月亭方正

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月亭方正 - (2020/04/03 (金) 16:19:15) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/07/29(日) 19:55:39
更新日:2024/04/03 Wed 18:55:09
所要時間:約 4 分で読めます




月亭方正(つきてい ほうせい)は吉本興業(よしもとクリエイティブエージェンシー)に所属するお笑い芸人・落語家。
以前は本名の山崎邦正(やまき ほうせい)名義で活動していた。
兵庫県西宮市出身。


ザキさん等と呼ばれているが、彼の苗字は「ヤマサキ」である。




元々はTEAM-0というコンビで活動しており、方正の唯一のレギュラー番組である、ガキの使いやあらへんで!にも出演していた。現在は解散。
因みに吉本興業のお笑い養成所・東京支部の一期生である。



彼の基本スタイルはスベリ芸で、狙ってボケるとほぼ確実に周囲はシカトをする。
しつこく顔を近づけながら続ける為、根負けして笑うだらしねぇ輩もいるが。


笑いをとる時は、彼の強運、もしくは周りからイジられるパターンが主である。

おみくじを引けば、なぜか白紙だったり、『平』という、どういうことなの…状態なみくじが出てくる。(因みに、平は平凡という意味らしい)
平凡な男に宿った非凡な運である。



他の周りからイジられる、というよりは、理不尽な目に遭うというネタ、そう、あくまでもネタであるが、番組内で格闘家に殴られるのは彼の性であるといえよう。

有名なところでは、大晦日のガキの使いスペシャル・笑ってはいけないシリーズ
ここで毎年、企画中盤に必ずプロレスラーの蝶野正洋に、微妙な寸劇を繰り広げた後にビンタを喰らわされている。
その時、何としてでもビンタを喰らわされないようにとする今崎ホセ等の必死かつ姑息な悪あがきは、
視聴者に多くの笑いを、他のガキ使メンバー達には更に尻の痛みを与える。

山崎vsモリマンシリーズではヘタレではない果敢な姿を見せ、闘い挑むものの殆ど惨敗している。
代名詞であると言っても過言ではないゴボウしばき合い対決は方正に「ゴボウはただの木」と言い本気で嫌がる程である。
ガキの使いだけではなく、ダウンタウンDXなど他の番組でもしつこいほどこの趣旨の発言をしているので本当だろう。

比較的有名であると思うが、コロコロコミックで連載していた「学級王ヤマザキ」が、某おはスタでアニメ化した時にはその主題歌を務めている。

タイトルは「ヤマザキ一番!」。
只管「ヤーマザキいーちーばぁーん」と歌い続ける曲。
まさに彼の為に作られた歌であると言えよう。
しかし彼はヤマサキである。

この曲のどこに感銘を受けたかは知らないが、ウエンツが尊敬するアーティストとして彼の名前を出した時、代表曲として紹介された。
そもそも、これと後述のもの以外の曲は大抵の人が知らないと思うが。

因みに現在は月亭八方に弟子入りして落語家「月亭方正(つきていほうせい)」として活動しているのだが、高座に出る際の出囃子にこの曲が流れる。
出囃子は三味線音楽なので目立たないが、持ち歌…しかもアニソンを出囃子にする落語家など彼ぐらいのものだろう。
落語家転身のきっかけは芸人として伸び悩んでいたときに東野幸治の勧めで故・桂枝雀の「高津の富」を聴いて感銘を受けたことから。
上方落語に明確な香盤はないため、東京の落語家よりも極めて短い期間で一人前の落語家として高座に上がることはできる。
これにより39歳にして落語家としてデビューすることができたのである。

現在の20代から30代位だと、天才てれびくんの司会としての印象が強いだろう。司会者自身もオチになると、天てれ黄金期を支えた一人である。


また、MTKの「カーマの気まぐれ」は方正が歌唱、意外に高い歌唱力を知らしめた(CDには著作権の都合上未収録となったが)。因みに方正がダメだったらウエンツが歌う予定だったらしい。
最近ではモノマネ番組や芸能人のカラオケ番組等にも多数出演し、その歌唱力を遺憾無く発揮している。浜田省吾、山崎雅治あたりが十八番。


数年前に企画で法政大学を受験するも失敗。他の大学で心理学を専攻するも7年ほど通って退学した。
退学した理由は7年ほどやって心理学が合わなかったことに気づいたからである。


2012年12月17日、翌2013年元旦より、全ての活動を落語家としての名義である「月亭方正」として活動することを発表。
以降彼の芸名はこちらとなっているが、無論いまだに馴染みが薄い視聴者も少なくない。
この問題は後々に笑ってはいけないシリーズでもネタにされた。

スベリ芸もあいまってピン芸人としてはイマイチパッとせず、1人で舞台に立たせると客席のウケは悪い部類に入る。
しかし芸に対する高い探究心があり、その成果は落語で発揮されている。
一発ネタによって笑いを取る力技よりも、話を組み立てて笑いどころを作る丁寧な芸のほうが好相性なのだろう。
落語家としては面白いと評判で、上方のみならず関東の先輩落語家からも評判は良いのだとか。

人気演芸番組『笑点』で正月恒例東西大喜利の常連(出ない年もある)だったり、博多天神落語まつりに出演したりするのは、落語家として一定の評価を得ている証である。



追記、修正は山崎姓の人か絡まれやすい人がお願いします。

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