前田・利家(境界線上のホライゾン)

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前田・利家(境界線上のホライゾン) - (2023/02/12 (日) 21:19:49) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/09/20(火) 22:21:21
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#center(){&font(#800080){まず一万、いってみようか}}


前田・利家とは[[川上稔]]著〈GENESISシリーズ〉『[[境界線上のホライゾン]]』の登場人物である。

所属:P.A.Oda
役職:[[五大頂]]の“4”
   生徒会会計
戦種:――(不明
字名:――(不明
通神名:お前田

役割:&font(#ff0000){武蔵の理不尽に対する生け贄担当}


史実では織田家臣の武将では最も遅くまで生き残る『前田利家』を襲名したため、死ぬことの無いように&bold(){妻共々自害し}“霊体”となることを選んだ中背痩躯の青年。
肩に会計補佐にして術式“癒使(イスラフィル)”兼走狗(マウス)へと改造された妻“お松”を乗せている。
M.H.R.R.(神聖ローマ帝国)で一介の傭兵団長でありながら桁違いの兵力を有した傭兵王ヴァレンシュタインを二重襲名。100万の軍勢を喚び起こすことも可能とする術式『加賀百万G(カガ・ミリオネンガイスト)』を用いる。

尚、本来ならヴァレンシュタインは本編開始上の歴史では死亡しており本来ならいないが、M.H.R.R.がその戦力惜しさにヴァレンシュタインの死亡後“亡霊”として存続させる計画を立案。そのため既に霊体の利家が選ばれた。
既に幽霊であるため『生きにいく』ことを選べる他の人間に憧れを持ち、また他の六天魔軍メンバーを『凄い奴ら』と評する。
そのため、武巧で最も劣っている自身が一番生き長らえてしまうことにある種の理不尽さを感じており、だからこそ『生きてる皆には、存分に生を尽くして欲しい』と願い、その手伝いとして彼らを邪魔する者を排除しようと動く。
ヴァレンシュタインを襲名したのもその戦力と勢力範囲をもって羽柴の『面の攻撃』をカバーするため。

P.A.Oda関係者であるためか“末世”について何らかのことを知っており、[[英国>英国(境界線上のホライゾン)]]にて傭兵契約を解除された際、[[本多・正純>本多・正純(境界線上のホライゾン)]]に「花園(アヴァロン)に行ったことはあるか?」と訪ね、しかしそれを知らぬ&footnote(結局彼らがその真の意味を知ったのは10中である。)武蔵勢らに『まだ君たちはその程度』と辛辣な言葉を投げかけた。

その後は柴田の補佐担当として活動し、9では柴田による「賤ヶ岳の戦い」への参戦後、少しだけ「本能寺の変」にも支援を投入。

10下ではその本音は「ずっと学生でいたい」・「ずっと皆と一緒に楽しくやりたい」だと明かされている。




○加賀百万G(カガミリオネンガイスト)
前田・利家の扱う癒使(イスラフィル)。
三十年戦争を支えた圧倒的兵力を有するヴァレンシュタインの歴史に治癒の力を合わせることで強化した霊魂展開術(ネクロマンス)。

四グルテンの銀貨で雇われ喚び出された動白骨(リビングボーン)の戦士団は砕かれても砕かれた者たちを寄り集めてさらに強力な“一個”となり、最終的には武神程度の大きさになる。

本領発揮は『Ⅲ下』の“マクデブルクの虐殺”時。
マクデブルクを攻めるM.H.R.R.を叩き潰そうと侵攻していた六護式仏蘭西相手にまず一万体の動白骨(リビングボーン)を展開。
その後逐次戦力を投入していき、砕いても砕いても終わらぬ“死霊”の悪夢を六護式仏蘭西に叩きつけ、『Ⅲ下』終盤では“幽霊船”を喚び出し、江戸へと逃亡する[[“武蔵”>航空都市艦“武蔵”]]を猛追。武蔵勢を最後まで苦しめた。

また4中では自陣による「歴史再現の強要」のプレッシャーで命を絶った伊達・小次郎(羽柴・秀次)と駒姫を霊体として再生するという非情な行為をしていたことも判明&footnote(但し霊体化させられたものの二人はちゃんとした協力者として扱われており、完全に非情という訳でもなかった。)。

7下ではこれを応用して
・源・義仲の遺骨をフレームとし、戦闘能力のみを再現した自立行動型機動殻「駒王丸」
・源・頼朝(頼家・実朝の襲名者でもあった)の記憶・人格をOSとして搭載した機動殻「鬼武丸」(装着者は島・左近)
と2つの&bold(){死者を基にした機動殻}を開発。一般学生扱いとして実践投入している。

最近はネーミングをバカにされている。

9巻下では加賀百万Gの究極版として、&bold(){全長800mの巨大骸骨}「&font(#ff0000){前田K.G}」(まえだ ケーニッヒ・ガイスト)を召喚。
[[ロケットパンチ]]発射・輸送艦投射・口からキャノン等戦闘力は凄く、撃破される際も敵に切り札を出させるくらいの難敵だったが、そのあんまりなネーミングから周りにあきれられた。


○関連人物
[[佐々・成政>佐々・成政(境界線上のホライゾン)]]
六天魔軍の“4”。
同じ四番を担い、またいずれ討つ側討たれる側に回るためか関係は深く、『トシ』『ナっちゃん』と気楽に呼び合う関係。
利家は女房役。

10下では武蔵勢移動を阻止すべく現れた前田と、自分の歴史再現で残っていた最後のもの「末森城の戦い」として対決する。


[[浅間・智]]
武蔵の&font(#ff0000){クリティカル巫女}。
厄祓い中毒、つまりヤク中。
内燃拝気全て使用した全力射撃により喚び出した幽霊船を“浄化”された。


[[ハッサン・フルブシ]]

#center(){&bold(){&font(#0000ff){嘘だあー!}}}

利家が味わった武蔵最大級の理不尽。
&font(#ff0000){カレー粉で幽霊船を粉砕する}という常識外れの行為に利家は恐怖を抱くことなる。
おかげで少なくとも戦国時代が終わるまではカレー禁止。
Ⅳでは遂に神(カレー)に討ち勝ち、[[トラウマ]]克服成功。10下ではさらに念には念を入れ、お祭りでカレーを売り切った所を襲撃している。

やったねトシちゃん!


[[マルファ・ボレツカヤ>マルファ・ボレツカヤ(境界線上のホライゾン)]]
大商業都市ノヴゴロド市長にして“上杉・景虎”の襲名者。“裏切り自由(ヴェージマ)”の字名を持つ元・上越露西亜の副長。
[[大罪武装>大罪武装(境界線上のホライゾン)]]の使い手“[[八大竜王>八大竜王(川上稔の作品群)]]”の一人。
利家の“加賀百万G”は彼女の祖先の術式を参考にしている。


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- ミリオネンガイストは戦国封神伝にも登場してるな(表記は100万Gだが)。使用者は前田・利家が元ネタのリカー。  -- 名無しさん  (2020-10-29 18:19:05)
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