ツインローバ(ゼルダの伝説)

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ツインローバ(ゼルダの伝説) - (2016/01/21 (木) 03:50:28) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/11/05(木) 08:46:57
更新日:2023/08/10 Thu 20:26:46
所要時間:約 4 分で読めます




「アタシの炎で骨まで焼いてやる…」


「アタシの冷気で魂まで凍るがいい…」





ゼルダの伝説 時のオカリナムジュラの仮面などに登場する双子の魔女。

コタケが氷コウメが炎を操る。
また、魔女らしく箒に乗って空を飛ぶことができ、登場するほとんどのシーンで宙に浮かんでいる。
そして2人とも100歳を軽く越えるババァである。
それぞれ相方を「コタケさん」「コウメさん」と呼ぶ。
ゲームでは言及されていないが、とがった鼻や丸い耳など、おそらくゲルド族だと思われる。


時のオカリナでは魂の神殿のボスキャラ“双生魔導士ツインローバ”として登場。
ガノンドロフの育ての親でもあり、彼が成長してからは部下として暗躍する。
また、ゲルド族の長ナボールを魂の神殿で誘拐し、それから7年間、彼女に洗脳を施し操っていた。


元から魔の根源の転生体という宿命こそあったものの、
この時代のガノンドロフが歪んだ支配欲を持つようになった原因はこの二人にあるといってもよく、
そういった意味では真の黒幕と言えるかもしれない。

物語の終盤ということもあり、神殿の攻略も相まって難易度は高い。
終盤にしては専用BGMがコミカル。しかし、明るい中にも底知れない狂気を感じさせる曲である。


戦闘時には髪がそれぞれ炎or冷気を帯びて逆立ち、的がデカく体が一回り巨大化する。
炎と氷、さらにこの神殿で入手したのがミラーシールドという点からおのずと攻略法は見えてくる。
同時に攻撃してはこないため、ノーダメージでいくのも簡単。ただ双方離れた方向のことも多く、時間がかかることも。

魔法は床に着弾すると広範囲に残留し、炎は焼けただれてダメージ床に、氷は連続凍結となるため、受けない場合速やかに待避すべし。
ちなみに攻撃を返しても追撃はできない。

また、魔法を発する時の声はなぜか“けぇーい!!”である



しばらくダメージを与えていると合体し、ボンキュッボンで超セクシーな熟女の姿に変身する。


「コタケ&コウメのセクシーダイナマイツアタ〜ック!」
(原文抜粋)



ウィンクするツインローバに、リンクの驚愕する顔が映る。果たしてどんな意味で驚いたのだろうか。
リンクよりも図体がやたらデカいが気にしない。





合体後は対象が一つになるので最初よりかは楽。


今度はミラーシールドが敵の魔法を吸収するようになる。
同じ魔法を3回吸収すると、ミラーシールドがそれまでに溜めこんだ魔法を放出するので、これをぶつけて墜落させれば近づいて攻撃できる。
ちなみに攻撃されると喘ぐ。

墜落位置は注目したままだと祭壇から落ちてしまうので一旦解こう。

ただし、炎と氷、どちらかの魔法を吸収した後に別の魔法を吸収すると暴発し、こちらがダメージを受けてしまう。
攻撃直前まで両手を振り上げるので、どちらなのか撃たれてから即座に判断する必要があるが、攻撃する瞬間にポーズすれば簡単に見抜ける。

吸収した状態のミラーシールドは実にかっこいいので、一見の価値あり。



またしばらくダメージを与え続けると合体が解除されて元のババァ×2に戻り、それでもなお戦おうとする。

だが時既に遅し。
2人の頭の上には天使の輪っかが…



「あたしゃ、まだ400年しか生きてないんだよ!」

「あたしなんて380年だよ!」

「ふたごなのに20年もサバよむんじゃないよ!」



死を悟った2人はリンクを尻目に姉妹喧嘩を始め、そのまま仲良く天に召されることに。




「バケてでてやるぅ〜!!」


余談だが、400年も生きていて「まだ400年」と言っている。いったい何歳まで生きるつもりだったのか……



次回作のムジュラの仮面では一転してモブキャラとして登場し、プレイヤーを驚かせた。
前作そのままの出演で、しかも専用BGMまでも引き継がれている。
ただサイズは明らかに違い、まったく敵意は向けてこない。

コウメは沼地の観光大使に。弓矢を何十発ぶち込もうが怒るだけで怪我もしない超BBA。
コタケは“オババの薬屋”を経営している。

ちなみに最初コウメは森の奥でスタルキッドにやられて戻れなくなっている。
その際、コタケは、「コウメさんがスタルキッド如きに不覚を取るなど信じられない」といった発言をしているので、この世界でも強大な魔女ではあるらしい。


ふしぎの木の実では、リンクシステムを使った最後に現れる隠しキャラとして登場。
二つの作品のボスを背後で操り、魔王ガノンの復活のためすべてを手配していた黒幕。
時系列の関係で、「神々のトライフォース」に登場したアグニムの残党であった模様。

ゲームボーイカラーの作品だが、二人で炎と氷の魔術を使う、最後は合体するなど、時オカ版と同じ戦い方を再現する。
敗北後には自らの肉体をもいけにえにささげて、魔王ガノンをよみがえらせるという大奮闘を見せた。
しかし、その復活は不完全なものであり……


ちなみに
名前の元ネタは横溝正史の八つ墓村である

更にどうでもいいが
小学館出版の、時のオカリナ公式ガイドブックのボス戦攻略ページでは二人の名前に敬称が付けられている。(コタケさん、コウメさん)
編集部からも愛される(?)キャラクター、それが彼女たちなのだ。





コウメ「この哀れなオババの姿を見て追記、修正しようとは思わないのかい!?」
コタケ「この哀れなオババの姿を見ても何もせずログアウトするつもりかい!?」

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