フランキー(ONE PIECE)

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フランキー(ONE PIECE) - (2025/10/05 (日) 19:44:55) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/10/07 Wed 21:51:02
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:&font(#a0d8ef,b){約 21 分でスーパー読めちまうんだ!!}

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#center(){&sizex(5){&font(#a0d8ef,b){ん〜!!!!スーパーー!!!!}}}



[[漫画]]『[[ONE PIECE]]』の登場人物。


#openclose(show=●目次){
#contents
}


*【プロフィール】
本名:カティ・フラム
通称:&ruby(サイボーグ){[[鉄人>改造人間(サイボーグ)]]}フランキー
所属:トムズワーカーズ→解体屋『フランキー一家』→[[麦わらの一味]]
役職:社員→親分→船大工([[ジンベエ>ジンベエ(ONE PIECE)]]加入以前は実質的に操舵手を兼任)
[[身長]]:225cm→240cm
[[懸賞金額>懸賞金(ONE PIECE)]]:4400万ベリー(エニエスロビー脱出後)→9400万ベリー([[ドフラミンゴ>ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]討伐後)→3億9400万ベリー([[ワノ国]]編後)
[[悪魔の実]]:なし
所属船:[[サウザンド・サニー号>サウザンドサニー号]]
出身:南の海(育ちは&ruby(グランドライン){偉大なる航路}・前半・[[ウォーターセブン]])
年齢:34歳→36歳
誕生日:3月9日(「サ」イボー「グ」)
[[血液型]]:XF型(現実だとAB型)
[[夢]]:仲間と自分の作った船に乗り、その船が海の果てに辿り着くのを見届けること
初登場:単行本35巻・第329話・『おれの名は「フランキー」』
好きな食べ物:[[ハンバーガー]]、[[フライドポテト]]、[[コーラ]]に合う物
嫌いな食べ物:マシュマロ(硬くないから)、信頼してない者の作った[[カレー>カレーライス]]
得意料理:バーベキュー
好きな季節:春島の夏
武器:バトルフランキー1~37号、フランキー将軍
イメージ動物:闘牛
イメージナンバー:08
イメージカラー:水色
イメージマーク(漫画版):
フランキー 海賊旗
[[リーゼント]]のある[[ドクロ>骸骨/髑髏]]の半分が機械になっており、両端にはフランキーの腕を模したものがある
イメージマーク(映画版):
フランキー 海賊旗 
ドクロ部分がフランキーの横顔で三日月状になっており、後ろの骨がフランキーの両腕を模している
イメージ国:[[アメリカ>アメリカ合衆国]]
イメージ県:[[長崎県]]
イメージの花:アネモネ
イメージ職業:パイロット
家族に例えると:父(チンピラ)⇒ジンベエ加入後「変態ババー」に降格
ニオイ:コーラのニオイ
[[弱点]]:背中(後ろ半分)は普通の肉体、コーラが切れると出力低下
[[CV>声優(職業)]]:[[矢尾一樹]]→[[木村昴]]/[[野田順子]]((海軍のたしぎなどを演じている。))(幼少期)



*【概要】
主人公[[モンキー・D・ルフィ]]の7人目の仲間。
[[海賊]]『[[麦わらの一味]]』の船大工。
外見は青髪リーゼントに鉄剥き出しな鼻と3つにわかれている「けつけつ顎」、肘から下が常人の何倍もの太さがある、ポパイのような腕が特徴。
肉体を機械で改造した&bold(){&ruby(サイボーグ){改造人間}}であり、両腕にある星のマークを頭の上で合わせて&font(#a0d8ef,b){「ん~~~~~……スーパー~~~~!!」}というのが決めポーズ。
口癖は&font(#a0d8ef,b){「スーパー○○」「アウ!!」「今週のおれは〜」}。

*【人物】
一言でいうと&bold(){[[変態>変態紳士]]}。ちなみに本人的には「変態」はホメ言葉らしく、「編隊」などの同音異義語にも反応する。
アロハシャツ一枚にブリーフタイプの海パンという危険な格好((海パンは一張羅らしい))。
ちなみに偶然にも矢尾さんが普段着用してる下着もビキニ型のパンツであるがたま〜〜に穿いてない時がある((原作では穿いてない状態で街を駆け回った))。


#center(){
&sizex(5){&font(#a0d8ef,b){なんのその}}

&sizex(5){&font(#a0d8ef,b){男は裸百貫の}}

&sizex(5){&font(#a0d8ef,b){波に向かって立つ獅子であれ}}
}

#center(){&font(#ff0000){漢だ…}}

一方で、フランキー一家の面々からは信頼され&bold(){“[[兄貴]]”}と呼ばれており、かつて船大工を目指すも挫折するなどして荒んでいた彼等を助けたりしていることから面倒見はかなり良い。
やたらとポーズをとったり、抜群のリズム感でダンスを披露したりする。
代表的なポーズは両腕の&font(#0000ff){★}を斜めに合わせて一つの&font(#0000ff){★}に見せるポーズ。
フランキー一家時代はモズとキウイのスクエアシスターズをバックダンサーにしていた。

変態であるが感性はまとも。
ヤクザならぬ海賊気質な言動と裏腹に涙脆く人情家であり、泣くとウクレレを弾き語りする癖がある。
また泣いている事を指摘されると大抵強がって&font(#a0d8ef,b){「泣いてない」}と主張する。
一味では[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]]や[[ロビン>ニコ・ロビン]]には劣るが常識はあり突っ込みもこなし、子供っぽい[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]]と違い“大人”な考えや物の見方が出来る。((あちらはあちらで年季を感じさせる貫禄を見せることがあるので、“子供みたいなおじいちゃん”といったところか。))
特に、ルフィの感性に合わせられるノリの良さと常識的な判断力、そして長いこと荒くれものをまとめ上げてきたリーダーシップを併せ持つため、ドレスローザ編やFILM GOLDで見られたように&bold(){「ルフィをそれとなく誘導する」能力に関しては実は一味の中でもトップクラス}((ウソップやブルックはノリがルフィに近すぎて抑える力に欠け、逆にナミやサンジは根が常識人なので抑えすぎてしまう面がある))。

スリラーバークでもブルックが抱える秘密を見抜いて質問するなど、他の一味が持たない&bold(){大人の勘の良さを見せつけた。}

[[チョッパー>トニートニー・チョッパー]]を当初、[[ゴリラ>ゴリラ(動物)]]の能力と勘違いしていて&font(#a0d8ef,b){『シカゴリラ』}と呼んでいた。
またブルック加入までは一味の中でも最年長。
[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]を&font(#a0d8ef,b){『麦わら』}、ナミを&font(#a0d8ef,b){『小娘』『姉ちゃん』}、サンジを&font(#a0d8ef,b){『グルグル』}、ブルックを&font(#a0d8ef,b){『ガイコツ』}と呼んだり等、一味に加わってしばらくの間一部の仲間を名前で呼ばなかった。ロビンに対してもスリラーバーク編までは「ニコロビン」と呼んでが、シャボンディ諸島編からは「ロビン」と呼ぶようになった。

あくまで本職は船大工だが武器の開発から細かな装飾までこなせる&bold(){根っからの技術者}であり、麦わらの一味の海賊船[[サウザンドサニー号]]を設計したり、[[スリラーバーク]]にて壊れた材料から美しい橋をコマとコマの間の一瞬で作成する、口煩い家大工からも立派な仕事ぶりに怒り口調で褒められるほど。
一番際立ったのは何といっても&bold(){自分自身}を改造したことだろう((通称の“鉄人”には『ある技能に優れた人』と言う意味もあるので、作者はサイボーグとこれを掛けていると思われる))。
欠点を上げるとすれば芸術技術こそあれどデザインセンスはあくまで自分本位で良くも悪くも子供向けのため、多くのギミックはルフィ含む子供たちにに絶賛される一方、ナミのウェイバーを勝手に改造した時は「あたしゃぁ子供かぁ!」と絶不評であった。
他にも&bold(){前足}が生えるケンタウロスモードや、ライトを目など頭部からではなくよりにもよって乳首から発光させたり、たまに迷走している部分も見受けられる。
因みに、修理した際に使用した工具は、&font(#ff0000){パンツの中}に入れていたらしい。
&bold(){…とりあえず気にするな}

ジンベエが操舵手として加入する前は自ら操舵を行う描写があった。

フランキーを語る上で外せないのはなんといっても荒くれ者どもを%%やかましい言動と共に%%まとめていただけありエンターテイナーの精神も豊富。
実際サニー号に旅の負担を軽減するための小遊具や細かな装飾、従来の鮮魚維持施設を上手く利用し魚類鑑賞設備に転用するなど心遣いも隅々までいき届いている。
また、サニー号には小舟を収納する場所がある。
そこには先代の船『[[ゴーイングメリー号]]』を模したミニメリー号が収容されており、船員全員から大好評。
皮肉屋のゾロにさえ「最高の心遣い」と言わしめた。

夢は『造った船の船員になり、その船が最果ての地“ラフテル”にたどり着くのを見届ける』こと。
後にその船の機動力を十全に生かす事の出来るジンベエが加入した際には大喜びしていた。

*【戦闘能力】
自分一人で改造したので、身体の前半分が機械、手が届かなかった背中や後頭部が生身のサイボーグ。
『[[コーラ]]』を主原動としている。

[[六式>六式(ONE PIECE)]]を駆使する、[[CP9>サイファーポール(ONE PIECE)]]の[[フクロウ>フクロウ(ONE PIECE)]]や[[ドンキホーテファミリー]]の[[セニョール・ピンク]]を倒したり、[[王下七武海]]の[[ゲッコー・モリア]]が作り出した戦闘特化した“将軍[[ゾンビ]]”相手にも、一対多数でありながら善戦するほどで肉弾戦が得意。
麦わらの一味では案外希少な基礎スペックの高さで戦うメンバーの一人であり、[[ゾロ>ロロノア・ゾロ]]や[[サンジ]]にも劣らず、[[麦わらの一味]]の重要な戦力を担う。
素の身体能力自体は非常に優れており、特に2年後の大改造後は[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]最高幹部級と互角に渡り合える程になっているが、
単純な走力は一味で一番遅く、[[SBS>SBS(ONE PIECE)]]によると「体重の重さ」が原因で麦わらの一味で50m走をした場合は最下位になると語られている(前提として風来噴射はナシとしている)。
やはり大量の重火器が体重増加を招いているのだろう。
2年後には、乗り物や自身のキャタピラでこの弱点にも対応している。

近、中、遠距離それぞれに対応する武器を体に埋め込んでおり、能力者ではない故に海や海楼石が効かず、あらゆる状況で戦えるオールラウンダー。
また、体が鉄で出来ているため鉄砲や[[地雷]]、斬撃はあまり効かない((本人いわく、多少は痛いし血が出るがほとんど効かない))。
一方、前述の通り改造する際に手が届かなかったため生身のままの背中が弱点であり、[[武装色の覇気>武装色の覇気(ONE PIECE)]]は会得していないため[[自然系>自然系悪魔の実]]能力者は苦手としている。
『[[JUMP ULTIMATE STARS]]』では電気が苦手という弱点が設定されているが、今のところ作中で雷使いと戦ったことはないため、これが原作にも共通する弱点なのかは不明。


**◆戦闘力(偉大なる航路編)
前半分は鉄並の硬さだけあってタフで、パワーも列車の座席をもぎ取る程の馬鹿力。

アニメの[[スリラーバーク]]編ではパイレーツドッキング6“ビッグエンペラー”披露の際にではつい「やぁああってやるぜ!!!」と言っちゃったことがある。

『[[コーラ]]』を主原動としていることから、コーラが切れると武器のほとんどが使えなくなる((減少度合いはリーゼントの垂れ下がり方で確認できる))。 
コーラ以外の飲み物を与えると、人格が変わり口調や髪型が面白いことになる。
・野菜ジュース:リーゼントが[[玉ねぎ>タマネギ(野菜)]]型:→新鮮一番お野菜パンチ 
・[[お茶]]:リーゼントが[[温泉]]のマーク→農夫っぽくなる
・[[紅茶]]:リーゼントが七三分け→紳士風に(アニメでの描写)
かくなるうえはチョッパーならずとも、同じ炭酸であるサイダーやソーダ、ラムネではどうなるのか試したいところ。
一応沸騰した紅茶で意識を取り戻している場面を見るに厳密にはコーラではなく蒸気や圧縮空気の類がエネルギー源となっているようだがあくまでコーラに拘っている。
[[空想科学読本]]では「コーラはサイボーグたるフランキーには物凄くエネルギー効率が良い」という結果を出しており、計算的にはフルパワーで動くなら3本で普通に足りるとのこと。&s(){[[炭酸抜き>「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」(グラップラー刃牙)]]じゃなくてもいいらしい。}
また同書では、もし常人がフランキー並みの勢いでコーラを飲んだ場合に、カフェインの過剰摂取で起こりうる現象に関しても考察されている。
①疲労回復:フランキーの異常なスタミナを考えればわからんでもない。
②心肺機能の上昇:まあフランキーなら血色が悪いと言う事は無いだろう。
③精神的興奮、不眠:涙もろく、即興で歌まで奏でるほどである。
④利尿作用:戦う上でこれはまずかろう。なるべく排泄しやすいようにすべきだ。&bold(){だからズボンはかないのか。}
⑤タンパク質の消化促進:作者の柳田氏は失念していたが、フランキーの好物はハンバーガー。納得がいく。
とまあ、このような作用がある上、我々常人がフランキーみたいなペースでコーラを開けると炭酸や糖分の過剰摂取による&bold(){成人病}もあり得るので、あくまで嗜む程度に留めよう。

因みに、腹にコーラを冷やす冷蔵庫があるせいで冷え性らしい。

***技(偉大なる航路編)
仕込んだ武器によるものがほとんど。

・ストロング&ruby(ライト){右}
右腕に仕込んだ[[ロケットパンチ]]。手と腕は[[鎖で連結されている>ネオゲッターロボ]]ためターザンロープ代わりにしたりもできる。

・ストロングハンマー
右手のカバーを外し、鉄拳を露出させた状態で[[パンチ>パンチ(技)]]を繰り出す。
強力な物理攻撃だが、相手が一定以上の基礎戦闘力の持ち主だと効果が薄いようで、[[ネロ>ネロ(ONE PIECE)]]や[[フクロウ>フクロウ(ONE PIECE)]]には十分ダメージを与えることが出来たが、流石に、[[ロブ・ルッチ>ロブ・ルッチ]]相手には効果がほとんどなかった。

・アルティメットハンマー
登場初期の最強技で、ストロングハンマーの強化版。
「フランキーケンタウロス」で相手を拘束し、右腕で渾身の一撃を叩き込む。

・ウェポンズ&ruby(レフト){左}
左腕に仕込んだ銃砲。手首から先が展開し、手首の根本部分に銃口が現れる。
左手は掌のシャッターが開きスコープとして使用するが、劇中ではもっぱら乱射している。
弾帯を外部から接続し、通常とは異なる弾頭を発射する事も可能。作中では対海獣・海王類用の迫撃砲弾((名前だけ聞くと凄い兵器みたいだが、迫撃砲とは歩兵でも運用できるほどの極シンプルな構造の大砲であり、そこから発射される「迫撃砲弾」とは単純な榴弾、早い話が誘導装置も推進装置も無い「砲弾の形をした爆弾」のようなものである。流石に現代の迫撃砲弾は多様化しているが昔は単純に手榴弾を砲に詰めて打ち出すような兵器だった。))を使用していた。

・ビーンズ&ruby(レフト){左}
左腕に仕込んだマシンガン。前腕部分を軽く捻る事でせり上がる様にして4つの銃口が現れる。
基本的にはザコ散らし用の[[装備]]で、一般海兵程度はこれの連射で蹴散らせる。
フクロウ戦中盤ではコーラ不足で不発に終わった。
「ビーンズ・左」と呼称されていたのは初期のみであり、それ以降は「ウェポンズ・左」と呼んで使用しているシーンが多い。

・アウチフィンガー
左手の人差し指に仕込まれた拳銃。
[[ネロ>ネロ(ONE PIECE)]]戦にて不意打ち的に使用したが躱された。

・フレッシュファイア
口から[[火]]を吹く。

・マスターネイル
口から無数の釘を乱射する。

・フランキーBOXING
ボクシングの様な構えから連続パンチを繰り出す。
両手が文字通りの鋼鉄なので威力は十分。

・70mm口径コーラ砲 &ruby(クー・ド・ヴァン){風来砲}
初期の[[必殺技]]。
専用のノズルを両腕に装着、コーラの炭酸を空気と混ぜて超高圧の空気弾を発射する。
ガレーラカンパニーのガレオン船と造船用の巨大クレーン((巨人族の中でも特に屈強なエルバフの戦士が2人がかりでようやく動かせるサイズ・重量を誇る。))を一撃でなぎ倒すほどのとんでもない威力を誇るが、コーラの消費が激しい。
ある程度威力を調整することも可能で、威力を大幅に下げた「0.2コーラ砲 ちょっと風来砲」や、最大威力の「MAX1.5コーラパワー 風来砲」を使用した事もある。
威力に対応する数字はコーラの消費本数と思われる。
名前はフランス語で「突風」「空気弾」を意味する「coup de vent」と「風来坊」の掛詞と思われる。

・1.0コーラ砲 &ruby(クー・ド・ブー){風来噴射}
尻から放つ風来砲のバリエーション。つまり[[屁]]なので臭い。[[エニエス・ロビー]]の衛兵や役人は悪臭のような反応を示していたが、アニオリで[[ウソップ]]は「コーラの匂い」と評していた。
主に高速・長距離移動用の技。
使用の際には下腹部がゴムゴムの風船の如く大きく膨らむ。
その何とも言えない間抜けさと異様さに戸惑う周りの敵らに対して「3km四方を巻き込んで自爆する」とハッタリを効かせて追い払ったことも。
ちなみにこの発展系として、サニー号に搭載された「ガオン砲」と「&ruby(クー・ド・バースト){風来バースト}」が存在。
サニー号のガオン砲は発射エネルギーに加え反動を打ち消すのに風来バーストも併用する為ヒジョ〜〜〜にコーラ消費が激しい。

・フランキートライアングルジャッカー
モミアゲを投げつける。カッターなので斬れる。
なおモミアゲは投擲後すぐにせり出す様にして再生する。

・フランキーデストロイ砲(アニメではフランキーデストロイ&bold(){ヤー}砲)
両肩の[[大砲>大砲(兵器)]]。
使用時に砲口がせり上がるため使うと&bold(){脱臼し、激しい痛みを伴う}ためあまり使いたがらない。
彼曰く&font(#a0d8ef,b){「追跡弾頭を発射する」}との事だが、実態は&bold(){自分で敵を追いかけながら撃つ}というだけの話で、弾頭に誘導機能は無い。
フクロウに対して使用したが、後ろを向いてただ走って逃げるだけのフクロウに&b(){全く当たっていない}など、むしろ命中精度はかなり低い。

・新鮮一番!! お野菜パンチ
体内冷蔵庫に野菜ジュースが格納された状態で繰り出したパンチ。
&b(){ひょろおおお}という情けない効果音に違わず、威力は皆無。

・ホシ・シールド
左腕を展開して[[盾]]にする。

・ヘビーヌンチャク
[[スリラーバーク]]編で持参した棘付きの鋼鉄((脱線するが、『ONE PIECE』世界において「鋼鉄」というのは「鉄」とは明確に区別されており、現段階では大量生産が難しい貴重な建材という扱いである。従って、そんなものでヌンチャクを自作(?)したフランキーはやはりハイレベルな技術者と言える。))製ヌンチャクを、大理石の柱に突き刺して更にぶっとくした代物。
その圧倒的な質量での物理攻撃で、巨体を持つタラランをボコボコにした。
後にゾロも[[刀]]を突き刺す形で拝借した。以降はスリラーバークに置いてきた模様。もしかして刺したはいいが抜けなくなったんじゃ…。

・フランキー&ruby(スカイウォーク){空中散歩}
大量の木板を材料に&bold(){即席の階段を作りながら駆け上る}という形で疑似的に空中を歩行する。
あくまで即席であるため強度は皆無で、一応フランキー自身と木板を背負うチョッパーの体重を支える程度はあるものの作ったその場から倒壊が始まっており、空中に留まれる時間は極僅か。
彼の超人的大工技術があってこそ成せる業である。

・フランキーバタフライ
ダイナミックな動きの泳法。
要は&b(){ただのバタフライ}だが、&bold(){鋼鉄の肉体に武器やギミックを満載した身体で普通に泳げる}というのはある意味特筆に値するだろう。
なおバタフライかは不明だが、再改造により大幅にサイズアップした2年後でも泳げるらしい事は判明している。((「カナヅチになるのはゴメンだ」と悪魔の実を食べる事を断る(≒食べなければカナヅチではない)というやり取りがある。))
何気に一味のメンバーで明確に「泳ぎが得意」とされているのは少数派(サンジは[[水中戦]]の機会が多めで、ジンベエは言わずもがな水中がホームグラウンドだが、他はカナヅチばかりの能力者と、あまり水中に行く機会がないゾロ、ウソップ、ナミと遊泳能力が不明な面子ばかり。海賊団なのに((ゾロはドラム島で寒中水泳する場面があるため得意かはともかく少なくともカナヅチではない。)))。

・フランキー&ruby(インビンシブル){無敵}
弱点である背中をカバーするために&b(){仰向けに寝転がる}。
弱点を補うどころか無防備を晒すだけの姿を前に、相対していたネロは原作では完全に&b(){かける言葉を失い}、アニメ版では続いて悪ふざけとしか思えないその様に&b(){攻撃するでもなく「真面目にやるっしょ!!」と地団太を踏みながら憤慨}していた。
実際真面目にやっていた訳ではなかったのかすぐに起き上がっている。

・フランキーケンタウロス
「&b(){変~~~~体!!!}」の掛け声(ネロは&b(){「変態」}を連想し頷いていた)と共に下半身を前後に分割、ケンタウロスの如き四足歩行形態に変形する。&b(){しかし上半身は後ろ足側}。
見た目は珍妙だが四本に増えた脚で敵に組み付いた際の拘束力は侮れない。
特に意味もなくケンタウロスになり&b(){海兵を追いかけ回して怯えさせた}場面も。

・パイレーツドッキング&ruby(シックス){6} 巨大ロボ戦士「ビッグ&ruby(エンペラー){皇帝}」
チョッパー・ウソップ・ゾロ・サンジ・ロビンとの[[合体技]]。ウソップとチョッパーとは事前に打合せをしていたらしく「&ruby(タクティクス・フィフティーン){戦略の15}」と呼んでいた。ゾロとサンジも何が何だか分からないまま付き合わされた。
頭にチョッパー、右腕にウソップ、左腕にロビン、右足にゾロ、左足にサンジが組み付く。
ロビンが&b(){「人として恥ずかしい」}との理由で拒否したため不発。その反応を前にフランキー、ウソップ、チョッパー、そして何よりオーズは心底がっかりしていた。ウソップ曰く「ルフィならやってくれた」。
&s(){完成すると関わる6人の&b(){ほとんどの武器と技が使えなくなる}ため完成したところでどれだけ役に立つかは疑問}
アニメ版ではスタッフのおふざけか異様に力の入った演出になっていた。
また、ゲームなどではロビンの代わりにルフィが[[合体]]した「完全体」を披露している。&s(){能力的にも多分ロビンが合体するよりは強い。}

・フラッパーゴング
チョッパーとの[[合体技]]。
チョッパーの「重量ゴング」と同時にパンチを繰り出す。

・ニー・クラッシュ
ゾロとの合体技。
同時に膝裏を攻撃する。要するに大規模な&bold(){膝カックン}。

・鉄人彗星
ウソップとの合体技。
ウソップの巨大[[パチンコ]]「クワガタ」でフランキーを射出する。

・スーパーサイズ火の鳥星
ウソップとの合体技。
ウソップの「特用油星」にフレッシュファイアを放ち、「火の鳥星」より遥かに巨大な火の鳥を発射する。


**◆戦闘力(新世界編)
新世界に入るまでの2年間ではバルジモアの研究所にて自身を再改造。自称&font(#a0d8ef,b){「アーマードフランキー」}。
アロハと海パンスタイルはそのまま、体躯がメカメカしくなっており、特に完全にロボな巨大な両腕が目を引く(肩にはBF-37の文字)。
地味に2年前は物理的に手が回らなかった背中側の改造も行われている。
拳の中には作業用アームが仕込まれており、ウソップが心配した「巨大な手では繊細な大工仕事は難しい」点もしっかりカバーされている。
また、コーラ切れも万国編時点まで起こしていないなど燃費も良くなったかコーラの搭載量が増えた様子。

[[セニョール・ピンク]]との戦いでは、彼への男としての敬意から武装ではなく真正面での殴り合いにこだわり勝利するという実力も見せた。

***技(新世界編)
・フランキーニップルライト
両乳首が光るライト。明かりが強い「&ruby(ニップル){乳首}ライト・スペシャル」も存在。
主に夜間や暗所探索の他、至近距離で放ち相手の目くらましに用いられる。

・フランキー&ruby(キャノン){大砲}
デストロイ砲の改良型と思われる。
両肩の肩甲骨辺りのカバーが展開し、片側1門、両肩2門の大砲がせり出し発砲する。

・フランキーロケットランチャー
デストロイ砲の改良型と思われる。
肩に仕込んだ3発のロケット弾を引き出して展開し発射する。
威力は巨大なクラーケンの[[触手]]も止めてしまうほど凄いが、弾速はそこまででも無いようで、[[セニョール・ピンク]]との戦いではそこら辺にいたモブにすら躱されている。
『[[ONE PIECE FILM GOLD]]』ではこれの応用で両肩の紐のついた6つのスッポンを発射し吸着させ壁をよじ登る「フランキースッポン・ロケット」を披露。
『[[ONE PIECE FILM RED]]』では5連装になっていた。
同作では肩部の形状そのものが変わっていたため、肩部ユニットごと取り替える事が可能なのかもしれない。

・フランキータンク
両足のすね部分のキャタピラを展開し、正座の形でキャタピラにより走行する。
フランキーの普段の足の遅さを補う技。

・ストロング&ruby(ライト){右}
引き続き装備。
分割位置が変更されており、手首から先が分離するようになった他、手首と鎖の接続部分に炎の様な意匠の飾りが追加されている。

・ウェポンズ&ruby(レフト){左}(大砲)
引き続き装備。
以前と大きな違いは無い。

・ウェポンズ&ruby(レフト){左}(機関砲)
引き続き装備。遂に全く「ビーンズ左」の呼称で使用しなくなった。
アーマード化後は展開方式が変更され、左手の人差し指から小指までの指の付け根のカバーが開き、そこから銃口が展開する様になった。

・アウチフィンガー
引き続き装備。
『[[ONE PIECE FILM RED]]』にて使用描写があるが、身体に隠れているため以前からどのように変化したかは不明。

・&ruby(クー・ド・ヴァン){風来砲}
引き続き装備。
ジョイントを接続する事なく、片腕で使用できるようになった。
必殺技の地位はラディカルビームに譲っているため出番が減っており、少々地味になった。

・フランキーイヤー
生まれつき耳はいい方

・フランキーサウスランドスープレックス
相撲のごとく正面から相手の胴体をつかみ、後方へ頭から落ちるように投げ飛ばす。SMILE工場長キュイーンに使用。

・フランキーアイアンBOXING
おそらくフランキーBOXINGの強化版。連続パンチを繰り出す。
[[セニョール・ピンク]]戦で披露。
『[[ワンピースパーティー]]』では[[サンジと入れ替わった>トラファルガー・ロー]]際、(素手で殴るのは[[料理人]]であるサンジに悪いと考えたからか?)ベアナックルを付けて使用した。

・フレッシュファイヤー
引き続き装備。
以前と大きな違いは無い。

・フランキーファイヤーボール
フレッシュファイアの改良型。火の玉を吹く。
射程・精度もかなりのもので、牢獄に捕らえられた状態でも鉄格子ごしに遠方の戦艦の残骸を正確に撃ち抜いた。

・フランキーラディカルビーム
アーマード化した後のフランキー本体最強技。
風来砲の構えから[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]や[[黄猿>黄猿(ONE PIECE)]]と同じ性質の&bold(){[[レーザービーム>ビーム/レーザー]]}を放つ。
発射には両手を揃える構えを取る必要がある。
『FILM RED』では回転しながら四方八方にビームを放つ&b(){「ラディカルビーム&ruby(ジャイアントスラローム){大回転}」}を披露した。

・フランキーエアバッグ
SBSで明かされたフランキー初の背面装備(?)で、後頭部と腰に仕込まれた巨大なエアバッグ。
アーマードフランキーはその巨大な両腕故に「&bold(){横になった時に背中が地面に付かない}」という弱点を抱えているが、これで体を支える事で快適な睡眠が可能になる。

・ストロング&ruby(インパクト){”衝撃”} &ruby(ライト){右}
未来島エッグヘッド編で初使用。
ストロング右の強化版で、不死身の敵を吹き飛ばすルフィを%%「ルフィの息の根を止める気で押せェ!!!」と言いながら%%手助けした。”衝撃”とついているためルフィにもダメージが通っている可能性がある。

**◆フランキー将軍
新世界編の直前、バルジモアで学んだ[[Dr.ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]の技術を利用して造り上げたバトルフランキーシリーズの38号。
ソルジャードックのチャンネル4と5に[[バイク]]「クロサイFR-U4号」と[[戦車]]「ブラキオタンク5号」を搭載、この合体形態としてベガパンクが夢見ていた「合体ロボ」を、あの[[ワポル>ブリキのワポル]]が生み出した&bold(){形状記憶合金「ワポメタル」}の導入によって実現させた。
少年心くすぐるその[[戦隊>スーパー戦隊シリーズ]]ロボの如きフォルムにはルフィやチョッパー、パンクハザードの男の子達や海軍G-5の男衆、挙句の果てには&bold(){ローまでもが}一様に目をキラッキラさせて大興奮していた。
しかし&bold(){女性陣にはすこぶるウケが悪く}、どんなにカッコイイ変形を披露しても真顔でスルーされる。

見た目はフランキーそっくりで、腹に一味のマークが書かれている。リーゼントは[[ドリル]]。
色々と冗談のような存在だがその戦闘力は非常に高く、[[七武海>王下七武海]]幹部である[[ベビー5&バッファロー>ドンキホーテファミリー]]のコンビをギャグのような応戦をしながら一蹴してしまった。

鋼鉄(しつこいようだがONE PIECE世界では鉄と鋼鉄はry)の巨体はそのまま破壊力となり、装甲は能力者二人の連携でやっと一部を貫けるほどに頑強。
アニメ621話では、手持ちの[[ガトリング砲]]やバズーカをぶっ放す[[ベビー5]]がそれでも無傷の将軍を見て「パシフィスタでも傷の一つもつくはずなのに!」と驚いている。
武器の化身のようなブキブキの実単体では傷つけられなかったあたり、少なくとも&bold(){携行できる兵装では破壊不可能}な模様。
原作983話では、囚人採掘場で鉄の扉すら容易に破壊して見せた&bold(){[[シャーロット・リンリン>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]に怒った状態で殴られた}ブラキオタンクが、変形スイッチが誤作動する程度でダメージなしにしのいでいる。
アニメ999話では、[[百獣海賊団]]の[[ナンバーズ>巨人族(ONE PIECE)]](並みの巨人の倍の体躯!)にブラキオタンクが何度も踏みつけられても&bold(){ほぼ何事もない}姿を見せていた。

映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』では&bold(){改造プロトタイプの[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]軍団を一蹴}する実力を見せた。
また、&font(b,purple){シノクニ}が充満した島内を平然と歩いても表面に毒ガスがつくくらいで無事であり、特殊な環境下での活動もバッチリらしい。

とはいえ新世界の猛者達相手にいつまでも無敵でいられた訳ではなく、[[飛び六胞・ササキ>ササキ(ONE PIECE)]]との対決では大破した。
その後修復している。

***フランキー将軍の攻撃方法
・フランキーの攻撃
腹のコクピットから乗り出して自分に仕込んだ武器で攻撃。
それするなら最初から降りて戦えよというツッコミはなしで。
[[魚人島]]編ではほとんどこれだった。

・&ruby(ジェネラル){将軍}おもみ
前方に倒れ込むようにして敵にのしかかる。
……ようは&bold(){単なる押し潰し}なのだが、巨体ゆえに喰らえば無事では済まない。

・略奪者の剣「フラン剣」
背中に背負った巨大な刀。
&bold(){「勝利のVフラッシュ」}という技で[[敵にV字の傷をつける斬撃>超電磁マシーン ボルテスV]]を放つ。
それなりにしっかりとした作りらしく、回転して威力が増した&bold(){&ruby(エスパーダ・ガール){剣女}}を受けても目立った損耗はなかった。
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』では改造プロトタイプの[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]の腕をぶった切る威力を見せた。
剣の切れ味や耐久力は以上のように本物だが、本人はあまり剣術に精通しておらず、ササキとの戦いでは、ササキの攻撃の苛烈さの余り折れてしまった。

・&ruby(ジェネラルあしもとデンジャラス){将軍足元危険}
[[剣]]を低く構えて高速回転する。剣での足払い。
&bold(){セコい}。セコいが将軍自体の規模的にシャレにならず、跳んで避けざるを得ない。
そして[[空中に跳んで回避できない所をフランキーが攻撃するコンボ>道化のバギー]]へと繋がる。月歩や[[飛行能力]]のない相手にはキツい。

・&ruby(ジェネラル・レフト){将軍の左}
ウェポンズ左の将軍バージョン。左手から銃砲を連射。

・&ruby(ジェネラルだいじょうぶ){将軍大丈夫}
被弾に際し、「&font(b,#afdfe4){ジェネラルだいじょーぶ!}」と声高に叫ぶことで健在を示す。……&bold(){だから何?}
フランキー将軍の無敵じみた防御力を象徴するものとして印象深い、&bold(){ムダに。}

・&ruby(ジェネラルシールド){将軍の盾}
肩のパーツを取り外して盾にする。のだがサイズが小さく、&bold(){腕の幅よりも小さい}ため殆ど用をなしていない。
もともとも盾抜きにして無敵じみた防御力を標準で備えているのもあって「そもそもそれいる?」状態。

・&ruby(ジェネラルシールド){将軍の盾}ブーメラン
上記の将軍の盾を投げて(半ばヤケクソ気味に)攻撃する。
もちろん[[ブーメラン]]の如く返ってくるわけもなく((描写が追加されたアニメ版では一度手元に戻ってきている。))&bold(){ただ投げただけ。}
%%ベビー5「ヤケクソかァ!!」%%

・&ruby(ジェネラル){将軍}ランチャー
肩パーツの盾を外し、両肩の砲台から砲撃を連射する。
[[百獣海賊団]]ギフターズ装甲部隊を苦戦させる威力。

・&ruby(ジェネラル){将軍}スープレックス
相手をつかんで後方へ投げ、相手の頭から地面に叩きつける。

・&ruby(ジェネラル・キャノン){将軍砲}
&bold(){出張版ガオン砲}の異名を持つ、フランキー将軍最大の技。



*【来歴】
**過去

本名は&bold(){カティ・フラム}。

10歳の頃、海賊の親に捨てられ、ウォーターセブンの船捨て場にて師匠の[[トム>トム(ONE PIECE)]]に拾われる。
この頃から既にガラクタで大砲を作ってしまう程の生粋の技術者の一面を持っていた。

兄弟子の[[アイスバーグ>アイスバーグ(ONE PIECE)]]と共に喧嘩しながらトムの下で造船技術を学びながら育っていき、バトルフランキーと名付けた戦艦をいくつも造り出した。
厳重に管理したわけでもない戦艦をいたずらに増やす様はアイスバーグから苦言を呈されており、実際後の悲劇につながっている。

因みに、[[ロジャー海賊団]]の面々がウォーターセブンを訪れた際、フランキーもロジャーには遭遇しなかったものの[[光月おでん>光月おでん(ONE PIECE)]]と会話するというニアミスを果たしている。


ある日、トムが“海賊王”[[ゴールド・ロジャー]]の海賊船“オーロジャクソン号”を製造した罪で裁判にかけられる((当時、ロジャーに関わった人物は皆裁判にかけられていた。))。
だがトムは裁判長に『寂れゆくウォーターセブンを活性化させる海列車を製造する』という誰も想像だにしないまさかの前代未聞の条件で釈放を要求。
だがワンピース世界では数少ない人間らしさと良心も残っていた高官職の裁判長であったこともあり、これを聞き入れ10年の執行猶予を言い渡される。
だが釈放されあわよくば無罪になるかもしれない可能性を得た喜びより、
この時のフランキーは何故トムが罪を背負わねばいかないのか、何故造船家達から疎外されなければならないのか、
なによりそれに無頓着で能天気で超楽観的で笑顔を絶やさないトムを理解できず完全にイラついていた。

10年後、トムズワーカーズによる根気強く続いた開発努力によって見事に海列車は開通。
トムの言葉通りに街に活気が戻ったとして裁判長はトムを無罪放免にしようとした。

が、当時『海賊時代を終わらせる兵器』として注目されていたプルトンの設計図を持っていると、CP5の[[スパンダム>スパンダム(ONE PIECE)]]から目をつけられる。
トムが設計図を持っていると確信したスパンダムは部下と共に廃船島にあったバトルフランキー号で裁判所を襲撃。
表向きはフランキー、アイスバーグ、トムが容疑者として捕らえられる。

スパンダムの差し金とはいえ自分が作った船で人々を傷付けてしまったことに悲憤し、「あんなもんはおれの船じゃねえ」と吐き捨てるが、
それまでどんなことがあっても笑顔を絶やさなかったトムにこのことには初めて殴られ、「自分の作った船に、男はドンと胸を張れ!!」とはじめて叱責される。

トムはアイスバーグとフランキーを庇い『海列車を造ったことで罪を消すなら今日(司法船襲撃)のことにしてくれ』と懇願。裁判長はこれを聞き入れ、トムは悲憤するフランキーの代わりに銃に撃たれながらスパンダムを殴りつけ、エニエス・ロビーへ連行される。

フランキーはスパンダムを全力で殴り、更にエニエス・ロビー行きの海列車を止めるべく我が身を顧みずに奔走するも、止めるどころか列車に轢かれ重傷を負ってしまう。
表向きはこの事故によって死亡扱いとなるが、漂っていた廃船に辿り着いたフランキーは鉄屑で自身に改造を施すことによりなんとか生き延びた。
また、無責任に作っては放置したバトルフランキーが恩師を死に追いやった事の反省と自戒の念からフランキーは造船を止め、戒めと誓いの証として、&b(){&color(red){自分自身}}が最後のバトルフランキーであることを示す「BF-36」のタトゥーを肩に入れている。

4年後、ウォーターセブンに戻りアイスバーグと再会。この時、プルトンの設計図を託される。
アイスバーグはウォーターセブンを去るよう助言したが、フランキーはこれを拒否(ウォーターセブンへの愛着は勿論のこと、「設計図を渡したくても渡せない」状況がアイスバーグにとって危険な為)。
代わりにウォーターセブンの荒くれ者達を集めフランキー一家を設立。
解体業と平行して[[賞金稼ぎ>賞金稼ぎ(ONE PIECE)]]を営み、ウォーターセブンの裏社会に秩序を作りつつ、訪れた海賊達を捕まえるなど陰ながら街を守っていた。

**◇超新星編
***ウォーターセブン~エニエス・ロビー編
夢の船を造るための材料「宝樹アダム」の材木を裏ルートで購入するための資金として、子分に[[ウソップ]]を襲撃させ2億ベリーを強奪。それに責任を感じてアジトに単独で乗り込んできたウソップを一蹴し、意識を失うまで子分に暴行を加えさせた。
心身ともにボロボロになった彼に追い打ちをかけるようにメリー号が修理不可能である現実が突きつけられ、それを受け入れようとする仲間達への反発と、自身が一味の足手まといでしかない事に負い目を感じたウソップはルフィとの決闘の果てに一味を脱退してしまう。
ルフィもまた、ウソップが一人で抱える苦悩に気付けなかった償いのため、彼の敵討ちを誓う。
そうした複雑な因縁が原因となり、麦わらの一味とは当初は敵対していた。


目的を果たして翌朝にフランキーハウスに帰還するも、ウソップに対する仕打ちに激怒した一味によってフランキー一家の全滅とハウスの完全崩壊を目の当たりにして憤慨。街中でルフィと邂逅するとすぐに戦闘に突入するが彼をアイスバーグ襲撃の首謀者と見做した船大工たちの乱入もあり、中断を余儀なくされる。
その後、酒場でココロと会話する中でアイスバーグの襲撃にはCP9が関与している事や麦わらの一味の無実を察する。一方でルフィとの決着が有耶無耶にされた事には納得がいっておらず、彼を誘き寄せる為にウソップをメリー号ごと拉致する。アニメではその経緯が補完されており、船の修理に没頭するウソップが街の混乱や一味の置かれている状況、更にはアクアラグナの接近すら知らない事を察して呆れていた。前日の因縁を感じさせない程にウソップと会話を重ねていく中、船の限界に気付きながらもどうしても別れを認められない彼の複雑な心情を知ると、ウソップが空島で見た船を修理してくれた謎の人物の正体が「クラバウターマン」という船の化身であったことを伝える。だが、命が宿った船の廃棄に妥協できず、劣等感や決闘の事実を口実にしてかつての仲間たちから目を背けようとするウソップの態度にはさすがに怒りを隠せず、メリー号を思うがために自分や船に無理を強いている事も指摘するが、都合の悪すぎる正論にウソップはますます苛立ちを高めてしまう。
その直後、古代兵器プルトンの設計図奪取を目的としたCP9が襲来し、過去のスパンダム襲撃など政府役人に対する暴行罪もあって、CP9によってエニエス・ロビーへ連行されることになってしまう。
海列車内ではCP9の新入り・ネロの撃破、自身の身と引き換えにロビンを一味と共に逃がそうとする等の奮闘を見せるが、ブルーノのドアドアの能力により振り出しに戻ってしまう。
ロビンと接していくうちに彼女が古代兵器を復活させるような悪魔じゃないと確信を持つようになる。


ロビン救出の為に遥々、エニエス・ロビーまで殴り込みをかけてきた一味の姿を見て、自身の持っていた古代兵器プルトンの設計図を燃やす決断を下し、麦わらの一味に古代兵器復活阻止を託す。その際、自身を助ける為に一味と共にエニエス・ロビーへ乗り込んできた子分達の姿を見て号泣する。
その後、改めて麦わらの一味に積極的に力を貸すことを決意し、CP9メンバーの1人・フクロウの撃破、悪魔の実の能力によって暴走したチョッパーを止める、一味がCP9との戦いに勝利し、勝ち得た海楼石の手錠の鍵を届け、ロビンを解放する等、重要な役割を幾つもこなし、彼の加勢なしでは勝利することは不可能だったと断言できるほどの大活躍を見せる。
トムを死に追いやったスパンダムに対してこれまでの恨みを晴らすが如く殴りかかり、叩きのめすことに成功する。その後、ルフィがルッチを撃破し、脱出を試みようとするも、海軍に囲まれ絶体絶命の危機に、アイスバーグの応急処置のおかげで、一時的に復活し、最後の力を振り絞ったメリー号が救出に来た事で、共にエニエス・ロビーからの生還に成功する。


その後、改めてルフィ達と和解し、礼として&s(){ニューバトルフランキー「ライオンギャングチャンピオン号」}サウザンドサニー号を贈る。
本人はそのまま別れるつもりだったが、フランキーにも懸賞金(当時4400万ベリー)がかかったことを知った子分達がルフィたちに仲間として連れていくように懇願。
本心では加入を望んでいたものの、トムへの償いや子分たちへの不安、ウソップの離脱の一因を作る形で一味に迷惑を掛けてしまった負い目から一度はそれを拒もうとする。が、一味とフランキー一家総出での説得、パンツ強奪リレー、人間大砲、アイスバーグの言葉、あと&b(){ロビンによる玉握り}の結果、仲間になる事を決意。長年の夢であった『自分の船に乗ること』が叶った。&s(){ちなみに、アニメにおけるこのくだりの回のサブタイトルは「さらば愛しき子分達!フランキー&bold(){起つ}」である。もはや起つどころか萎んでるとか言わない}
***スリラーバーク編

戦闘面で目立った活躍は特になかったが、サニー号で一味にブルックの過去を伝える等、重要な役割も果たす。
その後、一味総出で、ルフィの影を入れられたスペシャルゾンビ・オーズと対峙し、撃破した。


***シャボンディ諸島編~修業期間
ルフィが天竜人に暴行したことで、海軍本部大将・[[黄猿>黄猿(ONE PIECE)]]率いる海軍に追いつめられるも、
[[王下七武海]]の[[バーソロミュー・くま]]によって『未来国バルジモア』に飛ばされ、何とか難を逃れる。

年中アロハシャツとパンツの彼だが、極寒の地であるバルジモアの寒さは堪え、病院送りとなり、治療(修理)された。
流石は科学大国バルジモア、フランキーがコーラで動く事に気づいた。が、コーラがたまたまなく、紅茶で動く羽目に。(7:3分けのスーツ姿の紳士だが下は海パン一丁)
と、思いきや[[Dr.ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]の研究所の[[自爆]]スイッチを押してしまい、大破。

外見からしてオーバーホール気味に改修された。


**◇新世界篇
二年後の新世界編からは以前以上に体が凄いことになっていて髪が坊主になった…ちなみに鼻のボタンを3秒押せば髪が生えてくる。自称「アーマードフランキー」。
エニエス・ロビーの一件で過去にけじめをつけたのか、あるいは戒めよりも仲間の力になることを優先した証か、肩のタトゥーは「BF-37」に更新。更にバトルフランキー38号「フランキー将軍」を開発している。

#center{&font(#800080){ロビン「もう人として接する事はできなさそう」}}

当初は頭が坊主のままノリで髪型を変えていたが、魚人島編後は以前同様のリーゼントに戻ったり、モヒカン刈りだったりと場面によって様々。
しかし重要な局面ではやはりリーゼント様の前方に突き出た髪型を取る事が多い。

シャボンディ諸島には一味の中で真っ先に到達しており、サニー号に辿り着いたのも最初。この時船を死守していたくまと遭遇し、後に[[レイリー>シルバーズ・レイリー]]から事情を聞いて一味に「結果的にバーソロミュー・くまは一味にとっての大恩人と同時に次会う時は人格を消された政府の言いなりの殺りく兵器に変貌している」と述べている。

***魚人島編
恩師トムの弟である人魚デンに会い、トムの生き様を語る。「最後まで兄貴は兄貴らしくドンと生きたんだね」と述べた彼にサニー号浮上用のコーティング依頼をする。
その後に騒動から逃げ出したルフィと再会し、元王下七武海ジンベエからフィッシャー・タイガーやオトヒメといった、魚人族と人間との亀裂を埋めようと生涯を捧げた人物たちの過去など魚人島の歴史を伝え聞き号泣。
そんな中で王族抹殺を目論む[[ホーディ>ホーディ・ジョーンズ]]率いる[[新魚人海賊団]]と対決。
新兵器「クロサイFR-U4号」、「ブラキオタンク5号」、「フランキー将軍」で雑兵を蹴散らす中でイカロス・ムッヒと対決し、ラディカルビームで撃破。

***パンクハザード編
船で待機したが[[シーザー>シーザー・クラウン]]の部下によってナミと共に捕まるも、ビームで扉を突破。
館内で誘拐された子供たちを連れて脱出を図るも、[[トラファルガー・ロー]]の能力により仲間たちと肉体と精神がシャッフルされてしまい、フランキーは&bold(){チョッパーの姿になってしまう。}
可愛げが全く無かったためロビンからは酷評されており、更にチョッパー(肉体はサンジ)の忠告を無視して不用意にランブルボールを摂取したため&bold(){即暴走}、
怪我の功名はあったもののルフィから&bold(){クラーケンをぶっ飛ばすような技}で張り倒され気絶してしまい戦線離脱する。(ルフィはフランキーにもチョッパーにも謝っている)
その後、ローとルフィが海賊同盟を結んだので元の体に戻り((だがサンジ(体はナミ)は別行動だったので、フランキーの身体に入っていたナミはサンジに器が変わっただけで嘆き悲しんでいた。その後、ちゃんと元通りになったのでご安心を。))、途中シーザーの罠にはまりまたも投獄されてしまったがローにより難を逃れる。
シノクニ発動後はルフィらと別れてサニー号に帰還。
ミニメリー号の回収を済ませて島の出口でルフィらと合流に向かうがシーザーを回収に来た[[ベビー5]]&[[バッファロー>バッファロー(ONE PIECE)]]とフランキー将軍で交戦し、圧勝。
2人を捕獲する快挙を成し遂げている(2人の旧知であったローはすぐさま2人をドフラミンゴとの交渉のダシにした)。

***ドレスローザ編
[[キュロス>片足の兵隊(ONE PIECE)]]やトンタッタ族と協力し、自身はおもちゃの家で[[セニョール・ピンク]]、[[マッハバイス>マッハバイス(ONE PIECE)]]、[[デリンジャー>デリンジャー(ONE PIECE)]]に加えて海軍と戦うも敵の多さに敗北。
[[シュガー>シュガー(ONE PIECE)]]気絶による国のパニック中に逃げ出してコーラを補充後は工場前でセニョールと再戦。
互いに攻撃を避けない「男の戦い」で煙を発し顔の左半分が損傷する大けがをするもセニョールを打ち破り工場を破壊、トリカゴの収縮を止めるなどの活躍をした。


&font(#a0d8ef,b){「いつかまた…どこかで会ったら 酒飲みながら話してくれよ…! "ルシアン"って女の話…!」}((その後、1021話扉絵で本当に酒を飲みかわし大泣きする姿が描かれている。))


一味がドンキホーテファミリーを討伐したことでフランキーの懸賞金も増額となり、5000万ベリーアップの『&bold(){9400万ベリー』}と億一歩手前まで懸賞金が上がるが、3000万から2億ベリー((3000万はそげキング名義のため、ウソップとしては初めてでコレ。))と大幅上昇し、億越えの仲間入りを果たした、ウソップに嫉妬していた。この時、手配書の写真がフランキー将軍の物へと変わっている。


***[[ゾウ>ゾウ(ONE PIECE)]]編

バルトロメオの船でゾウに到着。
先に着いていたナミ達からモコモ公国で起きた百獣海賊団との交戦と、サンジが[[ビッグ・マム海賊団]]の連れ去られた話をきく。
[[錦えもん>錦えもん(ONE PIECE)]]らのワノ国の者たちの正体と旅の目的を聞いた後は、サンジ奪還はルフィ達に任せて自身はゾロ、ウソップ、ロビンと共に一足先にワノ国に向かった。


***ワノ国編
****第一幕~第二幕
錦えもんから「カイドウの屋敷を建設した港友棟梁から屋敷の設計図の入手」を受けて彼の元でとび職で働くも目的であった屋敷図を港友は既に売却したと言われ、喧嘩別れをした。
錦えもんに報告後、他のメンバーのサポートに回り、羅刹町でのオロチ軍との乱闘後は、仲間になった[[アシュラ童子>アシュラ童子(ONE PIECE)]]が密かに集めていた廃船の修理を請け負う。気合を入れ過ぎたのか必要以上に修理してしまったが、決戦当日にはそのおかげで敵の目を欺くことに成功した。

****第三幕
ブラキオタンクをウソップとチョッパーに任せて、ブルックと共にクロサイに乗って島内に侵入。
討ち入り直後に[[ビッグマム>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]に殺されそうになったナミの前に颯爽と駆け付けてはビッグマムの顔面に[[バイク]]の車輪を直撃させてダウンさせた。
起き上がったビッグマムに対しては恐怖をみせずにビームをお見舞いしようとしたが、ブラキオタンクを持っては乱暴に振り回す四鬼も激怒してビームをぶつけてウソップとチョッパーを助けた。

フランキー将軍になった後はジンベエの指示でナンバーズの八茶を引き付けるためにライブフロアから右脳塔まで逃亡。
逃亡先でヤマトと遭遇し、ルフィと共闘してると聞くとモモの護衛を託して自身は[[百獣海賊団]]飛び六胞の[[ササキ>ササキ(ONE PIECE)]]と交戦。
古代種の能力者であるササキの頑丈さと奥の手に将軍は遂に大破してしまうが、それを囮にして零距離のラディカルビームで勝利を収めた。
ササキに勝利後はゾロの身を案じて屋敷の外へと向かい、副作用で動けない状態で島の崩落で落ちそうになったゾロを助けた。


決戦後はウソップと共にサニー号とフランキー将軍の修繕をし、宴にも参加し、宴を終え、ロビンが「プルトンはワノ国にある」という言葉を聞いた時には「まさかあんなものがこの世にあるとは」と戦慄していた。


カイドウ率いる百獣海賊団を討伐し、船長ルフィが新たに四皇になったことでクルーであるフランキーの懸賞金も3億ベリーアップと、大幅に増額し、『&bold(){3億9400万ベリー}』と念願の億越えを果たす。しかし写真はフランキー将軍の物からなんと、サニー号の物へと変わってしまい、ますます本人の正確な人相から離れてしまい、憤慨していた。

***未来島エッグヘッド編
憧れの科学者であるDr.ベガパンクと遭遇し、エッグヘッドに上陸して島の未知なる文明や技術に目を輝かせていた。
[[CP-0>CP-0(ONE PIECE)]]がベガパンク暗殺の任務を受けたことによる彼らの介入や、&ruby(ステラ){本体}の突然の失踪などの様々なトラブルが起こり、ウソップと&ruby(リリス){悪}、&ruby(ヨーク){欲}と共に本体の捜索に当たる。道中倒れている&ruby(エジソン){想}を発見するが、想を攻撃した犯人である新型パシフィスタ“セラフィム”の内の一体であるS-スネークが突如攻撃を始まる。
体の半分を石化されてしまい身動きが取れなくなり絶体絶命の状況に追い込まれる。

だが翌日、ルフィによる機転により石化が解かれ、他の一味とも合流しており首謀者の欲を制圧していた。
脱出の準備をルフィ達と進めるが、研究層に侵入してきた[[黄猿>黄猿(ONE PIECE)]]による妨害を喰らう。
その際、黄猿に蹴り飛ばされて[[ボニー>ジュエリー・ボニー]]がフロンティアドームの外に落下した為、ベガタンクにしがみ付きベガパンク達と共に救助に向かう。だが、黄猿のレーザーにより雲の道が途切れ、ベガタンクが落下し投げ出されてしまう。
更に、[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]のサターン聖の介入によりボニーが捕えられてしまい、サターン聖の能力で身動きが取れず窮地に陥ってしまう。
だが、突如エッグヘッドに来たくまがサターン聖を殴り飛ばした事で金縛りが解除されサンジと共にサターン聖に抗戦。
そして、バスターコールをサターン聖が発動したため、脱出の準備に急ぎルフィとサンジに黄猿とサターン聖を任せ、ボニーと&ruby(アトラス){暴}と機能停止したくまを連れて海岸まで逃げる事に。
逃げている道中、新聞を見てエッグヘッドに来た巨兵海賊団の船長の[[ドリーとブロキー>ドリー&ブロキー(ONE PIECE)]]と遭遇。
&s(){手配書のせいで麦わらの一味の一員とすぐには認識されなかった。}
ドリー達の部下に連れられ海岸まで辿り着くが、ボニーを抹殺するために待ち構えていた海軍中将達と激突。
そこに、サターン聖が呼び出した五老星の1人・ナス寿郎聖が現れ、彼とも交戦開始となる。

***エルバフ編
リリスの言葉でベガパンク本人は肉体は死んでしまったがバックアップ機能として生きてると聞かされ安堵。
宴の後に突如として消えたサニー号と乗船していたルフィらの行方を捜索するも見つからず、彼らが生きてると信じてエルバフへ赴く。
紆余曲折を経てルフィらと無事に再会、ロビンとサウロの長きに渡る再会に号泣。
そして巨人族の歓迎による宴を楽しんでいたが、リプリーの案内の元にアダム内を探索。
そんな中に彼が見つけて、リプリーに尋ねると「はるか昔に描かれた神話」だとワンピースの世界の根幹を担う重要ものを発見してその内容に息を飲む。


*【派生作品での登場】
-映画ONE PIECE エピソードオブチョッパー 冬に咲く、奇跡の桜
[[パラレル>パラレルワールド]]設定の為チョッパー加入前の時点で参戦。当然、真冬でも上半身はコート、&bold(){下半身は小島よしおスタイル}で視聴者の腹筋を爆散させた。
[[ワポル>ブリキのワポル]]一味の船を発見した際には当然ながら誰よりも興奮していた。

*【余談】
**[[懸賞金>懸賞金(ONE PIECE)]]の顔写真
ドレスローザの一件で懸賞金が上がったのだが、その際に使用された写真は本人ではなく&bold(){フランキー将軍}。これは写真提供先が[[スモーカー>白猟のスモーカー]]の部下からだと考えれば辻褄が合うし仕方ない面もある。
さらにいえばフランキー将軍そのものも一般人からしてみれば脅威であることは間違いなく、最低でも「これ見たら逃げましょう」くらいにはなるため無意味とは言い切れない。
とはいえそのせいでウォーターセブンの面子からは&bold(){「とうとう完全なロボに変わってしまった」}と勘違いされている。
しかも惜しくも億越えならず。

ワノ国編終了時には、百獣海賊団を潰し新たな四皇の一角と認識されたため一律3億UPの対象としてだが懸賞金が上昇。
しかしこの時使われた写真が&bold(){サニー号である}。

本人としては自分の素顔で無いことにご立腹だが、新世界編のフランキーは目立つ容姿ながらもこれのおかげで&bold(){世間に顔が割れておらず}、ドレスローザ編ではオモチャとして潜入行動をしたり、ワノ国編では飛び六胞ササキとの対決でフランキー将軍を破壊して油断したササキに必殺技をたたき込むことに成功したりしている。

**ルフィとのからみ
基本的に裏方的な立ち位置であり、一味の本隊と別行動していることが多いせいか、実は船長であるルフィとの絡みが意外なほど少なかったりする。
原作での連載でカウントすると、ドレスローザ編冒頭での会話から、ワノ国編中盤に至るまでの約7年間、ルフィとのまともな会話シーンがなかった。
もちろんあくまで描写されていないだけで、実際にはちゃんと会話しているのだろうが…。
ちなみにドレスローザ編冒頭の会話はコミックス71巻収録の第703話『控室』である。

**フランキーの親について
上記の通り、海賊の親に捨てられたとフランキー本人が語っていたが、その海賊は百獣海賊団の最高幹部「大看板」の一人[[疫災のクイーン]]ではないかという説が浮上している。
その理由として
-VIBRE CARDでのクイーンの経歴で、36年前に子供が生まれたことと26年前に息子を捨てて百獣海賊団に加入したと、フランキーの誕生~親に捨てられた時期と一致している。
-両者の血液型はXF型。
-クイーンの本名が「サイエン」。もし苗字がカティだった場合、カティ・サイエン(=家庭菜園)という名前になる。
-両者ともノリを大事にするエンターテイナーの精神を持ち、初登場はダンスをしていた。
-両者とも技術者で物作りが得意。そして自らの身体を改造したサイボーグでもある。
-両者とも甘味がエネルギーでフランキーはコーラを「燃料」、クイーンはおしるこを「酸素」と言っている。
-フランキーが作った戦車「ブラキオタンク5号」に対し、クイーンは「リュウリュウの実 モデル“ブラキオサウルス”」の能力者。
-フランキーの「風来砲」とクイーンの「風来拳」と必殺技のネーミングが似ている。
-単行本39巻でフランキー、93巻でクイーンが同じポーズをとっている。

しかしながらワノ国編本編でフランキーとクイーンが対面することは一切無かった。((実際にフランキーは鬼ヶ島討ち入りではほぼフランキー将軍の中にいるし、将軍の中から出た時には既にクイーンはサンジが倒していたため対面する機会は殆ど無い。))&s(){まあ息子があんな変態&ruby(サイボーグ){改造人間}になってるとは思ってもいないだろうが…}
もっとも本当に親子だったとしても、フランキーにすれば自分の育ての親はトムであるし、クイーン自身も自ら捨てた息子に未練や情があると思えないため、お互い特に思うところはないだろうが。

**フランキーが出来るまで
初期構想の時点では船大工として名前は決まっておらず、外見に至っては「&bold(){ねじりハチマキと草履を履いて木槌を持った、たらこ唇の謎の妖精っぽいもの}」という完全に別物である。
しかも浮いてる上に現在のチョッパーよりも小さく見える。
後期構想では流石に人間型に戻っており、ラフのため顔立ちはうかがい知れないが現在と同様にルフィ達よりも大柄に描かれている。

彼のモデルは何を隠そう声優の矢尾一樹本人である。
矢尾氏は他にも[[ジャンゴ>ジャンゴ(ONE PIECE)]]や[[Mr.2ボン・クレー]]を演じており、作者とは[[アニメ化]]以来の交流により友人関係。
ボン・クレーやフランキーは二人の交流から生まれたキャラでもある。

アニメの初代Pは[[尾田っち>尾田栄一郎]]に「アニメは長寿番組になるから、声優陣に違う風を吹かせるためにも矢尾一樹が麦わらの一味に入れるようにしてくれ」とオーダーしており、尾田っちが矢尾氏をイメージして作ったキャラがフランキーである。
ちなみにどんなキャラがいいかという要望に対し、矢尾氏は[[魔術師>ジャンゴ(ONE PIECE)]]と[[オカマ>Mr.2ボン・クレー]]じゃないキャラならいいと伝えたという。

最初から仲間になることは決まっており、ウォーターセブンで誰が仲間になるのかわからないようにして読者を混乱させるため、あえてフランキーを嫌いになるように描いたという。
そのため第一印象が悪いのか麦わら一味の中では[[人気投票]]ビリ。
やはり[[PTA]]が子供に圧りょ…おや? 誰か来たようだ。

登場以来矢尾氏の持ち役の代表格だったが、本人曰く「俺の理想としているフランキーと溝が出来てしまった」ため、2024年12月8日に同年までの放送分を以て矢尾氏が「麦わらの一味から卒業する」と発表。一味ではこれまで2010年に[[ジンベエ>ジンベエ(ONE PIECE)]]役が[[郷里大輔]]氏の死去を受けて宝亀克寿氏に交代しているが、当時ジンベエは一味に加入する前だったため、矢尾氏が麦わらの一味のクルーとして初めての声優交代となった。

「ジャンプフェスタ2025」にて矢尾氏の卒業セレモニー実施と共に、木村昴が後任を務めることが発表され、2025年4月の本放送再開時より担当交代となる。




お゙ま゙え゙ら゙、勝手に゙づいぎじゅうぜ

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