ロリマー地方(幻想水滸伝)

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ロリマー地方(幻想水滸伝) - (2025/03/21 (金) 19:52:23) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2023/02/21 Tue 17:42:23
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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ロリマー地方はコナミのRPG[[幻想水滸伝]]に登場した地方である。

*概要
赤月帝国(現・トラン共和国)の南西部にあり、ロリマーの城塞、戦士の村、[[ネクロード]]の城、クロン寺といったスポットがある。
テオとの一騎討ちに勝利した[[坊ちゃん>1主人公(幻想水滸伝)]]は、レパントやマッシュの進言でロリマーの城塞を攻めることに。
しかし、いざ城塞に辿り着くと物音一つしない。
これはどういうことかとカスミが内部に侵入し、調査したところ、中身はもぬけの殻であった。

カスミが中から扉を開いたので早速坊ちゃんは中に入る。
そこは確かに報告通りもぬけの殻であり、しかも墓地の周りは色々と掘り返した後がいくつもあった。
これは何か訳があるに違いないという事で坊ちゃんは[[ビクトール>ビクトール(幻想水滸伝)]]、クレオ、後はプレイヤーの任意で選んだ三人と共に城塞を後にし、ロリマー地方へと赴くのであった…。


*主なスポット

◆ロリマーの城塞
ロリマー地方への出入り口、所謂関所に当たる場所。
多くの戦士達が埋葬されている墓地でもあるが、坊ちゃん達が来たときはもぬけの殻であり、またあちこち掘り返された跡があった。
それもその筈、この先に待ち受けるボスキャラクターの[[吸血鬼]]ネクロードが妖術で死んだ戦士達を生き返らせていたからである。


【仲間キャラ】

・&b(){キルケ}
ロリマーの首切り役人。
大鎌で罪人の首を斬り落とすのが主な仕事だったが、戦争の影響で最近は商売上がったりだった。
「俺は罪人の首を斬り落とす事しかできねえ」と自嘲しつつも、坊ちゃんの誘いに乗り「俺もたまには日の当たる場所を歩きたいから」と解放軍に入る。
処刑役人という仕事のせいか、パラメータ的には「運」が全キャラ中でも屈指の低さ。
物語終了後は愛用の鎌をローレライに渡し((『2』のローレライが鎌を武器としており、名前がキルケの武器と同じ。……なのだが、『1』でのキルケの武器はどちらかというと薙刀っぽい。設定的には鎌の方が正しいはずなので、恐らく『1』のグラフィック担当者のミスと思われる。))、農夫となった。本拠地では農夫のブラックマンと一緒にいたあたり、意気投合したのかも知れない。

戦争イベントの時は元帝国騎士のクロイツ、後述のモーガンと三人で歩兵チーム&b(){『ワイルドギース』}((鳥の「ガン(雁)」のことだが、現実においては16~18世紀に活動したアイルランド人傭兵の通り名であり、その名に肖った20世紀に活躍した傭兵部隊でもある。またガンは渡り鳥でもあり、このチーム名は3人が傭兵にして流れ者でもあることを指していると思われる。))になる。
&b(){「俺は死神さ 俺の仕事を増やすな」}
他の二人同様、戦死する可能性のあるキャラである。
&b(){「俺が死んでりゃ世話ねえぜ」}



◆戦士の村
フリックの生まれ故郷でもある戦士達の村。フリックは5年前に旅立ったきり帰っていなかった様子。
太陽暦20年頃、聖戦士クリフトによって開拓され、帝国と同等かそれ以上の歴史を持っている。
この村で生まれた男性は一人前の戦士になるため、幼少時代から剣術の鍛錬に励んでおり、ある程度の年齢に達すると『成人の儀式』と呼ばれる修行の旅に出発し、そこで修行の成果を見せることとなる。
また、愛用の剣に大切な物の名前をつける事が風習とされ、劇中ではフリックは剣にオデッサ、ヒックスはテンガアールと名前を付けていた。


【仲間キャラ】

・&b(){ヒックス}
一人前の戦士になるための修行に明け暮れる少年剣士。
やや気弱な面があり、テンガアールからも半ば呆れられていたが、星辰剣を入手した坊ちゃん一行がネクロードの城に突入する際、男気を見せる。
坊ちゃん達と共にネクロードを倒し、無事にテンガアールを救出すると村長から戦士として認められ、物語終了後は更に強くなるための旅に出る。%%テンガアールもついていく形で%%
戦闘力はそこそこといったところだが、キルケとは逆に「運」がとても高くクリティカルを連発する。&s(){テンガアールを射止めたのがラッキー要素だろうか}
本拠地では同郷のフリック、テンガアールと一緒の部屋で寛いでいる。
続編『2』に登場した時は二十歳になっており、なんと、グリンヒルの学院潜入イベントで&b(){学生役として参加させることが可能となっている!}
%%体格や顔つき等から学生として十分いけると判断されたのだろうか?%%
なお、彼よりも2歳年下であるキニスンは、&b(){何故か参加させることができない。}
%%キニスン「解せぬ」%%

戦争イベントの時はフリック、テンガアールと三人で歩兵チーム&b(){『戦士の村の子ら』}。なお戦士の村という響きの割にはそんなに強くない。
三人揃って絶対に戦死しないキャラクターである。

・&b(){テンガアール}
ヒックスの幼馴染みの赤毛の[[ボクっ娘]]。&s(){テキストのミスで時々「わたし」になるが}
ヒックスを尻に敷いており、彼の気弱な面には半ば呆れつつも内心ではそれなりに気にかけている節がある。
ネクロードに拐われ、危うく結婚させられそうになるも、ネクロードは坊ちゃん達に倒される。
そしてヒックスの男気に惚れ直し、物語の後は「自分がついていなきゃ」と、彼の旅に同行する。
戦士の村の生まれだが、彼女はどちらかと言えば魔法タイプ。ヒックスとは[[合体技]]「戦士の村攻撃」を持つので、一緒にパーティーに入れてあげよう。

戦争イベントの時はフリック、ヒックスと三人で&b(){『戦士の村の子ら』}。
絶対に戦死しない。
&s(){仮に戦死なんてさせたら、全国のボクっ娘萌えな方々から苦情の嵐間違い無いだろう}

・&b(){マルコ}
コイン当てのギャンブル(伏せた3つのカップのうち一つにだけ入ったコインの位置を当てるもの)で生計を立てて逞しく生きるみなし児。
[[ゲーム]]序盤のロックランドではお世話になったプレイヤーもはず。
5000ポッチ以上勝つと仲間に加わるが、賭けた金額が大きければ大きいほどカップを入れ換える速度が速くなる。
自信がない場合は、多少時間が掛かっても良いなら確実に勝てる100ポッチ賭けで50回勝負しよう。手っ取り早くやりたいなら近くでセーブしてから10000ポッチ勝負を挑もう。正解がわからなくても1/3で当たる。
&s(){どうせ資金に関してはガスパー銀行で何とかなるからセーブ無しでもいいけど}
本拠地でも話しかければいつでもコイン当てゲームをさせてくれる。
サターン版では何故か「&b(){伏せた3つのカップ全てにそれぞれ入っているコインの裏表を当てる}」という謎なゲームに変更された。賭け金で難易度が変化しないため10000ポッチ勝負一択である。

戦争イベントの時ははぐれエルフのルビィ、遊び人ジョルジュと三人で&b(){『弓の使い手』}。
&b(){「見てろよおーー」}
その名の通りの弓兵チームだが、ちゃんと弓使うのはルビィだけで後はミニゲーム担当者二人というよくわからんチームである。またチーム名に反して戦力は弓兵チーム中最弱。&s(){もしかして:余り者}
ルビィは戦死する可能性のあるキャラクターだが、マルコはジョルジュ同様、絶対に戦死はしない。
%%ルビィ「解せぬ」%%

なお2の重要キャラクターである「ジョウイ」の義理の息子の名前もマルコであるが、このマルコとは勿論無関係。


・&b(){ウィンドウ}
飾り窓職人を夢見る、赤い蝶ネクタイにシルクハットがダンディーな眼鏡の青年。
[[某ふしぎの海>ふしぎの海のナディア]]に出てくる彼にクリソツ。
「窓の封印球」を渡すと仲間になる。
本拠地での主な仕事はメッセージウィンドウの変更。装飾の腕を見込まれたのか、ナルシー組((ミルイヒ、ヴァンサン、エスメラルダの派手好き貴族三人組のこと。))の側で控えている。
物語終了後は魔法使いの島で飾り窓の工事を任される。

戦争イベントの時は音楽家メロディー、宮廷詩人カシオスと三人で魔法チーム&b(){『音楽隊』}((ゲーム中の表記は「おん楽隊」。ダサい。))。
&b(){「僕も少しは役に立つんだぞ!」}
三人とも非戦闘員なので魔法チーム中最弱。ところでウィンドウに音楽要素って……?
三人揃って絶対に戦死しないキャラクターである。&s(){変なメッセージウインドウにしたところで彼に戦死されたら大惨事である}

・&b(){ムース}
鍛冶屋五人組のうちの一人。
パーティーに兄弟弟子マース、ミース、モースが全員いる状態で話しかけると仲間に入る。
ムースは台詞でモースについては言及するが、他二人については名前を出さないため加入条件が微妙にわかりにくい。
またストーリーを進めてヒックスが強制加入すると任意メンバーが2人までしか入れられなくなるため、しばらくの間はムースを仲間にできなくなってしまうことにも注意。
仲間にしなくても鍛冶屋としての仕事はしてくれるが、彼を加入させないと師匠のメースが仲間になってくれないので必ず仲間にしよう。
また兄弟弟子たちと一緒に((厳密には師匠を含めた5人中4人以上で使用可能。))パーティーに入れると合体技「鍛冶屋攻撃」が使える。
本拠地ではもちろん師弟揃って鍛冶工房に集まっている。

戦争イベントの時はマース、ミースと三人で歩兵チーム&b(){『くろがね』}。
鍛冶屋五人組は絶対に戦死しない。



◆クロン寺
由緒正しきお寺。
ネクロードを倒すための星辰剣が眠る洞窟が裏庭にある。
&s(){最終的には住人が全員仲間になるため無人になってしまう}


【仲間キャラ】

・&b(){フッケン}
クロン寺の住職。
坊っちゃんたちの身に宿る108星の宿命を教えてくれる。
星辰剣を取りに来た坊ちゃん達を洞窟へと案内する。
『破魔の紋章』((ゲーム中の表記は「は魔の紋章」。これまたダサい。))が固定紋章。攻撃技と回復技がバランス良く揃った万能紋章である。
また坊っちゃんの師匠カイ、薬師リュウカンと一緒にパーティーに入れると合体技「ヒカリ攻撃」が使える。&s(){うおっ、まぶしっ}
本拠地では「約束の石板」の管理を行う。なお本来その役目を負っていたはずの[[ルック>ルック(幻想水滸伝)]]は、フッケンが加入した途端にサボり始める。おいこら。
物語終了後はクロン寺に戻る。
次回作『2』に登場したガンテツは破門した弟子。

戦争イベントの時は上記のカイ、リュウカンと三人で歩兵チーム&b(){『老戦士』}。意外なことにかなり強いチーム。
三人揃って絶対に戦死しないキャラクターである。

・&b(){ゼン}
庭師のおじさん。
赤、青、黄色の各花の種を渡すと仲間になる。
本拠地ではその腕前をナルシー組に見初められたようで、彼等の近くに見事な大輪の薔薇を咲かせている。
物語終了後もそのままトラン湖の城で庭師をやっており、いつでも花でいっぱいだと言う。

戦争イベントの時は農夫ブラックマン、画家イワノフと三人で歩兵チーム&b(){『おじさん』}。&s(){そのまんまである}
&b(){「私の花畑を荒らさせはしません」}
イワノフは絶対に死なないが、彼はブラックマン同様、戦死する可能性のあるキャラクターである。
&b(){「誰か…花畑を…」}

・&b(){ユーゴ}
クロン寺の図書館を預かるちょび髭眼鏡の青年。こう見えてまだ18歳。
洞窟内で「戦国絵巻」を入手し、渡すと仲間になる。
本拠地での主な仕事は図書館司書。
「古い本」を渡すと本棚に追加してくれる。色々と貴重な情報が載っているので読んでおこう。
物語終了後はトラン共和国初の裁判官となる。司書から裁判官って職種が違い過ぎるような……。

戦争イベントの時は発明家セルゲイ、地図職人テンプルトンと三人で弓兵チーム&b(){『技術者たち』}((ゲーム中の表記は「ぎ術者たち」。本作の漢字表記はこんなのばっかりである。))。どう見ても戦えるメンバーではないが((セルゲイだけは何故かパーティーに入れられる。もちろん弱いけど。))、何故か先述した「弓の使い手」よりは強い。
&b(){「参ったなぁ、兵書を読んどきゃよかった」}
三人揃って絶対に戦死しないキャラクターである。
%%テンプルトンは次回作『2』で戦死するキャラクターの一人になっちゃいました;%%

・&b(){モーガン}
盲目の格闘家。甘いマスクとムキムキボディが魅力的なイケメンマッチョ。
かつてはファレナ女王国で闘技奴隷をやっていたが、新しい掟が制定される前に「強すぎるから」という理由で対戦相手へのハンデとして両眼を潰されてしまう(目元の傷跡がその名残)。
しかし、それでもまだ強すぎたため、「これは良い値で売れる」と判断され、そのまま売り飛ばされる形で赤月帝国へとやってきた。
そんな過去を持っているため、自分を拾ってくれたフッケンに恩義を感じている。
本拠地では屋外に、格闘家仲間のエイケイと佇んでいる。二人で組手でもするんだろうか。
戦闘要員としては、本作の格闘家の傾向に倣ってHPと攻撃力重視。同じ格闘家のパーン、エイケイと一緒にいると合体技「格闘家攻撃」が使える。
物語終了後はクロン寺にて修行を再開する。
時系列的には前のお話に当たる『5』に登場するシュンは彼の先輩である。
ちなみに闘技奴隷にはその証である白い刺青が体の何処かに彫られるので、モーガンの体にもその刺青がある可能性がある。

戦争イベントの時はクロイツ、前述のキルケと三人で&b(){『ワイルドギース』}。
&b(){「みだりに振るうべき拳ではないが」}((ゲーム本編では「みだらに〜」と誤記されてしまっている。いくらなんでもあんまりなミスである。))
三人揃って戦死する可能性のあるキャラクターである。
&b(){「修行が足りなかったようだ…」}

・&b(){クロウリー}
星辰剣のある洞窟の隠し部屋に住んでいる魔法使いの老人。
城レベル4以上で仲間になる。
その身には100の紋章が宿っているのだと言う…。&s(){戦闘中は1個しか紋章使えないじゃん、は禁句}
戦闘要員としては典型的な魔法タイプだが、初期レベルが非常に高いためHPもそこそこある。
本拠地でも自然の洞窟そのままを利用した地階で待機しており、単純に洞窟が好きなのかも知れない。
物語終了後は世事を嫌い、再び洞窟に戻る。
次回作『2』に登場するメイザースは彼の[[ライバル]]である。

戦争イベントの時は同じ魔道士のルック、ロッテと三人で魔法チーム&b(){『紋章の申し子』}。なお彼が加入するとルックがこれまたサボりモードに突入する。((戦争イベントでの各キャラには「主将戦闘力」と「副将戦闘力」があり、クロウリー加入前のルックは「紋章の申し子」チームの主将なのだが、加入後には副将に移る。ルックは主将戦闘力はとても高いが副将戦闘力は最低の「1」である。))
&b(){「この身に宿る100の紋章よ…」}
三人揃って戦死する可能性のあるキャラクターである。
&b(){「ああ…悔いのない人生だったよ…」}



◆ネクロードの城
ネクロードの居城。
作中ではネクロードはテンガアールを拐い、我が妻にしようとしていた。&s(){どう見てもロリコン}
最終的にはビクトールの星辰剣に斬られ、倒されたが、なんと『2』でしぶとく蘇っていた!
城内では闇の[[マント]]やウィングブーツといった装備品を入手できる。
入手したら必ず坊ちゃんに装備させよう!
木→少女→のら仕事→夜の王の順で道が開く。


【仲間キャラ】

・&b(){ペシュメルガ}
正体不明の黒ずくめの騎士。
ネクロードを倒した後、城レベルが4以上の時に再び入り、最上階へ行くと仲間になる。
黒騎士ユーバーに瓜二つ((ユーバーと違うところは髪の色。ユーバーが金髪なのに対し、彼は黒髪))であり、ユーバーを追っている。
「向こうが帝国軍にいるならこっちは解放軍だ」
本拠地では屋上でユーバーとの決着に思いを馳せている。
攻撃力・防御力の高い典型的な戦士タイプ。キルケと同様に「運」が低い。
「クリムゾン」という銘の剣を愛用しているが、これを鍛冶屋で鍛え上げると[[どこかで聞いた>デスクリムゾン]][[ような名前>キング・クリムゾン]]に変化する。

戦争イベントの時はクライブ、メースと三人で&b(){『エキスパート』}。ペシュメルガは剣士、クライブは銃の使い手、そしてメースは鍛冶屋大師匠というそれぞれ別の形でのエキスパートである。
&b(){「死ねっ」}
クライブがいると弓兵チームになるが、彼が不在の場合はペシュメルガが主将の歩兵チームに変化する。
メースは絶対に死なないが、彼はクライブ同様、戦死する可能性のあるキャラクターである。
&b(){「さらばだ!!」}
%%まあ彼は人外の存在なので戦死してもあっさりと復活しそうではあるが%%



追記・修正は成人の儀式を終え、戦士として認められてから。
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- 攻略本なしだと仲間にするのが難しいキャラもちらほら…。  -- 名無しさん  (2023-02-23 02:27:14)
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