&font(#6495ED){登録日}:2024/09/16 Mon 07:39:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ''闇の使者''とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に登場する超常的な存在。 -演者 --演者:イルッカ・ヴィリ --声:マシュー・ポレッタ -登場作品 --『[[Alan Wake's American Nightmare]]』 ●目次 #contents() *【概要】 灰色の瞳とダークブラウンの髪の白人男性。 タキシードスーツとベストを身に付けている。 RCUの世界におけるカルトドラマ『[[ナイトスプリングス]]』のエピソード『アメリカン・ナイトメア』に登場する悪役。 主人公である「光の闘士」の邪悪な[[ドッペルゲンガー]]にして''超常的な殺人鬼''。 お馴染みのナレーター(声:ロイド・フロイド)からは&bold(){[[ミスター・スクラッチ]]}とも呼ばれるが、「スクラッチ」という名前はスクラッチノイズにより掻き消され、[[クトゥルフ]]のように人間には発音できない。 *【2011年アリゾナ州変貌世界事象】 創作が現実となる異次元空間「闇の世界」に囚われていた作家[[アラン・ウェイク]]が、かつて自身が執筆した『ナイトスプリングス』のエピソードの脚本を元に『リターン』という小説を書いた結果、架空の町であるナイトスプリングスが[[スレッショルド>変貌世界事象]]としてアリゾナ州に出現した。 スクラッチは登場人物である「闇の使者」に投影されてナイトスプリングスに召喚された。 アランが投影された「光の闘士」の人生を破壊し、彼に成り変わるために彼の友人や妻の''命や貞操''を狙う。 また、''夜が永久に続く世界''を実現しようと目論む。 また、登場する女性陣から「セクシー」と言われる通りに性的な魅力を振り撒く一方、良心の呵責など一切無く無差別な殺人を行えるなど''[[サイコパス]]''として描写されている。 *【能力】 **●瞬間移動 そのまんま[[様々な場所に瞬時に現れたり消えたり>瞬間移動/空間移動]]できる。 **●魅了、洗脳、支配 女性に対して[[性的な魅力を振り撒いて魅了し>メロメロ(ポケモン)]]、接触した人間を''エロ同人の如く''[[淫乱に>ビッチ]][[洗脳]]することができる。 **●闇の勢力の先導 「''闇の使者''」の呼び名通り、闇の世界から闇の軍勢である「[[闇の異形>闇に支配された者/影になった個体]]」の群れを呼び出して操ることができる。 **●ポルターガイスト現象 物体を闇で覆って浮遊させ、操ることができる。 **●時間操作 追い詰められると[[タイムループ>仮面ライダーオーディン]]を引き起こして全てを[[「無かったこと」にしてしまう>上白沢 慧音]]。 **●闇の通路の設置 際限無く闇の勢力をナイトスプリングスに送る「闇の通路」と呼ばれる罠を出現させることができる。 *【弱点】 **&color(#FFE921){○原稿} 「闇の使者」と言えども「創作」の力には逆らえない。 作家のアランは自身が投影された「光の闘士」に原稿という武器を送り手助けしていた。 **&color(#FFE921){○『夜明け』} アランの妻[[アリス・ウェイク]]が製作したノンフィクション映画。 この映画に宿る&Color(orange){太陽の光}が「闇の使者」を倒す武器となる。 **○&color(#FFE921){タイムループの欠陥} [[タイムループ>無限ループ]]で状況を振り出しに戻しても、ループに巻き込まれた人々は僅かに記憶を残しているため、[[ループの度に行動が最適化されていく>8番出口]]。 *【作中の行動】 2011年。 アリゾナ州ナイトスプリングスのモーテル近くのダイナーでパーティーを開き、女性陣を魅了するも参加者をナイフで次々と殺戮する大惨事を引き起こした。 その後、マウントレッドトゥース観測所の職員であるマイケル・ファラビーが闇の世界から送られた「闇の使者を倒す武器になる原稿のシグナル」を発見したことを知り、彼を誘拐してモーテルで拷問して情報を聞き出した後、テーブルに頭を何度も打ち付けて殺害し、観測所へ向かいマイケルから連絡を受けていた所長のレイチェル・メドウズを殺害しようとしたが観測所内部が明かりに満たされていたため侵入できずにいた。 -''ACT1'' アランが「光の闘士」としてナイトスプリングスに召喚された後、モーテル近くの油井を闇の世界の入り口に変え、「闇の異形」を先導して「光の闘士」に差し向けた。 地元の修理工であるエマ・スローンの協力を受けて原稿を手に入れた「光の闘士」によって油井を破壊されてしまうも、ブレーカーを破壊してエマを闇に閉じ込め始末することには成功した。 その後、観測所で原稿のシグナルを受け取ろうとしたメドウズ博士を妨害し、不完全な形の原稿が「光の闘士」に渡るよう仕向けた。 その後、原稿に従いドライブインシアターに向かう「光の闘士」に先回りしてキュレーターのセリーナ・バルディビアを洗脳して操り発電機をダウンさせ、映写機を使えない状態にした。 やがてやって来た「光の闘士」は発電機を復旧させて映写機を使える状態にし、セリーナに憑いていた闇を光で浄化してしまうが、「闇の使者」は事前に「闇の通路」を映写室の周辺に罠として配置していた。 「光の闘士」はそれらを全て破壊して映写室に乗り込むが、不完全な原稿に従ったため『夜明け』の上映は免れた。 そして「闇の使者」は闇の世界に戻された「光の闘士」を''めっちゃ煽り散らしてから''タイムループで振り出しに戻すのだった。 -''ACT2'' 今度の周回ではエマとメドウズ博士が記憶を僅かに残していたことで状況が「光の闘士」に少し有利になっていたものの、更に強力な「闇の異形」を生み出すことで何とかカバーし、再び『夜明け』の上映を阻止することに成功する。 そして再び''煽りカス''な言動でタイムループを引き起こした。 -''ACT3'' ループの度に前の周回の記憶が強く残るようになっていった結果、エマとメドウズ博士の行動の最適化が洒落にならないレベルになったため、物語に場違いな「''巨人''」を登場させて「光の闘士」に差し向けるなど前の周回での余裕を無くしていく。 その結果エマは生存し、メドウズ博士は原稿のシグナルを完全な形で受信することに成功。 唯一変化が無いドライブインシアターで幾度も「巨人」を「光の闘士」に差し向けるも返り討ちにされ、「闇の通路」も全て破壊され、遂に『夜明け』が上映されてしまう。 最後は映写機から放たれる『夜明け』の&color(orange){太陽の光}によってその身を焼かれて消滅してしまった。 *【「闇の使者」とのボス戦】 あくまでも闇の軍勢の&bold(){"使者"}である「闇の使者」との直接対決は無いが、各「ACT」の終盤(ACT1:キュレーター/ACT2:再発/ACT3:帰結)に『夜明け』を上映するために入る必要があるドライブインシアターの映写室には「闇の使者」が仕掛けた罠である&bold(){「闇の通路」}がボスとして立ちはだかり、「光の闘士」を妨害する。 「闇の通路」は三本の&bold(){闇に包まれた塔}で構成されており、映写室の周辺に四基出現する。 「闇の通路」を全て破壊しない限り映写室は闇に覆われて入れないため、対処を強いられることになる。 「闇の通路」はアランを直接攻撃して来ないが、&bold(){「闇の異形」を無尽蔵に召喚し続ける厄介な性質を持っている。} 破壊するにはポルターガイストと同様に懐中電灯の&bold(){&color(orange){強めた光}}、閃光手榴弾、フレアガン、発煙筒で覆う闇を焼き払わなければならない。 フレアガンを温存していれば楽勝だが、そうでなければかなり厳しい戦いとなる。 また、ACT3(解決/完成/帰結)からは非常に屈強な闇の異形の一種である&bold(){「巨人」}が度々中ボスとして立ち塞がる。 「巨人」はその名の通り人間離れした身長3メートル近付くもある巨体とフォークリフト並の怪力を併せ持ち、手にした巨大な丸鋸による非常に強力な攻撃を繰り出す難敵。 動きは緩慢だが肉体の耐久力と闇のバリアの両方が非常に強靭。 特に「ACT3:帰結」では「闇の使者」によって二体同時に「巨人」が召喚される場面もあり、装備次第ではかなりの難所となる。 *【スクラッチのバリエーション】 **🌀[[激怒の雲>超常現象生命体A-010(別名:影)]] スクラッチの『[[Alan Wake Ⅱ]]』での姿にして真の姿。 アランの顔が浮かぶ、真っ黒な嵐雲。 人間に憑依でき、アランに成り変わろうと執着する。 **🐺[[悪ぶった男>悪ぶった男(超常現象生命体)]] 『ナイトスプリングス』のエピソードの一つである『一番のファン』をに登場する「作家」の悪の双子にして狼人間。 アランの『一番のファン』の脚本を元に書かれた原稿によってブライトフォールズにナイトスプリングスのスレッショルドが出現し、登場人物である「悪ぶった男」にスクラッチが投影された。 **△[[グランドマスター>グランドマスター(超常現象生命体)]] [[トーマス・ゼイン]]監督の映画『殺人事件ケイシー』及び『白夜の夜』にて、''ゼイン自身が演じた役。'' プラスチック製の鹿の仮面とレインコートを身に付けている。 ''ミスター・スクラッチ''の異名を持ち、その正体は失踪した作家''アラン・ウェイク''と言われていたが、それすらも仮面であり、その真の正体はトーマス・ゼインである。 **●[[シャドウ>シャドウ(超常現象生命体)]] 闇の世界に形成されたニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実の至る場所を集団で徘徊する''アランのドッペルゲンガーの群れ。'' 影のような姿だが光を浴びせると実体化する。 追記、修正は妻を寝取ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment() #areaedit(end) }