アイアント(ポケモン)

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アイアント(ポケモン) - (2015/07/07 (火) 12:13:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/10/05(火) 17:56:34
更新日:2023/09/21 Thu 23:19:15
所要時間:約 3 分で読めます




ポケットモンスターシリーズにブラック・ホワイトから登場するポケモン。


図鑑No.632
分類:てつアリポケモン
高さ:0.3m
重さ:33.0kg
タイプ:むし/はがね
特性:はりきり(攻撃が1.5倍になるが、代わりに命中率が0.8倍になる)
   むしのしらせ(HPが3分の1のとき、むしタイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:なまけ(2ターンに1回しか行動できない)

種族値
HP:58
攻撃:109
防御:112
特攻:48
特防:48
素早さ:109


灰色の体に赤い目をした蟻型のポケモン。大きなアゴが特徴的。
初代を彷彿とさせるような直球な見た目とネーミングをしている。
ネーミング的にやや似ているが、ドラクエに登場するモンスターであるアイアンアントではない。

天敵であるクイタランに対して集団で対抗する。


  • ゲームでのアイアント
チャンピオンロードの内部に野生で出現する。
ここ以外では出てこないため入手はストーリーも終盤になる。

チャンピオンロードでアリかよ、と侮るなかれ。
素早さが非常に高いため逃げるのが難しく、弱点が炎のみというタイプ構成と高い防御、さらに技構成がフルアタなので手持ちの体力をガンガン削ってくる。
出現率も高く厄介な相手。

そのぶん捕まえれば即戦力として活躍させられる。
特にチャンピオンロードを抜けた先に待ち構える四天王のうち二人にタイプ一致で弱点を突けるので手持ちに不安がある人は捕まえて育てておくとだいぶ楽になるはず。
おまけにゲーチスのサザンドラにも弱点をつける。

アイアントを使うトレーナーはバトルサブウェイのダブルトレインマスターであるクダリなどがいる。

ちなみに同じくチャンピオンロードに出現するアリクイポケモンのクイタランが天敵らしい。
なるほど炎タイプでアリクイがモチーフとなれば確かに天敵と言えるだろうが、素早さとか穴を掘るを覚えることを考慮するとどう考えてもアイアントのほうが強い
彼らが外にいるのは追い出されたからなのだろう。


  • 対戦でのアイアント
前述の通り高い素早さと攻撃力を持つ速攻物理アタッカー。
その素早さは109と、要注意ポケモンのゴウカザルや同期生デンチュラよりちょうど1速いという絶妙さ。
ちなみに鋼タイプの中で最速で、第5世代までは彼より早いほのおタイプはいなかった。
現在はファイアローに抜かれている。

HPは低いものの112という高い防御種族値とハッサムなどと同じ優秀なタイプ相性で物理に対してはなかなかの硬さ。
ただし特殊耐久はかなり低く、パルシェンと大差ないレベル。
不一致等倍や一致半減でも下手すると一撃であぼんする。


技に関しては、
タイプ一致技「シザークロス」や「アイアンヘッド」
相性補完に「ストーンエッジ」
必中技「つばめがえし」
超霊狩りに「かみくだく」や「シャドークロー」
一撃技「ハサミギロチン」
あたりが候補。
レパートリーは少ないものの範囲は意外と広く、特にストーンエッジのおかげで唯一の弱点である炎に抜群が取れるのが大きい。ストーンエッジの命中が不安なら「いわなだれ」も候補に入るか。
またBW2の教え技で習得した「ばかぢから」も岩技との組み合わせがよく、鋼に有効なので一考の余地あり。


積み技は「つめとぎ」や「てっぺき」「こうそくいどう」などを覚える。
耐性のおかげで積む隙は作りやすいだろう。
能力的にはフルアタでも問題はないが、特性がはりきりだと安定感がかなり下がるので、命中が上がるつめとぎが重要になる。

何気に「でんじは」も覚える。
高い素早さを活かして先手で、呼びやすい炎タイプや炎技持ち相手に交替読みで麻痺を撒いたりと汎用性が高い。
「とんぼがえり」や「じしん」など便利な技を覚えないので技スペースの問題は比較的少ないと思われる。
パーティーと相談して採用するか決めよう。

ちなみに夢特性はまさかの「なまけ」。
一旦するとただの死に特性だが、高い素早さによる先制「仲間作り」により、相手の特性をなまけにして、自分は脱出ボタンやバトンタッチで「まもる」「めいそう」を覚えた夢特性ゴチルゼルにつなぐ、という型が登場した。



「こんにちは! ポケモンセンターで‥‥うっ うぐっ」

\アリだー!/

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