パンプモン

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パンプモン - (2025/05/24 (土) 19:21:32) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2024/10/31 Thu 20:30:04
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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もしかして:[[パンプジン]]





#center(){&sizex(6){&font(b,#e7effe,#ff8c00){巨大カボチャを召喚する、ハロウィンの使者!}}}


パンプモンとは、『[[デジタルモンスター]]』に登場するキャラクター。

*【基本データ】
|世代|完全体|
|タイプ|パペット型|
|属性|データ種|
|勢力|ナイトメアソルジャーズ|
|必殺技|&bold(){・トリックオアトリート}&br()空中に巨大なカボチャを出現させて相手を押し潰す。|
|得意技|・&bold(){サプライズ}|
|~|・&bold(){おどかす}|

*【概要】
初登場は『[[デジモンペンデュラム]]Ver.3 ナイトメアソルジャーズ』。
名前の由来はもちろん「パンプキン」で、&color(darkorange){カボチャの頭}をもつヌイグルミのデジモン。
何故か[[頭には斧が突き刺さっている>テラスタル]]。
欧米のお祭りである「[[ハロウィン]]」の時期になると発生していたコンピュータウィルスが突然変異を起こして誕生した……という[[都市伝説]]があるだけで真相は不明というデジモン。
幸いなことに悪質なウィルスではなかったので危害を加えることは一切ないが、見た目の姿とは裏腹に強力な攻撃力の持ち主でもある。

パペット型デジモンの特徴として「とぼけた顔を見ても分かる通り、喜怒哀楽の表現にとぼしい」と説明されているが、アニメ・ゲームにおいては基本的に幼くて喜怒哀楽が激しい性格で描かれていることが多い。
また、「デジモンアドベンチャー」でゴツモンとコンビを組んでいたためか、彼とセットで出てくることも多い。
奇しくも項目作成日当日にデジモンウェブ公式がX(旧:Twitter)にアップしたイラストにも、仲良くセットで描かれていた。
&font(l){ついでに言うと完全体のわりにあまり強くない。[[ハンギョモン]]といい勝負。}

英語名はフルになって&bold(){“&ruby(パンプキンモン){Pumpkinmon}”}。
これは恐らく“Pump”だけだと、パンプではなく&font(b,#0093ff){「ポンプ」}と呼ぶため、意味合いが変わってしまうからと思われる。


*【派生種】
**◆ノーブルパンプモン
|世代|究極体|
|タイプ|パペット型|
|属性|データ種|
|必殺技|&bold(){・トリックオアトリート・ウォレス}&br()空中に巨大なカボチャ型爆弾を出現させて辺り一面を吹き飛ばす。|
|~|&bold(){・アトランティックダム}&br()大量のカボチャスープを敵の体内に流し込み破裂させる。|
『デジモンリアライズ』にて初登場した、パンプモンの究極体。
「ノーブル(高貴)」の名の通り、シルクハットに紳士服、翼のようにも見える二股に分かれた長いマントと正にジェントルマンな装いとなった。
ついでに[[ハロウィンタウンで王様やってそう>ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(映画)]]なぐらい高身長かつスラッとした体型に。

正義にも悪にも寄らず中立を貫き、全てのデジモンを笑顔にすることを志としている。
明朗な性格と時々見せるおちゃめな振る舞いでどんなデジモンともすぐ打ち解けることができ、ノーブルパンプモンを邪険に扱うデジモンはいないという。
手に持つ杖『ワッサムリングジャック』で誰もがうなるカボチャ料理を生み出し、親しくなったデジモンをもてなす。

開発時の仮称は『ジェントルパンプモン』

*【関連作品でのパンプモン】
**アニメ「[[デジモンアドベンチャー]]」

&color(darkorange){「ヴァンデモン様より怖い渋谷系の女の子に追われているんだ!」}

CV:寺田はるひ
第33話「パンプとゴツは渋谷系デジモン」に登場。何故かサブタイトルに名前が出たデジモンで唯一「モン」が取り除かれた。

[[ヴァンデモン]]の配下として現実世界にやってきたデジモン……なのだが、相方のゴツモン共々命令ガン無視で遊んでた。
ナレーター曰く「今夜は渋谷をハロウィンのように熱狂させるつもりだ」とのこと。&bold(){8月2日なのに。}
[[ヤマト>石田ヤマト]][[タケル>高石タケル]]兄弟+ガブモン&footnote(パタモンはこの少し前にタケルと喧嘩したため別行動をとっていた。)と遭遇しても敵対行動は取らず、それどころか一緒に遊ぼうとする有り様。
結局ヴァンデモンに裏切り者としてナイトレイドでゴツモン共々殺害されてしまった。
なお、パンプモンとゴツモンを詰問する際にヴァンデモンが放ったのが、彼の名台詞の1つ、「なぜ選ばれし子供たちとアイスクリームを食べている?」である。

そもそも一体全体何を思ってこいつらを採用したのだろうか?パンプモンは「完全体だから」という理由で筋は通るが…。
パンプモンが採用されるにあたって『以前から仲の良かったゴツモンとセットで』と条件でも出したのだろうか。
&font(l){もしくはこいつらを採用しなければならない程ろくなやつが来なかったのか。}

#openclose(show=実は…){
「デジモンアドベンチャー20th メモリアルストーリー」でゴツモンと共に頭身がかなり上がった姿で再登場。
今度は自分達を&bold(){「銀座系デジモン」}と称し、ガブモンを呆れさせた。
}


**アニメ「[[デジモンテイマーズ]]」
第10話「レナモンは友達!留姫の迷い」に一応登場。
アイスデビモンに倒された無数のデジモンの1体として、他のデジモン共々氷漬けにされていた。
アイスデビモンに倒されたデジモンで、完全体はパンプモンだけである。

余談だが、氷漬けにされたデジモンたちの中には&bold(){しっかりゴツモンもいる。}おまえら…。


**アニメ「[[デジモンフロンティア]]」
背景モブとして何度か出てくる。
第17話「ブリザーモン 吹けよ吹雪、呼べよ氷河!」ではゴツモンと一緒にいた。

#openclose(show=そしてドラマCDでは…){
CV:寺田はるひ
「希望という名の電車」でもゴツモンと登場。
デジタルワールド行き直行列車に乗っていたデジモン達で、レーベモンから「シリーズ違うだろ!」と突っ込まれていたので&bold(){メタ的にはアドベンチャーの個体と同一個体}らしい。
しかし、乗り越した腹いせから車内で大暴れを始めたため、レーベモンに「[[お前たち倒すけど良いよね?答えは聞いてない>リュウタロス]]ザンス!」と渋谷の方向に吹っ飛ばされた。
恐らく、フロンティアの始まりの地が渋谷駅であった事と、寺田氏がフロンティアでラーナモンを演じていた事から来た中の人ネタだと思われる。
フロンティアのドラマCDは平然と中の人ネタをぶちこんでくるので、これは平常運転である。拓也とゴマモンとか。
}


**アニメ「[[デジモンセイバーズ]]」
CV:小伏伸之
第30話「とらわれの大 聖なる都の罠」から登場。エルドラディモンの背中にある聖なる都の住人として複数の個体が登場している。
対倉田軍団戦においてはギズモン:XTと対決し、トリックオアトリートでギズモンの顔を覆ってXTレーザーで自滅させる活躍を見せた。


**アニメ「[[デジモンクロスウォーズ]]」
マグマゾーンの住民として登場。
他の住民の中にはゴツモンもいた。


**ゲーム「デジモンリアライズ」

&color(darkorange){「やっぱり、ぼくは楽しいことが一番好きだな。ノゾミと一緒だと楽しいことばっかり!」}

CV:[[梶裕貴]]
&bold(){なんと、パートナーデジモンになった。}相手は小学3年生(後に4年生に進級)の玉田のぞみという女の子。
サイドストーリー第1弾「対決!ノーブル系?デジモン」にて、暴走するプリンスマメモンを止めるべくノーブルパンプモンに進化する。
それまでの子供っぽい性格から一変して大人びて紳士的な敬語キャラになる他、声もパタモン→エンジェモンや[[ワームモン]]→[[スティングモン]]を彷彿とさせるぐらい変わる。
パンプモンの時点でプリンスマメモンの攻撃を軽々かわしたりしているので、間違いなく歴代最強のパンプモンである。


**アニメ「[[デジモンゴーストゲーム]]」

&color(darkorange){「君もお友達にしてあ・げ・る!アハハハハ!!」}

CV:高戸靖広
第4話「人形ノ館」に登場。放送日はちょうどハロウィン当日であった。
手下としてキャンドモンとエカキモンを率いる。

「コスモカルチャースクール」の案内ホログラムであるコスモくんをハッキングして利用し、カボチャ人形に入り込んだ手下と共に人間達を襲撃。立ち入り禁止エリアに連れ込んでいた。
目的は人間を「友達」にすることなのだが、その際にトリックオアトリートで生み出したカボチャを相手の頭に被せ、&bold(){そのまま楽しそうに彫刻刀で顔を彫る}という、危険極まりない行為を行った。
歴代の個体がいずれも悪事とは無縁だっただけに、かなりショッキングな光景である。

一応これには理由があって、パンプモンは人間界に来て間もない頃、まだ人間には姿が見えず、独りぼっちで寂しい思いをしていた。
だが、ハロウィンの日にカボチャの被り物をして楽しむ人間の様子を見て、「自分と同じ顔の友達が増えた」と思い込み、それまで心の中で燻っていた「友達が欲しい」という思いが爆発してしまう。
結果、&bold(){無理矢理自分と同じ顔に変えて、「友達」にすれば良いという結論を出してしまった}というのが今回の騒動の真相である。
本作のパンプモンも過去作の個体と同じく幼児性の強い性格で、それが悪い方向に作用してしまっただけだったのだ。

[[ベテルガンマモン>ガンマモン]]のソルショットを食らい戦意喪失したパンプモンから事情を聞き出した宙たちは、パンプモンの友達作りが誤りであることを教え、「友達が欲しいなら素直にそう言えばいい」と諭す。
こうして宙たちと和解し、改めて友達になったことに大喜びするパンプモンだったが、デジヴァイスVで作り出したデジタルフィールドを消すと同時にキャンドモン、エカキモンたちと共に姿を消してしまった。

それから月日は流れて、2回目のハロウィン回となる第49話「真紅ノ収穫祭」。
ウィッチモンによって魔女にされた人間たちに追い詰められそうになった宙たちを助けるべく、パンプモンは参上する。
トリックオアトリートで魔女にされた人間たちを隔離する活躍を見せたが、ウィッチモンを&color(darkorange){「友達をいじめるんなら、僕、許さないよ」}と威圧した&bold(){直後に吹っ飛ばされた。}

…パンプモンの名誉のために言っておくが、数で圧倒するウィッチモンを妨害して時間を稼いだだけで大金星である。また、吹っ飛ばされたといってもダメージは皆無だったようで、ハロウィンが終わってやる気を無くしたウィッチモンのまわりに集まった宙たちにしれっと混ざっていた。
そしてウィッチモンに&color(darkorange){「これ以上友達を困らせるんなら、また僕が来るよ?」}と釘を刺しつつ、かつて自分が宙たちに教わったように、友達作りについて彼女を諭したのであった。


*【誤植?】
旧カードゲーム初登場となる「Bo-37 パンプモン」にて、攻撃Aの数値が&bold(){478}と記載された。
これの何がおかしいのかと言うと、このカードゲームは攻撃A、B、Cのいずれかの数値で競い合って勝敗を決めるというルールなのだが、他のカードはすべて数値が10刻みである中このカードのAだけ1の位が0ではないのである。
当時の大会でBo-37 パンプモンの裁定はジャッジに委ねられていた、という噂があるが真相は不明。
そもそも当時のカードプールだとジョグレス進化でしか出せないこのカードの採用価値は低いし…。



追記・修正はBo-37 パンプモンのカードを所持している方にお願いします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- ヤマトが泣きながらヴァンデモンに敵討ち取ろうとするの好きだわ  -- 名無しさん  (2024-10-31 23:19:29)
- アドベンチャーでギャグ回かと思ってたら切ない回で泣いたけど復活してたのかあいつら…    -- 名無しさん  (2024-11-01 14:34:50)
- デジアド放映の1999年にはまだ渋谷のハロウィンイベントは無かった(少なくともメジャーではなかったと思われる)のに、敢えて渋谷をチョイスしたパンプ&ゴツ・・・実は先見の明があったのか?  -- 名無しさん  (2024-11-01 15:44:45)
- バイタルブレスのレイドボスで究極体の「巨大パンプモン」がいた  -- 名無しさん  (2025-05-24 19:21:32)
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