アイアント(ポケモン)

登録日:2010/10/05(火) 17:56:34
更新日:2020/06/07 Sun 10:30:15
所要時間:約 6 分で読めます





■データ


全国図鑑No.632
分類:てつアリポケモン
英語名:Durant
高さ:0.3m
重さ:33.0kg
タマゴグループ:虫
性別比率:♂50♀50

タイプ:むし/はがね

特性:はりきり(攻撃が1.5倍になるが、物理技に命中率が0.8倍になる)
   /むしのしらせ(HPが3分の1のとき、むしタイプの技の威力が1.5倍になる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
隠れ特性:なまけ(2ターンに1回しか行動できない)

種族値
HP:58
攻撃:109
防御:112
特攻:48
特防:48
素早さ:109
合計:484

努力値:防御+2


■概要


灰色の体に赤い目をした蟻型のポケモン。大きなアゴが特徴的。
初代を彷彿させるような直球な見た目とネーミングをしている。
ネーミング的にやや似ているが、ドラクエに登場するモンスターであるアイアンアントではない。

天敵であるクイタランに対して集団で対抗する。


■ゲームでのアイアント


チャンピオンロードの内部に野生で出現する。
ここ以外では出てこないため入手はストーリーも終盤になる。

チャンピオンロードでアリかよ、と侮るなかれ。
素早さが非常に高いため逃げるのが難しく、弱点がのみというタイプ構成と高い防御、さらに技構成がフルアタなので手持ちの体力をガンガン削ってくる。
出現率も高く厄介な相手。

そのぶん捕まえれば即戦力として活躍させられる。
特にチャンピオンロードを抜けた先に待ち構える四天王のうちにタイプ一致で弱点を突けるので手持ちに不安がある人は捕まえて育てておくとだいぶ楽になるはず。
おまけにゲーチスサザンドラにも弱点を突ける。

アイアントを使うトレーナーはバトルサブウェイのダブルトレインマスターであるクダリなどがいる。

ちなみに同じくチャンピオンロードに出現するアリクイポケモンのクイタランが天敵らしい。
なるほど炎タイプでアリクイがモチーフとなれば確かに天敵と言えるだろうが、素早さや「あなをほる」を覚えることを考慮するとどう考えてもアイアントの方が強い
彼らが外にいるのは追い出されたからなのだろう。


■対戦でのアイアント


前述の通り高い素早さと攻撃力を持つ速攻物理アタッカー。
その素早さは109と、要注意ポケモンのゴウカザルや同期生デンチュラよりちょうど1速いという絶妙さ。
ちなみに鋼タイプの中で最速で、第5世代までは彼より早いほのおタイプはいなかった。
現在はファイアローに抜かれている。

HPは低いものの112という高い防御種族値とハッサムなどと同じ優秀なタイプ相性で物理に対してはなかなかの硬さ。
ただし特殊耐久はかなり低く、パルシェンと大差ないレベル。
不一致等倍や一致半減でも下手すると一撃であぼんする。

なお、特性「はりきり」は火力を活かしつつ弱点である命中率を補えるという点でZワザと相性が良い。
同特性持ちの中でもアイアントは種族値・タイプ・技等がずば抜けて優秀…というかコイツの次に使いやすいのがラッタという有様。
元々命中率が低い「ストーンエッジ」も安心して撃てるほか、「あなをほる」も強化版「じしん」のような感覚で使用可能となった。
火力の面でも弱点を突けば物理耐久特化サンダー奇石ラッキーを確1にできる等優秀。
特に後者に対しては「ちいさくなる」対策も兼ねることができる。

また「じゅうりょく」パであれば完全にデメリットなしの強力な特性として機能する。
フーディン「えらいハリキリ☆ボーイがやってきたじゃねぇか!」
ダブルバトルレジギガスと組ませるのも面白い。

技に関しては、
タイプ一致技「シザークロス」「アイアンヘッド」
炎・飛行対策となり、Zワザの有力候補でもある「ストーンエッジ」
同じくZワザ化が前提だが範囲の優秀な「あなをほる」
・鋼対策の「ばかぢから」
狩りに「かみくだく」「シャドークロー」
エアームドギャラドス対策の「かみなりのキバ」
必中技「つばめがえし」
一撃技「ハサミギロチン」
あたりが候補。
レパートリーは少ないものの範囲は意外と広く、特にストーンエッジのおかげで唯一の弱点である炎に抜群が取れるのが大きい。
ストーンエッジの命中が不安か、素早さを活かしての怯み狙いなら「いわなだれ」も候補に入るか。
BW2以降の教え技「ばかぢから」も岩技との相性が良く、特に対策として重宝する。

積み技は「つめとぎ」「てっぺき」「こうそくいどう」などを覚える。
耐性のおかげで積む隙は作りやすいだろう。
能力的にはフルアタでも問題はないが、特性がはりきりだと安定感がかなり下がるので、命中が上がるつめとぎが重要になる。

何気に「でんじは」も覚える。
高い素早さを活かして先手で、呼びやすい炎タイプや炎技持ち相手に交替読みで麻痺を撒いたりと汎用性が高い。
「とんぼがえり」や「じしん」など便利な技を覚えないので技スペースの問題は比較的少ないと思われる。
パーティーと相談して採用するか決めよう。

ちなみに隠れ特性はまさかの「なまけ」。
一旦するとただの死に特性だが、高い素早さによる先制「仲間作り」により、相手の特性をなまけにして、
自分は「だっしゅつボタン」「バトンタッチ」で「まもる」「めいそう」を覚えた隠れ特性持ちゴチルゼルに繋ぐ、という型が登場した。

「むしのしらせ」型は他2つの特性と違ってデメリットがなく安定性が高い。
しかし、逆に突出したものがないことや現環境での虫技の通りづらさを考えると微妙な所か。

ウルトラビーストの1体カミツルギとは能力傾向や耐性、ついでに体長等類似する点が多い。
「はりきり」込みでも火力に殆ど差を突けられない上、命中率やタイプ2の一致技の威力及び通りの良さではアイアントが劣っている。
また、それぞれZワザで相手のポケモンを1体倒したと仮定した場合、「ビーストブースト」を持つカミツルギの方がその後も有利に展開しやすい。
特防や鋼・格闘技の威力で勝る点、エスパー・悪に対してタイプ一致で弱点を突ける点、岩・地面技を使える点等で差別化を図りたい所。
なお、タイプや技の関係でタイマンではアイアントの方が有利。
また耐久無振りでも「ひかえめ」カプ・テテフの「サイコフィールド」補正付き「サイコキネシス」を耐えて返り討ちにできる点でも勝っている。

剣盾ではグソクムシャの専用技だった「であいがしら」を習得した。
また何よりダイマックスと非常に相性がよく、発動中は
  • はりきりの強化効果はそのままに全ての攻撃技が必中になること
  • 軒並み低威力だった攻撃技がダイマックス中だと全て威力100を超えること
  • 現環境では比較的かなり高めな部類のS種族値
の3点により、ダイマックス中は上からひたすらに超が付くほどのバ火力で殴ってくる恐ろしいポケモンと化し、対戦面での評価を大幅に上げた。
ダイマックス中でも特殊耐久が低い、素の状態だと相変わらず命中率が不安定など未だに癖が強いが、無対策だと苦戦を強いられるのは必至だろう。


「こんにちは! ポケモンセンターで‥‥うっ うぐっ」

\アリだー!/

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