登録日:2010/09/22(水) 18:10:10
更新日:2025/03/11 Tue 20:11:59
所要時間:約 6 分で読めます
敵に 襲われると 電気を 帯びた 糸を たくさん 吐き出して 電気の バリアを 作る。
■データ
全国
図鑑No.596
分類:でんきグモポケモン
英語名:Galvantula
高さ:0.8m
重さ:14.3kg
タマゴグループ:虫
性別比率:♂50♀50
特性:ふくがん(
一撃必殺技以外の技の命中率が1.3倍になる。フィールド上で先頭にしておくと、道具を持ったポケモンと遭遇しやすくなる)
/きんちょうかん(相手の
きのみの使用を封じる)
隠れ特性:むしのしらせ(HPが1/3以下の時にむしタイプの技の
威力が1.5倍になる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
HP:70
攻撃:77
防御:60
特攻:97
特防:60
素早:108
合計:472
■概要
『
ブラック・ホワイト』で登場した、黄色い体に紫のラインが入ったタランチュラのような姿をしたポケモン。
爪や目の色は青く、
蜘蛛だが脚は6本しかなくその内2本は横ではなく前向き。
電気を帯びた糸を吐きだし、わなを仕掛け、引っかかって感電した獲物を捕食する。
進化前と共に中々可愛いため比較的人気が高いと思われる。
因みにバチュルは体長10cm、重さ600gと全ポケ中トップクラスの小ささ。
現実にいてもおかしくないサイズに妙なリアリティが。
よく考えたらアシダカ軍曹よりもデカい全長10cm体重600gの大グモが現実にいたら怖すぎる…
外見的にも短い足が4本あり、4つの単眼のうち一番前の2つが特に大きく、全身が毛に覆われ、一対の短い鋏角もげっ歯類の歯のように見えるなど全体的に
ハムスターっぽい哺乳類的な可愛らしい姿になっている。
色違いは若干分かりづらい。
一応、全体的に色が濃いのが判別点。
ちなみに合計
種族値は第五世代で追加されたむしタイプの最終進化形の中で最も低い。
■対戦でのデンチュラ
前述の通り、種族値合計こそ472と高くないが、あの
ゴウカザルと同速という高い素早さとそこそこの特攻を持つでんきタイプらしい速攻アタッカー。
むし/でんきという初の
複合タイプ。
攻撃面ではどのタイプにも等倍で通り、耐性面では弱点は2つに半減が4つとなかなか優秀。
弱点となる岩と炎を両方半減できる
みず/
じめんタイプのポケモンと相性がいい。
ただ素の耐久は紙なので等倍ダメージでもあっさり落ちるので注意。
とくせいは2つでどちらも優秀。
「ふくがん」はかみなりの命中率(70%)が何と91%まで跳ね上がる。
- 威力120(タイプ一致で実質180)
- 30%でまひ
- 命中率91%
単純計算でもあの
サンダーの「10まんボルト」より火力は上。
特攻
種族値92の
ユキノオーの「
ふぶき」がやたら強いのと同じ。
更に「
こうかくレンズ」を持たせれば命中率が100を超えるが、そこまでするなら他の道具を持たせたい。
もう一つの特性である「きんちょうかん」はデンチュラが場にいる間、相手がきのみを使えなくなる新特性。
「半減実の
無効化」「
ラムを無視してでんじはを当てる」「みがヤタ」「みがチイラ」「ねむカゴ」等きのみを使う戦術を封じられる強力なもの。
が、ヤタピやチイラ等は発動条件が満たされた状態で倒されるか交代するとその時点できのみを使われてしまうで注意。
覚えられる技は
威力命中安定な一致技「10まんボルト」と「むしのさざめき」
前述のふくがんと良相性な「かみなり」
新技の電気版特殊とんぼがえり「ボルトチェンジ」
同じく新技である相手より速いほど威力が上がる「エレキボール」
電気を無効化する地面に抜群が取れ、水・
岩との複合には4倍も狙える「エナジーボール」
電気版「こごえるかぜ」の「エレキネット」
先制技「ふいうち」
と、攻撃技に関しては割と豊富。
反面、各種粉技等のむしタイプらしい変化技は少なめ。
特性「きんちょうかん」でラム無視で麻痺を撃てる「でんじは」や高い素早さを活かした「
みがわり」辺りは有用か。
積み技は「かげぶんしん」と「こうそくいどう」位しかない。
素早さ
個体値0で低下補正
性格でも、こうそくいどう1回で
130族は余裕で抜けるが、耐久の低さや技スペースの都合で採用し難い。
遺伝限定だが「かなしばり」を覚えさせる事が出来「みがわり」と組み合わせる通称みがしばが可能。
同じくみがしばが使える虫には
モルフォンがいるが、
それより素の素早さが高く
キュウコン、
ウインディ、
リザードン等メジャーな炎を抜けるので
モルフォン以上に使い易いと思われる。
水・地面と組ませるほか、「かみなり」が必中になり弱点の
炎も実質等倍にできる
雨パに組み込むのも充分にアリ。
特攻
種族値97と火力インフレ気味な最近では微妙な高さをどう補うかが要になりそうである。
が、高火力ゲーな連中は紙装甲多いため、ゴウカザルと同速という気持ち悪い速さから弱点を突いていけば意外と落ちるポケモンも多い。
無理なら「ボルトチェンジ」で
逃げる、という事も可。
■ゲームでのデンチュラ
進化前のバチュルは6番道路の先の「電気石の洞穴」にのみ出現。
野生のデンチュラは存在しない。
バチュルの出現場所はここだけだが嫌という程出てくるため入手に苦労する事はない。
とは言えストーリーも折り返し地点、これより前にでんきタイプを捕まえて育てている場合は、捕まえるだけボックスの肥やしになる可能性も。
幸いにも電気石の洞穴を抜けた先のフキヨセジムがひこうタイプなので
レベル上げは比較的簡単。
特性が「ふくがん」、「どろぼう」を覚え「いえき」で相手の特性を消せる事からアイテム収集にも活躍してくれる。
「10まんボルト」の
わざマシンは殿堂入り後まで入手できないため、「ふくがん」のおかげで「かみなり」を主力技として使えるのも大きい。
BWならセッカシティ、BW2ならカゴメタウンの
ポケモンセンターで「かみなり」のわざマシンを買える。
パーティーに空きがあるならばご一考を!
でんきタイプ専門・ライモンジムに使い手が一人もいない。
カミツレさんの手持ちには
エモンガが二匹もいるのにデンチュラもバチュルもいない。
何故だ…と思いきや
BW2のチャレンジモードにてバチュルがカミツレの仲間入り。
ちなみに「きんちょうかん」の発動順は、プレッシャー、
いかくよりも
先なので、
伝説の
厳選には不向き。
【使用トレーナー】
▼バチュル
○短パン小僧のシンゴ(冷凍コンテナ)
○
N(電気石の洞窟戦)
○
暴走族のヘッド(週末シリンダーブリッジ)
なんだかちょっと和んでしまうのは何故だろうか……
▼デンチュラ
○エリトレのリュウヘイ(リュウラセンの塔の外周)
○エリトレのタツキ(クリア後ライモンドーム)
○
クダリ(
バトルサブウェイ)
■漫画でのデンチュラ
■アニメでのデンチュラ
17話、野生で登場。
木に
頭突きをしていた
ズルッグの前に現れ、「エレキネット」を食らわせ駆けつけた
サトシ達によって退治されるも、
翌日ズルッグ自らリベンジをけしかけに来た所を群れをなして襲いかかる。が、パーティーをフルに繰り出したサトシらにより撃退された。
野生とはいえ
タマゴからかえったばかりの赤ん坊に容赦ねぇな。
しかし、住処を
荒らしたのはズルッグなだけに対応は正しいとも言えなくも無い。
……27話に出た個体といい何故悪役ばかりなのか…やたら鳴き声は野太いし。
またバチュルは28話で初登場。38話ではモブトレの手持ちとして登場したが、相手は
ツンベアー。
ちっこさと素早さを活かした戦いで優勢に立ち背中に密着し10まんボルト!
零距離攻撃にツンベアーが倒れバチュルの勝利確定か? と思われた……が……。
「バチュ…」
てく…てく…てく…ぺた…
そう、ツンベアーが背中から倒れた為、巻き込まれまさかの敗北。
多くの視聴者が「ちょっと待て!」と突っ込んだ。
最新の活躍は62話「バチュル、デンチュラ!電気石の洞穴!!」
この回では珍しく善役で登場かつメイン回である。
デンチュラ「蒐窮開闢」「終焉執行」「虚無発現」
トレーナー「電磁抜刀―――穿!!(ボルトチェンジ)」
- さしずめ村正伝電忠羅 -- 名無し (2013-04-16 19:07:45)
- あのバチュル使いのモブトレ、イッシュリーグの決勝でバージルと戦ってたな -- 名無しさん (2013-09-02 06:55:09)
- デンチュラは高乃麗さんにやってほしかったな -- 名無しさん (2013-09-02 08:47:56)
- 待てよ、600グラムしかないんだったら女の子のカバンに忍ばせておけば、電磁波で、ひらめいた!ちょっとバチュル捕まえてくる -- 名無しさん (2013-09-02 10:00:08)
- ↑2蟲野郎!を演じてたからですねわかります。 -- 名無しさん (2013-09-02 10:11:03)
- ↑それもあるが、それ以上にどっかでバチュル=イッシュ版ピカチュウ(エモンガはイッシュ版パチリス)という声を聞いたから、差し爪デンチュラはライチュウ(あるいはゼオン。バチュルはガッシュ)かなって -- 名無しさん (2013-09-02 13:43:11)
- 村正か、面白いたとえだ -- 名無しさん (2013-11-30 13:26:47)
- タグの村正で笑ったw -- 名無しさん (2014-01-12 21:35:56)
- バチュルは萌えポケモン -- 名無しさん (2014-01-12 22:54:18)
- 理想:電気石の洞穴を抜けた先のフキヨセジムが飛行タイプなのでレベル上げは比較的簡単。カトレアとギーマも弱点を突いてぶち抜ける 現実:フキヨセジム攻略するためなら同じく近辺で捕獲できるゼブライカの方が強く、四天王も弱点をついたところで落ちるわけがなく返り討ち -- 名無しさん (2014-03-11 00:52:47)
- きあいだまとさいみんじゅつあればふくがんの価値は大幅アップ間違いないだろと思うと色々惜しい -- 名無しさん (2014-05-04 15:00:55)
- XY前は通常特性で緊張感持ってるのはこいつらだけだったんだよな。なんで等倍もろくに受けられないこいつらにあげたんだろう。見た目は好きだけどイメージに全く合わない -- 名無しさん (2014-05-30 20:46:17)
- 「種族値が足りない」が一番似合うポケモンだな。全く弱くはないし、個性も一杯あって活躍させる方法もたくさんあるんだけど、火力も耐久もないからどれもパッとしない。ハッサムみたいな「低くても無駄がない」のとは全然違うのを痛感したよ。 -- 名無しさん (2014-05-30 20:53:13)
- デンチュラに善悪相殺の呪いがついたら・・・まずいな。相手ポケモンを一体瀕死にさせるたび味方ポケモンも一体瀕死にする。 -- 名無しさん (2014-07-08 21:55:11)
- ゲンガー -- 名無しさん (2014-07-08 22:11:21)
- ↑すみませんミスです バチュルかわいいよバチュル -- 名無しさん (2014-07-08 22:12:09)
- ↑3。そんな戦術もへったくれもないもんついたら、リアルファイトに発展しかねんぞ・・・ -- 名無しさん (2014-07-08 22:22:30)
- 因みにリアルで最も重い甲虫が10cmで100g程度なのでバチュルがリアルにいた場合は凄まじいことになる。 -- 名無しさん (2014-10-07 14:42:20)
- バチュルは図鑑説明で見てもクモというよりも意図的にノミとして扱われてるな -- 名無しさん (2014-11-26 20:18:54)
- 複眼は雷くらいしか活かす技がないけどあんまり低命中技を覚えられたらそれはそれでバランスブレイカーになりそう。 -- 名無しさん (2016-04-12 15:37:40)
- 蝶不思議のダンジョンにおいては「むしくい」「ねばねばネット」によるバッグへの攻撃力が尋常ではないポケモンとして恐れられる顔を手に入れてしまった模様 -- 名無しさん (2016-06-18 18:14:52)
- ちなみに合計種族値はむしタイプの最終進化系の中で最も低いの所を、第5世代出身のむしタイプの最終進化系の中で最も低いに訂正した方がいいと思うのですが。 -- 名無しさん (2016-06-18 22:06:59)
- サン・ムーンで新たなる虫電気ポケモンの進化前と進化後が登場。モチーフはクワガタっぽい? -- 名無しさん (2016-06-30 22:39:29)
- この合計種族値でそこそこ活躍出来るあたり、配分に無駄がないんだろうな…どれだけ絶妙な素早さが大事か分かるポケモン -- 名無しさん (2016-08-25 01:19:47)
- ALL80のオニゴーリとヒヒダルマが同じ種族値なんだよな -- 名無しさん (2016-11-20 04:38:46)
- もう1段階進化してくれて火力面伸びれば面白そうなんだけどな、地味に広い攻撃範囲でスターミーの亜種みたいな動きできそう -- 名無しさん (2017-01-04 17:10:32)
- ウェブ・スパイダス -- 名無しさん (2018-06-30 13:57:09)
- 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-10-22 19:02:31)
- なんでいちいちデザインに批判が多いとか書く必要あるんだろう。ムカつくわ -- 名無しさん (2019-11-15 16:46:18)
- この子すごく可愛い…キャンプいいぞ〜 -- 名無しさん (2019-12-06 12:36:37)
- レイドソロにおける害悪枠。全体でんきわざ連発で麻痺素早さダウン撒くのマジ勘弁 -- 名無しさん (2020-03-24 16:11:57)
- 属するタイプ的には優等生的なステータスだし電気属性のタランチュラって所に厨二心が刺激されてスタメンにしてたな。何気に技の拡張性も大きいから技構成もそれっぽく出来るし、先攻電磁波からの程々な攻撃力による多彩な属性でのダメージ調整で捕獲に大貢献してくれて実用性も充分だったし。。 -- 名無しさん (2020-05-07 21:24:25)
- カ、カミツレさんは女性だし、クモ型のポケモンは生理的に受け付けられなかったのだろう、多分。 -- 名無しさん (2021-05-19 18:01:54)
- シナリオクリア後は複眼泥棒でアイテム調達もこなしてくれる器用な子。 -- 名無しさん (2022-08-03 17:43:07)
最終更新:2025年03月11日 20:11