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クラーコフNF-3000

登録日:2011/07/20(水) 12:42:40
更新日:2026/05/10 Sun 22:48:49
所要時間:約 3 分で読めます




クラーコフNF-3000とは、円谷プロ製作の特撮TVドラマ『ウルトラマンダイナ』に登場するライドメカである。
デザインモチーフはアルファベットの『X』。
初登場は第6話「地上最大の怪獣」で。本格的な活躍は第25話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前編)」から。


◆概要

地球平和連合TPCがネオフロンティアの象徴として建造した移動ベース基地。

2011年に宇宙戦闘艦と共に建造が始まるが、そちらに先んじて2014年に完成。
以降はネオフロンティア時代を通して宇宙から海中まであらゆる領域で活躍した。

ちなみに宇宙戦闘艦の方はキサラギ・ルイ博士が計画に参加したことで大幅に設計が見直され、
後にプロメテウスとして完成することとなる。



◆機体性能・武装

ネオマキシマエンジンを備え、空・陸・海・宇宙などのネオフロンティア計画の最前線に赴いて調査と探査を行う。
またコントロールルームを兼ねたサテライト司令室を備え、各種ライドメカも全て格納していており、
緊急事態や大規模作戦時にはスーパーGUTSの前線基地としても機能する。

4本のセクトを伸ばせば移動形態、畳めば基地形態となる。
宇宙・空中・海中などあらゆる場所での行動が可能だが、地形に対応させるにはコンピューターによって機能を切り替えることが必要になる。


武器は各部に備わる迎撃ビーム砲や追尾式ミサイルに加えて、
円盤の大群を一掃する程の威力のある強力なビーム兵器・ギューベルン砲。(本編未使用)
また最終章では…(後述)。

なお、最悪の事態を想定してコンピューターの干渉を受けないキーロック式の自爆装置がセットされている。



◆劇中での活躍

前作のアートデッセイ号より出番の多い計8話分の登場。

  • 第6話「地上最大の怪獣」
初登場。今回は基地形態のみの登場で、コウダとTPC隊員が宇宙からフォーガスを監視していた。
終盤ではフォーガスにジャックされて本部に発射されたTPCヨーロッパの迎撃ミサイルを軌道上で迎え撃ったが、1発だけ仕留め損ね、後をリョウのγ号に託した。

  • 第25話・第26話「移動要塞浮上せず!(前・後編)」
コウダ、リョウ、マイが搭乗し人工太陽試験機のNSPカンパネラを火星からの誘導圏内に届け出ることに成功。
ここまではよかったのだが、急激な海水温の上昇現象を調査するため、南極に向かったのが運の尽き。
海上に着水後、海底基地アイスキャッスルを破壊した水棲生命体スヒュームにコンピューターを乗っ取られた挙句、浮上システムに異常が発生して海底に沈められ自爆の危機に。
その際、潜水モードへの切り替えが間に合わず、船内に海水が押し寄せる事態に陥っている。

  • 第35話「滅びの微笑(前編)」
冥王星で消息を絶ったロムルスⅢ世号の救助に赴くも、それはスフィアの罠。
ロムルスⅢ世号に取り憑いて艦内に侵入したスフィアにネオマキシマエンジンを取り込まれ、大阪市街に墜落の危機に陥った。
格納庫ごと切り離してなんとか市街地への落下を防ぐも、そこで出番は終了。
取り込まれたネオマキシマエンジンはスフィア合成獣ジオモス、ネオジオモスのパワーとしてダイナとスーパーGUTSを苦しめる結果になってしまった。

  • 第44話「金星の雪」
金星のテラフォーミングの為に散布されたが消息を絶った人工バクテリア・アイスビーナス捜索の為に金星に出動。
しかし金星の大気中を自在に飛行するスフィア合成獣・グライキスに襲われて反撃するも金星の大気に阻まれて攻撃が届かず、やむなく金星を脱出する。


……という風に、「戦闘母艦」ではなく「移動基地」という特徴から酷い目にあう事が多かったが。

  • 第49話~51話「最終章(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)」
人類最後の砦としてネオマキシマ砲を装備。
グランスフィアに立ち向かいウルトラマンダイナの勝利のきっかけを作ったりと、やはり作品になくてはならない存在であった。



◆余談

  • 前番組のアートデッセイ号や後番組エリアルベースと異なりDX玩具は発売されなかった。
    歴代ライドメカの塩ビ製フィギュアのセット「出撃!!ウルトラメカセレクションⅣ」で基地形態が収録されたのが唯一の立体化となる。

  • 印象的な活躍を残したメカだったが、2022年に開催された全ウルトラマン大投票ではまさかの投票対象外。
    こんなところでも恵まれないクラーコフであった。




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最終更新:2026年05月10日 22:48