったようだが……?


&bold(){●緋のアルテラ}(CV:???)
メアと酷似した外見を持つ、緋い妖精型のホロウ。
メア同様、何故か自由意志を有しているようだがそのパーソナリティはメア以上に傲慢でプライドが高く、人間を見下すような態度を見せる。
しかし、その言動はどこか見覚えがあるような……?


&bold(){●黒いコートの男}(CV:???)
ヴァン達の前に現れる、黒いコートと帽子で全身を覆った謎の人物。
第8のゲネシスを持ち、アルテラの「シャード侵食――&ruby(ブート・ザ・グレンデル){悪夢に染まれ}!!」の掛け声と共にグレンデル=ゾルガへと変身するが、メアと同じプロセスよるものかは不明。
ヴァンのグレンデルよりも一回り大きな体格で、その凶悪な体躯から凄まじい攻撃を繰り出す。
ハーキュリーズγ中隊を惨殺した犯人と目されているが、その目的、意図については一切不明。


&bold(){●ロザリー}(CV:櫻川めぐ)
アルマータの幹部の武器を開発したり、オラシオンでの[[デスゲーム]]にも参加していた軍需産業、ゼクトアームズの開発主任。
「ロザリー様の研究に身も心も捧げるべし」と言って部下に無茶ぶりを強要する、典型的なブラック研究者。



*ゲームシステムの追加・変更点
**シャードサーチ
フィールド上でサーチを行い、釣りポイントやシャードトークンとポータル(後述)、壊せる壁などを発見することが可能。
一部の4SPGではサーチを使って匂いや足跡を追跡する場面もある。


**バトルの変更点
フィールドバトルでは、敵の攻撃をジャスト回避すると操作入れ替えと同時にチャージアタックを行える&bold(){クロスチャージ}、
アーツを放って遠距離攻撃やギミックの操作を行える&bold(){クイックアーツ}が、
コマンドバトルでは、スタン状態の敵に対してブースト状態で攻撃するとスクラム相手と同時に攻撃を行う&bold(){EXチェイン}が追加された。


**ミニゲームの追加
軌跡シリーズの伝統でありながら前作にはなかった&bold(){釣り}が復活。
また、ロックのかかった宝箱に対して行う&bold(){ハッキング}、カードゲーム&bold(){セブンスハーツ}なども追加された。


**&ruby(メルヒェンガルテン){お伽の庭城}
マルドゥック社が開発した、多人数が同時にアクセスできる仮想空間システム。
しかし何者かの手によって乗っ取られてしまい、魔獣が徘徊する空間となってしまっており、解決事務所はその原因を突き止めるべく進んでいくことになる。

『[[創>英雄伝説 創の軌跡]]』の真・夢幻回廊同様、バトルに参加できるメンバーの中から自由にパーティを編成して((ただしストーリーの都合で一時的に編成できないキャラも出てくる。))攻略可能。
事務所の端末や回復ポイント、ないしシャードサーチで発見できるポータルからアクセスできるようになる。
庭城の探索やシャードサーチによって入手できるシャードトークンを使ってミスティックキューブの解析を行い、大量のセピス((まとまった数を同時に解析した方がセピス入手量にボーナスがかかる))や各種アイテム、クラフト強化に必要な錬成石が入手できる。




追記・修正は時間を巻き戻してからお願いします。

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- このゲームでどうしても言いたいことが。なんで中間ボスがあんなに強いんだよ!章ボスやラスボスより途中で出てくるボスの方が遥かに強いじゃねえか!  -- 名無しさん  (2022-10-22 10:29:35)
- 過剰な巻き戻りでとにかくグダる3部、結局特に進展が無かった本筋だとかのシナリオ面はボリュームの割に物足りなかった印象。ゲーム面のクオリティは相変わらず高いから良作なのは間違いないと思うんだが  -- 名無しさん  (2022-10-22 11:06:25)
- エルロイの使徒随一の危険性にDG教団の更なる腐れっぷりとカルバード革命が生み出した闇とえげつなさは相変わらず  -- 名無しさん  (2022-10-22 11:50:29)
- ↑2 3章後半から露骨に中ボスが強くなったよな…。これで前座ってボスはどんだけ強いんだって予想すると逆に肩透かしを喰らうという……  -- 名無しさん  (2022-10-22 12:17:57)
- 強い中ボスいたっけ?個人的に一番きつかったの断章の破戒で後はかなり楽だった印象。ガーデンマスターと赤黎は終始弱かった  -- 名無しさん  (2022-10-22 12:40:28)
- そもそも黒幕もラスボスも本職戦闘員じゃないし  -- 名無しさん  (2022-10-22 12:54:12)
- 断章双子、カシム、スウィン、最終章3人はヤバい強さだった。特にHardのスウィンはSP狙いだとマジで鬼門だったぞ。それに比べて章ボスの強さたるや…。  -- 名無しさん  (2022-10-22 12:57:52)
- ストーリーに関して色んなコミュニティで苦言を呈されててちょっと心配……  -- 名無しさん  (2022-10-23 00:19:49)
- 演出面やらやり込みやらモブ会話やサブイベとかは安定してるんよ、ミニゲームとか何より超便利道具ゲネシス依存のストーリーがちょっと酷い(しかも全体の話が全然進まん)  -- 名無しさん  (2022-10-23 00:47:15)
- お伽の庭城みたいな強制ではないけど稼ぎ要素は継続してほしいな  -- 名無しさん  (2022-10-23 02:17:13)
- 強制的に負かされて巻き戻る以外は神ゲー  -- 名無しさん  (2022-10-23 10:05:03)
- 戦闘システムも良好。グラや動きも洗練されてる。2章までも問題なく面白いし、サブイベや絆イベも良い。ただ肝心の後半からのストーリーと皆が指摘してる問題点がね…。やっぱ1年は少し無理があったのかもしれない。(同じ一年でも閃Ⅳのように最終作を前提にして閃Ⅲを作っていればまだ良かったと思うが)  -- 名無しさん  (2022-10-23 10:10:27)
- ↑巻き戻しが多すぎるのと、あまり進まなかったこと?確かに、これで宇宙軍基地と永劫回帰計画を同時にやるのか。最初からアニエスとエレインだけじゃなく、他のメンバーがいる状態でガンガン攻めないと収まらないよ。  -- 名無しさん  (2022-10-23 10:42:53)
- 2周目以降は正しい行動をすれば巻き戻し無しで進めるとかしてほしかったかな。ストーリーについては魔王もメアもゲネシスについても全然進まなかったし  -- 名無しさん  (2022-10-23 11:20:05)
- ヴァンは前作も裏社会で生きてきた能力をグレンデルにちょっと喰われてたが、今回はそんなレベルじゃなかった(不安はあるが行くぜ→死んだぜレベル)  -- 名無しさん  (2022-10-23 11:26:51)
- 過去改変したって言えば何やっても許されると勘違いしてないかwってレベルでなぁ…どうせ巻き戻るからって主人公たち消す連中頭おかしいレベル  -- 名無しさん  (2022-10-23 12:23:58)
- ちょっと黎1の内容と比較すると信じられないぐらい中身のレベルが下がってる、グラとかモデルとかは進化してるんだけど肝心のシナリオ部分が閃に戻ったのか?ってレベルでワンパなうえにペラッペラ これは黎2じゃなくて黎1.5だ、ってのが一番しっくりくる 一気に今後が不安になったわ  -- 名無しさん  (2022-10-23 15:47:27)
- そもそも前作のストーリーも今までに比べてマシと言うレベルだったよ。フィーとかのゴリ押し、創の事件の再現、褐色姉妹の暗黒盆踊りとか、萎え萎え要素が盛りだくさんだったし。  -- 名無しさん  (2022-10-23 15:57:45)
- なんか酷い言われようだけど、そんなにひどいの?っていうか、ついに時間を逆行したの?  -- 名無しさん  (2022-10-24 02:11:49)
- 強制的にバッドエンド→時間逆行の繰り返しで死の概念が薄くなった。零碧のキーア能力連発でもう目も当てられない。  -- 名無しさん  (2022-10-24 02:59:40)
- 創の軌跡のCルートの新人ライターさん、  -- 名無しさん  (2022-10-24 07:56:52)
- 評判が良すぎて嫉妬されてそれ以降関わってない可能性あり。  -- 名無しさん  (2022-10-24 07:57:51)
- 批評を見てから遊んだら、「ああ、確かに」って苦笑するレベル。  -- 名無しさん  (2022-10-29 19:24:05)
- (続き)別にクソゲーってわけではないし、初期の批評は期待値が大きすぎた反動もかなりある。  -- 名無しさん  (2022-10-29 19:26:11)
- クソゲーではないが特大の期待外れなのは動かし難い事実、そろそろCルートさんの評判フィードバックされてからの担当仕事が製品化タイミングに乗ってもいい頃だが、次作が分かれ目だなぁ  -- 名無しさん  (2022-10-30 04:48:57)
- クリアするまで評価見なくて幸いだった  -- 名無しさん  (2022-10-30 08:52:16)
- 色々あった末のスウィンのなーちゃんへの対応の変化とかレンへのとんでもないサプライズとかは良かったよ。上の方のコメにもあるけどサブイベやモブ会話とかも良かったし、あとパンツ  -- 名無しさん  (2022-10-31 01:57:20)
- 現在プレイ中だけど、マジか。前作(というかアルマータの描き方)でマシになったと思ったんだけど。……まあ、断章の時点で、大量虐殺兵器だのを持ち出し実際に使っておいて「レンを励ますためにやったぜ」で半ばイイハナシダナー(※リアクションが)をやってきた時点でお察しではあったが……。あんなんどう考えても「死ねよゴミが」になるだろ、と。むしろあのオッサンはそういう芸風のためのキャラではなかったのか、となった。  -- 名無しさん  (2022-11-06 00:28:27)
- ゲーム部分はいいけどストーリーが陳腐すぎる…  -- 名無しさん  (2022-11-24 20:04:11)
- 陳腐っていうか、よっぽどメインキャラとかに萌え萌えできないと楽しめないっていうか。グラスゴーを殺したイクス(しかもその際にグラスゴーの位置を特定したのはヴァン達であり責任の一端がある)と和気あいあいするってのは、いくらなんでもドン引きだ。  -- 名無しさん  (2022-11-27 01:40:34)
- メアと庭と宇宙の出し惜しみは、いよいよ那由多へ繋げる気かなぁとは思ってる。あと3年で世界が云々もやっぱあれかな  -- 名無しさん  (2023-03-04 01:46:36)
- ↑3 でも後から見直すと界につながる必要不可欠な伏線散りばめられてるからな  -- 名無しさん  (2025-05-20 23:51:57)
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