カザリ(仮面ライダーオーズ)

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カザリ(仮面ライダーオーズ) - (2019/09/12 (木) 00:47:57) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/02/17(木) 14:41:11
更新日:2024/02/09 Fri 23:38:19
所要時間:約 5 分で読めます





「進化」を止めてる君は僕には勝てない


仮面ライダーOOO』に登場する怪人。
幹部級怪人グリードの一体。

人間体/怪人体(声):橋本汰斗
主なスーツアクター:渡辺淳
コアメダル:ライオントラチーター

風を操る猫系グリード。カーテンの色は色。
名前の由来は“飾り”
コアが猫科で統一されてるせいかモチーフが散見する他のグリードに比べるとデザイン自体は普通の猫怪人。
目覚めた当初はライオン一枚が行方不明になっており、トラ一枚をアンクに奪われていたため下半身が不完全な状態だった。

両手から伸ばした鉤爪や黄色い突風による攻撃を得意とする。
また、メダルがある程度集まると頭部の髪の毛状のパーツが伸びて周囲の物体を指し貫く広範囲攻撃が可能になる。


豹や虎のような険しい顔をしているが、マイペースでなかなかチャラい性格をしている。
反面、アンクに並ぶほどの策略家でもあり非常に腹黒い。
気に入らないアンクの言葉を素直に聞き人間の姿への変身を行うようにするといった思考の柔軟さと適応力を持つ。

かなり疑い深く、常に味方を出し抜こうとしているので味方に有益な行動を起こした時にはメズールから疑われるほど仲間内の信用が無い。

その狡猾さとちゃっかりぶりからオーズはピンチになる事が多く、アンクはコイツが原因で10枚以上のコアメダルをこれまでに喪失している。

が、最後の詰めが甘く逆にコアを奪われる事も多いためカザリは取り返した枚数の割にずっと完全復活が出来なかった。
メダルを取られるとあっさり退散する


こいつもダメだ、こりゃ


オーズの初ライダーキック『タトバキック』を不発させるという前代未聞の行動を起こした事は実に有名。
おかげでコンボにケチが付いちゃってますよ。
おのれ、カザリィィイイイイ!!


一時期、オーズが突然ライオンメダルを使った事にびっくりしすぎてネガティブになっていたが、メダルを効率よく入手するため天才ドールフェチと行動を共にしてからは本領発揮。

「無限の力を受け止める器」を作り出す実験に興味を示し暗躍。メズールやガメルのコアメダルを奪ってしまう。

その後は徐々に自分以外のコアメダルを取り込む事で「進化」を果たし能力を強化。
その強さは完全復活していなくても1人でオーズとバースを圧倒するほどとなる。


その狡猾さから視聴者に嫌われていたが24話のアンクとの絡みで人気が急上昇。

待てと言われるとちゃんと(ポツーンと)待つ猫の癖に義理堅さを見せたのだ。

その後は、遭遇したアンク(ロスト)を味方に引き入れ、鴻上ファウンデーションを離脱したドクター真木と行動を共にしていた。
拠点は旧真木邸。


後に復活したメズールとガメルを味方に取り込み、ウヴァを始末。
グリードによる勢力を固め、オーズとアンクを追い詰めていく。



以下、ネタバレ













44話にてロストが消えたことで存在を取り戻したアンクとそのアンクの暗躍により復活したウヴァが接触。
コアメダル収集のため取引を持ち掛けるアンクに対して、カザリは自身がこれまで作ってきたコミュニティを乗っ取られる事を懸念し反発。
アンクに戦いを挑むもアンクに加勢するウヴァの乱入もあって苦戦しコアメダルを取り返されてしまう。
勝負自体はメズールに文字通り冷や水を浴びせられ中断するが、当のカザリはアンクへの反抗心を強める。


そして同話内でガメルを唆して利用し、オーズの持つライオン、トラ、チーターの3枚を掠め取り遂に念願の完全復活を果たす。
同時にその力でアンクやメズールたちからもコアを奪い取り、オーズとバースを圧倒する力を見せた。

しかし、半壊しながらも行われた後藤バースの決死の攻撃、プトティラコンボとなり限界近くまで力を引き出したオーズの力を前に徐々に拮抗。
そして紫のコアメダルの力を込めたメダガブリューによる渾身の一撃を打ち込まれたことでカザリ自身の人格が宿っていたライオンメダルにヒビを入れられてしまう。

なんとかその場を逃れるカザリだったが逃げ延びた先でドクター真木ィ!と遭遇。
彼に助けを求めるが既に限界なうえ結局暴走することも無くメダルを取り込み続けるだけだったことで見切りを付けてられており、恐竜グリード化した真木の手で半壊しているライオン以外のコアを全て奪われる。

カザリはそのまま力を失い人間の姿になって街を彷徨うが、既に体は満身創痍。
満たされない欲望へ手を伸ばした瞬間コアが砕け散り文字通り『消えた』。
後に残ったのは僅かなセルメダルだけ。

他人を信じず利用し裏切り続けた彼の末路は、道端で誰にも気にかけられることもなく、孤独に果てるという哀れなものであった。



《人間体》
チーター柄の上着を着る銀髪の少年。

カザリのアンク(ロスト)を人間体にする際の言動から設定上は彼にそっくりな本物がいることになり、最終回EDでは他の3体と共に本物が登場...しなかった。



《ヤミー》
セルメダルを投与した人間の中に寄生するタイプを生み出す。
宿主の意思とは関係なく欲望を満たすためだけの存在へと暴走させ、宿主の欲望を直接摂取することで成長。

やがて宿主をも飲み込んでしまうため、宿主を救うにはばた足キックとか \カポーン/ ショベルアーム!とかで切り離してから倒さなければならないため非常に厄介。しかもかなり強い。

自分以外のコアを取り込んでからは複数の系統の特徴を持つ合体ヤミーを生み出せるようになった。
中には小型のヤミーを生み出す者もいる。


○ネコヤミー
欲望は「食欲」。トラクローすら効かないメタボ。
拳法殺し。

トラクロー……。


○シャムネコヤミー
(声:吉岡さくら)
欲望は「手術」
お尻がセクシー。
顔以外シャムネコには見えない…ていうかちびっ子の教育に悪そうなデザイン。


○ライオンクラゲヤミー
メズールのコアメダルを取り込む事で水棲系の特徴を持つ。
欲望は「復讐」


○クラゲヤミー
ライオンクラゲヤミーから生み出された小型ヤミー。
切断系の攻撃を受けると分裂する性質がある為、かなり厄介。


○エイサイヤミー
(声:鳥海浩輔)
「進化」の実験台として生まれたメズールの物と同じ巣で卵を育てるタイプ。
欲望は「美貌」。
コブラヤミーが出てきて、ジェノサイダーヤミーとかなかった。
なお、カザリのヤミーの特性である寄生を持っているが、デザインモチーフはガメルとメズールのヤミーの混成。


○エイヤミー
エイサイヤミーの巣から生まれた小型ヤミー。
数は多いがあっさり蹴散らされる文字通りの雑魚。


○イトマキエイヤミー
エイサイヤミーが追い詰められた事で変化した姿。
水中戦も空中戦も出来る器用なタイプ。


○イカジャガーヤミー
(声:銀河万丈)
元ショッカー戦闘員・千堂 院の「仮面ライダーに勝ちたい」という欲望から生まれた。
千堂からはショッカー怪人として扱われている。

ライダー相手には強いが、一般人には何故かやられる。
スルメが炙られているのを見るとビビったりする。

恐らくは初代仮面ライダーに出てきたゲルショッカー怪人イソギンジャガーがモデル。


○戦闘員ヤミー
同じく千堂の欲望から生まれた。
ショッカーを初めとした歴代の悪の組織の戦闘員と同じ姿をしている。

欲望は「仲間が欲しい」


○シャチパンダヤミー
ドクター真木の「慈愛、母性愛」への欲望から誕生。

一見可愛く見えるが左目に顔があるので恐い。
気の抜けるような声と足音で存在感抜群。






カザリ!




お前、よくも俺の項目に変なコントを…アンクから聞いたぞ!
ウヴァ、アンクが昔から嘘がうまいのを忘れた?騙されたんだよ、君は。どっちを信じるのかは自由だけどね。

(さあ、次はアンクの項目かな)






僕は追記・修正を果たしている……


きっと新しい項目も楽しいよ



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