ジャンケン小僧

「ジャンケン小僧」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ジャンケン小僧 - (2016/09/26 (月) 21:49:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/08/25(水) 01:46:37
更新日:2024/03/21 Thu 02:29:15
所要時間:約 3 分で読めます




このぼくの精神が…


あんたの命令で左右されるぐらいならッ!


こうやって死んだ方がましだッ!


ジョジョの奇妙な冒険の登場人物。

本名・大柳 賢(おおやなぎ けん)
11歳。杜王町に住む小学六年生。

突然岸辺露伴の前に現れ、執拗にジャンケンを要求した少年。
その正体は、目覚めつつあったスタンド使い。スタンド名はボーイ・Ⅱ・マン

吉良吉影を守るために、スタンド使いを増やそうとした吉良吉廣によって『矢』で射抜かれる。その際、頬に大きな穴が開いたが痛みは無いらしい。
露伴と戦うまでスタンドの存在を知らず、またボーイ・Ⅱ・マンを発現させたことも無かった。
それ故に、最初に露伴がヘブンズ・ドアーを使った際には、『スタンド使いでは無い』と誤認された。

露伴に勝負を求めたのは、若いのに社会で成功している露伴を倒すことで彼を超えて成長できると考えたため。

岸辺露伴と、ジャンプ史上最もクールでスタイリッシュなジャンケンを六話に渡り繰り広げる。



【能力】


『ジャンケン』に勝つと相手の
エネルギーがぼくのものになる。


ただし5回勝負だ。
うち3回勝たなくては全部奪えない。
負ければ「エネルギー」を
逆に返さざるをえない。


◆スタンド名『ボーイ・II・マン』

破壊力 - C
スピード - B
射程距離 - C
持続力 - A
精密動作性 - C
成長性 - C

ジャンケンに勝つことで相手のスタンドエネルギーを吸収するスタンド。
外見は鉄人28号に似た、正統派の非常にカッコイイデザイン。
一回勝つと3分の1を取り込める。
吸収するとその分だけ相手のスタンドを自由に扱えるようになり、劇中ではヘブンズ・ドアーを取り込むことで露伴の命令を書き換えた。
また、スタンドを取り込むことでスタンド使い本体の挙動も制限・操作できる。
敗北すればスタンドエネルギーは相手に戻ってしまうものの、相手さえ認めれば再戦自体は可能。
なお詳しくは不明だが、スタンドを奪いし尽されたスタンド使いは死亡することはないが、かなり衰弱し、スタンド能力を失ってしまう模様。

ちなみにイカサマを使われても、賢が負けを認めてしまえば負けになる。

直接的な戦闘能力は無いが(外見上はパワーもありそうで「破壊力C」なのに)、ジャンケンに勝ち続けさえすれば無限に成長する可能性を秘めた、ぶっちぎりにチートなスタンドである。
その気になればスタープラチナの「時を止める能力」クレイジー・ダイヤモンドの「直す能力」、果てはプッチ神父のメイド・イン・ヘブンも自分のものにできるのである。
吉良吉廣曰く、「岸辺露伴の人の心を見る能力を手に入れたら無敵になれる」とのこと。
本体の性格と信念上、手に入れたとしてもジャンケン勝負で使う可能性は低いだろうが。


【結末】
露伴を追い詰めスタンドの3分の2を奪うものの、ハッタリと透明の赤ちゃんを利用したイカサマに敗北する。

物言いを付けて再戦を挑むが、既に運が昇り調子になっていた露伴には全く敵わず全敗で再び敗北。
『二度とジャンケンには勝てず、さらにスタンドがボロボロになる』という旨の命令を露伴に書き込まれそうになる。
それをよしとせず、露伴の命令に従うくらいなら死を選ぶ、とトラックの前に自らの身を投げ出した。

だが、そのまるで劇画って根性にグッときた露伴が身を呈して彼を救い、自らの運を信じて死地に飛び込み自分を救ったその姿にジャンケン小僧はついに自分の完全敗北を認める。
その後本編には登場しないが、彼を気に入った露伴はスタンドに手出ししなかった(「悪用するなよ」とだけ釘を刺している)ので、スタンド共々成長を続けているのだろう。

(4部ではそこそこいるものの)ジョジョでは割合珍しい再起可能なまま退場した敵スタンド使い。

なお、その後も頬の穴は何故か塞がらないらしい。



ねえ、ちょっと…!
おにいさん、ぼくと『追記修正』してくれない?

この項目が面白かったなら……\ポチッと/