登録日:2009/08/12(水) 06:46:09
更新日:2024/01/21 Sun 14:46:52
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「力がコントロールできないの‥‥破壊の力が形をとるわ‥‥破壊するものの姿を‥‥」
ラストダンジョンのアビスの最奥で誕生する最後の敵。
300年に一度起こる「死食」から生き延びた、なにか超常的な力を秘めた「宿命の子」が、二人もアビスゲートの向こうに集ったというイレギュラー中のイレギュラーな事態により、
すべてを何とかすることが出来るほどの力が上記の台詞のように、サラと少年が力を制御しきれずに現れてしまった、言葉通りの「破壊するもの」。
アビスには真の
四魔貴族も居るが、彼らとはバトルしなくても破壊するものと戦える。
しかし、四魔貴族を全て倒しておくと弱体化するのでかなり戦闘が楽になる。
尚、此の戦闘にはサラ及び少年は参加出来ない為、サラを主人公にした場合、特殊なコマンダーモードでの戦いになる。
今回はシリーズにおいて悩みの種となっていた回復・補助面での代替手段が充実していることもあり、
サガシリーズのラスボスであるが、それほど大変な相手ではない。
ましてや、前作のあのラスボスに圧殺されてきたプレイヤーからすればかなり弱く感じるだろう。
通常時は程々の強さということで、ミンストレルソングのサルーイン(強化前)と同様に一人撃破や高速撃破(タイムアタック)等色々な倒し方をするプレイヤーも多い。
とはいえ、同士討ちを誘う技、アビス強地相での毎ターンHP削りなど厄介な搦め手も織り交ぜてくるので全くの無策というわけにはいかない。
HPは実質75000(数値上は7500だが内部処理によって表示ダメージの1/10に補正される。)で後述する闇の翼形態と共有する。
これは通常時のモード。最初は1回行動でステータスは低いが防御力は高い。
ダメージを与えるに連れ行動回数は2~4回に増加し各ステータスも次第に上昇、逆に防御力は低下。
【主な技】
- グランドクロウズ
- ノッキング
- マルチショット
- アシッドスプレー
- 凝視
- ブレードネット
- エクトプラズムネット
- 骨砕き
- 体落とし
- カギ爪
- 針
- マッドサンダー
一定のダメージを与えるとトータルエクリプスを使用し、闇の翼形態に移行。
ここで補助効果が全てかき消されるので注意。
トータルエクリプスを使用する直前では敵の行動回数が4回になることが多いのでその点にも注意。
翼のようなものが生え、禍々しい雰囲気になる。
常時2回行動で内容は激化し、嫌らしいステータス異常も折り混ざる。逆に防御力は最低になる。
【主な技】
- アビスの風
- フェイタルミラー
- ハウリング
- 明王拳
- イビルウィスパー
- ノッキング
- 死神のカマ
- カオスディザスター
さらに地相がアビス(背景が目玉)になり毎ターンHPが減る。
月か太陽の術を使うと光の翼が発動、敵味方全員のHPが(サラのHP+少年のHP)÷4程回復し、闇の翼を解除出来る。
ただし次のメッセージが出ると解除不可能になる。
ただ、こうなると残りHPは15000を切っているので落ち着いて態勢を整えながら攻撃していけば撃破は目前。
【対策】
- 最高位若しくはそれに準じるクラスの技、レベルが上がると攻撃力が飛躍的に上昇する技(分身剣等)を用意(レベルは30以上推奨)
- 回復、補助術。特にリヴァイヴァ、龍神降臨、シャドーサーバントがあればあるだけ難易度が下がる(JPは50以上が望ましい)
- 保険としてシャッタースタッフ(全体回復)が使用可能な杖を出来るだけ用意
- 凝視、ネット、死神のカマの見切り
目安としてHP平均700程度WPが100あれば四魔貴族本体撃破後のこいつは問題無く倒せる。
補助術が整っていればシャッタースタッフも必要ないほどだが、トータルエクリプスで打ち消してくるので使用するタイミングには注意する必要がある。
□他にあれば楽になるもの
- 勝利の詩(聖王の槍)
- アビスの地形に耐性を持つ防具(骨十字、デッドハート等)
初回プレイだとそうした対策(特に術関係)がなかなか揃わない上にアビスからは元の世界に戻れないのがサガである。
アビス耐性防具を得ること自体は、アンデッド系を狩ることで割と何とかなるのだが、回復関係に癖があるのがネックではある…
極端な話、七星剣(スターバーストが使える状態)+分身剣、シャッタースタッフの力押しでもどうにかなるが。
陣形は防御重視で鳳天舞の陣、若しくは攻撃力重視でスペキュレイションがベスト。
防御重視という事なら玄武陣、虎穴陣も効果的だが全員がフェイタルミラーの対象になるリスクがある。
【真・破壊するもの】
なお、真四魔貴族を1体も倒さずに挑む、いわゆる「真・破壊するもの」の撃破に挑戦する場合は難易度は格段に上がる。
ゲーム上の表示は「破壊するもの」のままだがほぼ別物と言っていい強さで、行動パターンの性質がより質が悪くなる上、単純に獣魔の翼+闇の翼で6形態を相手にしなければならない。
HPも格段に増えて最低でもおおよそ10万ダメージを叩き込む必要がある。
四魔貴族を倒していないと獣魔の翼でそれぞれ対応したモードになる。どれが出るかはランダム。
右手に炎を浮かべており、烈風剣やインサニティなどを使用する。
常にセルフバーニング状態で地相が朱鳥になる。
右手に3個の竜の頭があるモード。
アースライザーや超高速ナブラなどを使用し、地相が蒼龍になる。
右手に槍を持ち、ブラックジャックや大回転などを使用し、地相が白虎になる。
体中に水を纏い、メイルシュトロームなどを使用し、地相が玄武になる。獣魔の翼の中ではこの形態が最も厄介。
更に、例のメッセージが出た後闇の翼も大幅にパワーアップ。
HPは40000に回復する上に、各ステータス、技・術レベルも上昇、弱点だった防御力も大幅上昇。
メイルシュトローム、マイティサイクロン、アースライザーといった厄介な行動も加わり、従来の使用技も威力が格段に上がる。より速い行動速度でフェイタルミラーを仕掛けてくる。
正攻法で撃破する場合は上記対策の徹底に加えて、剣レベルは40以上、HP800以上、さらに有用な最強技を揃えるなど極限まで仲間を鍛え上げる必要がある。
そこまでしてもなお運ゲーなので、あくまでやりこみの範疇で挑んだ方がよい。
中にはやりこみとして、裏技やバグ利用まで総動員して3ターン撃破を成し遂げた者や、理論上の最少戦闘回数(25回)での撃破をした者もいる。
余談だが、ラスボス戦前の演出が極めて格好良く、名曲「ラストバトル」も相まって大変素晴らしいものになっている。
なお、ゲームオーバー時と撃破時にはラストバトルらしく特別な演出が入る。両方見るとヒヤッとするが、心して見届けてほしい。
破壊するものに対してトドメを刺した技はエンディングの最後のシーンで流れる。慣れてきたらここらで魅せプレイだ?!
追記・修正は真四魔貴族を倒さずに破壊するものを撃破した人にお願いします。
- サラが主人公の場合は確かに初見殺しではあるがカラクリさえわかれば実はどの主人公よりも楽に戦える。 -- 名無しさん (2014-01-25 02:11:24)
- ネット見切りと凝視見切りあれば大分楽な印象 -- 名無しさん (2014-01-25 10:14:20)
- アビスの力じゃなくて破壊の力が形をとったものじゃない? -- 名無しさん (2016-03-28 19:44:38)