ピッツァ/ソルダートJ

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ピッツァ/ソルダートJ - (2015/05/30 (土) 12:02:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/24(土) 14:25:07
更新日:2023/05/14 Sun 11:14:18
所要時間:約 6 分で読めます




「ピッツァ/ソルダートJ」は『勇者王ガオガイガー』及び続編『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。

CV:真殿光昭



空に生き、空で育った私にかなうはずもあるまい!


ピッツァ
『大空』をこよなく愛す機界四天王の一人。
鳥のような格好をした青年型ゾンダリアンで、獅子王凱(サイボーグガイ)をライバルと認めて以降彼の前に度々姿を現す。

彼の生み出すゾンダーロボは航空機を模したものが多く、またゾンダリアンとしての身体能力も去ることながら、戦略家としても頭が切れ彼の作戦はどれもGGGを苦戦させた。
GGGとの戦いに本腰を入れるに辺り親交のあるペンチノンと共に、ゾンダーを浄解可能な能力を持つ天海護をターゲットとし行動するが。
まずはガオガイガーの破壊を優先すべしとしたポロネズ&プリマーダとの目標意識のずれが生まれ、結果機械四天王は全員での連携を果たせずに終わる事となった。



【劇中での活躍】

『粒子加速器イゾルデ』での邂逅以降サイボーグガイに対して興味を持ち、彼との戦いを楽しむようになる。

終盤にてEI-26として大空を舞台にガオガイガーと勝負を繰り広げ、さらに護を救出しにきたサイボーグガイと再度交戦するも勇気の力の前に敗北。

機界指令パスダーによってガイにトドメが刺されようとした時、彼は咄嗟にガイを庇い、最期はパスダーに向かって特攻を仕掛け消滅したかに見えたが…



Jアーク! 発進!!


ソルダートJ

正式名称は『ソルダート・J-002』
(読みはナンバー ジェイ ダブルオーツー)

元々は赤の星で生み出された対原種用サイボーグであり、31人いる『ソルダート師団』の1人。

実力においては師団最強と謳われており「三重連太陽系最高の戦士」とまで評されたが、機界昇華の際、腕原種との戦いに敗北。
危機に瀕した彼を救ったのが機界四天王の一人ペンチノン(トモロ0117)であり、彼の誘いを受けてゾンダリアン「ピッツァ」になったのであった。

特攻した直後、東京上空で不死鳥の姿となって漂い燃え尽きようとしていたが、第34話のアバンにおいてアルマに浄解されていたことが判明。
その後、再生する力も無く洞窟の中で目玉の姿となっていたペンチノンをアルマと共に迎えに行った。


「ワタシもここまでか…」

「まだだ」

「ルウィィ?」

〜格好良いBGM〜

「ペンチノン、お前もその本来の姿を取り戻すが良い…そして共に戦おうぞ、(ルウィ…)アベルの戦士として!」

「アルマ…それにピッツァか…?」

「ピッツァではない……ソルダート……Jだ!」

(左腕のJジュエル)『キュイイーン』


「戦士」としての生き方は、ピッツァとは相変わらずであり、FINALで共闘したルネ・カーディフ・獅子王とは共感できる点があり戦いを重ねていく中でお互いに信頼できる関係にまで発展した。

全身にアーマーを着ていて頭部は見えないが、素顔は鼻の高い青年。

ちなみに『ソルダート』はスペイン語で「戦士」という意味で、モチーフは『サイボーグ009』に出てくる「002」ことジェット・リンク(名称や異様に高い鼻を見れば解る)

搭乗機:キングジェイダー及び、ジェイダー、Jアーク



【主な武装】

Jジュエル
左腕に装備しているエネルギー機関。Gストーンを赤の星の技術で改造したもので、Gストーン以上の出力を誇る。
また、サイボーグガイのGストーン同様生命維持を担っている。

●ラディアントリッパー
両腕部から発せられる格闘兵装。
ジェイダーのプラズマソードと同様の兵装

●背部飛行ユニット
背中に収納・展開が自在な可変翼を持ち、高速で飛行することが可能。

●ハイパーモード
Jジュエルの出力を限界まで引き出した姿
で、全身銀色に輝く。

本来はありえない形態であるが、危機に瀕したルネ・カーディフ・獅子王の持つGストーンと自身のJジュエルの共鳴反応によりお互いハイパーモードへと昇華した。

◆ジェイダー
Jアークのジェイバードとフュージョンした姿。

◆キングジェイダー
ジェイダーとジェイキャリアーがメガフュージョンした姿。



【劇中での活躍】

勇者王ガオガイガー
29話より登場。

戒道少年によって助けられた彼は機界31原種の襲来と共にJアークを起動させ、原種3体相手に苦戦するガオガイガーの前に颯爽と登場し、原種をあっという間に片付ける。

目的としては原種の持つZクリスタルを集めることであったが、その戦い方を巡って度々GGGと衝突するも、木星に現れたZマスターの復活を阻止すべくGGG艦隊と共同戦線を張る。

最後は、Zマスターの心臓部にてキングジェイダーのエネルギーを暴発させ消滅したかに見えたが…


勇者王ガオガイガーFINAL
やっぱり生きてた不死鳥の男。

Zマスター戦で消滅したかに見えたが、ザ・パワーの導きにより宇宙の端「ヴォイド」へと飛ばされ、そこで『宇宙収縮現象』が起きていることを知る。

木星圏まで戻ってきたところで遊星主の追撃を受けている護(ラティオ)を庇い遊星主によって捕縛され、彼らが復元したレプリ地球のモン・サン・ミシュエルにて拘束されていたが、ルネの手により復活する。

途中遊星主に操られた凱の攻撃でジェイクォースを失ったり、凍結コマンドによってJアークが無力化された挙句、ルネと共に瀕死の状態まで追い込まれてしまう。

しかし、


戦士として誇りを捨てるぐらいなら私は戦って死ぬ!

暗い迷宮をさまよい続け、やっと私は戦士として大空を羽ばたくことが出来た…

だから

死ぬのはお前達、害虫を駆除してからだ!!


そしてルネと手を繋いだことでGストーンとJジュエルが本来の輝きを取り戻し、Jアークの凍結コマンドも解除された。


不死鳥は、炎の中から蘇る!!


復活したキングジェイダーを駆り、ピア・デケムと対峙。アルマを人質に盗られていたため全力で攻撃できなかったが、隙を突いた攻撃でピア・デケムの破壊とアルマの救助に成功する。

GGGの切り札ゴルディオンクラッシャーにより勝利したものの、Jアークも殆ど機能しておらず、脱出するアルマに戦いが終わったことを諭し、消滅する宇宙の中に消えていった…
今のところ生死不明である。



【余談】
外見のモデルは『サイボーグ009』の002。
そのためあの特徴的な鉤鼻も受け継がれており一部で「鼻原種」と呼ばれることも。

外伝には「ジェイバトラー」に乗るJ-019が登場している。

『第2次スーパーロボット大戦α』ではピッツァとして登場し、凱のみならず鋼鉄ジーグともライバルである。
『第3次スーパーロボット大戦α』ではソルダートJになり、凱やルネ、ジーグと共闘する機会が多い。

『スーパーロボット大戦W』では、テッカマンブレードに変身するDボゥイのDについての話が出た後に「Jって何の略なの?」的なことを皆に聞かれたが、当の本人も解らなかった。

(そういえば、私も知らん…)

前半は主人公達と敵対していた悪役が後半は名前を変えロボットに乗りこみ味方になるのは『黄金勇者ゴルドラン』ワルター・ワルザック/イーターイーザック(ただしこちらは自称)以来である。




ルネ?


解ってる!死ぬのは追記・修正が終わってからだ!!


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