宮下愛【再作成】

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宮下愛【再作成】 - (2025/06/14 (土) 20:24:07) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2023/05/30 Tue 04:45:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 52 分で読めるよ!

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&font(#ff4500,b){&ruby(みやした){宮下}&ruby(あい){愛}}は、[[虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会]]に所属するスクールアイドルである。

#openclose(show=▽目次はここを開いて目視せよ!じーっとね!){
#contents()}

*プロフィール
|CV|村上奈津実|
|誕生日|5/30|
|身長|163cm|
|3サイズ|B84/&bold(){W53}/H86|
|血液型|A型|
|星座|双子座|
|イメージカラー|超オレンジ|
|シンボルマーク|ハイタッチする「手」|
|肩書き|ガチギャル→スマイル|
|所属ユニット|DiverDiva|

*人物像
情報処理学科の2年生。一人称は&color(#ff4500){「アタシ」}または&color(#ff4500){「愛さん」}。

金髪&オレンジ色の瞳が特徴。
髪型をよく変えるようで、ある程度パターンは決まっているが媒体や服装によってそれぞれ違うヘアスタイルが見られる。最初に発表されたのは以下の2種類。
-後ろ髪を下ろして前髪を三つ編みにしばって右に流すタイプ(メインビジュアル)
-ポニーテールとそれに向かう2本の三つ編みに右側頭部に花の髪飾りをつけ、前髪を左に流すタイプ(制服時)
私服時は毎回異なっている他、『めっちゃGoing!!』でサイドテールになっていたり、『楽しいの天才』ではハーフアップになっていたりなどライブごとでも異なる。
アニメ版では髪自体が変更され、三つ編みや髪飾りは省略された。
制服は冬服の場合上着を羽織らず代わりにブラウンのカーディガンを着る。夏服はブラウスのみだが、腰には冬服で着ているものと同じカーディガンを巻いている。
[[ギャルキャラ]]ではあるが、着崩した制服や派手なメイクといった「テンプレなギャル」ではなく、制服を「完成されたファッション」としてきちんと着こなし、メイクもナチュラル寄りな今どきのギャル像に近い容姿である。

面倒見が良く、他人の些細な悩みごとにもよく気づいては人助けをしている。
そのノリの良い性格もあってクラスの人気者で、学年の有名人。知らない人にも気さくに声を掛けられる生粋のムードメーカーで、その並外れたコミュ力で行く先々で友達を作っていくため彼女の周りには常に人が絶えない。
また遊んでそうな外見に見合わず、勉学・運動いずれも&bold(){同好会メンバー内でも上位に位置する}優等生。
勉学においては同好会メンバーの赤点問題が浮上した際には教える側に回り、かすみ達に&color(#000000,#ffff7f){「鬼軍曹」}と言わしめるほどビシバシしごいてみせた。
所属学部の関係もあってか特に理数系に明るいようだが、後述のダジャレ好きもあってか文系にも目立つ苦手はないまさにオールラウンダー。
運動面でも様々な部活動に顔を出している様子は学内でも有名であり、その優れた身体能力からピンチヒッター的に助っ人を求められることも数多い。
その経験ゆえ体力も申し分なく、アニメでは自宅から約6kmのランニングコースを走破して(&bold(){さらに追加で走り込みまでして})その直後にライブまで披露、とよくよく考えると相当凄いことをサラッとやってのけている。
さらにファッションはもちろん手芸など女子力にも抜かりはなく、この通りギャルはギャルでもおよそ欠点の見当たらない&bold(){超ハイスペックギャル}である。おまけにプロポーションも抜群と、まさに向かうところ敵なし。

そんな彼女だが実は大のおばあちゃん子で、ステージ前夜に不安になりおばあちゃんに泣きついてしまう一面も。
それ以外にも和食派で好物はぬか漬けなど、素はギャルらしからぬ要素も多い。
ちなみに、&bold(){雷が苦手}という意外な弱点があり、『にじよん』ではそこそこ本気で怖がっている様子が見られる。&s(){それでもダジャレが言える程度の余裕はあるけれど。}
その理由も&bold(){「雷様がおへそを取りに来る」という言い伝えを信じているから}というこれまたかわいいもの。&s(){弱点が弱点になってないぞこれ!?}

そんな彼女の最大の個性はダジャレ。……&bold(){良くも悪くも。}
それを示すように、持ち曲の歌詞にもダジャレやダブルミーニングがふんだんに盛り込まれている。
本人はダジャレ100連発を特技としており、実際隙あらばダジャレを披露しているのだが……周囲のウケは良くなく、&s(){[[「笑いのレベルが赤ちゃん(by歩夢)」な約一名>高咲侑]]を除いて}基本的にスべっているのがデフォ。&bold(){愛の数少ない弱点}扱いされてしまう始末である…。

そんな一方で愛自身もかなりの笑い上戸であり、逆に仲間からダジャレを言われると百発百中で大爆笑している。
どうも照れ隠しなど都合が悪いときにもダジャレで誤魔化そうとする癖がある模様。だが、メンバー達には&color(#7058a3){「ダジャレにキレがないぞ〜?」}とバレバレだったりも。&s(){逆にキレのある日とかあったっけ……?は禁句。}
逆に上手いことを言おうとするが何も浮かばずに誤魔化す、という照れ隠しパターンも見られる。
ダジャレに限らず&bold(){笑わせるつもりのない、天然の発言であってもツボに入る}ことすらよくある程に笑いの沸点が低く、そんな常に笑い声の絶えない愛の様子は自然と周囲の雰囲気も和ませてくれる。
そうした意味で、愛は間違いなく「楽しいの天才」である。

実家は下町・門前仲町のもんじゃ屋で、[[普段は看板娘として働いている>高坂穂乃果]]ほか、自ら友達を店に招いてもんじゃを振る舞うことも。
やはりというべきかその顔の広さは地元でももちろん発揮されており、商店街の人々とはほぼ全員知り合いと言える地域の人気者。
……というより、愛の突出したコミュニケーション能力は下町のもんじゃ焼き屋の娘という環境の下で育ったからこそ身についたものと言うべきか。

**愛の「おねーちゃん」
愛には、「おねーちゃん」と慕う人物がいる。
名を、川本美里という。
……苗字が違うことからもわかる通り、2人に血の繋がりはない、厳密に言えば「幼なじみ」「ご近所さん」のような間柄である。
しかし2人は幼い頃に出会ってからずっと一緒の仲であり、2人でいる様子は本物の姉妹と何ら変わらない。
そして、美里は愛の考え方に強い影響を与えた人物でもある。

#center(){&color(#ff4500){別にすごくはないって。何ていうか……うーん、&br()愛さんは単にちょっと要領がいいだけなんだと思う&br()&br()だからね、小さい時は&br()結構ボージャクブジンだったんだよ}}

天才肌で、初めての物事も驚くほどすんなりと吸収していく愛。
そんな彼女に「やっぱり愛ちゃんってすごい」と感嘆した「あなた」に、愛はこう答えた。

愛は幼い頃から好奇心旺盛で、色々な物事に興味を持っていた。
自分のペースで次々と興味を移していた幼き日の愛は、美里を置いていってしまうこともままあった。
……美里は身体が丈夫ではなく、愛がやりたいと思ったことが必ずしも出来るわけではなかったのだ。

#center(){&color(#ff4500){おねーちゃんと一緒にはできないことがある、って&br()わかってからは、ポンポン興味を移すペースが落ちたんだ&br()&br()いっぱい説明したいから愛さんがもっと堪能しよう、って&br()思ったら世界の見方が変わって、そしたら、&br()世界って謎だらけだな、ってわかった}}

あらゆる物事に興味を持ち、何にでも突撃していく愛。
一見自由奔放で思うがままに行動しているように見える彼女だが、その行動原理は&bold(){「知らないことを知るのが楽しい」}の一点に集約されていると言える。
そのきっかけこそが、美里との出会いだったのだ。

#center(){&color(#ff4500){謎って解き明かしたくてワクワクする、楽しいの塊なんだよね}}

そう語る愛は、情報処理学科を選んだ理由についても&color(#ff4500){「一番謎が多そうだったから、かな」}と答えた。
「勉強しないと原理が全然わかんない、でもすっごい便利な謎の塊」と言えるスマホなどの電子機器、それを構成するテクノロジーはソフトもハードもパッと見では何がどうなっているのかさっぱりわからない。
そのテクノロジーには無限大の可能性が詰まっていて、勉強すれば未来の予測や、今では考えられないようなことだってできるかもしれない。すなわち、テクノロジーとは「愛さんが知らない楽しいこと」に満ちた世界なのだ。

*活躍
**スクスタ
「あなた」と[[歩夢>上原歩夢]]が同好会に新入部員が必要であることを知った時にまずアタリをつけたのが、学内の有名人である愛だった。
しかし、勧誘を受けた愛は当初&color(#ff4500){「アタシ、決まった部活には入らないようにしてるんだ」}と誘いを断る。
その理由を&color(#ff4500){「楽しいことをいーっぱいやりたいから」}と語る愛は、色々な部活を渡り歩けるようにとフットワークの軽い帰宅部を選んでいたのだった。
だが、「楽しいことがやりたいなら、絶対スクールアイドルをやるべき」と熱弁する「あなた」や歩夢達の話を聞くうちに考えを改める。
そして同好会が存続の危機にあること、廃部を免れるためには部員を10人集める必要があることを聞くと、&color(#ff4500){「やったろーじゃん!」「逃走じゃなく闘争心が湧いてくるっての?」}とむしろ活動に対し乗り気に。
そのまま&color(#ff4500){「同好会に誘ったら面白い子」}として璃奈を紹介するのだった。

こうして愛はスクールアイドル同好会に所属することとなったが、他の部活への助っ人も以前と変わらず行っており、そのために同好会には遅れて参加することも多い模様。
それでも、その優れた運動センスをもって周囲のメンバー達に勝るとも劣らない活躍を見せている。

***2nd season
「あなた」が留学に出ていた間に、入れ替わるようにしてやってきたランジュが設立した「スクールアイドル部」。
そのステージには、&bold(){同好会を離れ、果林と共にバックダンサーとして踊る愛の姿}があった……。

部へ移籍することを決めた理由として&color(#ff4500){「なんにも知らないまま全否定はしたくなかった」}と語っており、またランジュもスクールアイドルである以上まずは仲良くなりたいという思いもあった様子。
その考え方もあって愛本人は同好会と袂を分けたつもりはなく、同好会の面々とも今まで通り接している。
同時に、ランジュによる同好会への妨害についてはもちろん良くは思っていないため果林と共に忠言はしていたようだが、ランジュが聞き入れることはなかった模様…。

愛としては「部も同好会も仲良くしてほしい」というスタンスであったため、大きな溝を作ってしまっている両者が近づくきっかけになればと、そしてそれと同等以上に「同好会のみんなと真剣勝負してみたい」という想いから、校内合同でトーナメント形式でのライブを企画する。
せつ菜もその「事実上の挑戦状」に真っ向から受けて立ち、かくして直接対決の場が整った。
2人とも順調にトーナメントを勝ち抜いていくも、部でのトレーニングによってレベルアップを果たした愛の全力をもってしても、せつ菜には僅かに敵わなかった。

#center(){&color(#ff4500){あ〜あ、愛さん、自分にできることは全部やりきったんだよ……&br()それでも届かないか&br()&br()せっつーったらどれだけ高い壁なのさ、ちょっと高すぎない?&br()もう反則レベルだよね!&br()すっごく楽しかったけど悔しいー!}}

ステージを終えて、舞台裏に戻った愛は悔しさを口にしつつもいつも通り飄々と振舞おうとする。
……しかし、その目には涙が。
徐々に、作り笑いをしていた愛の表情も綻びが見え始める。

#center(){&color(#ff4500){勝ちたかった……。勝ちたかったな〜……。&br()こんなに勝ち負けにこだわったのは生まれて初めて……&br()&br()勉強でも運動でも遊びでも、みんなで楽しくなれれば、勝ち負けとかどうでも良かったのに……&br()&br()苦しいな。好きなことで負けるのって……&br()本気を出して負けるのってこんなに苦しいんだ}}

しかし、その「苦しさ」は愛が&ruby(せつ菜){ひとつの目標}に向かって、真剣に、本気で、全力で挑みぶつかったからこそ。

#center(){&color(#ff4500){こんなに苦しいのにやめるなんて考えられない。&br()もっと頑張って次は勝ちたいって思ってる}}

そう涙ながらに悔しさを吐露する愛に、遅れてせつ菜がやって来る。
彼女は、愛の「本気」を真正面から受け取ったからこそ、それを上回るべく「直前に演出プランを大きく変える」という賭けに出ていた。
そうする必要をせつ菜に感じさせるほどに、愛のステージは素晴らしかったのだ。
その気持ちを、思いのままに愛にぶつけに来たのだった。

#center(){&color(#ea5532){今日の愛さんのステージ}、きっと一生忘れません。&br()&color(#ea5532){それくらい心}に突き刺さったんです!&br()&color(#ea5532){たくさんの感動を本当に}本当に本当にありがとうございました!}

そうしてせつ菜は、&color(#ea5532){「結果は1点差だが、私は愛の}方がすごいと思ったから私の票を入れて引き分けドロー」と言う。&color(#ff4500){「なら愛さんはせっつーに入れるし」}という反論は一方的に却下という、子供みたいな理屈までかざして。

#center(){&color(#ea5532){だからまた}勝負しましょう!&br()&color(#ea5532){お互いの本}気をぶつけ合いましょう!}

それこそが、愛がこの勝負に求めていたものだったのだと彼女は悟る。
「本気でぶつかり合える相手と好きなことで競って、高め合いたい」───スクールアイドルを始めたことで初めて芽生えた気持ち。
次こそは勝ってみせると改めてせつ菜に誓いながらも、その表情は悔し泣きしていた先程とは一転、晴れ晴れとしていたのだった。

***5th season
栞子の企画した「他学科体験プログラム」には立ち上げ時から大きな興味を寄せ、なんと&bold(){体験可能な全学科を受講}という凄まじいバイタリティを発揮。
そうして色々な学科の授業で思い出を作っては、いつものように彼女が「おねーちゃん」と慕う人である美里へのお土産話にしていた。

#center(){&color(brown){──はあ、おもしろかった。&br()愛ちゃんのお話聞いてると、&br()私も一緒に体験してる気になっちゃう──}&br()&br()&color(#ff4500){体験してる気に、かあ……&br()おねーちゃんも実際体験できたら、&br()もっともっと楽しいはずだよね……}}

美里は虹ヶ咲生ではないことに加え、愛ほど自由に動き回れない身体だ。
どうにかして、そんな美里にも自分の見聞きして感じている「楽しさ」を実体験として共有できないか。
そんな想いを、愛は抱き始めていた。

そんなある日のこと。
検査入院している美里へお見舞いに行こうと病院に向かっていた愛は偶然「あなた」と顔を合わせ、その流れで一緒にお見舞いに行くことに。
やはりというか、愛は美里だけでなく他の患者の人々ともすっかり仲良くなっていた。
また美里を通じて病院中に「スクールアイドル・宮下愛」の評判が広まっており、皆が愛のファンでもあったのだ。
そんな話を聞いて感激した愛は、なんと&bold(){病院内でのミニライブ}を提案。
病院側からも理解を得られていたために許可もあっけないほどすんなり通り、ライブは大成功を収める。

病院からの帰り道、「あなた」は体験プログラムの話題からふと気になって愛が情報処理学科を選んだ理由を尋ねてみる。
「テクノロジーには謎=『楽しい』の可能性がたくさん詰まっている」、そう語る愛に「あなた」は未来への期待を寄せる。

#center(){じゃあ、将来私も、愛ちゃんが作った&br()すっごく楽しい世界を見られるかもしれないね!&br()&br()&color(#ff4500){世界?&br()いやいやそんな大袈裟な……&br()&br()いや、大袈裟じゃない。うん、大袈裟じゃないよ、&br()「世界」作れちゃうもん}}

その言葉で、「何か」を閃いた様子の愛。
翌朝、愛はそのアイデアを同好会の皆に持ちかける。

#center(){&color(#ff4500){あのね、愛さん、考えてることがあるんだ&br()入院してたりしてなかなか自由に動けない人でも、&br()アタシたちみたいに自由にどこにでも&br()行ける世界があったらな、って}}

そう語る愛に、璃奈はその「世界」に思い当たる節があることを明かす。

#center(){&color(#ff69b4,#d3d3d3){愛さんが作りたいものに、近いものがある。&br()メタバース、って聞いたことある?}}

メタバース。
ネットワーク上に作られた、まるで現実世界のように活動できる仮想空間。仮想世界でありながら、リアルとも密接に結びついた「もうひとつの世界」。
その概念をわかりやすく説明するために、璃奈はまずその概念に近いゲーム……ミアと2人でよく遊んでいるというMMORPGを皆で遊んでみようと提案する。

元々はメタバースの概念を理解するために始めたゲームだったが、気がつけばゲームそのものにも皆すっかり夢中になっており、同好会どころかμ'sやAqoursにもその「楽しさ」は波及していった。
これなら病院の皆とも同じ世界で楽しめる、と愛たちはこのゲームを使ってアイデアを病院の人々に提案しようと持ちかけたが……残念ながら、そのままでは上手くはいかなかった。

#center(){&color(gray){MM……なんだっけ?&br()なんだか難しそうだね。&br()いつもみたいにトランプじゃダメかい?&br()&br()若い子はこんなにすごい遊びをしてるんだねえ。&br()私みたいなお年寄りだと、どこを見たらいいか&br()わからなくて目が回っちゃうよ}}

病院にいるのは、美里のような愛たちと近い年代の人ばかりではない。特にゲームやネットといったものに馴染みのないお年寄りの方々には、いまいち取っ付きづらく思えてしまう。
興味を持ってくれた患者さんも確かにいたが、どちらかと言えば敬遠してしまう人が多数派だった。

ゲームのような形式では、馴染みのない人にとってはとっつきづらい。それがわかったことは収穫だが、しかしメタバースという方向性自体は間違ってはいないはず。
そう思うがゆえに、愛は思い悩む。
「世界中の子供からお年寄りまで馴染みがあること」、理想とするメタバースを作るために必要なその要素を探すため、愛は同好会や美里にも相談を持ちかけながら考え続ける。
そんな愛に美里は、愛が楽しさを感じられる『根幹』…「これがあるから楽しいんだって思えるもの」を訊ねる。

#center(){&color(#ff4500){……友達、かな&br()ニジガクのみんなと一緒にいるときって、&br()絶対にいつも楽しい&br()&br()そっか、そうだよ。&br()楽しむのって、何をするかよりも&br()誰とするかが大事なんだ!}}

会いたい人にいつでも会えて、一緒に思い出をたくさん積み上げて、これからも頑張ろうって思える、そんな空間。それは───

#center(){&color(#ff4500){みんなー!&br()愛さんが目指すメタバースが決まったよ!&br()ニジガクみたいな世界を作るの!&br()学校の楽しい要素を詰め込んだ場所にするの!}&br()&br()&color(#000000,#ffff7f){学校、ってことは……&br()まさか勉強もするんですか……?}&br()&br()&color(#ff4500){できたらおもしろいよね!&br()誰かが知りたいことを教えてくれる&br()先生みたいな人がいたら、&br()やってもいいじゃん&br()&br()かすかすだってメイクのこととか&br()かわいい小物のことなら&br()誰かに教えてあげられるでしょ?}}

何をやってもいいし、どんな授業にしてもいい。
メタバースの学校ならどんな所にいたっていいし、卒業した後に来てもいい。
美里のような身体の弱い人でも、バーチャルの学校ならそんなの関係ない。

#center(){&color(#ff4500){愛さんだって、ここに通えるのが&br()3年だけなんて短すぎると思うんだよ&br()こんなに楽しい場所なのに、&br()時間制限があるなんてやだもん&br()&br()でも、現実では通えなくなっても、&br()メタバースの世界でなら戻ってこられる&br()どこに住んでても何をしてても、&br()戻ってこられる場所があったら最高でしょ?&br()&br()愛さんは、何年たってもずっとずっと、&br()みんなと一緒にニジガクで青春したいっ!!&br()&br()&font(16px){愛さんの作るメタバース……名付けて「愛バース」!!&br()いつか絶対作るぞ〜!!}}}

その構想を改めて病院の人々に持ち掛けたところ、今度は患者の人々からも好反応。
それぞれの学生時代の思い出話もたくさん聞けた愛は、それらも全て『愛バース』に盛り込むことを約束した。
だが、理想の世界を実現するためには解明しなければならない『謎』がまだまだ山盛りだ。
まだ見ぬ世界の、やっと掴めた輪郭をカタチにするべく、愛はまだまだ学びを深めていくことを誓うのだった。

**テレビアニメ
***第1期
#center(){&font(18px,#ff4500,b){屋上から聴こえる歌に、盛り上がっているみんなを見て…&br()自分も未知なる道に、チャレンジしてみたいって&br()そう思ったんだ!}}

スクスタとは入部へのアプローチが逆転しており、せつ菜の復活ライブで『DIVE!』のパフォーマンスを璃奈や他の虹ヶ咲生と共に目撃、その姿に憧れて璃奈と共に同好会の門を叩くことに。
入部のタイミングがちょうどスクールアイドルとしての方針をどうすべきか考えていた所だったため、愛も同好会のみんなと一緒に手探りの日々が続く。
練習の中でも、ダンスや歌などそれぞれの方面でメンバー達を助けていく「部室棟のヒーロー(by果林)」の二つ名に違わぬ八面六臂の大活躍。

同好会のメンバー達はみんなやりたいことややる気を向ける方向性はまるでバラバラ、しかし「ライブがやりたい」という一点に関しては全員がものすごい熱意を持っている。そんな彼女たちの姿は、それまでチーム競技の部活を中心に見てきた愛にはとても新鮮に映った。
中でも、かすみの「スクールアイドル&s(){害}概論」の中で彼女が言った&color(#000000,#ffff7f){「『スクールアイドルとして何が必要なのか』という問いに、ハッキリした答えなんてない」「ファンのみなさんに喜んでもらえることなら、どれも正解」}という言葉に特に新鮮さを感じ、そんな彼女たちが見せるステージがどんなものになるかと期待に目を輝かせる。

だが、同好会はまさにそのことで悩んでいたのだった。
かつてグループ活動が上手くいかず、空中分解してしまった過去を持つ同好会。ならばとソロアイドルとして活動する道はメンバーそれぞれの頭にはあったが、スクールアイドルとしてはあまり例のないスタイルであることに加え「一人でステージに立つがゆえ、誰にも助けてもらえない」「自分一人だけで、観客に満足してもらえるだけの実力を持てるのか」といった点への不安もあってそれでいいのか決めかねていたのだ。

#center(){&color(#ff4500){───正解がひとつなら、わかりやすいよね…&br()スポーツにはルールがある。&br()愛さん達が目指すスクールアイドルには、&br()そういうのはなくて、自分一人……&br()愛さんだけで、どんなスクールアイドルがやれるのかな……&br()愛さんの正解って、なんなのかな……&br()&br()───こんなの、今まで考えたことなかったよ}}

そんなモヤモヤを抱えながらも、お構いなしに陽は昇る。
朝練前に自宅から練習場所のレインボー公園までランニングをしてきた愛は、時間に余裕があったことからレインボーブリッジまで足を伸ばしてみることに。
……そこには、先客がいた。

#center(){&color(#ff4500){エマっちー!}&br()&color(#32cd32){愛ちゃん?}}

「ソロアイドル」という方向性に対してどう思うか訊ねるエマに、愛は&color(#ff4500){「一番驚いたのは、自分自身に対してなんだよね」}と語る。

#center(){&color(#ff4500){同好会のみんなが悩んでるのって、「自分を出せるか」ってことでしょ?&br()今までいろんな部活で助っ人やってたけど、&br()考えてみたら、みんなとやる競技ばかりでさ…&br()いやー、めっちゃハードル高いよね!}}

そう笑ってはみせるものの、愛がそれまで考えたこともなかった世界に同好会の皆は挑もうとしている、その事実を考えると続く言葉が出せない。
エマも、そのコメントには何も答えない。
おそらく、同じように続く答えを持ち合わせていないのだろう。

#center(){&color(#32cd32){…そろそろ走ろっか。&br()9時だし、もう行く時間だよ?}}

エマがふと発した何気ない一言に、思わず吹き出す愛。

#center(){&color(#ff4500){…ぷっ、あははははっ!ウケる〜!&br()&ruby(●●){ソロ}で&ruby(●●●●){そろそろ}、&ruby(●●){9時}だし行&ruby(●●){く時}間って…あはははは!&br()ダジャレだよね!?しかも上手いし…!}&br()&br()&color(#32cd32){ダジャレ…?ああ!&br()全然気付かなかったよ〜!}}

2人はひとしきり笑った後、ふいにエマは愛が同好会に入ってくれたことに感謝を告げる。
いろいろなことがあって、今の同好会はようやくスタートラインに立ちながらも先の見えない不安と、まだ見ぬ未来への期待とがないまぜになった雰囲気に包まれていた。
その一部始終を今まで見てきたエマは、いつもみんなを楽しませようと前向きな愛の姿が、同好会が前に進む力になっていることを感じ取っていたのだ。

#center(){&color(#32cd32){愛ちゃんが来てから…同好会のみんなの笑顔、すっごく増えてるんだよ!}&br()&color(#ff4500){そうなの?自覚ないけど…}&br()&color(#32cd32){ないからすごいんだよ!}}

その言葉に、愛は自分なりの『答え』を掴み取る。

#center(){&color(#ff4500){そんなことでいいんだ……&br()誰かに楽しんでもらうことが好き。&br()自分が楽しむことが好き。&br()そんな「楽しい」を、みんなと分かち合えるスクールアイドル!&br()それができたら……&br()アタシは『未知なる道』に、駆け出していける!&br()&font(16px){……”ミチ”だけにっ!!}}}

そうして、駆け出したその足で即興ライブを披露してみせる。
すると、いつの間にか集まっていた観衆が、同好会のみんなが、一様に満面の笑顔と歓声を彼女に送る。
その景色を見た愛は、もうひとつの答えにも気がついた。

#center(){&color(#ff4500){みんなと、一緒……&br()…ステージは、一人じゃない!&br()&br()&font(18px){……サイッコー!!}}}

***第2期
#center(){&font(18px,b){&color(#ff4500){何もかもキミとだから、楽しくなる&br()これから未来が、どんな色で光っても…!}}}

DiverDiva結成回となる第4話『アイ Love Triangle』で果林と共にメインを張っている。
同好会で初めてのユニット活動となったQU4RTZのライブが大成功を収め、同好会では次のライブ、ひいては第2回SIFに向けて機運が高まっていた。
そんな中、愛はオンラインライブがやりたいと提案。
家が遠いなどの理由で現地に行けなかったというネット上のコメントなどを見て、そんな人たちでも楽しめるライブをと考えたのだ。……そして、美里のことも考えての提案でもある。
加えて、先日のQU4RTZの件もあって、ユニットに挑戦してみたい気持ちもあった。

そんなある日、美里の退院祝いにと一緒にダイバーシティへ来ていた愛は、偶然果林の姿を見かける。
愛はお互いを紹介しつつ、せっかくだから果林も一緒に遊ぼうと提案。3人でショッピングにラウンドワン、お台場観光と一日をめいっぱい楽しむのだった。
一日の最後に自宅でもんじゃを振る舞いながら、昔は泣き虫で人見知りだったと愛は語る。
でも、そんな愛に美里はたくさんの元気を分けてくれた。そのおかげで、友達も増えて身体を動かすことも大好きになれたのだという。

#center(){&color(#ff4500){だから、今度は愛さんの番!&br()やっと元気になれたんだもん!&br()いろんな所へ行って、楽しいこといっぱいしようね!}&br()&color(brown){そうね……}}

だが、そう答える美里の表情に、明るさはなかった。
そもそもこの一日、主役のはずの美里は愛と果林が遊ぶ姿を後ろから見守るばかり。
他人の機微に敏い愛が、そんな様子に気づかないはずはなかった。それが昔からずっと側にいた人のことならなおさら。
明くる日、美里の様子に違和感を抱いた愛は果林に相談する。
果林も美里のことが気がかりになっていることを知り、いてもたってもいられず美里に直接話を聞き出そうと駆け出し──そうになったところを、果林は引き留める。

#center(){&color(royalblue){話してどうするの?}&br()&color(#ff4500){どう、って……&br()悩みを聞いたり、励ましたり……&br()気晴らしに遊んだり……}&br()&br()&color(royalblue){&bold(){……それを美里さんは、望んでいるのかしら?}}}

実は先んじて事情を少しだけ知っていた果林は、美里の心境を察して&color(royalblue){「今は、そっとしておいた方がいいと思うわ」}と愛に忠告。だが、愛は果林の静止を振り切って美里に会いに行くことを決める。
大切な「おねーちゃん」のために少しでも力になれないかと、直接悩みを聞き出そうとする愛だったが……

#center(){&color(brown){……思い、つかないわ…&br()&br()ごめんなさい……思いつかないの。&br()愛ちゃんにしてほしいこと、何も……}}

美里は幼い頃から入院と退院を繰り返す生活で、せっかく友達を作っても入院して遊べない日が続くとだんだん疎遠になってしまう……そんな毎日を送っていた。
そんな中にあっても、愛だけはずっと変わらず一緒にいてくれた。
美里にとって、そんな愛の姿がずっと心の支えだった。

……しかし、愛がスクールアイドルという夢をもってからは、その気持ちに変化が訪れてしまう。
もちろん、夢を追いかける愛の姿は心から応援している。今までも、今だって。
だが、スクールアイドルを始めてから、愛は次々とステップアップしていく。歩みを重ねて、大きくなっていく。
…………ずっと病院のベッドから出られない自分とは、大違いだ。

#center(){&color(brown){やりたいことを見つけて、どんどん先へ進んでいく愛ちゃんを近くで見ているうちに、&br()ふと、気づいたんだ……&br()&br()私にはもう何もない。&br()どこにも行けない。&br()……「楽しい」って気持ちも、わかんなくなっちゃった……}}

その思いが、ただスクールアイドルを頑張っているだけの愛にはまったく理不尽なものであると、美里はわかっている。
それだけに、なおさら美里は自己嫌悪に苛まれていき、誰にも打ち明けられずに追い詰められてしまったのだ。

果林の言う通りだった。
これは、愛が直接どうこうできる類の悩みではない。
そればかりか、愛が美里を助けようと頑張れば頑張るほど、美里にとっては逆効果になってしまう可能性すらあるかもしれない。
それでも愛は、&color(#ff4500){「……昨日は?」}と、せめて…少しでも美里に楽しんでもらえていたのか、縋るような声で訊ねるが……美里は、何も答えない。

#center(){&color(brown){……愛ちゃんのことは、これからも応援してるから}}

それだけ告げて立ち去る美里に、愛は何も言えなかった。

次の日の愛は、さすがに堪えた様子だった。
「愛さんならなんとかできる」と思い上がって、美里の気持ちにまったく寄り添うことができず、それどころか逆に傷つけてしまったと、果林に後悔の気持ちを打ち明ける。

#center(){&color(#ff4500){愛さん、どうすればよかったのかな…&br()カリンの言う通り、そっとしておけばよかった?&br()それとも…スクールアイドルにならなければよかったの……?}}

らしくない弱音まで吐く愛に、果林は今は前を向いて、次のライブに集中するよう諭す。
だが、今の愛に先のことなど考えていられる余裕はなかった。
美里にとって愛が心の支えであったように、愛にとっても美里は誰より大切な家族同然の存在。
今の愛があるのは、楽しいことをたくさん教えてくれた美里がいてこそ。
知らず知らずのうちにそんな美里を傷つけてしまっていた。そのことに気付いておきながら、自分だけ&ruby(たのしいこと){スクールアイドル}を続けるなんてできない。

そんな彼女を見た果林は、あえて冷たく愛を突き放す。

#center(){&color(royalblue){…わかったわ。&br()代わりに、私がステージに立ってあげる。&br()愛のファンをごっそりいただくチャンスだもの!&br()きっと美里さんも私に魅了されて、ファンになっちゃうわね…?}&br()&br()&color(#ff4500){っ……いやだよそんなの!&br()おねーちゃんやファンのみんなを、カリンに取られちゃうのはやだ!}&br()&br()&color(royalblue){でも、スクールアイドルやめるんでしょ?}&br()&br()&color(#ff4500){……だったら、やめるのやめる!&br()だってアタシ……アタシ…!&br()&bold(){ホントはスクールアイドル、もっともっとやりたいよ!!}}}

葛藤の中で、それでも隠せない悲痛な本音を叫ぶ愛。
だが果林はその言葉をこそ待っていた。

#center(){&color(royalblue){──それがあなたよ!}&br()&color(#ff4500){……え?}&br()&br()&color(royalblue){誰も傷つけないなんて、そんなこと出来る人いないわ。&br()…それでも、太陽みたいにみんなを照らせる笑顔が、アナタにはあるでしょ?}}

その喝破で立ち上がった愛の姿を見届けた果林は、用は済んだとばかりに部室へ戻ろうとするが……

#center(){&color(#ff4500){待って!&br()愛さんと一緒にステージに立ってほしい!}&br()&br()&color(royalblue){…私はそういうの興味ないって言ったでしょ?}&br()&br()&color(#ff4500){ううん。&br()気持ちを合わせるとかじゃなくて…&br()仲間っていうか、ライバルとして!&br()同じステージに立って同じ歌で競い合おうよ!&br()アタシに火をつけてくれたカリンとなら、 すっごいライブができる気がするんだ!だから…!}&br()&br()&color(royalblue){競い合う…。&br()そんなカタチがあるのなら、面白いかもね&br()&br()……受けて立つわ、愛!}&br()&color(#ff4500){うん、負けないよ!}}

かくして、同好会2つ目のユニット、DiverDivaが誕生した瞬間である。

オンラインライブ当日。
美里は、愛に理不尽な感情をぶつけてしまったことを謝りたくて愛たちのライブ会場であるパレットタウンまでは来ていたものの、中に入る勇気までは持てずに近くのベンチに座り込んでいた。
せめて応援だけでもしようという気持ちゆえか、オンラインで観ようとその時を待つ。

そして、2人のMCから公開配信は始まった。

#center(){&color(royalblue){今日はここにいるみんなも、画面の向こうのキミも。&br()全員魅了してあげるわ!}&br()&color(#ff4500){みんなー!楽しむ準備はできてるー!?&br()……できてない人、いるんじゃないのー?}}

……それが、このライブを見ているであろう自分に向けられた言葉であることを察したその肩が揺れる。

#center(){&color(#ff4500){でもだいじょーぶ!&br()愛さんの中には、小さいころからもらってきた、たくさんの「楽しい」があるから!&br()それを今から、みんなにあげる!&br()明日から一歩でも、進んでみようって思えるような、サイコーのライブをするから!&br()&br()&font(16px){だからここにいるみんな!配信を観ているみんな!&br()笑顔になる覚悟は決まった!?}&br()&color(royalblue){逃がさないわよ!}}}

そうして、2人のステージが幕を開ける。
気づけば、美里はライブ会場どころか最前列まで来てしまうほどに魅入っていた。
ライブ終了後、美里はありったけの気持ちを愛にぶつけた。

#center(){&color(brown){体が、勝手に動いちゃったの。&br()胸が苦しいくらいドキドキして、心が動き出して!&br()&br()楽しかった!私、愛ちゃんのファンになってもいい?&br()愛ちゃんのライブ、すっごく笑顔になれて、頑張る力がもらえるから!}}

そう言った美里が見せたのは、愛がずっと見たかった、心からの笑顔。
ずっと聞きたかった、嘘偽りのない言葉だった。

#right(){&color(#3dcd32,#000000){よかったね、愛ちゃん}&br()&color(#000000,#ff99a8){素敵なライブだったよ!}}

#center(){&color(#ff4500){みんな、ありがと!}&br()&color(royalblue){これからも、いい勝負が出来そうね}&br()&color(#ff4500){あははっ、そうだね!&br()でも、それだけじゃなくて……}}

愛は、ふいに美里の鞄についているパンダのキーホルダー──あの日、果林とクレーンゲームでゲットした3人お揃いの思い出──を見ながら、改めて感謝を口にするのだった。

#center(){&font(18px,#ff4500){……ありがとう!}}

*人間関係
誰かを呼ぶ際には、呼び捨てもしくは相手ごとに付けたあだ名を用いる。
敬語はほぼ全く使わず、誰に対してもタメ口が基本。

他人との間に壁を作ることはまずなく、初対面の相手であっても元から友達であったかのような距離感で接するのが愛さん流の処世術。
仲間内だけでなく、その周囲の人々にも積極的に声をかけていって友達の「輪」をどんどん広げていく……そんなムーブがごく自然に、日常的に取れる愛はまさしく&bold(){典型的な「グループの中心にいるタイプ」}である。
愛の凄さは、周囲の和を取り持つだけでなく&bold(){積極的に周囲を巻き込んで、そのうえで元々いる友達も巻き込んだ相手もきちんと楽しめるよう配慮できる}ところにあり、この手のキャラクターによくある「自分のペースで巻き込んで振り回す」タイプとは似て非なる接し方である。

そんな愛の人柄と「楽しい」を何よりのモットーとする性格、そして苦手な分野がほとんどない「器用万能」そのものな本人のハイスペックぶりが合わさった結果&bold(){人助けが得意}という一面に繋がっており、璃奈を筆頭に困っている人を救い出した事例は数知れず。
とはいえ、そんな愛でも簡単には解決できない問題に直面してしまうことも多い……というより、関わった問題の数が多いため相対的に難問に直面するケースも多くなっているといえ、「器用」ではあっても「完璧」ではない。
それでも決して諦めずに、その手札の多さをフル活用して解決に導こうとする姿勢は間違いなく愛の美点である。

-「あなた」
#center(){うちの学年で一番目立ってる子なの。&br()悪い意味じゃなくて、いい意味でね。&br()明るくて人懐っこくて誰とでも仲良くなれちゃう子}

愛をスクールアイドルへの道に引き込んだ張本人。
愛からの呼称は&color(#ff4500){「キミ」}あるいは&color(#ff4500){「ぶちょー」}。
当初こそ彼女の熱弁に負けて「そこまで言うなら」といった理由ではあったが、愛が初めてステージに立った日にそこから見える景色に衝撃を受けた愛は、今まで見てきた何よりも楽しい世界を見せてくれた「あなた」に一際の感謝と信頼を寄せるようになる。

多くの物事に手を付けながらどれか1つを極めようとはしてこなかった愛が、いつの間にかそれまで愛がやってきたどんな事よりも本気で取り組むまでになったのは間違いなく「あなた」がいてこそ。
事実、愛は事ある毎に彼女の話を美里にしている様子で、美里もそんな風に愛が夢中になれるものを持てたという点で「あなた」には感謝している。

愛は音楽の知識が無かったため、スクールアイドルになって以降も&color(#ff4500){「良い曲だな〜、アガるな〜」}といった単純な曲の善し悪しがわかる程度だった。
しかし他学科体験プログラムにて「あなた」と理論方面での手ほどきを受け、コード進行などの理論についても興味を持つようになる。

そんな愛がキズナエピソードで見せる日常では、彼女ならではの顔の広さや奇想天外な発想と行動力に毎度驚かされている。
……そして、下記の侑ともども&bold(){愛のダジャレがほぼ必ずウケる相手}。

#right{&font(10px){&color(#000000,#ffff7f){えっ……かすみん、むしろちょっと引きましたけど?}&br()&color(#000000,#ff99a8){しっ……かすみちゃん。&br()……この子、昔から笑いのレベルが赤ちゃんなの。&br()そういうところがかわいいの……}}}

-[[&bold(){&color(black){高咲}&color(green){侑}}>高咲侑]]

#center(){&color(#3dcd32,#000000){…わかるよ!”ときめいた”んだね!?}}
愛からは&color(#ff4500){「ゆうゆ」}のあだ名で呼ぶ。
ステージは違えど同じせつ菜のパフォーマンスがきっかけでスクールアイドルに”ときめいた”者同士であり、愛が同好会を訪れたその日から同好の士として一瞬で打ち解ける。

同学年かつフィーリングもよく似ている人物ゆえ、仲間内でも特に気兼ねなく話せる間柄。
愛の悩みに侑が絡む機会こそなかったが、代わりに日常の何気ない会話の相手としての関係が多い。

こちらもやはりと言うべきか、愛のダジャレには百発百中で大爆笑している。
&color(#000000,#ff99a8){…侑ちゃん、幼稚園の頃からずっと笑いのレベルが赤ちゃんだから……}

-[[&font(#ff99a8,b){上原歩夢}>上原歩夢]]

#center(){&color(#000000,#ff99a8){愛ちゃんなら、みんなを自分のペースに巻き込むような時間が作れると思うの。&br()いつも休み時間にしてることと同じだよ!}}
「あなた」共々、スクスタでは愛が入部するきっかけを作った人物。
というより新入部員候補として真っ先に愛に目をつけていたのは歩夢の方であり、彼女の提案で同好会は愛のスカウトへと動いている。

もともと噂で知ってはいたようだが、実際に愛の凄まじいバイタリティを発揮している様子には驚かされながらも心配でもあるようで、力不足とは思いつつも何か力になれないかと思っている様子。

#center(){&color(#000000,#ff99a8){たまには 私のことも頼ってね&br()愛ちゃんだって 一人の女の子なんだから}&br()&br()&color(#ff4500){…もぉ──っ!&br()歩夢ってばズルいぞ──!&br()このこの──っ}}

&s(){あの悪名高い(?)}ファミ通App版四コマから共演している仲であり、実は同じく共演した璃奈と同様に展開上最も付き合いの古い相手でもある。&s(){……もっとも、「にょぽむ」ことあの四コマの歩夢はいろいろと規格外すぎるので今の歩夢と同列に扱うべきかは悩みどころだが。}

-[[&font(#000000,#ffff7f,b){中須かすみ}>中須かすみ]]
「かすかす」呼びを嫌がる彼女だが、愛はツッコミ待ちで&bold(){あえて}&color(#ff4500){「かすかす」}呼びがデフォ。他のメンバーが天然で呼んで訂正されるケースが多いなかで愛は明確にわざと呼んでいるため、&bold(){登場人物中で「かすかす」と呼んだ回数が1番多い人物}という何ともアレな記録も持っている……。&s(){それゆえか、ある生放送では、璃奈役の田中ちえ美と一緒に、かすみ役の相良茉優女史を「動かすかす」といじっていた。}
ただし、真剣な場面などでは本人の望み通り「かすみん」呼びもしており、もちろんこれも彼女なりの愛着を込めた呼び方である。&s(){愛だけに}
また周囲が見えなくなり空回っているかすみにあえてこう呼ぶことで、彼女のペースを引き戻す場面も見られる。

明るく素直な性格という面は共通しているものの、これと決めた一つの物事にひたすら邁進する、という点で愛とは対照的とも言える関係。
彼女が「カワイイ」にかける絶対の自信は愛も信頼しており、「愛バース」でできる授業中の一例として彼女に提案していることからもそれがうかがえる。
一方で勉強嫌いなかすみは「おばか王」の一件で「鬼軍曹・愛さん」に相当厳しくしごかれたのが若干トラウマになっているようで、勉強モードの愛には頭が上がらない様子……。

-[[&font(#000000,#87cefa,b){桜坂しずく}>桜坂しずく【再作成】]]

#center(){&color(#000000,#87cefa){私は、愛さんは絶対に変身できると思いますよ&br()演じる者としての勘です!}}
ある程度ならフィーリングでカバーが効く分野は得意なようで、演技には定評のあるしずくによるいきなりの壁ドン(もちろん演技)にも、動じるどころか&bold(){その場のノリで壁ドン返しを敢行、逆にしずくを撃沈してみせる}場面が『にじよん』にて描かれている。

#center(){&color(#ff4500){みんな何してんのー?}&br()&br()&font(#000000,#87cefa,i){──ねぇ 愛&br()あなた 私のモノになりなさい}&br()&br()&color(#ff4500){……え────&br()─&font(i){─違うでしょ}&br()&font(i,b){しずくちゃんが 私のモノになるんだよ}}&br()&br()&font(8px,#000000,#87cefa){………はい…}&br()&br()&color(#ff4500){&bold(){で 何してんの?}}}

#right(){&color(#000000,#ff99a8){愛ちゃん すごい……}}

そんな一件もあってか、愛は演技方面にも大きな可能性を秘めているとしずくは踏んでいる模様。
実際に『Diabolic Mulier』制作にあたっては、経験のない要素を多く求められた愛が作詞につまづくと踏んでいた「あなた」の計らいで「特別講師」として協力することになる……が、そもそも「妖艶な吸血鬼を演じる愛」に元より大いに興味を寄せていたしずくは、頼まれずとも既にやる気満々だった。
そこへ「あなた」の依頼も加わったことで俄然情熱を燃やしたしずくは愛にスパルタ指導を決行、&bold(){あの愛が音を上げる}という中々見られない光景が拝めることに……。

-[[&bold(){&color(royalblue){朝香果林}}>朝香果林]]

呼び方としては呼び捨てではあるのだが、特に文字媒体上では&color(#ff4500){「カリン」}とカタカナ表記が用いられることが多い。
ユニットの相方であり、お互いに「仲間でライバル」として切磋琢磨しあっている相手。
方や読者モデル、方やファッショントレンドは必修と言えるギャルといった間柄ゆえ話もよく合い、果林には良い古着屋を紹介してもらっているのだとか。

アニメ版では成り行きもあって果林も美里と知り合う機会を得たことで、美里を通じて愛の過去や2人のすれ違いに関わることに。
自分なりに事態を解決しようとそれぞれにアドバイスを送るものの、必要以上には肩入れせずに愛に対しては今まで通り「ライバル」として彼女の背中を押すなどの所に果林なりの優しさがうかがえる。

「しっかり者で大人びた雰囲気を纏ったお姉さん……は表向きの姿で、その裏は案外子どもっぽい部分も多く弱い面も多々ある」という二面性を持っている点では、「見た目はギャルだが実は成績優秀で意外と質素」な愛とはある意味で好対照な人物であり、この相反する要素を多く持つ2人が並び立つ姿がDiverDivaというユニットの面白さでもある。

-[[&font(#7058a3,b){近江彼方}>近江彼方【再作成】]]
あだ名は&color(#ff4500){「カナちゃん」}。
方や一番ハイテンションなメンバー、方や一番のんびり屋さんなメンバーと対照的な人物。
しかしおばあちゃん周りで家庭的な面もある愛とは意外な共通点を持っており、彼方も愛のおばあちゃん謹製のぬか漬けを絶賛している。

またお調子者な一面もある彼方も愛と同じように人を笑わせるのが大好きで、愛にダジャレ攻撃を仕掛けて逆に大爆笑させている場面も。
#right(){&color(#000000,#87cefa){ダジャレで溺れてる…}}

-[[&font(#ea5532,b){優木せつ菜}>優木せつ菜]]
あだ名は&color(#ff4500){「せっつー」}
形こそ違えど、ゲーム・アニメ共に大きな影響を受けた相手。
同好会トップクラスの実力とされる彼女をライバル筆頭として見ているメンバーは多いが、愛もその1人で「憧れの存在」あるいは「スクールアイドルとして超えるべき目標」である。

元々愛は「楽しむ」ことを何より重視する性格だったため、本気で取り組みこそすれ勝ち負けそのものにはあまりこだわらなかった。
だが、スクールアイドルとして活動するうちにそんな愛の心境にも変化が訪れ、&color(#ff4500){「せつ菜と真正面からぶつかって、勝ちたい」}という思いが芽生えるようになった。スクスタにて合同イベントを企画した背景には、この思いが根底にある。

このように愛にとってせつ菜は「ライバルとして強く対抗心を燃やすようになった初めての相手」ではあるのだが、表立ってその意識を見せることは少なく普段は気兼ねなく話せる友達として接している。
せつ菜の趣味であるアニメはあまり観ていないようだが、せつ菜と璃奈がアニメの話で盛り上がっている所を見て興味を示しているほか、スクスタではせつ菜の&color(#ea5532){「ロボットを動}かしてみたい」という夢に応えるべく、他学科体験プログラムにて一策案じている。

アニメ版ではスクスタほど強い対抗意識を燃やす場面こそなかったものの、せつ菜のライブを観たことがスクールアイドルを始めるきっかけとなっている。
そんな一方で、彼女が生徒会長・中川菜々であることも比較的あっさり看破しているほか、彼女のアニメ趣味にも理解を示し璃奈と話題にしていたアニメについても&color(#ff4500){「これからチェックするね!」}と彼女らしい対応を見せている。

-[[&font(#32cd32,b){エマ・ヴェルデ}>エマ・ヴェルデ]]

#center(){&color(#32cd32){愛ちゃんが同好会に来てくれて良かった。&br()すっごく前向きでいてくれるから}}
あだ名は&color(#ff4500){「エマっち」}
その「人を笑顔にさせる力」こそが愛最大の強みだとエマは感じている様子。
特にアニメ版では、過去の失敗もあって一歩を踏み出しきれないでいた同好会の前に愛が現れてから周囲の空気がどんどん良くなっていることを強く実感しており、彼女が同好会の雰囲気をいい方向に変え、道を指し示してくれたことを深く感謝している。

そんな愛は、普段留学生である彼女に日本語、特に流行りの言葉を教えている模様。&s(){もっとも[[違う線で学んでいた言葉>ネット用語]]の方が衝撃的すぎて正直印象が薄いが……。}
食べることが好きなエマらしく、愛の実家がもんじゃ屋さんであると知った時や彼女が持ってくるぬか漬けに大きな興味を示しているほか、&color(#ff4500){「(家のメニューを)ご馳走するよ!」}と宣言した彼女に&color(#32cd32){「え、ほんとに!?」}とかなり食い気味に反応している。

-[[&font(#ff69b4,#d3d3d3,b){天王寺璃奈}>天王寺璃奈]]

#center(){&color(#ff69b4,#d3d3d3){愛さんは、おしゃべりが上手だから、&br()お話したらみんなを笑顔にしてくれる}}
あだ名は&color(#ff4500){「りなりー」}
スクスタとアニメとで出会った経緯に若干の違いこそあるものの、数多い愛の友達の仲でも特によく一緒にいる相手。
アニメでは悩み事を抱えていた璃奈の様子に偶然気付いた愛が彼女に近づいた、という出会いが描かれているが、スクスタでは初登場時点で既に仲が良く知り合った経緯は特に語られていない。

彼女最大の武器である「璃奈ちゃんボード」はスクスタでは愛と2人で考えたもので、璃奈の「もうひとつの『カオ』」「トレードマーク」であると同時に「一緒に楽しめる方法を考えて実行に移す」という愛の持つ長所の象徴でもある。
IT方面に明るい璃奈とは同じ情報処理学科ということもあって話が合い、愛の&ruby(●●){アイ}デアを実現させるために意見を聞いたり協力してアプリを作り上げることもまた多い。
ステージ作りにおいても機材関連は主に璃奈が受け持っているようで、機材トラブルの対応へは愛と璃奈の2人であたる場面も。

自分の表情にコンプレックスを抱いており、また一歩前に踏み出す勇気がなかなか持てない璃奈にとって愛は[[自分を知らない世界へ連れて行ってくれる存在>高坂穂乃果]]であり憧れの先輩でもある。
困った人には躊躇うことなく駆け寄って手を差し伸べる愛の姿を隣で見続けてきた璃奈は、やがて『自分も誰かにとっての「愛さん」のようになりたい』という想いを抱くようになり、その想いがやがては[[ミア>ミア・テイラー]]を救うことにも繋がってゆく。

-&font(#000000,#38b48b,b){三船栞子}
あだ名は&color(#ff4500){「しおってぃー」}
スクスタでの体験入部当時に距離感を詰める意味で付けたもので、それまであまりあだ名で呼ばれることがなかった栞子からは当初困惑されたものの、リアリストな性格ゆえ呼ばれ方に拘りも特になかったためそのまま受け入れている。

同好会に加入後は愛の器用万能ぶりを間近で見る機会が増えたこともあって、「愛さんは様々な才能に溢れている方ですよね」と関心させられている。……ダジャレ方面を除いては。

#center(){&color(#000000,#38b48b){言葉遊びの適性はある…&br()と言えるのでしょうか}&br()&color(royalblue){…まぁ 笑いのセンスだけはズレてるかもね…}&br()&br()&color(#ff4500){お───っと聞き捨てならないぞしおってぃー!&br()そこまで言うならこの愛さんとダジャレで勝負だ!}}

と「ダジャレ適性」を疑う栞子に愛は自ら挑むも……案の定というか&color(#000000,#38b48b){「…いいでしょう ただし&ruby(●●){勝利}するのは私です &ruby(●●●●){しょうり}子だけに」}と答えただけで瞬殺されてしまう愛さんなのであった。
なお、その後も&color(#ff4500){「なんでもやってあげるから教えて欲しいこと言ってよ(要約)」}と語る彼女に&color(#000000,#38b48b){「…とりあえず &bold(){ダジャレ以外}でお願いします」}と、笑い関連ではわりと容赦ない評価である。

&color(#000000,#ff99a8){でも&br()いつでも笑ってくれる愛ちゃんを見てると&br()こっちまで笑顔になれるよ}
&color(#000000,#38b48b){……なるほど&br()そういう適性があるのですね…}

-[[&font(#a9a89a,#000000,b){ミア・テイラー}>ミア・テイラー【再作成】]]

#center(){&color(#a9a89a,#000000){テクノロジーは日々進化してる。&br()愛が作りたいものだって実現できるさ}}
あだ名は&color(#ff4500){「ミアチ」}
「部」時代には直接接する機会こそ多くはなかったものの、天才とはいっても14という歳で単身母国を遠く離れた日本で活動しているという点から気にかけている様子がうかがえる。
事実、彼女がスランプの果てに失踪してしまった際には「部」メンバーの中でも特に心配し焦りを見せていた。
アニメ版では侑から話を聞いていたほか、はんぺんの世話を通じて知り合うこととなるものの、彼女の抱える「痛み」に直接関わることはなかった。

やがて彼女が同好会の面々と仲を深めてゆくと、その中でもミアが特に懐いている璃奈と「友達の友達」といった間柄で接することも増えるように。
……ミアとしては璃奈とだけ一緒に居られればいいのだが、愛のコミュ力&s(){とミアのわかりやすさ}もあって結局3人で遊びに行くことも多い模様。

未来を見据える愛の姿勢はミアも好意的に見ており、テクノロジーに希望を見出している点も同じ。
そのため、スクスタにて愛が辿り着いた「愛バース」構想についても彼女ならきっと実現できると期待を寄せている。

-[[&font(#F5E2DB,#d70035,b){鐘嵐珠}>鐘嵐珠【再作成】]]

#center(){&color(#F5E2DB,#d70035){プレッシャーなんて言葉を知ってたの?&br()アタシの知ってる愛は、&br()どんな状況だろうと楽しめるパフォーマーよ}}
ランジュは愛の持つ視野の広さや優れた発想力、そしてそれをすぐ実行に移す行動力……
そして何より「どんな時でも自分を強く持ち、『その楽しさを会場中に伝染させる力』」を高く評価している。
もちろん、愛もランジュの見せる圧倒的な実力には大いに刺激されており、せつ菜とアイドルとしての方向性こそ違えど彼女と同等以上に強力なライバルにして目標と捉えている。

特にスクスタでのランジュは同好会メンバーから当初「敵」とみなされてしまうのもやむなしな人物ではあったのだが、そんな中にあっても愛だけは「何も知らずに全否定はしたくない」「できれば友達になりたい」といち早い段階で彼女を理解しようと動いているのは、愛の人徳ゆえと言えるだろう。
そのために普段超然としているようで意外とピュアで可愛い一面があることにも早くから気付いており、最も早いうちからランジュの「友達」と言える存在であった。
…しかし、そんな愛でも彼女の真意は事件の収束間際でやっと掴んだ形になってしまったのだが、これに関してはミアも言うように一連の所業からあの本音を汲み取ろうという方が無理なので致し方ないところである……。
それでも、&color(#ff4500){「ランジュが特別ってのは事実なんだろうけどさ、違いは拒絶じゃないよ」}とあくまで彼女を肯定、改めて救い出す決意を固める。

-川本美里
CV.[[石川由依]]

#center(){&color(#ff4500){ふっふー♪&br()明るくて優しい、自慢のおねーちゃんだよ!}}
ここまでに何度か登場した通り愛が実の姉のように慕う人物で、愛曰く&color(#ff4500){「たくさんの『楽しい』を教えてくれた人」}。
幼い頃に身体の問題で友達となかなか外で遊べなかった美里を気にかけた愛が、彼女に自分の見聞きしてきた「楽しいこと」を話しに通うようになったことが出会いのきっかけで、それ以来愛を見守る姉のような存在である。
上記セリフの通り愛にとって美里は&color(#ff4500){「自慢のおねーちゃん」}だが、美里にとってもそっくりそのまま&color(brown){「自慢の妹」}でもあり、仲の良さは本当の姉妹以上。

物語中に登場する機会こそそれほど多くはないが、描写の外で2人は頻繁に会っており毎日のように同好会や「あなた」の様子などを話している様子で、美里も愛が同好会の話をしてくれるのを楽しみにしている。
美里によれば特に「あなた」に愛が寄せる信頼と期待は毎日のように聞いているとのこと。
そんな美里ももちろんスクールアイドルとしての愛のファンであり、本人には当初知らされていなかったがスクスタでは愛のファンクラブ「愛トモ」の管理人でもある。

彼女は身体があまり丈夫ではなく、幼少期から入院と退院を繰り返す日々を続けている。
幸い今すぐ命に関わるような持病ではないようで、入院とは言ってもそのほとんどは検査入院。
本人も愛も病院と家とを行ったり来たりする生活には慣れているのだが、学校にも満足に通えずできる遊びも限られている彼女は、せっかく学校で友達を作れても入院してしまうと疎遠になってしまう……という日々でもあった。
しかし愛はそんな中でも美里との交流を欠かすことなく、美里にとって一番身近な人になっていったのだ。

同好会に入ってからの愛は、それまでの「周りをよく見ていて、みんなと一緒に楽しめるよう」考え努力する姿と同等以上に「自分が周囲に負けないように」1つのことに夢中で打ち込むようにもなっていった。
同好会の活動を通して愛が変化してゆく所を近くで見続けてきたこともあって、その姿を感慨深く見守っている。
だが同好会に入って以降どんどん進化してゆく愛の姿は眩しく映ると同時に「立ち止まったままの自分」とは対照的にも見えてしまい、アニメ版ではそれがコンプレックスへと変わってしまうことに……。

*ソロ楽曲
**全体の傾向
「みんなで楽しむのが好き、だからみんなと楽しみたい」という愛の想いをストレートに表現した、&bold(){わかりやすくアガる曲}が多く並ぶ。
サビの振り付けを特徴的でわかりやすいものにして一緒に振りコピを楽しむ、予め掛け声を曲に入れてコールを分かりやすくする、そしてもちろん曲調はアップテンポかつ「楽しさ」が一発でわかる単純明快なもの……と、曲の各所に「みんな一緒に盛り上がる」ための工夫を凝らしていることが見て取れる。
実際に愛のソロ曲は「ライブで流してこそ」なものが中心で、必然的に同好会のライブでは&bold(){ブチ上げ担当}として位置づけられることが多い。

そして、愛といえば「ダジャレ」。
これはもちろん楽曲でも同様で、時にはアドリブで、時にさりげなく歌詞中にダジャレやダブルミーニングが織り込まれている。
同時にその歌詞には愛がそれまで出会ってきたたくさんの発見を通して培われた「楽しいの哲学」とでも言うべき彼女特有の考え方が多く盛り込まれており、聴く者に「こう考えれば楽しくない?」と前向きなエールを送る歌詞も大きな特徴と言えよう。

さらにユニット活動にてそのダジャレがラップへと昇華された結果、DiverDivaとしてのデビューソング「SUPER NOVA」を披露して以降は&bold(){ラップ担当}としての立ち位置も確立している。

**ソロ楽曲一覧
***▶めっちゃGoing!!
作詞:Akira Sunset
作曲:Akira Sunset・Carlos K.

1stアルバム『[[TOKIMEKI Runners]]』収録。
どんな時も&ruby(Going){強引}なまでに前を向いて、日々楽しいことを探す愛さんらしさの詰まったアップテンポなナンバー。

曲単体としてもワクワク感に満ちた楽しさ溢れる一曲ではあるが、何より特徴的なのはその振り付け。
特にサビ前半の「人差し指を真上に天高く突き上げ、そのまま伸ばした腕ごと時計回りに大きく回す」振り付けは印象に残りやすく、大きな動きでわかりやすいこともあって振りコピしやすい。&s(){実際ラブライブ!フェスでの披露時は舞台裏で見ていたAqoursメンバー達にマネされていた。}
掛け声も音源に予め入っていることも併せてタイミングがつかみやすく、ファンと一緒に楽しむことを意識したこの曲は&bold(){ライブで披露されて初めて完成する曲}と言えよう。

一方でその振り付けの激しさもあってかなりの体力を消耗する楽曲でもあり、実際に活動初期のリアルライブでは役を演じる村上の体力がもたなくなってしまうこともあった((それまでのシリーズ楽曲でも、ロンダート+バック転が今なお語り草となっている『MIRACLE WAVE』などを筆頭として本楽曲と同等以上に振り付けの激しい曲は多数存在する。しかし忘れてはいけないのは、それらのほとんどはグループでの披露だった点。パートの概念があるグループ曲はある程度『休憩』できる部分もあるのに対しソロ楽曲では曲の緩急で工夫する以外にそれができず、『盛り上がる曲』というコンセプト上どうしても負担がかかりがちなのだ。事実として、活動歴がシリーズ中最も長いAqoursの、しかもかなり最近の曲である果南のソロ曲『RUN KAKERU RUN』でもリアルライブでパフォーマンスを務める諏訪ななかに相当負担がかかっていたことは記憶に新しい。))。
しかしその後村上は基礎体力を向上させ、2ndライブまでには体力問題を克服。その2ndでは、&color(red){本楽曲以上に激しい曲}を披露することになるのだが……その話はまた後ほど。

衣装はオレンジのインナーと白のジャケットが印象的な、へそ出しかつ胸元を大きく開けた活動的ながら結構露出の激しいもの。
&s(){にょぽむ&bold(){&color(#000000,#ff99a8){「ブラだよね?」}}}

***▶&ruby(ゆう){友} & &ruby(あい){愛}
作詞:Akira Sunset
作曲:Carlos K.

2ndアルバム『Love U my Friends』収録。
愛のファン達が、自主的にSNS上で「愛トモ」なるコミュニティを作っていたことを知った愛は、その嬉しさから&bold(){本人自ら参加、ファン達にも驚かれながらも迎え入れられる}というなんとも彼女らしい行動を見せる。
次のイベントには「愛トモ」のみんなも多く参加してくれるとのことで、そんなみんなに向けた感謝をサプライズという形で贈ることを愛と「あなた」は考える。
それにピッタリなのはやっぱり歌しかない、ということで、次の新曲は愛自ら作詞することに。
一方で「あなた」は、美里たち「愛トモ」のメンバー達も同じように愛へのサプライズを企画していることを知って……?

出会いから生まれる新たな発見と、「皆と一緒だから楽しい」という気持ちを、愛の「愛らしい」言葉でストレートに綴った一曲。
キズナエピソードで語られた誕生経緯の通り、この歌詞は愛が「愛トモ」のみんな、そして愛がファンに付けた愛称である「あい友」に向けて書いたもの。
ゆえにサビを中心に「You & I」……すなわち「愛」と「友」がセットで何度も登場し、愛とファンとの固い絆を表現している。

曲調は前曲とは打って変わってゆったりとしたテンポのもので、振り付けもやはり身体を大きく動かすものながらテンポに合わせてやや遅め。
そして曲中には変わらず多数のコールが散りばめられており、やはり「ライブで一体感を感じられる楽曲」という一点は変わっていない。
……が、特にこのコールが&bold(){同じものが続くようでどれも微妙に違う}というややこしさがあり、正確にコールするのはかなり難しいとの噂。

他の『LUmF』収録曲の例に漏れずこの曲もアニメ第2期最終話のファーストライブにて披露。
DiverDivaとしてのパフォーマンスも兼ねており、果林も一緒にステージに立ってダンスする様子が描かれた。

***▶楽しいの天才
作詞:Akira Sunset
作曲:Akira Sunset・Carlos K.

3rdアルバム『Just Believe!!!』収録。
愛が美里の通う病院でも有名人な「白衣のスクールアイドル」でもある一面を知った「あなた」。
商店街でも病院でも、もちろん学校でもごく自然に周囲を笑顔にできるのは愛の凄いところだと言う「あなた」の評価を聞いた愛は、その長所で「人を元気づけるライブがしたい」と考え、病院でライブできないかと「あなた」に相談を持ち掛ける…!?

愛ならではの人生哲学を全面に押し出した、開幕からスロットル全開でブチ上げる一曲。
病院の人々を元気づけるような曲を、という発端もあり「病は気から」の考えの元とにかく不安を吹き飛ばす、そんな前向きな曲調と歌詞はまさしく愛の十八番。
だが、そんな一方で昔は弱気で泣き虫だったという愛の過去を振り返る歌詞も込められており、「そんな自分でも『強くなりたい』という想いで頑張ってこれたから今のようになれた」と、今は不安でもやがて光刺す日はやって来るという熱いエールへ繋げている。

この楽曲は愛がスクールアイドルとして目指す理想像を確立するきっかけとなった曲であると同時に&bold(){愛がラップ担当へと完全覚醒した瞬間}とも言え、Aメロの怒濤のラップは必聴もの。
衣装は黒と黄色を基調としたストリートファッション風で、「不安を吹き飛ばす応援歌」という曲のテーマに合わせてかどこかチアガールを思わせる要素も見いだせる。

余談にはなるが、とにかく&color(red){体力を使う一曲}でもある。&bold(){曲の激しさは『めっちゃGoing!!』より遥かに上}。
例によって振り付けそれ自体に難しい要素は少ないのだが、他の愛ソロ曲の例に漏れず身体を大きく素早く振り回す動作がとにかく多い上に曲自体のテンポも早く、前述のラップパート以外でも息継ぎする暇もなく歌詞を繰り出すため歌いながら踊りきるには相当の基礎体力を要する。
それでも、初披露となった2ndライブでは&bold(){突然現れたキレッキレなバックダンサーを『愛トモ』に引き連れ}完璧に踊って見せた。&bold(){奈津実さんハンパなーい!}

***▶Diabolic Mulier
作詞:T4K
作曲:T4K・Luis Ogata

4thアルバム『L!L!L!(Love the Life we Live)』収録。
校内フィルムフェスティバルに作品を出展する各部活動のお手伝いをしているスクールアイドル同好会。
愛が手伝っているのはアナログゲーム研究部で、作品にぴったりなテーマ曲を制作してほしいと「あなた」に依頼を持ちかける。

物語のジャンルは和風伝奇ホラー。
平和で平凡だったはずの村の日常が、静かに、少しずつ狂気に呑み込まれてゆく……そんな恐怖を描いた作品である。
謎を残したまま、底知れぬ恐ろしさとともに幕を引くシナリオは&color(#ff4500){「いや、高校生がこんな話書く……?」}と愛が驚愕するほど作り込まれたもの。
その中でも、愛と「あなた」は物語のラスボスにして事件の原因である「吸血鬼の少女」が特に印象的なキャラクターであると感じ、彼女が真の主人公なのではと考える。
そこで今回の曲のテーマは「悲恋の末凶行に堕ちた、冷たい妖しさを持つ吸血鬼」に決まるが……どれも愛とは縁のなかったテーマであるために制作は難航((「あなた」曰く「愛ちゃん、光属性だからね…」))。
果たして、愛は「ホラー」をものにできるのか!?

『L!L!L!』収録曲はそれまで各メンバーが披露してきたソロ楽曲のイメージを大きく覆すものが多いのだが、本楽曲もそのひとつ。
……どころか&bold(){彼方の『Silent Blaze』と並ぶかそれ以上に「愛さんのソロ曲」のお約束を大きく破る}一曲である。
「吸血鬼が題材のホラー作品」というテーマに違わぬダークかつメロディックな曲調に、静かで冷たさのある妖艶な歌声。
それらの雰囲気を表現するため、キズナストーリーでも語られた通り&bold(){ダジャレもダブルミーニングも封印}……と、これらの特徴は愛のソロ曲として見ると一際異彩を放っている。
それゆえ、それまでのソロ楽曲からは考えられなかった「新たな可能性」を感じさせる一曲となっている。

***▶サイコーハート
作詞:Akira Sunset
作曲:PASSiON KiNG

テレビアニメ1期挿入歌シングル第2弾『サイコーハート / La Bella Patria / ツナガルコネクト』収録。
第4話『未知なるミチ』挿入歌。
スクールアイドルとしてあるべき自分の姿に答えを見出した愛が、ソロアイドルとしての道を自ら指し示す一曲。

ファンや仲間からその性格を「太陽」に例えられることも多い愛。
この楽曲はまさしくその笑顔でみんなを照らし出す「太陽のようなスクールアイドル」としての愛にスポットライトを当てており、彼女のパフォーマンスが見た者の心を照らしていく様子が楽曲でも表現されている。
静かに始まるイントロはまさしく朝を迎え徐々に辺りが明るくなってゆく景色のように、そして曲の進行に合わせて段階的に盛り上がりを増してゆきサビで最高潮を迎える構成は見事の一言。

衣装はチアリーダー風で、愛のメンバーカラーであるオレンジを基調とした活発さ溢れるもの。
愛のスポーツ万能ぶりを反映させてか、スポーツ用品のような意匠も見られる。
MVの舞台となったのはレインボーブリッジの台場口からほど近い「お台場レインボー公園」で、公園を南北に分けるアーチ通りは映像中でも印象的に描かれている。

*余談
***初の「主人公以外のオレンジカラー」
シリーズに登場する各スクールアイドルに設定されている「イメージカラー」は、μ'sメンバーに設定されていた各色を基本としてシリーズ毎に受け継がれている伝統である。
グループ内で複数のメンバーが同系統の色を持っていたり逆に全てのカラーを継承してはいないケースもあるものの、基本的にカラー設定のあるスクールアイドルは全員オレンジ、赤、ピンク、紫、青、水色、緑、黄色、白(グレー)、この9系統どれかに分類できる。

それぞれの色とメンバーの個性との紐付けは基本的に行われていないようで、「この色のキャラはだいたいこんなポジション」というような法則性はほぼ見られない。
ただしオレンジ系カラーだけは例外で、戦隊モノの「赤」のように各シリーズの主人公がこの系統のメンバーカラーを持つことがお約束となっている。
虹ヶ咲の後に登場した主人公である澁谷かのんや日野下花帆もそのお約束に倣い、メンバーカラーはオレンジ系である。
そんな中で、愛はシリーズ3代目にして&bold(){主人公ポジション以外のメンバーがオレンジ系のカラーを受け継ぐ}こととなった点は驚きをもって受け入れられた。
シリーズ作品が多数生まれた2023年現在においても、「主人公以外のメンバーがオレンジ担当」というケースは愛と『ミュージカル』の北条ユキノ(橙色)の2名のみ。同様に、「主人公もしくは主人公ポジションでオレンジ以外のカラーを持つ例」も現状では歩夢(ライトピンク)・侑(黒)、ルリカ(空色)・アンズ(赤紅)の4名で、虹ヶ咲とミュージカルだけの例である。

しかしオレンジ色がそれまでの2作品に共通して主人公を表す「特別な色」であることを受けてか、愛のキャラクター造形は[[歴代の>高坂穂乃果]][[主人公>高海千歌]]を意識していることがうかがえ、アニメ版においても彼女たちを思わせる演出がなされている。

***聖地関連
愛の実家「もんじゃ みやした」は、門前仲町に実在する(した)2箇所のお店がモデルとされている。
ひとつは深川不動堂に至る参道にかつて位置していた「くぼ金」。
アニメ・スクスタ共にメインのモデルとして使用されており、特にアニメでは店舗周辺の街並みが再現されている。
こちらは現在では閉店してしまったのが惜しまれるが、たい焼き屋に改装された今も建物にその面影が残っている。

もう1つは、「くぼ金」からは駅を挟んで反対側の牡丹町通りにある「三久」で、こちらも一部内装のモデルとされている。
……というよりも厳密には&bold(){順序が逆}で、スクスタにて「もんじゃ みやした」の内装が描かれる以前から「門仲にあるもんじゃ屋さんといえば、ここではないか」と推測したプレイヤー達が訪問し始めるようになり、そこから逆輸入のような形でアニメ本編でも採用された…という特殊な経緯を持っている((出典(外部リンク):[[もんじゃ屋に相次いだ「謎予約」 いつの間にか「ラブライブ!」聖地>https://withnews.jp/article/f0201105003qq000000000000000W0ew10101qq000022046A]](withnews,2020年11月05日掲載,2023年5月28日初版投稿者閲覧) ))。
「三久」はもともと伝説級の芸人である[[志村けん]]が好んで通っていたお店として知られており、店内には彼の写真が飾られているほか、氏考案のメニュー「しむけんもんじゃ」も名物のひとつである。
そんな「三久」だがお店側もラブライブに理解があり、店内の一角には愛のグッズを飾るコーナーがあるほか店内各所にシリーズ関連のポスターやタペストリーが飾られている。それらも手伝ってか現在ではラブライバー憩いの場所としても知られ、虹ヶ咲のライブ会場としてよく利用される有明ガーデンからさほど離れていない立地も手伝ってライブ帰りに立ち寄るファンも多い。
とはいえ、これらは全て&bold(){お店の理解と厚意で成り立っている}ものである点に加え周辺含めて一般のお客も多く訪れる場所であるため、実際に訪問される場合はお店はもちろんほかのお客さんや周辺住民にも決して迷惑をかけることのないように。


#center(){&color(#ff4500){いやー、ここの所がさー、つい&ruby(●●●){つい気}になっちゃって。&br()&ruby(●●●●){シュシュ}ッと&ruby(●●){追記}・&ruby(●){修}正しちゃった!&br()…なんつって!あははははっ!}}

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- 他のオレンジカラーのスクールアイドルと交流あるかしら  -- 名無しさん  (2025-05-30 20:18:13)
- 無敵級*ビリーバー内に出てくる水着のケツがムッチムチでエロすぎる。まさに女の魅力  -- 名無しさん  (2025-05-30 22:10:25)
- 愛さんも人間だからな。折れかけることもあるか……。もしあそこで果林先輩が挑発しなければ、愛さんは同好会を抜けて、その後後悔しながら一生を送っていたかもしれぬ……。  -- 名無しさん  (2025-06-13 12:40:43)
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