&font(#6495ED){登録日}:2009/07/09(木) 17:57:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- レーベル:スーパーダッシュ文庫 著者:桜坂洋 イラスト:宮下未紀 既刊6巻。 漫画版は2巻。 第1作は第2回集英社スーパーダッシュ小説新人賞での最終選考作『魔法使いのネット』を改稿・改題したもの。 本編は2005年に刊行された5巻を以て一旦完結しているが、 2008年に第1巻の本文を改稿しイラストも新しく描き起こした『よくわかる現代魔法1 new edition』が刊行された後、 2009年3月に新作となる6巻が刊行されたが、以降の音沙汰はない(作者自身はその後も短編や漫画原作の執筆、公式Twitter等を行っている)。 『new edition』刊行に合わせてイラストレーターの宮下自身によるジャンプSQでの漫画化も発表され連載されていたが打ち切りになった。 【[[あらすじ]]】 勉強も運動も何をやってもまるでダメな女子高生、森下こよみ。彼女はひょんなことから魔法使いの美鎖に弟子入りすることに… PCを使い魔法を奏でる「現代魔法」との出会いが、こよみの人生を大きく変えていく… 【登場人物】 ◇森下こよみ CV:[[野中藍]] 主人公。[[ドジっ娘]]で幼児体型な高校1年生。身長は146cmで私服を着ていると小学生に間違われる。 成績も運動神経も悪く、誇れる所が何もない自分を変える為に[[魔法学校]]のチラシを見て魔法を習おうとする。 &bold(){どんなコードでも金だらいを召喚するコードに変換する特異体質}。召喚できるたらいは銅のたらい、鉄のたらい、銀のたらいと次第にランクアップしている。 使い方によっては危険なコードを無害化する事が出来るが、その性質ゆえにたらい召喚以外の魔法が使えないというデメリットも抱えている。 #region(6巻のネタバレに付き注意!) 6巻では「コードを食べる」性質を持つ魔法生物「Firefox」になつかれ、「金だらい召喚コードをFirefoxが捕食する」事で未熟ながらたらい召喚以外の魔法を使えるように。 …が、金だらいコードを食べ過ぎたFirefoxが吐き出すようにコードを無差別に外部化していった結果、&bold(){人間が次々に金だらい化していく}災厄が発生し、美鎖や弓子も力及ばずたらいに。 ある意識だけの(たらい化する実態のない)魔法使いが何とかFirefox外界送還コードを作り、こよみが使う事で何とか事態は収束したが、それが無かったら危うく&bold(){こよみと聡史郎と金だらいだけの世界}が誕生していただろう… #endregion ◇姉原美鎖 CV:[[生天目仁美]] 現代最強の魔法使いの1人で現代魔法の第一人者。 彼女の祖父が魔法学校をやっていた頃のチラシをこよみが読んで訪ねてきたことで彼女に魔法を教えることになる。 「"魔法"なんてほとんどの人間が信じていない。信じていないものは存在しない。存在しないものをどれだけ使ったって違法にはならない。」と言って、 一般常識からかけ離れたことも平然とやってのける。 小さい頃に母を亡くしたために、母代わりに聡史郎を育ててきた。味覚調整用コードを料理に絡めて調味している。 ◇姉原聡史郎 CV:[[浅沼晋太郎]] 美鎖の弟で、料理や家事が得意な高校2年生。魔法の存在を認めようとしない。常識の無い姉の言動にしばしば頭を痛めている。 実は幼い頃から美鎖の手料理を食べてきたために魔法に対して鈍感になり、無効化してしまう体質になっており、そのせいで魔法認識能力も無いのが魔法を信じられない理由の一つでもある。 ◇一ノ瀬・弓子・クリスティーナ CV:[[戸松遥]] 古典魔法の使い手。曾祖父は天才的な悪魔祓い。美しい容貌と抜群のスタイル、そして曾祖父から隔世遺伝した銀色の髪と紫の瞳でとても人目を引く。 こよみと同い年だが、学校には行っていない。 正義感が強く、魔法が悪用されることを嫌うため、ろくでもないことに魔法を使う美鎖と対立することもある。 はいてない時もある。 ◇坂崎嘉穂 CV:[[寿美菜子]] こよみのクラスメイト。幼い頃から機械が好きで、プログラムなどに関しても心得がある。 当初は魔法の存在は知らず、こよみと共に魔法絡みの事件に関わり美鎖の組んだコードに興味を持ち現代魔法のプログラミングを教わり始める。 口癖は「わからないならわからないでいい」「~と思われ」。 【魔法とは】 この作品ではコードという「呪文」でこの世界の物理法則と異世界の物理法則の間にある敷居をもろくして、 その異世界にある物理法則を持ち込むものを魔法と呼んでおり、「古典魔法」と「現代魔法」に二分化される。 どちらもコードというものを組む点は同じであるが、古典魔法は自分の身体(筋肉)に通電するコードを用いる。 対して現代魔法は[[パソコン]]等の電子機器(シリコン基盤)を通電するコードを用いており、 現代社会でのコンピュータの処理能力の向上が長い呪文詠唱を0と1の羅列でコンピュータに代行させることを可能にしたという設定である。 コンピュータは人間の肉体と比べて複雑なコードを組むことには向かないが、機械であるがゆえに同じコードの膨大な回数の繰り返しが可能。 追記・編集よろしく #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - またの名を「SEのおとぎ話」。 -- 名無しさん (2014-01-04 22:54:00) - 7巻まだー? -- 名無しさん (2014-01-04 22:56:57) - 10月はSPAMで満ちている -- 名無しさん (2015-10-27 03:48:43) - 懐かしい。もう2019年だし期待薄 -- 名無しさん (2019-09-06 22:21:03) - むしろ『new edition』と6巻のほうがアニメ化記念で特別だったんだろうか -- 名無しさん (2022-11-09 13:37:19) - あの後12年が経過するが、結局打ち切りだったのかなあ。 -- 名無しさん (2022-12-01 09:05:55) #comment #areaedit(end) }