デスバテーター(宇宙戦艦ヤマト)

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デスバテーター(宇宙戦艦ヤマト) - (2025/04/06 (日) 20:45:10) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2023/11/10 (金曜日) 01:00:00
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デスバテーターは宇宙戦艦ヤマトシリーズに登場する宇宙戦闘機。




*【性能諸元】
|~分類|艦上攻撃機|
|~全長|48.1m|
|~全幅|41m|
|~最高速度|マッハ10|
|~搭乗員|3〜5名|
|~武装|回転速射砲塔&br()20mmパルスレーザー砲×12門&br()胴体下部ミサイルラック×8基&br()胴体下部ミサイル弾倉|




*【概要】
登場は『[[さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち]]』と『宇宙戦艦ヤマト2』。
[[白色彗星帝国ガトランティス>白色彗星帝国]]の主力戦闘攻撃機であり、同帝国を象徴するメカニック。
設定画には「デスバ・テーター」と記されていた。

名前の元になったのは第二次大戦時にアメリカ海軍が使用していた艦上攻撃機「デ&bold(){バス}テーター」。[[某合体する>ビルドロン(G1)]][[トランスフォーマー>Constructicons/コンストラクティコン]]は関係ない。
登場は上記の2作品のみであるが、[[カブトガニ]]そのものな印象的なシルエットと作中での活躍ぶりからファン人気は高い。

外見は上記の通り[[カブトガニ]]そのままであり、前半分がホワイトで中央から尾の先までがグリーン。
全長は48メートルと航空機としてはかなりの大型。これはコスモゼロのほぼ3倍に相当する。
そのため航空機というより宇宙艇に近く、操縦士2名、爆撃航法士1名の3人乗り。
場合によっては胴体内に攻撃操作担当の2名が搭乗する。
大型だけあって武装も豊富であり、機首にレーザー砲、上部に回転式光線砲、下部に両翼合わせて8発の[[ミサイル]]、機体内部にも[[ミサイル]]を収納している。
そして航続距離も機体の大きさに比例して長く、2で土星決戦の際にゲルン提督は空母を土星の外れにある衛星フェーベ近傍に展開、ここから土星の近くにある衛星タイタン付近の地球主力艦隊をアウトレンジから攻撃を図っていた。

さらに恐ろしいのが機動性であり、これだけの大型で重武装であるにもかかわらず、まるでそれを感じさせないほど機敏に動き回ることができる。2で[[ヤマト>ヤマト(宇宙戦艦ヤマト)]]と初遭遇した際はコスモゼロの迎撃を受けたが、ついぞ撃墜されることなく逃げおおせてしまった。
そのため作戦行動では必ずしも戦闘機の護衛を必要とせず、デスバテーターのみで編隊を構成することが可能。
作中では他に対地攻撃や偵察でも高い性能を見せており、まさに万能機・マルチロールファイター。
シリーズ全体を見てみてもここまでの万能さを発揮できているのはコスモタイガーくらいのものである。

[[松本零士]]版のコミックではヤマトに激突したらデスバテーターは無傷でヤマトにめり込んでしまい、ヤマトのカッターでは切れなかったのでヤマトの船体のほうを切って除去するしかなかったという冗談のような頑丈さを見せた。

その優秀さは帝国でも信頼されているようで、派生型と思われるダークブルーでレドームを装備した&bold(){大型長距離艦上戦略偵察機}も配備されている。
また、ゴーランド提督が恐竜惑星に降り立った際の[[飛行艇]]がデスバテーターを直線的にしたようなシルエットをしているが関連性は不明。




*【活躍】
さらばのアバンタイトルで堂々初登場。
彗星帝国の侵略の尖兵として大編隊でB星を攻撃。[[ミサイル]]の攻撃で基地や都市を破壊、市民が脱出しようとする非武装のロケットもレーザー砲で狙い撃って全滅させ、虐殺の限りを尽くした。
しかし地球艦隊との決戦では大型空母から大編隊で出撃するも[[アンドロメダ>アンドロメダ(宇宙戦艦ヤマト)]]の主砲とパルスレーザーで迎え撃たれてあえなく全滅してしまった。
また、ヤマトが地球を飛び立った後に偵察機型が発見して見送っている。

2ではヤマトが護衛する輸送船団を襲撃してくる。
「どうせ迷子のスペースカーゴだろ、気にするな」と、地球のことを笑えないレベルで平和ボケしていた[[古代>古代進]]を驚かせてコスモゼロの追撃を受けるが持ち前の機動性を発揮して逃げ切った。
[[地球]]の領空にも偵察機型が密かに侵入しており、停電したメガロポリスの上を横切っていった。
[[第11番惑星>第11番惑星(宇宙戦艦ヤマト)]]ではナスカ艦隊の搭載機として現れ、空間騎兵隊の基地を壊滅させている。
地球艦隊との決戦前には偵察機型がバルゼー提督直々の命令で出撃するも、偶然ヤマトのワープアウト地点と重なってしまってひき逃げされてしまった。
その後フェーベ沖に展開した空母にて攻撃準備の際に空母自体が被弾し、迎撃機として何機かが出撃を試みるもその最中にコスモタイガーから銃撃を喰らうなどして飛び立つことさえままならず、空母と運命を共にした。



*【リメイクアニメ版】

|~分類|攻撃機|
|~全長|16.2m|
|~搭乗員|3名|
|~武装|速射輪胴銃塔×1基&br()前方機関銃×8門&br()空対空ミサイル×6発&br()対艦用大型ミサイル×1発&br()ニードルスレイブ|

リメイクアニメ版では「&bold(){甲殻攻撃機デスバテーター}」として登場。
第1作目『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』の時点では単なるゲストメカでしかなく詳細な設定も無かったが、劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』からガトランティスが本格登場するにあたってデザイン・設定が確立され、第2作目『[[宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち]]』でも『星巡る箱舟』のものを引き継いで登場した。

リメイクにあたってサイズが16.2mとコスモゼロよりも小さくなり、性能も全体的に下方修正されている。

『星巡る箱舟』の設定では古代のガトランティス人が鏃に用いていた甲殻類をモチーフに開発されたということだが、『2202』以降はガトランティスの設定が全く別のものに変わってしまったのでこの設定が生きているかは怪しい。


『2199』でのカメオ出演を経て『星巡る箱舟』から本格登場。
良くも悪くも「空戦も出来る攻撃機」くらいの立ち位置だが、リメイクシリーズにおけるガトランティスの航空戦力はデスバテーターのみということもあって出番は多い。

『2202』は全体的に航空戦そのものが少なかったが、デスバテーターは爆撃機色の強さもあってかニードルスレイブの運搬、対地攻撃など爆撃機色の強さが活きて出番はそれなりに多かった。
終盤では黒いデスバテーターも登場した。







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- なまじコイツが何でも出来るから完全に割を食ったねイーターⅡ……  -- 名無しさん  (2023-11-10 08:45:51)
- 2202の方が登場量が圧倒的に多いんだけど、一番印象に残ってるのは2199のドメル艦隊から攻撃を受けたナスカから1機だけ発艦できた場面  -- 名無しさん  (2023-11-11 11:42:54)
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