地球平和連合TPC(ネオフロンティア時代)

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地球平和連合TPC(ネオフロンティア時代) - (2015/02/10 (火) 22:40:58) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/08/25(木) 18:59:32
更新日:2024/01/14 Sun 15:33:03
所要時間:約 7 分で読めます





『地球平和連合TPC』とは、円谷プロ製作の特撮TV番組『ウルトラマンティガ』及び『ウルトラマンダイナ』に登場した架空の国際機関である。

本項では主にによる滅びを乗り越えた後の西暦2013年からスフィアとの戦いを終えて新たな時代を迎える2020年にかけて記述する。




◆概要
闇との戦いを終え、新たな段階を迎えた人類は、夢と希望とロマンを求めて宇宙開発に乗り出した。『ネオフロンティア時代』の到来である。

TPCの理念はこれまで通りに地球の平和維持だが新たに宇宙進出の中心を担うこととなり、
続発する怪獣災害への対応にあたって組織は大幅に拡大した。

しかしそれは、一度は武力を放棄したTPCが大きく軍事に傾くことを意味していた。

特に警務局は地球防衛の為とはいえプロメテウスや人造ウルトラマンなど後ろめたい物事が多くなったりと、
TPCはかつての地球防衛軍と同じ道を歩みつつある。




◆TPCの歴史(西暦2013年〜2020年)

【2013年】
ネオフロンティア計画が本格的に始動。その第一段階として火星移住計画がスタート。

サワイ総監が病気療養の為、TPC総監がフカミ・コウキに交代。

来るべきネオフロンティア時代に備えて軍備増強が決定。次世代GUTSの構想が練られる。


【2014年】
キサラギ・ルイ博士によってネオマキシマ・オーバードライブ理論が発表される。

新総合本部基地が完成、同時にTPCも再編成されて拡大した組織を束ねる為に参謀長のポストが設けられる。
GUTSも再編成に伴ってスーパーGUTSに。旧GUTSのメンバーはそれぞれの道へ。
『ネオフロンティア計画』が公式に発表され、アピールにロゴマークを一新。


【2015年】
火星大気改造プロジェクトが開始。同時期にネオマキシマ航法の実験が成功、普及が進む。
火星移住計画チームから宇宙第一世代の子ども達「スターチャイルド」が産まれる。その記念すべき最初の子は“ヒカリ”と名付けられた。


【2016年】
TPC科学局のホリイ博士発案の太陽系各惑星間を結ぶネットワーク「コスモネット」の開発が科学局と民間企業PWIと共同で始まる。

建造中の冥王星宇宙ステーションが巨大宇宙昆虫によって全滅。
これを教訓に各宇宙ステーションにクリムゾンドラゴン小隊が配属される。
同時に巨大隕石迎撃用ミサイル・ファイナルメガランチャーが装備された。

火星マリネリス基地が完成。火星大気改造計画が始動する。


【2017年】
謎の宇宙生命体によってネオフロンティア計画の妨害が始まる。
フカミ総監が視察中の火星基地も襲撃を受けるが、スーパーGUTSと新たなる光の巨人によって退けられる。
宇宙生命体は“スフィア”と、光の巨人は“ウルトラマンダイナ”と命名された。

メラニー遊星にて小型生物・通称“ハネジロー”が保護される。


【2018年】
海底基地トライトンJⅡが深海竜によって壊滅。

宇宙生命体の陰謀で南極海底基地アイスキャッスルが全滅。
クラーコフもジャックされ、木星へ移送中だった人工太陽試験機「NSPカンパネラ」が南極へ直進するが、
スーパーGUTSとダイナの活躍で事件解決。人工太陽の実験が再開される。

警務局特殊部隊ブラックバスター発足。

宇宙戦闘艦プロメテウス完成。しかしモネラ星人によってジャックされる事件が起こる。
ダイナと復活したウルトラマンティガによって事件は解決する。

ゼロドライブ計画が再開。アスカ隊員によって計画は飛躍的に進む。


【2019年】
ゴンドウ参謀によって火星警務局秘密研究所でF計画が密かに再開される。
密かにΩファイルに封印されたF計画のデータや生科学研究所に保管されたアークが奪取される。

冥王星から帰還中のロムルスⅢ世号がスフィアに襲撃され、兵庫・大阪がスフィア合成獣ジオモスの脅威に晒されるが
スーパーGUTSと一時的に前線復帰した旧GUTS、そしてウルトラマンダイナによって阻止される。

ネオフロンティアの在り方を問い直すTPCサミットがもたれる。


【2020年】
人造ウルトラマン“テラノイド”が完成するもスフィアに寄生されゼルガノイドに変貌。ゴンドウ参謀自らの犠牲によってダイナ勝利。
時を同じくして惑星大の巨大スフィアが出現、太陽系の惑星を次々と吸収しながら地球へ接近。
封印を解かれたネオマキシマ砲とダイナによって消滅する。

その際に生じたワームホールにダイナが飲み込まれる。吸収された惑星は還ってきたがダイナは帰還せず。

「明日(ひかり)へ」をスローガンに人類が次なる時代へ向けて前進することが宣言される。
以後、この日を「光の日(現行設定では“アスカ記念日”)」として記念日に制定される。




◆各機関と支部
本部は中部地方の某山中に建設された総合本部基地グランドームに移設された。
組織の再編により、更に規模の拡大・細分化が進んでいる。


総合本部(日本)-最高司令部
|      |
|      └参謀本部
|      └スーパーGUTS
|      └警務局
|      | └ブラックバスター
|      └情報局
|      └養成機関ZERO
|      └医務局
|      └科学局
|      └etc……

|-北アメリカ支部(フロリダ)

|-南アメリカ支部(サンディエゴ)

|-北ヨーロッパ支部(オスロ)

|-南ヨーロッパ支部(ウィーン)

|-アフリカ支部(アディスアベバ)

|-南アジア支部(スラバヤ)

|-西アジア支部(カトマンズ)

|-南太平洋支部(マウイ)

|-オセアニア支部(ニューカレドニア)

|-宇宙ステーション・デルタ

|-宇宙ステーション・カムイ

|-宇宙ステーション・オメガ

|-月面基地ガロワ
|  └コスモアドベンチャー部隊

|-火星マリネリス基地

|-木星ガニメデ基地
|  └コスモアタッカー部隊

|-宇宙開発センター

|-海洋開発センター

|-自然科学センター

|-未来科学センター

|-南極海底基地アイスキャッスル

|-海底研究基地トライトンJⅡ

└-クリオモス島


この他にも宇宙開発局や海底開発局、宇宙犯罪特捜チーム・コスモアドベンチャー部隊、各支部・各基地の戦闘部隊などの各機関が置かれている。




◆TPC総合本部基地“グランドーム”
中部地方の某山中(八ヶ岳付近?)に建設された新たな本部基地。

総合本部基地はキノコのような外観のタワー・グランドームを中心に地下に広がる様々な施設、
高純度エネルギー備蓄基地、無人防衛システムによる4つの防衛線によって構成される大変に広大な基地。

特にグランドームには最高司令部をはじめ参謀本部、スーパーGUTS作戦司令室、ライドメカの発着ゲート、
地下の中央制御室、ライドメカの格納庫、大規模災害に備えた巨大シェルターが備わっている。

周辺に広がる地下施設には開発・整備工場、各ラボラトリー、隊員や職員のプライベートルーム、
メディカルセンター、レクリエーション施設、会議室、日本各地と繋がったシークレットロードが完備されている。

緊急時に際してはエレベーター部分を格納したディフェンスモードへと移行する。
強力な防衛施設やスーパーGUTSの活躍により本部そのものが攻撃を受けたことはないが、
この手のお約束として宇宙人による潜入や内部からの破壊工作には弱かった。

なお、これまで本部として機能していたダイブハンガーは本部移転後は航空司令部として存続している。











追記・修正は足を氷が満杯の水桶に突っ込んでからお願いします。


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