クラーコフNF-3000

登録日:2011/07/20(水) 12:42:40
更新日:2021/07/22 Thu 04:03:45
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クラーコフNF-3000とは、円谷プロ製作の特撮TVドラマ『ウルトラマンダイナ』に登場するライドメカである。
デザインモチーフはアルファベットの『X』。
第5話「地上最大の怪獣」で初登場、本格的な活躍は第25話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前編)」から。


◆概要

地球平和連合TPCがネオフロンティアの象徴として建造した移動ベース基地。

2011年に宇宙戦闘艦と共に開発が始まるが、マキシマ・オーバードライブ航法の生みの親であるヤオ・ナバン博士が脱退した為に開発が遅れていた宇宙戦闘艦に先んじて2014年に完成。
ネオフロンティア時代を通して活躍した。


◆機体性能・武装

ネオマキシマエンジンを備え、空・陸・海・宇宙などのネオフロンティア計画の最前線に赴いての調査と探査の他、
コントロールルームを兼ねたサテライト司令室や各種ライドメカも全て格納していており、
緊急事態や大規模作戦時にはスーパーGUTSの前線基地としても機能する。

4本のセクトを伸ばせば移動形態、畳めば基地形態となる。
宇宙・空中・海中などあらゆる場所での行動が可能だが、地形に対応させるにはコンピューターによって機能を切り替えることが必要になる。

武器は各部に備わる迎撃ビーム砲や追尾式ミサイルに加えて、
円盤の大群を一掃する程の威力のある強力なビーム兵器・ギューベルン砲。
グランスフィアとの最終決戦ではネオマキシマ砲を装備した。

なお、最悪の事態を想定してコンピューターの干渉を受けないキーロック式の自爆装置がセットされている。



本格登場の第25話では、侵略者のスヒュームによって浮上システムに異常が発生して海底に沈められた際に
潜水モードへの切り替えが間に合わず、船内に海水が押し寄せる事態になった。



◆劇中での活躍

前作のアートデッセイ号より出番の多い計8話分の登場。

第5話「地上最大の怪獣」

基地形態の状態でフォーガスに侵食されたTPCの迎撃システムを軌道上で迎え撃った。


第25話・第26話「移動要塞浮上せず!(前・後編)」

コウダ、リョウ、マイが搭乗し人工太陽試験機のNSPカンパネラを火星からの誘導圏内に届け出ることに成功。
ここまではよかったのだが、急激な海水温の上昇現象を調査するため、南極に向かったのが運の尽き。
海上に着水後、海底基地アイスキャッスルを破壊した水棲生命体スヒュームにコンピューターを乗っ取られた挙句、海底に沈められ自爆の危機に陥った。


第35話「滅びの微笑(前編)」

スフィアにネオマキシマエンジンを取り込まれ、大阪市街に墜落の危機に陥った。


第44話「金星の雪」

金星の大気中を自在に飛行するスフィア合成獣・グライキスに襲われて反撃するも金星の大気に阻まれて攻撃が届かず、やむなく金星を脱出する。


……という風に、「戦闘母艦」ではなく「移動基地」という特徴から酷い目にあうのが多いが、最終章では人類最後の砦としてネオマキシマ砲を装備。
グランスフィアに立ち向かいウルトラマンダイナの勝利のきっかけを作ったりと、やはり作品になくてはならない存在であった。


なお、同時期に開発されていた宇宙戦闘艦はキサラギ・ルイ博士が計画に参加したことで大幅に設計が見直され、
後にプロメテウスとして完成することとなる。


◆余談

前番のアートデッセイ号と後番エリアルベースと異なりDX玩具は発売されなかった。
歴代ライドメカの塩ビ製フィギュアのセット「出撃!!ウルトラメカセレクションⅣ」で基地形態が収録されたのが唯一の立体化となる。

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最終更新:2021年07月22日 04:03