&font(#6495ED){登録日}:2023/07/14 Fri 00:45:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ |BGCOLOR(#ccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#000):CENTER:BOTTOM:&font(#f0f){●}|BGCOLOR(#ccc):|COLOR(#fff):BGCOLOR(#000):LEFT:コップからボールを&br()出せますか?&br()&font(10){Can you get the ball out of the glass?}| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|~|~|~|~|~|BGCOLOR(#ccc):|~| |BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|~| &font(19,#eee,#000,b){ゲームデザイナーから全人類への挑戦} } 『&bold(){&ruby(キュー){Q}}』とは、株式会社リイカ(liica)が開発・配信しているゲームである。 2015年1月に[[スマートフォン]](iOS・[[Android]])向けに初めて公開され、同年にはXbox One版や[[ニンテンドー3DS]]版も登場。 さらに2022年以降、アップグレード作『&bold(){Q &ruby(リマスタード){REMASTERED}}』が[[Nintendo Switch]]や[[Steam]]向けに配信されている。 また、2023年にはSteam、で翌年にはNintendo Switchで続編となる『&bold(){Q2 &ruby(ヒューマニティー){HUMANITY}}』も配信された。 ---- #contents() ---- *Q.1 概要を読め 本作のジャンルを一言で表せば「&bold(){物理演算パズル}」。 プレイヤーは画面内に物を描いていき、描いた物は物理法則(重力など)に従って落ちたり転がったりする。そして描いた物を使って、与えられた問題をこなしていくことがこの[[ゲーム]]の目的。 -シンプルなゲーム画面や問題文からは一見想像できない難しさ -人によって何通りも存在する解き方 -(記事冒頭にもあるような)短いながらもプレイヤーを煽るキャッチコピー こうした要素がプレイヤーを焚き付けたことで、スマホ版は配信開始から1週間も経たない内に100万ダウンロード、その後3年かけて1000万ダウンロードを突破し、大きな話題作に。 それまで『毎日の耳かき』『パイスラッシュ』などを作ってきた、知る人ぞ知るバカゲーメーカーだったliicaの印象をも一変させた。 また、『[[空気読み。>空気読み。(ゲーム)]]』を手掛けた栗田祐介氏がプロデューサー(≒作者)を務めている。 スマホ版はプレイ料金が基本無料で、一部問題の解禁や広告の除去に[[課金>課金(ソーシャルゲーム)]]が求められる。 2016年には、プレイヤー自身の手で問題を作る派生アプリ『&bold(){Q &ruby(クラフト){craft}}』が配信された。Q craftで作った問題を「Q」本体にアップロードすることもできる(要審査)。 (※Q craft自体もアップロード問題もスマホ限定) **REMASTEREDについて 2022年7月にSwitch版が、2023年5月に[[Steam]]版が登場。どちらも999円の買い切りで、たまに割引セールが開催される。 スマホ版をベースに、[[ゲーム]]を更に快適に遊べるような改修が多数施されている。 ▼スマホ版との主な違い -[&font(#0a0){追加}] ステージ「HELL」「みんなのQ 25〜27」 -[&font(#0a0){追加}] 新モード「IQ TEST」(Steam版、Switchパッケージ版(後述)のみ) -[&font(#fa0){変更}] クリア演出、カウントダウン演出 -[&font(#fa0){変更}] 物理エンジンのアップデート((物理演算自体はCPUの処理性能をかなり使うため、スマホ版では処理落ちが多かったのをREMASTEREDで改善した。)) -[&font(#f00){削除}] ステージ「COLLABO」 -[&font(#f00){削除}] 広告、課金要素 -[&font(#f00){削除}] ヒント動画((広告動画を見ることで、各ステージのヒントが見られるというもの。広告は課金で除去できる。)) -[&font(#f00){削除}] SNS投稿機能(Steam版のみ)((Switch版ではSwitch自体にSNS連携機能が備わっているため、それを使ってプレイ動画を投稿できる。)) 特に、スマホ版では全問題遊ぶのに4000円近い出費が必要だったのが、REMASTEREDでは広告・課金要素廃止(買い切りなので当たり前だが)ということもあり、わずか999円で1200問以上の問題をすぐ楽しめる。 ちなみに、Steam版では実績も追加されたがそのなかには「指定のステージを全一手する」といった&bold(){歴戦の猛者たちもできないような内容}もあったりする。 Switch版のリリース当初、スマホ版で得たはずの人気が嘘のように全く伸びず、ニンテンドーeショップでのランキングではいつも下位をウロウロしていた。((これについては、スマホ版の更新が2018年頃から途絶えるようになり、そこからREMASTERED発売までに4年程度のブランクがあったため、多くのプレイヤーから「Q」という[[ゲーム]]の存在が忘れられていたのではないかと思われる。)) しかし半年以上経った2023年2月、[[バーチャルYouTuber]](VTuber)の[[樋口楓>にじさんじ#id_ea46dc02]]がQ REMASTEREDの生配信をした((それもliicaからの企業案件などではなく、本当にたまたま選んでもらえたというもの。))ことで他のVTuberもこぞって遊ぶようになり、人気が再燃。 同年の[[Steam]]版公開で間口が広がったことも、人気を後押しした。 liicaもこの動きに乗っかり、 -動画やサムネイルなど、自由に使える画像素材を配布する -Q REMASTEREDの生配信を行うユーザー(VTuberかどうか問わず)の配信告知をする -果ては&bold(){公式アカウントとしてスーパーチャットを送る}((特に[[さくらみこ>ホロライブ0期生#HL-003]]の配信時にはliica公式サイトがサーバーダウンを起こしてしまい、そのお詫びとしてスーパーチャットを使ったほど。)) など、プレイヤーや配信者に寄り添った姿勢を見せている。 &font(11){情報出典:((配信による『Q REMASTERED』の再ブームにで注目が集まる公式の動きがおもしろいので話を聞いてみた(電ファミニコゲーマー) https://news.denfaminicogamer.jp/interview/230529g))、((『Q REMASTERED』再ブームの鍵はVtuber!? 『空気読み。』『Q』と配信者向けヒットゲームを連発する栗田Pに直撃インタビュー - 電撃オンライン https://dengekionline.com/articles/182504/))} &font(11,l){あと、決して[[きゅうり>キュウリ]][[マスタード>辛子]]と[[区切ってはいけない>ぎなた読み]]。} **Q2 HUMANITYについて 2023年8月30日に[[Steam]]でアーリーアクセスとして登場。後に2024年12月から2025年1月にかけて正式リリースした。 &s(){2400円の買い切りだが、発売時にセールが行われた。}2024年7月末に値下げし、Q REMASTEREDと同じく999円の買い切りとなった。 2024年8月28日には[[Nintendo Switch]]版も発売。 完全新作ということで、これまでの「Q」とはまた違った[[ゲーム]]となっている。 ▼「Q」、「Q REMASTERED」との主な違い -[&font(#0a0){追加}] キャラクターを操作する要素 -[&font(#0a0){追加}] マルチプレイ -[&font(#fa0){変更}] 全問題内容、クリア演出、カウントダウン演出 -[&font(#fa0){変更}] 問題画面の3D化 操作するキャラクターは最初はなんにも能力がない&s(){ヒーロー}「凡人」のみだが、一部のステージをクリアしていくことで「遠くに投げれる」「2回ジャンプできる」「爆弾を置き、起爆できる」といった能力を持つキャラクターを獲得できる。(問題の中には能力を使わないと解けない問題もある。) 特にマルチプレイができるようになり、&bold(){最大4人で協力したり乱闘したり}できるようになった(Switch版/Steam版それぞれでオンラインでのマルチプレイ可能。Steamでは「Remote Play Together」という機能を使用しても可能。ローカルマルチプレイもできる)。 こちらも発売から配信が毎日のように行われており、「Q REMASTERED」同様、公式が生配信を行うユーザーの配信告知をしたり、スーパーチャットを送ったりしている。 なお、今回は「Q REMASTERED」配信ブームの火付け役である[[樋口楓>にじさんじ#id_ea46dc02]]含む[[にじさんじ]]4名で公式案件配信を行った模様。 なお、2024年11月にはQ REMASTEREDとQ2 HUMANITYがセットになったSwitchパッケージ版も発売した。 &font(#00f,u){&font(#eef,#eef){ただし、お値段は2900円程度と2つのダウンロード版を買うより&bold(){1000円ほど高い。}}} *Q.2 操作方法とルールに慣れろ 画面タッチ、コントローラーのボタン、マウスの左クリックで画面内に物を描くことができる。 一回で描ける長さに制限はないが、すでに存在する物体と重なるように描くことはできない。 ただ必要な物の形を描くだけでは解けない問題もあり、以下の仕様を活用する必要がある。 -描くときに同じところをしつこく描くと、同じ大きさでも重さが増える(PRIMARY 1のQ.9などで必須) -描いている途中のものは指/ボタン/マウスを離すまでその場に固定され、その間もしっかり接触判定がある -その他、テコの原理などの物理法則 問題文こそ「ボールを出せ」「(指定の物体)をカベに当てろ」などのシンプルなものが多いが、実際にやってみると、物体の配置や仕掛けなどのせいで一筋縄ではいかない。 人によってはすぐ解けることもあれば、何時間かかってもクリアへの道筋さえ掴めないこともある。 また、各問題の解き方は1つに限られない。物をたくさん描くゴリ押しスタイルから、1手だけで決めるスマートなものまで幾らでもでも考えられる。解けさえすれば文字通り「何でも良い」のだ。 注意点として、左右に壁があって天井がない問題にて、軽い物体を上に大きく吹っ飛ばしたとき、その物体が画面内に戻ってこない場合がある。(特に、後述のヒーローにおいて顕著。) これは壁の高さが画面に映っている分しかなく、物体が壁を超えて吹っ飛んで、画面外に「落ちている」ことが原因。 そのような問題では、描く物の重さにかなり気を遣う必要がある。 問題によっては、問題文の条件を満たした状態をキープしないといけないものもあり、その場合は「&font(#6af,#000,b){&space()3&space()}」「&font(#6c0,#000,b){&space()2&space()}」「&font(#f66,#000,b){&space()1&space()}」のカウントダウンを経てクリア扱いとなる。 #center(){ |BGCOLOR(#000):&space(11)|BGCOLOR(#000):|BGCOLOR(#000):&space(8)| |>|>|BGCOLOR(#b04):| |>|>|BGCOLOR(#b04):| |BGCOLOR(#a05):|BGCOLOR(#122):MIDDLE:&font(#cde,b){&font(26){Y}&font(28){O}&font(30){U&space()}&font(32){D}&font(34){I}&font(36){D&space()}&font(38){I}&font(40){T&space()}&font(42){!}&font(44){!}}|BGCOLOR(#a05):| |BGCOLOR(#a05):|~|BGCOLOR(#a05):| |BGCOLOR(#905):|~|BGCOLOR(#905):| |BGCOLOR(#906):|~|BGCOLOR(#906):| |BGCOLOR(#906):|~|BGCOLOR(#906):| |BGCOLOR(#807):|~|BGCOLOR(#807):| |>|>|BGCOLOR(#807):| |>|>|BGCOLOR(#807):| |BGCOLOR(#000):&space(11)|BGCOLOR(#000):|BGCOLOR(#000):&space(8)| } 問題をクリアすると、このような演出でプレイヤーを労ってくれる。You did itとは「やったね」の意。 特に、1手でクリアした場合は演出が虹色になる。(Q2 HUMANITYでは廃止された) #center(){ |BGCOLOR(#000):&space(11)|BGCOLOR(#000):|BGCOLOR(#000):&space(8)| |>|>|BGCOLOR(#b45):| |>|>|BGCOLOR(#b45):| |BGCOLOR(#a75):|BGCOLOR(#122):MIDDLE:&bold(){&font(#d56,26){Y}&font(#d96,28){O}&font(#dc6,30){U&space()}&font(#bd5,32){D}&font(#8ce,34){I}&font(#d56,36){D&space()}&font(#d96,38){I}&font(#dc6,40){T&space()}&font(#bd5,42){!}&font(#8ce,44){!}}|BGCOLOR(#a75):| |BGCOLOR(#a75):|~|BGCOLOR(#a75):| |BGCOLOR(#a95):|~|BGCOLOR(#a95):| |BGCOLOR(#a95):|~|BGCOLOR(#a95):| |BGCOLOR(#9b4):|~|BGCOLOR(#9b4):| |BGCOLOR(#9b4):|~|BGCOLOR(#9b4):| |>|>|BGCOLOR(#7ab):| |>|>|BGCOLOR(#7ab):| |BGCOLOR(#000):&space(11)|BGCOLOR(#000):|BGCOLOR(#000):&space(8)| } (上記の再現はREMASTEREDのもの) **主な仕掛け(Q REMASTEREDの場合) -物体の挙動に関するもの |&font(#000,#ff0){黄色の物体}|最初は空中に固定されているが、描いた物が触れると動き出す。| |&font(#000,#8ff){水色の物体}|描いた物が触れると小さくなる。大きくなるときもある。| |&font(#eee,#f70){オレンジ色の物体}|描いた物が触れると破裂する。さらに周りの物体を吹っ飛ばす。| -画面に関するもの |BGCOLOR(#225):&font(#eee){青色のエリア}|このエリア内では物を描くことができない。| |BGCOLOR(#000):&font(#0f0){問題文が緑色}|この問題では重力が下向きにならない。問題によっては、渦巻き状の特殊な重力空間になっていることも。| |BGCOLOR(#252):&font(#eee){緑色のエリア}|このエリア内では重力が下向きにならない。| |BGCOLOR(#c6b):&font(#eee){ラベンダーのエリア}|触れた物をエリアの中央に吸い寄せる。| |BGCOLOR(#8bf):&font(#eee){薄青のエリア}|触れた物を反発させる。| -特徴的な物体 |ヒーロー|特撮にいそうな見た目の人。しかしコイツは&bold(){やたら軽く、ちょっとの重さの物体をぶつけただけで大きく吹っ飛んでしまう}。| |お相撲さん|物体としてはあまり大きくないがやや重めで、描いてぶつける物も相応に重くしないと中々動いてくれない。| |モアイ|まんまな見た目のモアイ像。大きいのはもちろん、重さもかなりのもの。| |ゴムひも|ボール同士をつなぐ伸縮自在のひも。糸自体は他の物体や描いた物に干渉せず、またひもに繋がれた物体の挙動もやや特殊。伸びないときもある。| |[[ダルマ>達磨(だるま)]]|崩さずに指定の場所へ運んだり、描いた物でダルマ落としをしたりと、慎重な操作が求められる。| |風船|何もしないでいると勝手に上へ飛んでいく。風船本体や取っ手に物をぶつけて制御しよう。| *Q.3 各ステージの特徴を掴め #center(){&font(#eee,#000,b){&font(#f0a){1000}問以上ある。}} 問題は20問(Q2 HUMANITYでは16問)ごとに1ステージ単位でまとめられている。 各ステージでは、最初は前半の10問しか挑戦できないが、そのうち7問をクリアすると後半の10問が解禁される。そして20問中14問クリアすると次ステージのロックが解除される。 また、1問クリアするごとに背景が開放されていき、スマホ版ではヒント動画を視聴することで、REMASTEREDでは20問全てクリアすることで周りの黒い部分まで完全に表示されるようになる。背景は右上のView(四角が4つ並んだアイコン)を押すことで見ることができる。 (Q2 HUMANITYでは上記仕様は異なる。) [[BGM]]は一部コラボステージを除き、全て作曲家のビバオール斎藤氏が制作している。 メロディーはパズルゲームらしい真面目なものからボーカル付きのもの、果てはネタに走ったものまで非常に多彩で、プレイヤーを飽きさせない。 なお、3DS版はこれらとも異なる独自の問題・ステージが用意されたが、ここでは省略する。 Q2 HUMANITYも独自の問題・ステージが用意されている。 -&ruby(プライマリ){PRIMARY} 1~3 すべてはこの60問から始まった。当[[ゲーム]]のチュートリアルにあたる。 …が、その割には難易度が高めで、また上述の「Q」固有の仕様があまり周知されなかったのもあってか、ここで挫折するプレイヤーが後を絶たなかったという。もっと易しいチュートリアルが必要なら、後述のPRIMARY 0を先にやることを推奨する。 ちなみにキャッチコピーにもある「(コップから)ボールを出せ」の問題は2のQ.31にある。 -&ruby(セカンダリ){SECONDARY} 1~3 &font(#000,#ff0){黄色の物体}と&font(#0f0,#000){重力変化}が初登場。 3は「Q」初のボーカル付き[[BGM]]。 -&ruby(ターシャリ){TERTIARY} 1~3 ゴムひもが初登場。他にも個性豊かな&ruby(キャラクター){物体}が多数やって来る。 -&ruby(クォータナリ){QUATERNARY} 1~3 風船が初登場。他と比べると[[BGM]]が奇抜なため、もしかしたら攻略の邪魔になるかも… -&ruby(クワイナリ){QUINARY} 1~3 &font(#000,#8ff){水色の物体}と&font(#eee,#f70){オレンジ色の物体}が初登場。ゼリー状の「ぶよぶよ」などの変なギミックも盛りだくさん。 -&ruby(セナリ){SENARY} 1~3 物体とエリアが連動する問題や、過去の問題をミクロサイズにした問題が多数登場。 &font(#00f,u){&font(#eef,#eef){1のQ.17はトラウマ。}} -&ruby(セプテナリ){SEPTENARY} 1~3 摩擦が弱くて滑りやすい床や、滑らかに折れ曲がる物体「ドゥルドゥル」が出てくるっていう。 &font(#eee,#c6b){ラベンダーのエリア}と&font(#eee,#8bf){薄青のエリア}も登場し、物体の動きがかなり制限されるギミックが増えてくる。 -SPECIAL 1~2 PRIMARYと同じく配信当初からあるステージ。スマホ版での課金必須ステージその1。 特殊な仕掛けはほとんどなく、難易度もPRIMARYとほぼ同等か、それ以上に難しい。 &font(#00f,u){&font(#eef,#eef){なんとQ.8は、&bold(){何もしなくてもクリアできる}「公式0手問題」。}} -SECRET 1~2 スマホ版での課金必須ステージその2だが、SECRET 2のみ、課金以外の別の条件が用意されている。((スマホ版ではクリア画面をSNSに共有することができ、それを5回行うと解禁される。なお、一度[[ゲーム]]をやめると回数がリセットされる。)) 1は他の[[ゲーム]]の[[オマージュ]]が多めで、2は易しい問題から急に難しい問題に移るのが特徴。 -&ruby(ヴォールト){VAULT}-A1~A3、B1~B3 他のステージにはあまり出てこない、かなり特殊な仕掛けを多用した実験的ステージ。 スマホ版での課金必須ステージその3であり、かつA・Bそれぞれ個別に買う必要がある。 #openclose(show=▷ ギミック一覧){ -VAULT-A |体力ゲージ|物体にHPが設定されている。他の物をぶつけるとHPが減っていき、0になると消滅する。&br()特定の物体を当てることで大ダメージを与えられるものもある。| |&font(#000,#ff0){赤黄グラデ}&font(#eee,#f00){ーション}|描いた物が触れるたびに大きくなる。| |&font(#000,#bbb){グレーの物体}|通称ゴーストオブジェクト。描いた物と接触しない。| |赤白グラデ&font(#eee,#f00){ーション}|勝手に大きくなっていく。| |BGCOLOR(#f00):&font(#eee){破壊エリア・物体}|描いた物がこのエリア、またはこの色の物体に触れるといくつかのボールに分解される。&br()当然、多く描くほどボールの数も多くなる。| -VAULT-B |BGCOLOR(#707):&font(#eee){紫のエリア・物体}|触れた物を石化させる。石化した物体は完全に動かなくなる。| |&font(#000,#0c0){ヤバい色}&font(#eee,#a0a){の物体}|描いた物が触れるたびに増殖する。&br()この色の物体がクリアの対象の場合、増殖したものを含めた全てが条件を満たしている必要がある。| |&font(#000,#ff0){青黄グラデ}&font(#eee,#00f){ーション}|描いた物が触れるたびに小さくなる。| |&font(#000,#ff0){スイッチオブジェクト}|基本的には黄色の物体と同じだが、触れるたびに「動く」「止まる」を繰り返す。| |青白グラデ&font(#eee,#00f){ーション}|勝手に小さくなっていく。| |BGCOLOR(#00f):&font(#eee){真っ青エリア}|描いた物がこのエリアに触れると一瞬で消されてしまう。| |ロボット掃除機|基本的に物体を避けるように移動する。対象の問題は描いた物が無重力になる。| } -Q2 &ruby(エチュード){étude} 1~3(スマホ・Switch限定) #center(){&font(#eee,#000,b){&font(#f0a){持}てればやれますか?}} 後継作「Q2」に向けた構想として作られた、物体を&bold(){つかんで動かす}ことができるアイデアステージ。étudeとは「練習曲」「習作」の意。 スマホ版での課金必須ステージその4であり、VAULT-A・Bの両方を購入することで開放される。 いつものQでは味わえないアクロバティックな解き方を楽しもう。 実際の続編「Q2 HUMANITY」ではアクションゲーム操作が加わったが、「これまでのQに新しい操作を加える」という方向性はこの時点でまとまってたと思われる。 なお、[[パソコン]]では2点タッチができない((タブレットPCや一部のノートPCでは可能だが、[[Steam]]で配信するとなると、そもそもタッチ機能自体を持たないデスクトップPCも想定しなければならない。))ため、残念ながら[[Steam]]版では削除された。 -APOLOGY 1 #center(){&font(#eee,#000,b){これが何度も出てすみませんでした}} 元々はスマホ版配信直後に多発したサーバーエラーなどトラブルの謝罪と、100万ダウンロード突破の感謝の印として登場したステージ。 なのでREMASTEREDから始めた人にとっては何のこっちゃと思うかもしれない。((REMASTEREDではデータ通信を行わないため、問題中に登場するようなエラーメッセージは存在しない。)) …が、[[BGM]]がメニュー画面・問題内ともにやたら陽気で、「謝る気がない」とプレイヤーからツッコミ多数。問題文も命令口調だし難問だらけだし。 なお、「1」とあるが2以降は現状存在しない。 -COLLABO 1~11(スマホ限定) スマホゲーム恒例のコラボ企画。コラボ先の内容を取り入れた問題が出題される。 他のスマホゲームとのコラボが特に多いが、2023年現在&bold(){その大半が[[サービス終了]]}してしまっている…。(ただし各ゲームのサービス終了後もQの問題は配信継続中) #openclose(show=▷ コラボ先リスト){ +沖縄国際映画祭 +DISH// +-音楽アーティストとのコラボだが、&bold(){これのみ期間限定ステージだっため、2023年現在はもう遊べなくなっている。} +三国志乱舞 +TRIPLE JOKER +GAME MEDIA +新チャリ走DX +戦国やらいでか +-これのみ2ステージ・40問用意されている。 +[[富士急ハイランド]] +チョロQ +ファイブキングダム +マチガイブレイカー } -みんなのQ 2015~2017年にかけて開催された、「運営が全国のプレイヤーから問題の案を募集し、その中から秀逸なものを実装する」という企画(上記「Q craft」とは別)にて採用された問題集。 ステージ1~24まで、[[ゲーム]]の約3分の1となる計480問存在。背景には「みんなのQ」の文字がある。 シンプルな問題や頭をものすごく使うような難関問題まで多種多様で、中には&bold(){問題文や物体が手描きのままゲームに実装された}ヤツも。というか1のQ.1からいきなり手描き。 また、2023年10〜11月にかけて約6年ぶりに募集が行われ、その採用問題が2024年2月に[[Steam]]版に、3月にSwitch版に「みんなのQ 25〜27」として追加された。IQ TESTを除くとHELL以来約1年半ぶりの新ステージである。 この募集で集まった問題数が多かったため、同年4月には「みんなのQ 28/みんなのダルマ/みんなのHELL」の3ステージも追加。 「みんなのダルマ」は文字通りダルマ問題のみのステージ。「みんなのHELL」では&bold(){後述する「HELL」に相当、あるいは超越するほどの超難問}が揃ってしまった。 &font(#00f,u){&font(#eef,#eef){…が、歴戦のプレイヤー達は公開からわずか&bold(){半日}で全クリしてしまった模様。}} -お皿のQ 「皿」がテーマの20問。 ボールを皿から出したり、逆に皿に載せたり、皿そのものを動かしたりと、皿という要素一つとってもバリエーション豊かな問題が作れることに改めて気付かされる。 -ヒーローのQ あのメチャ軽な「ヒーロー」がテーマの20問。 ヒーローらしく怪人や怪獣と戦う問題ばかりと思いきや、壁に挟まれたり石に閉じ込められたりと、かなり散々な目に遭っているようだ… -お年玉のQ その名の通り、2017年の元日に追加されたステージ。2017年は酉年なので背景も鶏。 ボールを使う問題、[[卵>卵(たまご)]]を使う問題、更には野球に関する問題がズラリ。まさにお年「玉」。((元々は楽天独自のアプリストアで配信されていた「Q for Rakuten」の限定問題「楽天のQ」と一部の問題を除いて同じ。野球関連の問題があるのもそのためだろう。)) -PRIMARY 0 スマホ版1周年記念として登場。PRIMARY 1ですら初心者には難しすぎたことへの反省として、「原点回帰」をコンセプトに&bold(){PRIMARY 1~3よりも簡単}な問題を収録。 元々は、かつて存在した海外版「Q universe」のチュートリアル用問題だったらしいが、情報が少なく詳細不明。 -HELL(Switch・Steam限定) #center(){&font(#eee,#000,b){ゲームデザイナーからの最後の挑戦}} REMASTEREDの目玉にして、「&bold(){地獄}」の名が示す通りの&bold(){Q史上最凶難易度}ステージ。 スマホ版最後の新規問題(COLLABO 11)から実に4年ぶりの新作でもある。 &bold(){「描画不可の青いエリアだらけ」「地面がないところでダルマ落とし」「地面にある物体を上の点に引っ掛ける」「過去のステージと同じ構成だがノルマが大幅増加」}などの超難問が集い、&bold(){当の開発者ですら「全部は解けない」}と語るほど。 &font(#00f,u){&font(#eef,#eef){…が、歴戦のプレイヤー達はREMASTERED発売からわずか&bold(){2日}で全クリしてしまった模様。}} **IQ TEST(Steam版、Switchパッケージ版限定) 通常のステージ選択画面からではなく、タイトル画面から行ける。 「[[IQ>知能指数]]」とあるが、実際のIQを測っているわけではなく、あくまでプレイヤーの解き方に独自の基準で点数をつけているだけ。((開始時の説明書きにも「この[[ゲーム]]の上手さを測るだけですので本気で気にしてはいけません。」と表示される。)) 各問題のクリア時に、その問題でのIQが画面いっぱいにデカデカと表示される。そして問題選択画面の右上にある「iQ」ボタンを押すと、そのステージでの総合診断ができる。 -IQ TEST(無印) なんとSteam版発売の&bold(){3週間前}に急遽製作が決まったので新作問題を用意できず、代わりに既存の問題から「解くのは簡単だが、人によって解き方に差が出やすい」20問を厳選して収録。 IQの最高値は&bold(){130}。採点基準も「手数の少なさ」だけと非常にシンプル(Q.11のみ「ヒーローを飛ばした高さ」)。でもBGMは癖強め。 -IQ TEST HERO 今度はちゃんと新作問題。またまたヒーローがテーマになったステージで、怪人や怪獣と積極的に戦う姿が見られる。 IQの最高値は&bold(){100}。上記無印と違い、手数の少なさだけでなく、各問題に設定された特殊条件を満たしてクリアしないと満点にはならない。 また、REMASTEREDでは唯一の&bold(){日本語ボーカルBGM}である。((スマホ版を含めると、COLLABO 8 富士急ハイランド に続いて2例目。)) **収録ステージ早見表 |~ステージ|~スマホ版|~SwitchDL版|~Switchパッケージ版|~[[Steam]]版| |Q2 étude|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#a00,b){×}| |COLLABO|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#a00,b){×}| |HELL、みんなのQ25〜28/ダルマ/HELL|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#0a0,b){○}| |IQ TEST|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#0a0,b){○}| |Q craft|CENTER:&font(#0a0,b){○}|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#a00,b){×}|CENTER:&font(#a00,b){×}| ---- #center(){ 自信があるなら追記・修正を。 &font(#6af,#000,b,16){&space()3&space()} &font(#6c0,#000,b,18){&space()2&space()} &font(#f66,#000,b,20){&space()1&space()} &font(#eee,#000,b,24){You edited it !!} } #include(テンプレ2) #right(){Q. この項目が面白かったなら……察しろ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ Q. コメントを書いてあげて){ #areaedit() - 建て乙 公式のホロライブ版IQ診断PVのみこちの「こ れ が か み の ち か ら や n(ry」好き -- 名無しさん (2023-07-15 20:27:48) - Q.1 全消し (作:冥殿) -- 名無しさん (2023-07-31 23:46:12) - shortsに時々流れてくる、高難度を易々と一筆クリアする天才たちがすごすぎる -- 名無しさん (2025-01-31 17:17:41) #comment(striction) #areaedit(end) }