仮面ライダーバース(プロトタイプ)

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仮面ライダーバース(プロトタイプ) - (2022/02/08 (火) 07:57:48) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/06(日) 13:02:31
更新日:2024/02/27 Tue 09:14:45
所要時間:約 3 分で読めます






「伊達明、リターン」



仮面ライダーバース(プロトタイプ)とは仮面ライダーOOO終盤に登場した仮面ライダーバースの試作機である。

主な装着者


  • 伊達明(46話~最終話、MOVIE大戦MEGAMAX、スーパーヒーロー大戦)



【バース・プロトタイプ】


スーツアクター:永徳(後藤装着時)、押川善文(伊達装着時)

研究所に残っていたバースの試作機。またの名をプロトバース。
44話で完全復活したカザリとの激しい戦闘で破損したバースに代わって間に合わせで使う事になった。
45話では後藤慎太郎が変身しドクター真木達のアジトを襲撃、その後オーズ・ラトラーターコンボと一緒にメズールと戦った。
日本を離れていた伊達明が終盤で戦線復帰してからは、彼がプロトバースの装着者にとなり、後藤が変身するバースと共にガメル戦から決戦まで戦った。
ダブルライダーならぬダブルバースである。

CLAWsはクレーンアームとブレストキャノンしか装備できないが、それ以外の機能は通常バースと遜色ない様子。
最終回で虫頭にクレーンアームを壊された

また、頭部のUフラッシャー発光色が緑になっているのも特徴(バースは赤)。

尚、各部のオーブ周辺に入っている赤いラインはデータ収集用のもの。
このラインの有無により、既存のバースとの差別が容易になっている。
まぁ赤テープ巻いた(貼った)だけだが。 



以下ネタバレ


















劇場版『MOVIE大戦 MEGAMAX』でも登場。
本編後は里中がベルトを保管しており、隕石を追って帰国した伊達明に渡されて変身。仮面ライダーポセイドンと戦う。

しかし、途中で参戦したバースと共闘してもポセイドンには手も足も出ないままベルトを壊されて大破。
そのまま廃棄されてしまった。



……はずだった。
2012年GW公開の『スーパーヒーロー大戦』にて5103バース共々出演するがパラレルなので問題はない。
救星主軍団に苦戦するオーズの援護に5103バースと共に駆けつけるがライダーハンター・シルバに手も足もでないままフルボッコにされてゴーカイレッドのトドメで消えてしまう
という場面であった為「また噛ませ犬か」と落胆する人も。

しかし、復活して最終決戦にも参戦。
5103バースやオーズと共に怪人軍団を撃破する活躍を見せた。

ただし、この映画は宇宙に旅立ったはずのゴーカイジャーが地球に留まっていたり、完全に消滅したはずの紫メダルが残ってたり、2012年春にも関わらず大文字先輩や風城先輩がまだ高校生だったりする本編と全く噛み合わない設定が多々ある映画なので、廃棄されたプロトバースが出ているのもその設定崩壊の一環とも考えられる。



【余談】

最初にプロトバースに変身したのは後藤だが、実はメタ的には初めから伊達のために用意されたライダー。
彼が視聴者の間でスタッフの予想以上に高い人気を獲得したため、当初の構想だった「死亡した伊達が恐竜グリードに変貌し、敵として復活する」と言う展開が没になり、伊達を再登場させるための2機目のバースとしてプロトタイプが新しく用意される運びになった。
先述した「赤テープ巻いただけ」のデザインも、本来プロトタイプの登場予定がなかったことでスーツがアップ、アクション用共に1着ずつしか存在しないため、プロトタイプ登場シーンの撮影が終わり次第すぐに元に戻せるようにするための工夫だったりする。
後藤と伊達が同時変身する際はアトラク用スーツをプロトタイプに改造して使用しているとのこと。

伊達が変身したプロトバースのスーツアクターである押川氏は今まで3号ライダーや銃使いライダーを数多く演じており、TVシリーズではドレイク以来久々の登板となった。
プロトバースは押川氏の演じた3号ライダーでは7代目、銃使いライダーでは6代目である。



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