&font(#6495ED){登録日}:2011/12/31(土) 20:01:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- MTKとは『[[天才てれびくん]]』シリーズにおける音楽コーナーの事である。 2001年度は曲数がMTK15曲+OP曲+ED曲+アニメOPと、後にも先にも最大の曲数となっている。多さのせいでアルバムにインストが未収録になったが。 また、今年度は既に卒業したOBOGの[[てれび戦士]]達(通称:卒業戦士)が多く出演しているのも特徴。 ・&bold(){君のそばにいたい I only want to be with you} 「どうしてなのかわからない もう君なしじゃいられない」 歌:ハッスル3[山元竜一(小六)、熊木翔(中一)、竪山隼太(小五)] PV出演:奈良沙緒理、げんしじん 初放送:2001年4月9日 曲のオリジナルはダスティ・スプリングフィールドという歌手だが、このMTKは日本でも大ヒットしたベイ・シティ・ローラーズ版のカバー。謂わばカバーのカバー。ベイ・シティ・ローラーズ版は『はなまるマーケット』のオープニングトークの[[BGM]]としても使われていたので知っている人も多いはず。 歌うのはベテランの山ちゃんこと山元竜一、熊ちゃんこと熊木翔(通称ヤマクマ)と、新人の隼太の三人組。この曲以降恒例化した[[イケメン]]男子三人組ユニットの先駆けである。 PVは今はなき日光ウェスタン村撮影された。美女(演:奈良沙緒理)をかけて、その兄であるバーテン(演:げんしじん)と三人が決闘するという話。 山ちゃんのパート「Now listen honey」は当時多くの女子を悩殺した。 また山ちゃん美女に膝枕されるシーンでは、熊ちゃんと隼太に冷やかされ大テレという可愛らしい裏話も。 ・&bold(){本当は何になりたいんだろう} 「大きな声で叫びたいんだアリンコになって叫びたいんだ 土は暖かかった」 歌:バースデイ・ガール[中田あすみ(中一)、村上東奈(小六)] 初放送:2001年4月23日 原曲はKiroroの金城綾乃のソロ曲。 ユニット名はあすみが4月5日生まれ、東奈が4月4日生まれで、レコーディング直前に揃って誕生日を迎えたことから。 ルームメイトの二人の顔がアリンコになったりカエルになったりお昼にはならなかったりする将来探しな曲。 ビデオでは2人が様々な職業のコスプレをする。 2人の身長差がとんでもないことになっているが東奈(はるな)の身長は至って平均的である。 ・&bold(){元気を出して Gotta Pull Myself Together} 「言葉にしても 痛みは消えない だから」 歌:アップル・シェイク[ダーブロウ有紗(中一)、モニーク・ローズ(中一)、岩井七世(小六)] 初放送:2001年5月14日 原曲はノーランズ。 1999年度のモンキークイーン、2000年度のスイートピクルスに続く、3人組ガールズダンスユニットの系譜。MTK歌姫コンビの有紗&モニークに大型新人の七世という盤石な組み合わせ。 MTK全体でもかなり評価の高い曲である。ピエロ風メイクやどこか哀愁を感じる夜の遊園地のCGが非常に印象的。 ラスト付近の花火は合成ではなく、本当の花火の前で踊っている。そのため若干顔が引きつっているのが見て取れる。 2005年の夏の公開イベント『ユゲデールを救え!てれび戦士 史上最大の危機』で、ヒロインの篠原愛実とスチームナイツの女子たちによってこの曲がカバーされた。天てれにおいて過去のMTKがカバーされるのは非常に珍しいケースである。 ・&bold(){きれいな水} 「汚ない僕と 混ざって丁度よくなる」 歌:熊木翔 初放送:2001年5月28日 原曲はMTKに「空にまいあがれ」「花のランランパワー」を提供した真心ブラザーズのYO-KINGのソロだが、カラオケ(JOY)には熊木翔名義で収録。 友達が赤いミニカーだったり撮影がメリケン国だったり設定が知らないとカオス。モンゴも「友達が赤いミニカーだけって本当かにゃ~?」とか言ってた。 キーの高さはかなりのものだがそこはさすが熊ちゃん、MTKスーパーライブでは原曲キーで熱唱。 夏の公開イベント『てんさい魔法塾に風が吹く!』ではクライマックスで山ちゃん、太郎、七世、東奈、ゆっこと共に合唱。こちらは本人以外だれも原曲キーで歌えなかったためか、キーを下げて歌っている。 ・&bold(){本日晴天} 「街中はきらめく反射鏡さ 少しずつ強くなれそう」 歌:俵有希子(小五) PV出演:アップル・シェイク(ダーブロウ有紗、モニーク・ローズ、岩井七世) 初放送:2001年6月18日 原曲は原田知世。 ゆっこの愛称で呼ばれる俵姉妹の姉の方。 ブレーキの壊れた暴走トラックが如く元気いっぱいなゆっこだが、このMVでは白ワンピースのお嬢様は出で立ちでどこか儚げな雰囲気を醸し出している。 アップル・シェイクの3人はコーラスも担当。 あと江ノ島電鉄を思い出す。 ・&bold(){VACATION} 「星のない夜の海 繰り返す呪文のように」 歌:ホリデーズ[井出卓也(小五)、俵小百合(小五)、中村有沙(小三)、ローブリィ翔(小四)] 初放送:2001年7月2日 ローブリィ翔は2年目、他3人は1年目という新人用のMTK。 ユニット名はホリデーズだが、有沙は「トロピカル・サマー」であると主張していたとのこと。 子供らしく敢えて上手く歌ってないのが特徴。 ・&bold(){Everything You Do} 「貴方が私を見つめたその時に かけられた魔法もう二度と解けない」 歌:モンキークイーン[ジャスミン・アレン(高一)、佐久間信子(中一)、モニーク・ローズ(中一)] 初放送:2001年9月3日 原曲はノルウェーのガールズポップユニットM2M。アメリカ版「[[ミュウツーの逆襲>劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲]]」の主題歌を歌うなど当時そこそこ流行していた。 MTKの洋楽カバーと言えば往年の名曲をチョイスすることが大半だが、この曲の原曲はなんと直近の2000年リリースである。 1999年度卒業のジャスミン、2000年度卒業の信子が特別に参加した、恋のギルティーやママ・ミアを歌った伝説的ユニットの復活曲。 卒業メンバーがコーラスではなく正式なメンバーとして参加したMTK史上唯一の曲である。しかもモニークには直接会うまで知らされていなかった。 今までの2曲のPVにいたシンパンマンはいない。 2001年度で一番激しいダンスを踊っている。番組の企画でてれび戦士もこのダンスに挑戦したが、かなり難しかった模様。 また、同時多発テロの影響で生放送登場が一週間伸びた。 ・&bold(){花のランランパワー} 「ランランラリルレロリララン ナンナンナニヌネノニナナン」 歌:ノーティー・ハリー[エバンス太郎(中一)、松井蘭丸(小五)、八木俊彦(小二)] 初放送:2001年9月17日 原曲は真心ブラザーズ。 VACATION同様、エバンス太郎は2年目、蘭丸とやぎっちは1年目。 子供らしく元気いっぱいな曲。3人の手書きの絵に3人の顔が合成されているPVが特徴。[[カタツムリ]]、イカ、レーサー。 ・&bold(){BIG SMILE BABIES} 「太陽みたいキラキラ まぶしいくらい笑おう 毎日何が待っていても 笑顔にはかなわない」 歌:ダーブロウ有紗 PV出演:森若香織、KANAME、及川浩志 初放送:2001年10月8日 ここから怒涛のワイルドベリーズ4連続に突入。 軽快なロックナンバー。PV出演の3人も楽しそうで、通路のCGが印象的。 ソロ曲としてはMTK史上最も声域が広い曲である。 「毎日変わるお天気も 全部に意味があるもんだ」という歌詞はダーブロウ有紗が発した言葉を基にしたもの。 MTKスーパーライブでは歌詞を間違えたり歌詞がすっ飛んだりと盛大にやらかすが、持ち前の明るさでカバー。 ちなみにすっ飛んだ部分の歌詞は『失敗しても気にしない 笑顔なら怖くない』 まさに彼女にぴったりの曲。 ・&bold(){Twilight} 「眩しく輝く 夜明けの幻 窓から差してくる」 歌:THE YAMACHEE'S featuring APPLE SHAKE with SHUN[山元竜一、村田ちひろ(小四)、ダーブロウ有紗、モニーク・ローズ、岩井七世、伊藤俊輔(中三)] PV出演:うなぎ大王 初放送:2001年10月22日 原曲はエレクトリック・ライト・オーケストラ。 グループ名がわけがわからないよ状態だが、区切ると「ザ・ヤマチーズの歌にアップルシェイクの三人と2000年度卒業の伊藤俊輔が参加しています」。 後に六年戦士となる山ちゃんとちーちゃんのコンビユニットの2作目。 PVはストーリー仕立て。うなぎ大王にさらわれたお姫様の七世を助ける為、二人の妖精が竜一の元に現れ、飛行機の乗り込みちひろと共にうなぎ大王を倒しにいく。 途中のヤマ[[チーズ]]の夫婦喧嘩が繰り広げられる。最終的に山ちゃんが自業自得とはいえ報われない。 権利上の問題からか、ソフト化されていないMTKの一つである。 ・&bold(){Jump in the Line} 「シェイク、シェイク、シェイクしようよ そのボディライン」 歌:角田信朗(40歳) PV出演:ワイルドベリーズ(ダーブロウ有紗、モニーク・ローズ)、真鍋としみ 初放送:2001年11月12日 原曲はカリプソシンガーのハリー・ベラフォンテ。1961年に発表された曲で、MTKの楽曲中原曲が存在するものとしては最も古い。 司会者の角田信朗がコーラスの有紗やモニークと共に楽しげに歌って踊っている。 とある部屋に入り込んだ二人の前に角田信朗が現れ、部屋中の物に魔法をかけていく賑やかなPV。映像にはものすごく手が込んでおり、[[メキシコ]]で撮影したという逸話が。 ・&bold(){Be My Friend} 「もう放課後のおしゃべりも出来ないね」 歌:モニーク・ローズ PV出演:種ともこ 初放送:2001年11月26日 作詞作曲した種ともこはコーラスでも参加。 転校で友達と分かれる時の心情を歌ったバラード。モニークなハスキーな歌声がとてもよく映える。 ラストではモニーク自身が考えたネイティヴな英語のセリフを披露している。 モニークは今年度を最後に卒業しており、これがラストソングとなった。 ・&bold(){クレマチス} 「憂鬱も空白も 色褪せてほどけた」 歌:山川恵里佳(19歳) PV出演:T for TWO(俵有希子、俵小百合) 初放送:2002年1月7日 今年2曲目の司会者MTK。 ここまでのポップソングとは一線を画す、シンセとコーラスがフィーチャーされた[[プログレ>プログレッシブ・ロック]]風のかなり凝った曲。 司会者MTKはこの曲を最後に2011年の出川哲郎まで途切れる。ただし、山川恵里佳は[[2003年>2003年度のMTK(天才てれびくん)]]に司会者としてではなく出演者としてとある玉子丼なMTKに参加している。 俵姉妹による複雑なコーラスワークが素晴らしい。 PVは白く広い不思議な空間。 ・&bold(){Material Girl} 「たとえ欲張りと思われても 女の子のこだわり 譲れない」 歌:3サイズ with コバンザメ[中田あすみ、安齊舞(小五)、豕瀬志穂(小二)、橋田紘緒(中二)、福田亮太(中二)] PV出演:どーよ、八木俊彦 初放送:2002年1月28日 言わずと知れたマドンナのカバー。2001年度の本放送の最終曲。この曲で舞と志穂が歌った事により、今年度のてれび戦士は全員1回はMTKに参加した事になる。 2000年度卒業の橋田紘緒(通称:社長)と福田亮太がゲスト参加。 3サイズは女子三人の身長が大中小であったことから。というか、あすみが身長170近くと高過ぎる。 PVはやぎっち様モードの八木俊彦が大オチを持っていった。もやがかかったような部屋と明るいホールのCGも印象的。 中田あすみにとっては同世代のモニーク、信子、有紗が多数の洋楽を歌って来た中、最後の最後に初の洋楽カバーとなる。 ちなみに、このレコーディング中に&bold(){&font(#ff0000,u){女の子達が社長の携帯の暗証番号を勝手に変えてしまい、しかもその番号を忘れる}}という最低のイタズラをしでかした。 またリハーサル中に志穂がしきりに口を気にしているので、何かと訪ねたら「&bold(){歯が抜けそうなんや}」。ヒロインが歯抜けでは絵にならないからどうにか持ちこたえてくれと拝み倒した結果、収録終了直後の着替え中に抜けた、という天てれならではの逸話も。 ・&bold(){空になりたい} 「[[テスト]]は全滅でも 心の100点とろうよ」 歌:TIMKY(俵小百合、岩井七世、村上東奈、熊木翔、山元竜一) コーラス:種ともこ、俵有希子 初放送:2002年2月11日 てれび戦士達が自らMTKを作るコーナー「TTK ROCKS」から生まれた曲。歌詞は公募、メロディはメンバーが鼻歌などで作ったものを種ともこが整えて完成。 2002年1月19日のイベント「MTKスーパーライブ 2002」にて初披露。今年度の真の最終曲。練習期間は3ヶ月にも及んだ。 ボーカル……熊木翔 ドラム………俵小百合 ベース………村上東奈 キーボード…岩井七世 ギター………山元竜一 ユニット名はそれぞれの頭文字。 ボーカルの熊ちゃんは持ち前のハイトーンボイスを聞かせてくれる。 途中それぞれのソロパートがあったり、バンド形態ならではのカッコよさが表現されている。 特筆すべきはなんといっても小百合のドラム。当時小5というのが信じられないほど上手いが、それ以上にグルーヴ感が尋常ではない。 もともと改めてレコーディングする予定だったがその余裕がなかったため、ライブ映像がそのままMTK枠でTV放送された。 年度最終曲であるが、誰も卒業しなかったこともあり、2002年度にも再放送期間にちょくちょく流れていた。 なお以下はMTKではないが、2001年度の天てれで使用された曲もこちらで紹介する。 ・&bold(){夢をつかんで} 「君が笑う度 強くなっていけるから いつも青空を見よう」 歌:渡辺ヒロコ オープニング曲。 渡辺ヒロコのメジャーデビュー作。 天てれで流れたロックバージョンと渡辺ヒロコのシングルに収録されているオリジナルバージョンではかなり印象が違う。 ・&bold(){嫌いじゃ★ブギ} 「ちょっと待ってそれは違うでしょ」 てれび戦士みんなで歌う2001年度[[エンディングテーマ]]。タイトル通りブギなリズムのロックンロール。カラオケにも入っている。PV前半はダーツバー。 歌は上手さより元気が優先されているが、歌詞はわりと複雑なテーマを扱っている。 また、勉強が嫌い、ニンジンが嫌いといった感じでそれぞれが嫌いなものを挙げて行くのだが、これのバリエーション(=歌詞の種類)は何パターンか存在する。 冬イベントのラストは出演者の多さから凄いインパクトだった。 ・&bold(){マジ!? マジ!! マジカル!!!} 「どんな未来も 叶うよ絶対さ」 夏の公開イベント『てんさい魔法塾に風が吹く!』のテーマソング。 舞台のオープニングとエンディングで歌われ、それぞれ歌詞とアレンジが異なる。 OPは塾生役のてれび戦士9名で、EDはてれび戦士全員と司会者で合唱。 ・&bold(){光と影の小夜曲~カゲマンのテーマ} 「解決するのはカゲしかいない」 歌:東京プリン 2001年度のアニメ「名探偵カゲマン」のOPテーマ。ちなみにEDテーマは無い。 冬のイベントではちひろ、太郎、あすみ、東奈によってゴリゴリのメタルバージョンとしてカバーされた。 ・&bold(){サッポロララバイ} 歌:熊木翔 熊木翔セカンドシングル……として熊ちゃんが即興で歌った。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 熊ちゃんのセカンドシングルは吹いたw -- 名無しさん (2015-03-13 19:54:16) - 熊ちゃんのサッポロララバイはバンドの人が即席で合わせたんだってね。さすがプロ。 -- 名無しさん (2019-03-13 10:22:02) #comment #areaedit(end) }