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ゴチルゼル

登録日:2012/02/09 Thu 00:09:32
更新日:2026/06/12 Fri 19:04:59
所要時間:約 6 分で読めます





\シャン シャン!/\シャン シャン!/



■データ


全国図鑑No.576
分類:てんたいポケモン
英語名:Gothitelle
高さ:1.5m
重さ:44.0kg
タマゴグループ:人型
性別比率:♂25♀75

タイプ:エスパー
特性:おみとおし(相手の持ち物がわかる)
  /かちき(相手に能力を下げられると、特攻が2段階上がる)
隠れ特性:かげふみ(相手の逃亡・交代を封じる。相手も同じ特性の場合は無効)

HP 70
攻撃 55
防御 95
特攻 95
特防 110
素早さ 65
合計 490

努力値:特防+3

ゴチム(Bのみ5、16ばんどうろ)→Lv32でゴチミル→Lv41でゴチルゼルと進化


■概要


黒いドレスのような体に白いリボン(?)がいくつもついたゴスロリっぽい姿(だが♂もいる)。
名前の由来は見た目通りゴチック(ゴシック)なマドモアゼルか。

かなり早い段階から発表されていたポケモンの一匹。
相方のランクルスがクールで強いと今なお大評判なのに対し、こちらは妙にオカルトチックなアレや扱いづらい性能からイマイチ影が薄い・・・
(2012年2月までこのWikiに記事が無かったことがコイツの影の薄さを物語っている気がしなくもない……)

だがしかしあの辺のポケモンに反応を示してきた紳士諸君の一部に根強く需要があるのも事実。
見事に白黒かつ同タイプ、おまけに一進化目がやたらと共通点が多い事もあってかイラスト等ではよくサーナイト系とセットにされる。
さぁみんなで叫ぼう、ごっちんは俺の嫁!


図鑑説明によるとトレーナーの寿命が見えるらしい。死神の目だろうか。
トレーナーの寿命を知ったゴチルゼルは叫び悲しむという。
ゴチルゼルに自分の最期を見せられた悪人は、その日を最後に行方を絶った、という言い伝えもある。

また、強力なサイコパワーを持っており、その影響で空間がねじれて周囲に星空が映る。
星の動きから未来を予測することまでできてしまう。

“てんたいポケモン”でありながら「コスモパワー」や「つきのひかり」といった天体関連の技を覚えないのは内緒。
またゴチミルの図鑑説明がどう見てもロリーパーなのも内緒。

立体図鑑等ではあの黒いスカート(?)の下に白い脚を確認できる。


・・・とまぁ、若干怖いというか不気味な設定を持っているポケモンではあるが、
大切に育ててすっかり懐いてくれた暁にはそのジト目から純粋な信頼の気持ちが訴えられてくるのを感じる事ができるだろう。
さえあればいくらでも可愛く見える、そんな不思議なポケモンである。

進化前のゴチムの鳴き声はヨッシーよろしく「でっていう!」と空耳で聞こえる。


■ゲームでのゴチルゼル


ランクルス系統とは対の存在であり、ブラック・ブラック2のみに登場する。

5番道路でゴチムを捕獲可能。
ゴチミルとゴチルゼルは9番道路のそれぞれ草むらと揺れる草むらで出現する。

ストーリー攻略においては序盤から即戦力になるコロモリに出番を奪われがち。
しかし、特性「おみとおし」により野生のポケモンが持つ道具を探す際に便利。

観覧車イベントでお馴染みミニスカートのミハルがゴチムを繰り出してくる他、
四天王カトレア嬢もなんとエースとして使用。

彼女らの繰り出し直後の「おみとおし」で「おまもりこばん」や「こううんのおこう」「しあわせタマゴ」をおみとおしされて申し訳なくなるプレイヤーが後を絶たないとか。

汚い下心もちゃんとおみとおしである。浮気なんかしたらどうなるかはお察し下さい。

ヤンデレでも愛してあげて。 


しかし、XYでは進化前のゴチミルが廃人達に憎まれているポケモンに。
原因はポケトレである。XYではポケトレが復活し、連鎖を続ければ高個体値のポケモンが出る仕様に。
60連鎖以上で3V以上が確定するため、メタモンがゲットできるポケモン村で高個体値のメタモンをゲットするためにポケトレをするのだが、
このポケモン村で一番出るのがゴチミル。
頑張ってメタモンを60連鎖までやって次に出てきたポケモンがゴチミルなんてことがあったらたまったもんじゃない。
まぁゴチミルだけでなく、ゾロアークプリンモロバレルヨルノズクも嫌われがちだが、見た目などもあってポケトレ連鎖に励むプレイヤーからはXYで屈指の嫌われポケモンになってしまった。
まあ、XYではフレンドサファリでメタモンを求めたプレイヤーも多いのだが。

レンタルポケモン

【BW2】
型1:カゴのみ:なまいきHBD:サイコキネシス/めいそう/うそなき/ねむる
型2:まがったスプーン:ひかえめHBC:サイコショック/ミラーコート/ミラクルアイ/くすぐる
型3:オボンのみ:ひかえめHC:サイコキネシス/チャージビー厶/あまえる/しんぴのまもり
型4:ひかりのこな:ひかえめHC:サイコキネシス/おだてる/じこあんじ/みがわり

型1は瞑想ねむカゴ型。「うそなき」を使えば相手に対してさらに高いダメージを叩き出せる。但し「サイコキネシス」以外の攻撃技が無くあくタイプで詰むのは難点。
型2は「ミラクルアイ」であくタイプにもエスパー技を当てれるようになる。その後「ミラーコート」で特殊のあく技を反射出来ればいいが、何せそこまでの手間をかけている最中に倒される可能性が高く、しかも当時この2つの技をいっぺんに覚えさせる事は出来なかったのである。型3は「チャージビーム」で火力を上げ、「あまえる」で相手の攻撃を大幅に落とす型。因みにエスパー以外の攻撃技を覚えているのはこの型の「チャージビーム」だけである。他にも「しんぴのまもり」で状態異常にも強い。
型4は「おだてる」+「じこあんじ」型。決まれば強いがまたもあくタイプで止まる。上級者向けの型か。

【USUM】
型1:カゴのみ:なまいきHBD:サイコキネシス/めいそう/うそなき/ねむる
型2:まがったスプーン:ひかえめHBC:サイコショック/ミラーコート/ミラクルアイ/くすぐる
型3:アッキのみ:ひかえめHC:サイコキネシス/チャージビー厶/あまえる/しんぴのまもり
型4:ひかりのこな:ひかえめHC:サイコキネシス/おだてる/じこあんじ/みがわり

型3の持ち物が「アッキのみ」になり、物理受け要素がさらに強まった。

■対戦でのゴチルゼル


高めの特防を持っているが、対となるランクルスとほとんど耐久性が変わらない。
素早さでは勝っているものの、火力で完敗、回復も向こうには「じこさいせい」があるにもかかわらずこちらはアイテム頼みだった。
このように登場当初はあまりにも多くの点で相方に遅れをとっているが、ここで終わる彼女(彼?)ではない。

彼女の最大の強みはなんといっても特性「おみとおし」で相手の持ち物が分かるということ。
プレイヤーに洞察力があれば相手の型を看破することも夢ではないはずだ。

半端な種族値からアタッカーよりもサポート型としての運用が主であり、「ちょうはつ」やポケ召喚で簡単に止まってしまうのが難点。
一応「シャドーボール」「あくのはどう」「10まんボルト」「エナジーボール」「シグナルビーム」「イカサマ」とサブウェポンは豊富なので、アタッカー型で意表を突けなくはない。
めざめるパワー」はかくとうほのおこおりあたりが候補。
「ミラーコート」も覚えるが、特殊技を撃たれる機会が少ないので使いづらいか。

BWからの登場した「マジックルーム」を覚えるポケモンの一匹。
相手の持ち物把握からのマジックルームだッ!!
と思っても能力不足がどうしても目につく上技が一つ埋まってしまうのが痛いので現状少ない。
ともあれ、特性のおかげで中々面白い動き方が出来るのでトレーナーの想像力が試されるポケモンと言えるだろう。

ここまではBWまで。
しかしBW2にて隠れ特性が解禁されてからは第9世代現在まで侮れない曲者ポケモンとして警戒されるようになった
一方の相方は前線からほとんど見なくなってしまった


隠れ特性はなんと「かげふみ」。
その強さはソーナンスダグトリオがすでに実証済み。なお、ソーナンス同様「ミラーコート」を使った戦法もとれる。
「かげふみ」が隠れ特性の予定だったシャンデラが変更されてこちらが「かげふみ」なことに驚く声も多かった。

隠れ特性が「なまけ」のアイアントが「なかまづくり」で相手を「なまけ」にすることで「なまけ」で動けないターンに「めいそう」→相手が動けるターンは「まもる」→「めいそう」→…という極悪戦法「ゴチルアント」が特に有名。ゴーストタイプ以外は一方的に嵌められてしまう。大体この戦法の持ち物は「たべのこし」が多い。
この戦法はシングルバトルはもちろん、ダブルバトルでも通用する。
この他トリプルバトルでは「ほろびのうた」とのコンボが開拓されている。
一方でこの世代の頃は遺伝技や隠れ特性が♂にしか解禁されないなどの欠点が存在していたことからか、メジャーかつ同様の経緯で解禁された「かそく」バシャーモなどと比較すると環境への影響はまだ軽微な方だった。

第六世代では通常特性に「かちき」が追加。
何かの能力を下げられると特攻が2段階上昇するというもの。
これにより微妙な特攻を大きく強化できる。
マイナーポケモンであり「かげふみ」が主流であることから発動が狙いやすく、特にダブルバトルと相性が良い。
WCS2018では実際に「かちき」を生かしたプレイヤーが準決勝まで勝ち上がっており、そのポテンシャルを見せつけた。
「かげふみ」の方も特性周りの設定も見直されたことで一般化したが、この世代からはがねタイプの耐性が見直されたことであく・ゴーストタイプが躍進。
同じく「かげふみ」でメジャーなメガゲンガーとは覚える技やメガシンカ枠を使わない点で差別化が可能だったが、速攻アタッカーとしては軍配が上がり、ソーナンスもメガゲンガーとのコンビで躍進したためこの時期は肩身が狭い方だった。

時は経って第八世代ではメガシンカ廃止、「ねこだまし」「アシストパワー」「さいみんじゅつ」の習得で一気に追い風が。
「めいそう」のみならず「コスモパワー」で耐久をガン積みし、「アシストパワー」で無効化されるあくタイプ以外を処理できる。
また耐久をガン積みしたあとに「ねむる」で回復し、ジワジワと時間を経過させTODに追い込むいやらしすぎる戦法まで開拓される。
特に禁止伝説級解禁後にはこの戦法を行うゴチルゼルが流行り、一般ポケモンとしてはかなり上位の使用率も記録している。
ダイマックス相手には「なかまづくり」が無効化されるため、タイミングを測る必要はあった。
「かちき」型も「ねこだまし」の習得でダブル適性がさらに上がっている。

第9世代では「コスモパワー」が没収され、さらにアイアントが最後まで不在*1
しかしテラスタルによるタイプ変更およびテラバーストによる奇襲は従来の戦法と相性も良く、あくタイプに無効化されるアシストパワーではなくテラバーストがメインウェポンとなったゴチルゼルも多い。
一方でゴーストタイプにテラスタルされて逃げられてしまうことも。特に初期環境からイッカネズミの「ネズミざん」やカイリューの「しんそく」対策でゴーストテラスは比較的多め。
しかし環境が進むたびにパラドックスポケモンや禁止伝説級の超パワーに対抗する耐久型戦法が増えた結果、それに対してハメ性能のあるゴチルゼルも躍進
なんとシーズン18シングルバトルでは最終順位1位、3位、5位のパーティにエントリーされていた
この構築はどれもテラスタルタイプと技が違っていたことも面白い部分である。

「かげふみ」ゴチルゼルの強みは「持ち物自由で能動的に動けるポケモン」であること。
ソーナンスは反撃特化すぎること、ダグトリオは紙耐久なこと、メガゲンガーはメガストーンで持ち物が固定される…とそれぞれ欠点があるが、ゴチルゼルはどれもある程度は克服している。
エスパー単タイプという受けに関しては耐性が悪いことが欠点だが、「めいそう」「コスモパワー」を積むことで耐久力を上昇させそれを解消するのが基本戦法。
もっとも急所事故でやられたり、欲しい技が多い*2ために4つしかない技欄も悩ましい。この辺りはトレーナーの手腕にかかっている。


…以上のように、上手く戦わすにはトレーナーの想像力、つまり実力が試されるので、この点においても愛さえあればどうにでもなるということである。
おみとおしで邪な心を見通すか、かげふみで逃げられなくするか、かちきで奇襲をかけるか・・・
選ぶのはあなた自身である。


■アニメでのゴチルゼル


ゴチム、ゴチミル含め全て登場済み。

BW21話にはメインゲストポケモンとして登場
ゴチルゼルの鳴き声(CV:水田わさび)に困惑した人も多いのではないだろうか。
「ゴォォチィィルゥゥゼェェルゥゥ!!(`・ω・´)」
しかしストーリー的にはBW屈指のいい話と言われているので知らない人も是非ご覧いただきたい。

また逆に2011年末のコピペロス回に登場したゴチミルの可愛さにきゅんときた人も多いのではなかろうか。
「みちる…(´・ω・`)」


映画『白き英雄 レシラム』ではゴチム、ゴチミル、ゴチルゼルが共に銀幕デビューを果たしている。

なお、ゴチムとゴチミルのトレーナーはゴスロリである。



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最終更新:2026年06月12日 19:04

*1 一応ダブルバトルではケッキングに「スキルスワップ」を利用して「なまけ」を押し付けることは可能だが、手数がかかる

*2 「まもる」のみならず、「めいそう」などの積み技や「さいみんじゅつ」「いやしのはどう」といった補助技、そして「アシストパワー」以外にあくタイプへの打点も欲しくなる