チェリッシュ(金色のガッシュ!!)

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チェリッシュ(金色のガッシュ!!) - (2022/05/21 (土) 02:03:01) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/08(日) 00:06:19
更新日:2024/02/06 Tue 10:47:22
所要時間:約 4 分で読めます







ガッシュの坊や…

足を止める必要はないわよ…



金色のガッシュ!!の登場魔物。
魔界の王を決める戦いに参戦した魔物の子の一体。


CV:永野愛
本の色:シャトルーズイエロー
好きな食べ物:魚、キャンディー
好きな歌手:CHEMISTRY
パートナー:ニコル


女性の魔物であり、帽子をかぶり、髪は良い匂いでウェーブがかかっている。
背丈も高くてスタイルも良く、宝石の様な輝きと表現されている。

初登場はファウード編。
ガッシュと友達になったテッドが探している魔物として、名前のみ登場。
その後、リオウが集めた魔物の中に、彼女らしき魔物が紛れていた。

ファウード近くにて、ティオウマゴンと交戦という形で登場。
この時、パートナーのニコルがチェリッシュの名前を叫び、ウマゴンが反応していた。
終始劣勢だったが、ウォンレイに助けられ、一時退散。

実は彼女もパートナーにリオウの呪いをかけられた1人であり、やむを得ずリオウに従っていた。
ファウードの封印がとけ、同時にニコルの呪いもとけると、最善の手として再びリオウ側についた。

ファウードの支配者がゼオンになった後、ギャロンと共にガッシュ達の前に立ちふさがった。
何かに怯えている様子で、ガッシュの説得も効かず、攻撃してくる…







以下、ネタバレ注意。










ザルチム同様、ファウードとの契約を結ばなかった魔物。
ザルチムと違いゼオンに忠実ではなかった為、ゼオンの「バルギルド・ザケルガ」の洗礼を受け、唯でさえ疲弊していた身も心もボロボロにされてしまった。
以降、それが強烈なトラウマとなり、ゼオンに逆らえなくなってしまった。
また、ギャロンはゼオンから雷の結晶を受け取っていた為、睨むたびに雷の衝撃を思い出させていた。

が、そこに…



よぉ…チェリッシュ…


お前、強かったのに…何で泣かされてんだよ?



どんな状況になっても、絶対に信じられる子…テッドが現れた。


チェリッシュは元々、自分と同じ身寄りのない魔物の子供達を引き取って一緒に暮らしており、リーダーのような存在だった。
テッドもチェリッシュが拾った魔物の子供の1人。
酔っ払いの雇い主に殴られようが、せっかく作った家を壊されようが、泥まみれのパンを食べようが…
決して折れずに綺麗に輝き、テッド達に生きる希望を与えてくれた。

テッドの勇姿、魔界での思い出、守るべき者、ギャロンの罵倒
多くの声、姿が彼女の中を巡り、激痛と恐怖と誇りの間を苦悩する。
そして…



だまるんだよ、ゼオンの犬っコロが…

とっととテッドから離れな


心の強さが、雷の恐怖に打ち勝った。

雷の痛みに耐えながらも、チェリッシュはゼオンの居る場所をガッシュに教える。
その後、テッドによりギャロンに埋めてあった雷の結晶は破壊され、雷の恐怖から解放された。
また、魔界に帰るテッドと語り合い、最後にはキスをした。

ゼオン戦には、新しい術を覚えて参戦。
最初はゼオン打倒を目的に彼を狙撃し続けたが、徐々に見破られた事で柱に閉じ込められていたティオキャンチョメウマゴンの救出に専念。

しかし、ゼオンの術を目の当たりにし、奥底に残っていた激痛への恐怖が蘇り、銃を握る手が震えて狙いが定まらない。
本格的に彼女を倒しにかかり放たれたジャウロ・ザケルガが彼女の本を掠り、ついに燃え出してしまう。
だが、そこに魔界に還った筈のテッドや孤児たちが現れ彼女の銃を支え、口々に彼女への想いを口にする。
それを受けて真の意味でゼオンの雷を克服し、ティオを救出。驚愕するゼオンを哀れみ、ガッシュに全てを託して魔界に帰っていった。

バニキス「え?俺は?」


クリア戦では、テッドと共にガッシュに力を貸した。
魔界に帰った後は、テッドやレイン達と新しい家を作っていた。

単行本25巻では、人形遊びしている様子が描かれている。かわいい

○ニコル
チェリッシュのパートナー。鳥獣保護区を守るレンジャー。
チェリッシュとは活動最中に出会った。
女2人旅は何かと危険な為、男装している。
また、銃の扱いが上手い。 


○使用術
ダイヤモンドのような鉱物(宝石)を発射する術を使う。

●コファル
人差し指から小さなダイヤモンドを放つ。

●ゴウ・コファル
コファルの強化版。
大型のダイヤモンドを放つ。

●ガレ・コファル
親指以外の指先から小さなダイヤモンドを拡散させるように放つ。

●ガンズ・ゴウ・コファルガ
中型のダイヤモンドを連続で放つ。

●ギガノ・コファル
ゴウ・コファルの強化版。
より大型のダイヤモンドを放つ。

●ディオガ・コファルドン
チェリッシュの最大術。
ギガノ・コファルの強化版で、超巨大なダイヤモンドを放つ。

●グラード・マ・コファル
巨大なスナイパーライフルからダイヤモンドの弾丸を放つ。
弾のスピードは速いが、チェリッシュ本人が照準を合わせるため力量が問われる難しい術。
術の発動と同時にワープホールの役割を持つ巨大鏡*1が2枚出現し、鏡を通して別方向からの狙撃をする事も可能。
弾の威力はゼオンのランクの上がったザケルガやテオザケルを貫いて攻撃できる程。ファウードの力で強化された魔物のギガノ級を余裕で上回る威力ということになる。
狙撃のときには「シュート」と声を発する。エメラルドスプラッシュ!とは言わない。
何気にゼオンに(僅かではあるが)まともにダメージを与えた初めての術でもある*2

●シン・グラード・ガンズ・コファル
ガッシュの金色の本に現れた、「シン」級のグラード・マ・コファル。
巨大スナイパーライフルの他、周囲に無数の小型ライフルビットが出現。
そこからダイヤモンドの弾丸を一斉に放ち攻撃する。
ハイマットフルバースト。


  • アニメ版の彼女
アニメでのファウード編は打ち切りの影響を受けて、原作とは全く違う展開をしている。
その影響を最も強く受けたのは、チェリッシュだった。

コントロールルームを目指す清麿たちの前に立ちはだかり、説得にも
「理由はどうあれ、あなた達は魔物を倒してきた!」(意訳)と聞き入れなかった。
前の部屋で合流したテッドが前に出ると、彼女は憎しみを込めて攻撃を始めた。


その理由は、魔界での過去にあった。
両親の揃った家庭で、平穏に暮らしていたチェリッシュは、ある日喧嘩で傷ついたテッドを見つけ、怪我を手当し、
そこから、2人は仲良くなっていった。

だが、王を決める戦いに2人が参戦することが決まった後のこと。
テッドが出かけていた時にチェリッシュの家が大爆発した。
テッドが駆けつけた時にはチェリッシュの両親は既に息絶えていた。
そこにチェリッシュが戻ってきたためにテッドが両親を殺したと誤解してしまう。
(真犯人は明言こそされていないが、煙ごしに見覚えのあるシルエットが立ち去る姿が見えていた。)

テッドがチェリッシュを探していたのは、その誤解を解くためだった。
そして、テッドの真摯な眼差しから、チェリッシュの誤解は解け、2人が和解しかけたその時、
リオウが放った心臓の体内魔物が強襲をかけてきた。
不意打ちを受け、チェリッシュの本は燃やされてしまった……
(その直後、心臓を打つ魔物は怒るテッドの新呪文「マキシマム・ナグル」で倒された)

話の素材としては原作と別方向とはいえ悪くはないが、いかんせん展開が単調で見せ場も少なく、盛り上がる話とは言い難い。
ファウード再突入以降のアニメ版によくある、微妙クオリティの話のひとつとなってしまった……



今頃冥殿に気づくなんて…本当に私しか見えてなかったのね…


安心して追記・修正して。

Wiki籠りのような奴は、絶対に魔界の王にはさせない。

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