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バーテンダー(漫画) - (2025/03/02 (日) 20:48:19) のソース
&font(#6495ED){登録日}:2024/06/04 Tue 18:31:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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#center(){&size(24){&color(gold,brown){&bold(){これは、貴方の心に寄り添う、}}}}
#center(){&size(24){&color(gold,brown){&bold(){バーテンダーの癒しの物語}}}}
『&bold(){バーテンダー}』は、原作:城アラキ、漫画:長友健篩による漫画作品である。
2004年から2011年まで「スーパージャンプ」(集英社)で連載され、スーパージャンプの休刊にともない、同社の「グランドジャンプ」で連載、完結された。
全21巻
なお、その後、加治佐修を作画担当として迎え、新しい主人公を添えた続編シリーズが連載されている。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【概要】
バーテンダーである主人公とバーに訪れる様々な客にまつわるエピソードが展開される。
物語では様々な種類の[[カクテル]]が登場し、その由来や材料、調理法に基づく話が引用され、登場人物の悩みや問題を解決する糸口になっている。
所謂[[カクテル]]版「[[美味しんぼ]]」のような作風が特徴的。
一杯のグラスが時にお客の人生を大きく左右するような、そして幸せな気分になって帰れるような展開を描き、「酒とそれを嗜む大人」の描写を濃く描いているのが見所である。
原作者は本作を手掛ける前は「&color(#F54738){ソムリエ}」「&color(#F54738){新ソムリエ 瞬のワイン}」など、お酒やお酒にかかわる職業に関する漫画原作を手掛けており、本作もその流れに沿ったものとなっている。
バーのゆったりとした空気の中で繰り広げられるやり取りや[[カクテル]]等に関する知識に引き込まれた読者も多く、様々なメディアミックスがなされた。
2006年10月~12月までフジテレビ系列で[[アニメ化]]、2011年2月~4月までの期間でテレビドラマが、そして2024年4月~6月までの期間で2度目のテレビアニメが放送中となっている。
*【あらすじ】
バーテンダー・佐々倉溜は六本木で修行後に単身フランスへ渡り、
ヨーロッパの[[カクテル]]コンテストにて優勝。
それ以降、彼が作るカクテルは「&bold(){神のグラス}」と呼ばれるようになる。
パリの一流ホテルにてチーフバーテンダーを務めていた溜だったが、
理由は不明ながら日本に帰国し、プライベート・バー“イーデンホール”で働き始める。
バーにやってくるお客さんの様々な悩みや問題に対して、特別な一杯を提供する溜。
一方、東京に開業したホテル・カーディナルでは、
オーナーの来島泰三がカウンターバーに立つバーテンダーの人選に拘り、
相応しいバーテンダーが見つからずカウンターバーをオープン出来ずにいる。
泰三の孫・美和を含む営業企画部のメンバーはバーテンダー探しに奔走。
佐々倉に出会い、彼こそが相応しいとスカウトするが、
はぐらかされてばかり・・・。
&bold(){はたして、カーディナルのカウンターバーはオープンできるのか、}
&bold(){溜の決断とは・・・。}
#right(){(アニメ公式HPより引用)}
*【キャラクター】
CVはアニメ第1作/アニメ第2作の順
&bold(){・佐々倉溜}
CV:[[水島大宙]]/[[寺島拓篤]]
&color(green){&bold(){「世の中に絶対にお客様を裏切ってはいけない仕事が2つあります。1つは医師・薬剤師。もう一つはバーテンダー」}}
本作の主人公。
銀座でバーテンダーとして働いている26歳の青年。
一流大学に合格するも進学せずに渡仏しパリのラッツホテルにてチーフバーテンダーを務めていた。
その腕前はヨーロッパ食品協会主催のカクテルコンテストに優勝する程の腕前で、彼の作るカクテルは「&bold(){神のグラス}」と称されている。
オフの時はマイペースで子どもっぽい一面が見られるが、バーテンダーの仕事を始めた瞬間、来店する客の状況を観察して、その客が何を求めているのかニーズを察知し、そのお客に合わせたお酒を提供している。
その際、提供するお酒に関する知識や由来を伝え、お客の気持ちに寄り添う姿勢を見せている。[[某東西新聞の究極のメニュー作り担当>山岡士郎]]を彷彿とさせるこだわりとプライドがある。
師匠からバーテンダーの何たるかを理解しているが、自身がまだ発展途上であることであることを意識しており、努力を怠らない。
&bold(){・来島美和}
CV:[[藤村歩]]/[[南條愛乃]]
&color(coral){&bold(){「単刀直入に言います。うちに来ていただけませんか?」}}
本作のヒロイン。
東京・汐留のホテル・カーディナルの飲料部(アニメでは営業企画部)に務めている。
育ちの良さを感じさせる大人びた性格。
ホテルのカウンターバーを開店させるため、バーを切り盛りできるバーテンダーを探していた。溜と出会ってから、彼の力量を見てホテルのカウンターバーのバーテンダーに起用しようとオファーしているが、なかなか承諾してもらえない。
これ以外でも、何かと彼に酒に関する案件の解決を依頼している。
実は、祖父は来島興産の会長兼ホテル・カーディナルの代表取締役。
いわゆる会長令嬢であるのだが、会社内では人事部以外、彼女の素性を知る者はいない。
溜にかかわっていく中で、彼に想いを寄せていく。
作中で二人が明確に結ばれることはなかったのだが、続編漫画では溜と結婚して一子を設けている。
アニメ第一作ではストーリーテラーも担当。
&bold(){・来島泰三}
CV:石森達幸/麦人
美和の祖父で来島興産の会長。
事故で早々に両親を亡くした美和を引き取り育ててきた。
溜の[[カクテル]]に対するこだわりとサービス精神を気に入り、孫娘共々彼をホテルのカウンターバーへスカウトしようとする。
&bold(){・樋口由香利}
CV:(なし)/白石晴香
ホテル・カーディナルで働いている美和の後輩。
お淑やかな美和に対して茶目っ気のある明るい前向きな性格。
祖母のために結婚しようと考えたこともあったが、溜が提供した[[カクテル]]の話を聞き、悩んでいた気持ちを切り替えて、結婚を思いとどまったことがある。
&bold(){・神嶋}
CV:小形満/山本格
ホテル・カーディナルの飲料部部長で美和の上司。
バーテンダーの仕事を軽視して見下していたが、溜の仕事ぶりを見てその認識を改める。
&bold(){・川上京子}
CV:(なし)/松井恵理子
「Bar南」の見習いバーテンダー。
バーテンダーを続けている中で自信を失うこともあったが、溜たちと出会い、もう一度やる気を出す。
[[カクテル]]コンクールで実力を買われて、ホテル・カーディナルへ移った。
続編漫画では自身の店を持ち、後進に歳月の積み重ねと[[ライバル]]の必要性を説くベテランとして登場した。
&bold(){・金城ユリ}
CV:(なし)/[[白石涼子]]
「Hell's Arms」に務めている[[沖縄>沖縄県]]出身のバーテンダー。
バーテンダーとしてのキャリアは3年で川上と同等だが、実力面では上回っており、お互いよきライバル関係を構築していく。
&s(){続編漫画では、二人で張り合っている間に婚期を逃してしまったことが語られている}
空手経験者で腕っぷしが強い。
&bold(){・葛原隆一}
CV:家弓家正/内田直哉
ホテル・ダイヤモンドスターにあるカウンターバー「K」の孤高のバーテンダー。
バーテンダーながら叙勲を受け、ホテル・ダイヤモンドスターの取締役にまで就任した凄腕の持ち主。
その高い技術力から「&color(#F54738){ミスター・パーフェクト}」と呼ばれている。
非常にストイックな性格で、弟子を躊躇なく破門するなど非情とも思える姿も見せるが、一方で若者たちの成長を心から願ってもいる。
溜のバーテンダーとしての仕事ぶりを認めつつも、彼の実力自体は認めておらず、作中で激しく対立することもあった。
&s(){アニメ第一作では上記のような苛烈さが全く描かれず、溜を温かく支える先輩バーテンダーとして登場した為、原作読者を困惑させた。}
&bold(){・北方}
CV: (なし)/[[東地宏樹]]
新宿・[[歌舞伎町]]にあるバー、「North Wind」のバーテンダー
溜が最初に務めたバーの先輩。店の立地に相応しい粗野な言動が目立つが、溜にバーテンダーの基礎と心構えを叩きこんだ恩人でもある。
続編漫画ではなんと死去したことが語られるが、その死に様は彼にとって本望とも言えるものだった。
*【テレビドラマ】
2011年2月から4月の期間でドラマ化された。
[[テレビ朝日]]系「金曜ナイトドラマ枠」で放映された。
佐々倉溜は相葉雅紀、来島美和を貫地谷しほりが演じた。
ドラマ放送に先駆けて相葉が様々なゲストの客と酒を交わしながらトークを展開する『相葉雅紀の「バーテンダー大作戦」』が放送された。
ゲストには舘ひろしや[[志村けん]]、大地真央など結構豪華である。
*【テレビアニメ】
2度にわたり[[アニメ化]]された。
**(第1作)
2006年10月から12月まで[[フジテレビ]]他で放送された。
監督は渡辺正樹
シリーズ構成・脚本は「[[ミスター味っ子>ミスター味っ子(作品)]]」や「[[機動武闘伝Gガンダム]]」を手掛けた[[今川泰宏>今川泰宏(アニメ監督)]]。
原作のエピソードを基にしたオムニバス形式になっており、今川監督らしい演劇のような演出が目立つ作風になっている。
&s(){(さすがに味っ子のように巨大化して城を破壊したり、謎ビームを発したりはしない。別ベクトルでぶっとんだ演出は割とあるのだが)}
アニメーション制作はパルムスタジオ。
***主題歌
&bold(){OP:「バーテンダー」}
ナチュラルハイfeat.椎名純平による[[オープニングテーマ]]。
&bold(){ED:「始まりのヒト」}
ナチュラルハイによる[[エンディングテーマ]]。
EDはアニメーションではなく、ナチュラルハイによる本曲のPVと、
「Bar Radio」のバーテンダー・山田武善が作中の[[カクテル]]を実際に作る映像で構成されている。
**(第2作)
2024年4月~6月にかけて放映されている。
「&bold(){バーテンダー 神のグラス}」という名前でテレビ東京系列で放送中。
監督は倉谷涼一、シリーズ構成は國澤真理子
アニメーション制作はリーベル
本作ではサントリーとコラボもしており、本作の世界観を踏まえたコラボバーを期間限定でオープンした。
本来であれば入るのに敷居が高いと思われがちなバーに誰でも気軽に入れることをコンセプトに開催された。オープンイベントでは来島美和役の[[南條愛乃]]も参加した。
最終話後には特別番組を放送。
主演声優の[[寺島拓篤]]と[[南條愛乃]]が実際のバーを訪れ、[[カクテル]]を嗜みながら、番組の振り返りを行うという本作の趣向に合わせたものを放送した。
***主題歌
&bold(){OP:「Stardust Memory」}
川崎鷹也による[[オープニングテーマ]]
&bold(){ED:「スピカ」}
上白石萌音による[[エンディングテーマ]]。
追記・修正は「神のグラス」の一杯をいただいた時にお願いします。
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#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 新アニメ版は全体的に登場人物の性格が良くも悪くもマイルドになってるな。 -- 名無しさん (2024-06-04 21:47:10)
- ↑ アニメ見て、みんなカスハラになりそうなめんどくさい人ばっかりだと思ったけど、これでもましなのか・・・ -- 名無しさん (2024-06-05 11:59:54)
- ↑神嶋部長とか原作はアニメの10倍癖のある人だぞ。コンクールもアニメと違って現実への配慮とかないから、審査員が「参加者のレベルが低すぎる」と酷評してるし -- 名無しさん (2024-06-05 14:45:44)
- 接客業なら客から原作くらい厳しいこと言われることあるし、客として言うことも珍しくはないだろう。そんなリアルはアニメで見たくないと言うのも分からなくはないが、お仕事アニメだからな -- 名無しさん (2024-06-05 16:16:29)
- ヒロインのルックスは良かったが、スーツに白ソックスと運動靴が気になって仕方なかった。アニメでは修正されてるよな -- 名無しさん (2024-06-08 12:12:05)
- ↑勿論そのままでございます。今回OPが川崎鷹也でとても良い曲な上、シェイクやステアのアニメーションが凄く美しくて2024年春期で一番飛ばせないOPだったな。 -- 名無しさん (2024-08-14 11:31:36)
- ↑3元々原作の連載開始は今から20年以上前だし、今時は色々なところに配慮しないといけない時代だしえぇ -- 名無しさん (2024-08-14 11:39:36)
- ↑2勿論そのままでございます←平然と嘘つくなよ。ストッキング着用、ヒールに変更されてるぞ -- 名無しさん (2024-08-26 17:29:53)
#comment
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