登録日:2009/09/03 Thu 10:28:53
更新日:2023/12/04 Mon 13:07:22
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吉良さん、よろしかったら……
あたしたちと「お昼」ごいっしょしませんか?
すまないが……… 遠慮するよ………。
これからこの「書類」をとどけなくてはならないんだ…
それでは。
やめとけ!やめとけ!あいつは付き合いが悪いんだ。
「どこかに行こうぜ」って誘っても楽しいんだか楽しくないんだか…
『吉良吉影』33歳 独身
仕事はまじめでそつなくこなすが今ひとつ情熱のない男……
【概要】
杜王町にあるデパート「カメユー商店」に勤めるサラリーマン。
1966年1月30日生まれ。A型。身長175cm。体重65kg。年齢は33歳。独身。
先祖は仙台藩に仕えた武士だったそうだが、祖父の代で落ちぶれ、本人も今はしがない会社員。
現在は杜王町郊外にある家屋敷と、食うに困らないだけの財産を残すのみとなっているとの事。
おしゃれにはかなりうるさいようで、ヴァレンティノのスーツと、ドクロをあしらった
悪趣味なネクタイを好んでつけている。
ただ、
承太郎の見立てでは時計の趣味はあまり良くないらしい。
アメリカンフットボールの名選手ジョー・モンタナを例えに出している。
仕事は真面目にそつなくこなすが、情熱はなく、出世には興味はない。
仕事は遅くとも夜8時には帰宅し、夜11時には寝るようにしている。
かなりの健康オタクで、自宅にはダイエットや栄養学、ストレッチ法などの本が多数ある他、寝る前にホットミルクを飲んで20分ほどのストレッチをするのが日課。
こうすれば朝まで熟睡できてストレスなく起きれるとの事。健康診断の結果も良好。
タバコは吸わず、酒も嗜む程度にしか飲まない。
しかしそれでも学生時代に比べると若干運動不足気味らしく、近日オープンするスポーツクラブに入会することを考えている。
「彼女」もおり一緒にショッピングやランチを楽しんだり、週末には自宅に招待するということも。
自家用車は左ハンドルのR31型スカイライン。
エリートっぽい気品ただよう顔立ちと物腰で女性からはもてるが、会社からは配達とか使いっ走りばかりさせられている。
同僚からは「悪い奴じゃあないんだが特徴のない影の薄い男」と思われている。
他者とは「問題は起こさないが、親しく付き合うこともない」スタンスを貫いているようで、友人と呼べる人間はいないようだ。
悪いやつじゃあないんだが
これといって特徴のない…影のうすい男さ
追記・修正は静かに暮らしつつお願いします。
君は死ななくてはならないんだ…
目撃者は生かしておけないよ…
【正体】
……が、本当は平凡な男を演じているだけで、実際は凄まじいスペックを誇る。
平凡を装うのも、ただひたすらに「平穏な生活」「植物の心のような生活」を望んだが故、目立つ事を極力避けようとした結果。
子供の頃に取った表彰状などは皆3位とか4位のものばかりだが、その気になればトップを狙うことだってできるらしい(1位や2位は目立ち過ぎるため取らないのだとか)。
と同時に、決して人前では口にしないものの、心の中では自分以外の人間を全て見下していると言ってよい。
目立つ事が嫌いなくせに表彰状は取るのか?矛盾しているんじゃね?と思われるかも知れないが、これは「何も取らないでそこらの奴らに無能扱いされるのは我慢ならないから」である。
その正体は杜王町連続殺人事件の犯人であり、第4部のラスボスにあたるスタンド使いである。
所持スタンドは触れたものを「爆弾」に変える
キラークイーン。
能力の詳細については該当項目参照。
●目次
【真の概要】
本性は
「人を殺さずにはいられないサガ」を持つ天性のシリアルキラー。
1983年(当時18歳)から今まで女性ばかりを48人も殺してきた、凶悪な殺人鬼である。
【人物像】
『無駄な争いは好まない』が、同時に『実際に闘えば自分は絶対に勝つという確固たる自信』も持っており、本性は
傲慢と言って良い程、非常にプライドが高い自信家。
広瀬康一の「エコーズACT3」によって恥をかかされ、追い詰められた時には、逆に追い詰め返した後すぐに爆殺せず、腹いせにリンチを加えた上で致命傷を与えている。
また、人生の経験上
「最大のピンチにこそチャンスは眠っている」という持論を持っている。
自分の敵となるであろう者のリサーチも怠らず、
東方仗助たちの住所のみならずエステ「シンデレラ」の事も完璧に調べていた。
(恐らくは
写真のおやじに調べてもらったものと思われる。アニメでは吉良の買い物中にニアミスしている)
徹底的に気苦労を避けようとする描写も含め、ものすごく神経質な性分のようだ。
上記の健康オタクな趣味の他に、自分の切った爪を捨てずにとっておくという不気味な趣味を持っている。
それもすべての指の爪について固有のデータをつけ、年月日はもちろん、伸びた長さをミリ単位で記録しておくという異常な几帳面さで。
爪の伸びる長さで自分の「殺しの体調」を占っており、30センチ以上伸びる年が「絶好調!!誰も僕を止めることは出来ない。」…との事。
爪占いそのものは1975年(9歳)のときから始めたが、爪を集めるのは最初の殺人を犯した1983年から続けており、
だいたい4~5年の周期で殺人願望をコントロールできなくなるらしい。
そしてその時期は爪が異常に伸びる時期と完全に一致する。
この趣味を知った仗助は 「ビョーキ野郎め!!」と完全にドン引きしていた。
優れた能力がありながら敢えて出世しないのも町を離れたくないのと、気苦労が多いのが嫌だから。
ちなみに同期で入社した人たちは全員昇進しているとの事。やたら彼に詳しくてインパクトのある
吉良の同僚も、係長ぐらいのポストにはいるのかもしれない。
上記の通り、生活に困らないだけの蓄えはあるようなので、彼にとって仕事はブランド物の服を買ったりする為の小遣い稼ぎ程度でしかないのかもしれない。
杜王町から離れようとしないのは「平穏な人生」を望んでいるがゆえに「敵に追われたりするのはまっぴら」なのと、「ピクニックに来ているようで素敵な町」として気に入っているから。
町を愛していることには違いないが、「獲物を絡めとる蜘蛛の巣」のような扱いをされている町にとっては堪ったものではないだろう。
同じ理由から争うのを嫌い、逃げるのも「勝てはするが、勝てば次々と相手が出てきてキリが無いからなるべく避けたい」というスタンスのため。
仗助たちとの戦いも本人にしてみれば不本意で、追い込まれたときも「他人と争うのはキリがなく虚しい行為だ」と零している。
仗助 「おめーが「重ちー」を殺したから 追ってんだろーが このボケッ!」
億泰「殺人が趣味のブタ野郎が てめーの都合だけしゃべくってんじゃねぇーぞ このタコがッ!」
しかし冷静に見れば、それを聞いた上記の二人が即座にこう言い返したように、
争いの種を蒔いているのは言うまでもなく吉良の方。
自分は「趣味」として好き勝手に女性や都合の悪い人を殺しておいて、償いなど考えずに
「追われるのはまっぴら」とはまさしく
身勝手極まる主張、子供の言い訳以下であり、
付き合った時間は短くとも友好な関係を築けていた友人を殺された二人からすれば、そんなのを聞かされて怒るなという方が無理だろう。
このシーン、
『一見スーツ姿で理知的だがトンデモな自己弁護をほざいている吉良』と、
『一見不良学生の暴言でも人間としては至極真っ当なことを言っている仗助・億泰』の対比がとても面白く、今から見れば皮肉さえ感じられる。
基本的に「女性」=「手首(殺害対象)」としか見ていなかった彼だが、後に出会った
川尻しのぶに危害が及んだ際、
しのぶが無事だったことに安堵し、自分が「他人(女性)を心配したこと」を認識して激しく動揺する描写がある。
異常な性癖を持ち、それを満たすために他人の命を平気で奪う悪人であることは確かだが、「平穏を好む」というのも真実で、慎ましやかな社会人という顔も彼の一面ではある。
事実人を殺していない時の彼は善良なサラリーマン以外の何者でもなく、そういう振る舞いもまた彼の一部には違いない。家庭人としても(仕方なくやっていたようではあるが)細やかで万能である。
「川尻浩作」としての生活も存外悪くないと感じていたらしく、
「川尻家」では約一ヶ月も(普通なら他人と過ごせないはずの吉良が)、表面上では良き夫・良きパパとして振舞っていた。
だが、そのせいで
早人から逆に疑惑の目を向けられることになってしまったのは皮肉である……。
吉良は「自分は強運で守られている」と思っており、実際に絶妙なタイミングで難を逃れた事が作中でも度々見受けられる。
が、実はその直後に致命的なミスをやらかしてしまったことも多い。
ハッキリと吉良がミスを自覚した場面はカウント外としても、
- サンジェルマンの袋を回収して地下体育倉庫を出たまでは良かったが、袋の中に「彼女」を入れっぱなしにしていたため、袋を破られてバレてしまう。地下の体育倉庫を出る前に、自分のYシャツに「彼女」を仕舞いこんでおけば、少なくても重ちーに見られることは無かったはずである。
- その際にボタンの取れたスーツを修繕に出したことで、承太郎に追跡を許してしまう。ボタンを自分で直しておけば、少なくてもこの追跡は防げたはずである。
- 康一を爆殺しようとした時、承太郎のスタンド攻撃を軽く受け止めたことで調子に乗り『直接トドメを刺してやろうと』色気を出してしまい、全霊の反撃に逢ってボコられ失神させられる羽目に。「あと20秒しかない」「ムダ話をしている暇はもうない」と自分で言っていたのに。
- 最終決戦前にも、バイツァ・ダストの性能にいい気になりすぎて早人の前で正体をしゃべってしまったため、仗助にバレた。喋るにしても、スタンド使い達が爆殺されたのを確認していれば、こんな事態は防げたのだが。
- その直後に殴り飛ばされた際に、咄嗟にキラークイーンを戻してしまったためバイツァ・ダストの効果が消えてしまい、岸辺露伴を始め仗助一行が生存してしまった。仗助も言っていたが、同姓同名の別人を装っていれば殴られた傷は後で治せるので、バイツァ・ダストの効果が発動するまで耐えていれば少なくとも露伴は始末できた可能性が高い。以前に一般人を装った時も焦って「早く治してくれ」と言ってしまったために正体がばれてしまったことといい、このこらえ性のなさが致命的となっているといえる。
まあ、メタ的な事情で言えば、こういうミスを犯さなければ彼が最終的な勝利者となってしまい、悪が勝って第四部完!となってしまうからなのだが…。
性癖
吉良を語る上で外せない最大の呪い。
上記の通り常に
「彼女」と行動しているが、
「彼女」とは
殺害した女性の手首である。
モテるので、たまに
「彼女」ではない普通の女性とデートすることもあるのだが、彼にとってそれは退屈な時間の浪費でしかない。
あくまでも
「彼女」と一緒にいる時だけ、彼は浮かれるのである。
何でも
「彼女」の手でウンコをした後のお尻を拭いてもらうと幸せな気分になれるらしい。
ちなみに初登場した時は「週末に
「彼女」と自分の家で二人きりで過ごす」ロールプレイをしていた。
また、運転している車内で『
「彼女」と家につくまでのドライブ』のロールプレイもしていたが、その時に危うく交通事故を起こしそうになった康一とそれを助けた仗助、
虹村億泰の三人にニアミスしている。
自家用車が
左ハンドルなのも、車道が左側である日本なら助手席に『座らせた』
「彼女」が歩道から見えにくくなるからだと思われる。
ただし、彼が執着しているのはあくまでも「手首」である為、腐敗が目立ち始めたらあっさりと「手を切る」。
女性を見る基準はかなり適当であり、「美しく手の綺麗な女」ならばオールOK。性格が悪くても気にしない。
ただ唯一「毛深い女」だけはNGらしい。
手フェチになったきっかけは、子供の頃にモナ・リザの手を見て
勃起したから。しばらく手の所だけ切り取って部屋に飾る程だったらしい。
殺した女性は全て、手首を除いて「キラークイーン」の能力で消滅させていた。
その為、事件の被害者は行方不明扱いになっても、殺人事件として捜査されることはなかった。
ただし、最初に殺した杉本鈴美だけは、彼女の遺体を残していたために殺人事件として処理され、新聞にも載っていたが、犯人が見つからなかった事もあり迷宮入りしている。
これはどう見ても計画的な犯行であり、最初から彼女を殺す為に忍び込んだのだろう。
遺体は証拠隠滅のためにキラークイーンの爆弾で処理する気でいたはずなのに、わざわざ背中をナイフで切り裂く辺り彼の異常性が窺える。
初犯である鈴美殺害の時に、背中を切り裂くことに快感を覚えてしまったのかもしれない。
杉本鈴美の幽霊の証言から(「私の背中の傷と同じような傷を負った幽霊がよく通る」)、以降の被害者にも、同様の行為をしてから手を残して消滅させていた可能性がかなり高い。
破壊力A、作中でも吉良の手首を切り落としていたキラークイーンなら手刀で代用することも出来ると思われる。
また、どうやら女性に対しては首を絞めて殺害することに拘りを持っていたらしく、作中で何度か「お前の首を絞めさせてくれと打ち明けるんだ」と殺人衝動を抑えきれず、心中で葛藤しているシーンが存在する。
要約すると「絞殺した上で背中を切り裂き、そして手を持って帰る」ことが吉良の一連の殺人儀式であると推測され、
杉本鈴美が語っていた殺害前の台詞や、美那子へのやりとりからも分かる様に、まごうことなきド変態である。
【作中での活躍】
初登場は36巻で、Part4の物語では丁度中間地点にあたる部分から登場する。
偶然にも
重ちーに女性の手首を見られてしまい、口封じのために彼を爆殺(因みにこの時初めて「スタンド」の名称を知った)。
だが、これがきっかけで
仗助たち一行の捜査の対象となってしまい、さらに落としたボタンから自分の正体を知られそうになってしまう。
後に聞き込みを行っていた
承太郎と康一を襲って彼らを倒すが、自らも承太郎に重傷を負わされる。
そこに現れた仗助に巻き込まれた一般人を装って怪我を治してもらおうとするが、仗助はその言動から吉良が自分のスタンド能力を知っている「敵」だと看破し、絶体絶命に。
しかし、あろうことか自分自身の左手首を切って逃走。
仗助がクレイジー・ダイヤモンドの能力を使用したことで自分の所に飛んできた自分の手首のせいで捕まりそうになるが、
すんでのところで自分と背格好や顔の骨の形が似ている男「“川尻浩作”」を捕まえてエステ「シンデレラ」に逃げ込む。
その「シンデレラ」のオーナーである
辻彩に自分と川尻浩作の顔を交換させると、彼女と川尻を2人とも殺害して逃亡。
顔も名前も住所も別人となる事によって間一髪で追跡の手から逃れた。
川尻浩作として
その後は
「川尻浩作」として生活することとなる。
それまでの(つまらない)夫に飽き、ロマンチックな生活に憧れていた浩作の妻の
しのぶは、入れ替わったことによる以前との違いを好意的に受け止めたため、
吉良の「川尻浩作」としての生活は、以前ほどではないが平穏な暮らしとなっていた。
…ように思えたが、「殺し」へのフラストレーションは溜まっていく一方であり、また、それまで仕事漬けで家庭を顧みなかった浩作が急に家庭的になる、
靴を買い直すなどの数々の不審な行動を取ったことで、息子の
早人からは
「別人がパパのフリをしているのではないか」と疑いの目を向けられてしまう。
そして、「川尻浩作」として生活して約一ヶ月後、
我慢できなかったのか駅で因縁をつけてきたDQNカップルを半ば衝動的に爆殺。
遂に早人に自分の正体を見破られてしまう。
その後は目撃した早人を始末しようとするが、逆に早人に脅迫し返されてしまう。
そのまま早人の脅迫に乗れば、まだ仗助達からは逃げ切れたかもしれないが、よりにもよって吉良は逆ギレ。勢い余って早人を殺してしまう。
この事が吉良に深い絶望を与え、それに応えるかのように『矢』が再び吉良を貫き、「第3の爆弾 バイツァ・ダスト」が覚醒する。
この特殊能力を使って主人公チームを一度は全員殺害することに成功した。
しかし「運命」に賭けた早人の機転により、仗助たちの全滅が完全に取り消され全員生還。
やむを得ず交戦し、
億泰を倒すことに成功するも、
仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」に対しては一筋縄ではいかず、逆に窮地に陥ってしまう。
さらに倒したはずの億泰も復活した上に猫草も彼に奪い取られたばかりでなく、
爆発を聞いて駆けつけた人や、通勤ラッシュ時の大勢の人々に自分の姿を見られてしまい、絶体絶命のピンチに追い込まれた。
最後の賭けとして、自分を怪我人と思って救助しに来た救急隊員の女性に「バイツァ・ダスト」をとり憑かせ発動し、通勤途中まで時間を巻き戻そうとする。
なるほど完璧な作戦っすねーッ不可能だという点に目をつぶればよぉ~>
そして、承太郎の「スタープラチナ・ザ・ワールド」による時間停止の有効距離ギリギリで「バイツァ・ダスト」を起動させようとするが、
まさしくその寸前、承太郎のコートにしがみついて彼と共に吉良に近付いていた康一の「エコーズ」の「ACT3 FREEZE」で起動スイッチのある右手を「重く」されて妨害され、
その間に有効距離まで近付いた「スタープラチナ・ザ・ワールド」の時間停止中の攻撃で右手を粉砕された上に全身にオラオララッシュを叩き込まれて再起不能に。
そして、その攻撃により吹き飛ばされた先にバックしてきた救急車の後輪に頭を轢かれて即死した。
多くの人命を奪い「『命』を運ぶと書いて『運命』」と言った殺人鬼の最期は、人命救助が仕事で本当に命を運んでいる救急車によってトドメを刺されるというある意味では皮肉なものであった。
轢かれた際、顔が地面とタイヤに挟まれていたために顔の皮が剥がれてしまったこと、歯型、左手の指紋、そして救急隊員の女性に本名を名乗っていたことから、
その死体は「川尻浩作」ではなく「吉良吉影」として処理された。
早人は入れ替わられた時点で既に本当の父「川尻浩作」は死亡していることを察しているが、説明のしようがなく、死体などの証拠も残っていないことから、
「川尻浩作」は他の吉良の被害者たちと同じように、その死を知られることもなく「行方不明者」として処理されることになる。
早人はその現実に心を痛めながらもしのぶには告げず、ただ一緒に浩作の帰りを待ち続けることだけを涙ながらに伝えるのであった。
ちなみに、アニメにおけるDQNカップル殺害時においては、
- 被害者となった二人との諍いは、駅で多くの人間に目撃されていた
- 殺害現場に残された、自身の爪や指紋、さらには(遺体こそないものの)被害者の血痕
…など、自身と被害者を結びつける多くの目撃証拠と物的証拠を残してしまうという、彼らしからぬ痛恨のミスをしでかしている。
しかもすぐ後に承太郎が入れ違いに現場に踏み込んで、血痕等を確認しているので、それらの証拠を始末するヒマがなかったのは明白。
この事から、今までの殺人はともかく、「美奈子殺害」に関しては立件も不可能ではなかったと思われる。
だが、「吉良吉影」としてでなく「川尻浩作」として逮捕されていたであろう事から、川尻浩作に『殺人者』の、早人としのぶに『殺人者の家族』のレッテルを貼らせなかったのは、せめてもの救いなのかもしれない。
死亡後は「ふりむいてはいけない小道」に誘導され、死亡した経緯を杉本鈴美に見せられた後に一時は「幽霊として生活した方が意外と自分の求める安心した生活があるかもしれない」と前向きに開き直る。
そして本来の顔に戻り、鈴美を無理矢理振り向かせて排除しようとするが、彼女と愛犬アーノルドの機転によって逆に自分が振り向かせられてしまい、
スタンドで必死に抵抗するも、最期はキラークイーン諸共バラバラになりあの世(鈴美曰く『安心なんかない所』)へと連れて行かれた。
皮肉にも小道に潜むものは「大量の手」であり、吉良は今まで奪ってきた「手」によって裁かれる事となった…。
アニメ版最終話のエピローグでは、吉良が勤めていた会社の女性新入社員が「行方不明になっていた吉良さんは顔無し死体で見つかった」と話していることから、
公には吉良吉影という男の死は「不幸な事故」として処理されたようである。残念ながら例の同僚はここでは出なかった。
「手」に連れて行かれた後は、
幽霊として『死神』に近い活動をしている。
その辺は
荒木飛呂彦の短編集『
死刑執行中 脱獄進行中』収録の『
デッドマンズQ』を参照。
結構呑気にも見えるが、「幽霊のルール」のもと、好きな音楽や本も楽しめず、その日の宿にすら不自由するなど、「平穏」とは言えない生活なのは確かである。
【余談】
○荒木氏は「羊たちの沈黙」のヒット以前から、シリアルキラーについて興味・関心を持って勉強しており、吉良に関する描写も連続殺人への理解の元で執筆しているとのこと。
○エステ「シンデレラ」は、吉良が逃走する展開の為に作られたと思われているが、実はあの展開は荒木氏のアドリブ。「シンデレラ」を描いた際は、それが逃走に使われるとは考えていなかったと言う。
なお後年のアニメ版では、「山岸由加子はシンデレラに憧れる」回が吉良の初登場の前に繰り上げられた。
アニメ版でエピソード単位の順番入れ替えが行われるのは、三部のホルホース対DIOの対面に続いて二度目。
荒木氏はあらかじめスタッフに「(原作から)構成を練り直した方が良い」と告げていたという。
○「悲しい過去を持つ悪役」にしたくないために本編で言及されなかったが、吉良吉影が異常性癖等を構築された原因の一つとして家庭環境の問題があり、
実は吉良は母親に虐待されていた(過保護・過干渉というタイプの虐待)という
裏設定に近い、あえて描かなかった設定が存在する。
母親については何も描いていないんですが、やっぱり可愛がりすぎる虐待、みたいなものを吉良にしていたんじゃないかなと思います。
またそれも怖いでしょう?
吉良家の親子関係みたいなものも深く描くべきだったのかな、と今でも思います。
でも、泣く泣くカットしたっていうか、描く勇気がなかったっていうのか、そういう感じです。
さっきも言った通り、吉良の過去はあまり描きたくなかったんです。
読者が吉良や吉良の父親に対して「この人は本当は悲しい奴なんだな」と思わせないようにしたかった。
吉良が殺人を犯す心理状態は確かに描いてましたけど、根本的な動機みたいなところまで描いたら、吉良が可哀想な奴になっちゃう・・・ていうか、吉良に感情移入しちゃうと、少年マンガとしては違うかな・・・と。
やっぱり、読者には同情してほしくなかったんですね。
…などが語られている。
元々主人公の1人として描かれ、ジョナサンとの対比も多かったディオと違い、吉良に感情移入してしまうと「相手は殺人鬼」という恐怖感を和らげてしまうという可能性も高いので英断と言えるだろう。
○キラークイーンが余りにも強くなり過ぎた為に、作者である荒木自身でさえ
「どうやったらコイツに勝てるんだ?」と悩んで、
主人公勢が全滅するバッドエンドを本気で描こうとした逸話があった。
つまり、連載当時最も恐れていた「第4部完!」が現実に起きかけていた。
…よく早人は諦めなかったよな…。
- 終始スーツ姿で戦闘(所謂戦闘スーツではなく文字通り普段の仕事服)
- 殺人鬼なのに戦闘目的が(自身の)平和と安心のため
- 仲間や部下を作らずに基本は一人で戦う(父親は自主的に協力、猫草は道具的なもので仲間とは言い難い)
- 自分からは積極的に戦わず「逃げる」ことがメイン
という斬新過ぎる設定と、どれ程追い詰められても諦めない信念とそれに見合った実力から、ジョジョシリーズでも屈指の人気を誇り、荒木も最も気に入った一人に彼を挙げ「殺人鬼であることを除けば理想のヒーロー」と語っていたほど。
アニメ版では再起不能状態になりながらもバイツァ・ダストを発動させようとする彼を見て露伴が「敵ながら空恐ろしい奴だな」と、ある意味敬意を表す評価をしている。
○PS4ソフト『EoH』におけるストーリーモードでは
黒幕の力による「異変」の影響で吉良もまた復活。
聖なる遺体を探しに第8部の杜王町を訪れた仗助と
東方定助の前に立ち塞がる。
……が、現れたのはなんと
「整形前の吉良吉影」と「整形後の川尻浩作」の2人という、まさかの吉良吉影同士のタッグであった。
この状況には流石の仗助も動揺を隠せず、
「しれっと2人になって生き返ってんじゃあねーぞ、コラアッ!!」と怒りと共にもっともらしいツッコミを入れている。
その後のストーリー展開においても基本的に吉良と川尻のセットで現れ一行を苦しめる。
吉良が増えた理由についてはストーリー中では「異変のせい」だけでサラッと流されており依然不明のまま。
メタ的には本作では「吉良吉影」と「川尻浩作」の2キャラが別々に参戦しており、同一人物でありながら他のキャラとは違いタッグを組むことが出来る仕様をストーリーに取り入れたものだと思われる。
しかし悲しいかな、この二人で組んでもデュアルヒートアタックが特殊技になることは
ない。
【名言】
- 大事をとって「殺しとく」か……
- わたしは常に「心の平穏」を願って生きてる人間ということを説明しているのだよ…
「勝ち負け」にこだわったり頭をかかえるような「トラブル」とか夜もねむれないといった「敵」をつくらない…
というのがわたしの社会に対する姿勢でありそれが自分の幸福だということを知っている…
もっとも闘ったとしてもわたしは誰にも負けんがね
- 君を始末させてもらう
- これで今夜も…くつろいで熟睡できるな
- だめだめだめだめだめだめだめ!君は死ななくてはならないんだ…目撃者は生かしておけないよ…
- 「キラークイーン」はすでにドアノブにさわっている…
- 今度ぶどうヶ丘高の前に「スポーツジム」がオープンするそうだが…真剣に「会員」になることを考えたよ…「体力」をつけなくっちゃあな…
でもあーゆートコの「会員」ってのはどーなんだろうな?
一週間もフロに入ってないヤツがチンポいじった手で同じダンベル持ち上げたりプールに入ったりするのかな?
- これから君をなぶり殺すからな…じゃなきゃ公衆の面前で「赤っ恥のコキッ恥」をかかされたこの気分がおさまらん
- あとは『キラークイーン』の第一の爆弾でこっぱみじんにふっ飛ばせば…終わりだが…
さっきから気になってしょうがない
こいつ『くつ下』を裏返しに履いてやがる…自分で気にならんのかな?裏表ぐらい確認してから学校行け
- だが わたしには勝ち負けは問題ではない…わたしは「生きのびる」…平和に「生きのびて」みせる。
わたしは人を殺さずにはいられないという「サガ」を背負ってはいるが…「幸福に生きてみせるぞ!」
- 『素顔』もバレた…『スタンドの正体』もバレた……『本名』もバレた……もうどうやら安心して熟睡できないらしい ただし『今夜』だけだ!
- プシップシップシッ
- 何だ……?この吉良吉影…ひょっとして 今 この女の事を心配したのか?
彼女の「目」にサボテンのトゲが刺さらなかった事に…今心からホッとしたのか…?
何だ…この気持ちは?このわたしが他人の女の事を心配するなどと…!
いや違う!この女がもし死んだらあの空条承太郎にこの家の事が知られる心配があるだけ…
この女が無事でホッとしたのはその事だけのせいだ…ただそれだけだ…
- これ以上彼女を攻撃させるわけにはいかない。きさまには…消えてもらう
- 自分の「爪」がのびるのを止められる人間がいるのだろうか?いない…だれも「爪」がのびるのを止めることができないように…持って生まれた「性」というものは 誰もおさえる事ができない……どうしようもない…困ったものだ
- 質問を質問で返すなあーっ!!わたしが「名前」はと聞いているんだッ!疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?
- このわたしが杜王町から逃れるだとーッ!このわたしが追ってくる者を気にして背後におびえたり穏やかでも安心もできない人生をおくるのはまっぴらだという事は良く知っているだろうッ!この町は決して出ないぞッ!
- 激しい「喜び」はいらない…そのかわり深い「絶望」もない………「植物の心」のような人生を…そんな「平穏な生活」こそ私の目標だったのに………
- 「闘争」はわたしが目指す「平穏な人生」とは相反しているから嫌いだ…ひとつの「闘い」に勝利することは簡単だ…
だが次の「闘い」のためにストレスがたまる…愚かな行為だ
- 「運」はわたしに味方してくれていると言ったよな…!「命」を「運」んで来ると書いて「運命」!…フフ、よくぞ言ったものだ
- 「思い込む」という事は何よりも「恐ろしい」事だ…しかも自分の能力や才能を優れたものと過信しているときはさらに始末が悪い
- うらやましいな…ヒマそうで…
- フウウウウウウ~ わたしは…子供のころ…レオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」ってありますよね…あの絵…画集で見た時ですね。
あの「モナリザ」がヒザのところで組んでいる「手」…あれ…初めて見た時…なんていうか…その…下品なんですが…フフ… 勃起…しちゃいましてね…
「手」のとこだけ切り抜いてしばらく…部屋にかざってました。あなたのも…切り抜きたい…
- いいや!「限界」だッ!押すねッ!
- このクソカスどもがァーッ!!
- 押してやる……押してやる……今、『バイツァ・ダスト』は、作動するん、だ……!押してやる……スイッチを押して、やる……!
バイツァ・ダスト解除…今日も心置きなくぐっすり眠れる……因みにこの項目は既に爆弾に変えてある
カチッ
ドッグォォオオオオンッ
【ジョジョリオンにおける吉良吉影】
第8部『ジョジョリオン』にも
同性同名の人物が登場。
吉良吉輝とホリー・ジョースターの間に生まれる。
『スティール・ボール・ラン』の主人公、ジョニィ・ジョースターの玄孫。
性格はナルシストであり曖昧なことを嫌う。
こちらも4部版の吉良と同じく「キラークイーン」のスタンド能力を持ち、手に対して強い執着心を持つ。また自分の爪をコレクションしている。
4部版と比べるとスタンド能力を悪用したりはせず医療行為に使ったり、
笹目桜二郎を
自分自身の指を食べさせる
奇行に走らせたりもするが基本的にはいい人。カツサンドのソースのついた指を舐めていたこととの対比だろうか……
一巡前の世界における空条承太郎に相当する人物?
物語開始時には震災で隆起した「壁の目」の下で心筋梗塞で死亡している。享年29歳。
遺体は主人公の東方定助が埋まっていた場所から発見されたが、
睾丸がなかった
。
また、定助のDNA調査で95.8%の確率で同一人物との結果が出ているが…?
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-09-19 21:53:18)
- 中の人はキョウリュウジャーのトリンなんだよなぁ -- 名無しさん (2017-10-16 14:12:52)
- 某MADのせいでこの人の台詞聞いてるとごちうさのココアが頭を過るように… -- 名無しさん (2017-10-16 14:40:08)
- 八部吉良(及び相方の仗世文)のCVは誰になるんだろう? -- 名無しさん (2017-10-16 16:45:18)
- 改心フラグをへし折ったって言っても、しようがしまいが結局仗助達が倒しにかかってるから戦いは避けられなかったと思う -- 名無しさん (2017-11-23 09:50:05)
- 割りと美形で3位ばっか取ってたから目立たなくても一目置かれてた存在だったんだろなぁ -- 名無しさん (2018-01-21 16:51:42)
- ↑×5 PS2版ディアボロの中の人がルパンレンジャーVSパトレンジャーのドグラニオ -- 名無しさん (2018-02-27 22:30:02)
- ちょっと気になったことだけどエド・ゲインは十五人殺してない。殺したのは二人で他は墓を掘り返して材料にしただけ。死体損壊の犠牲者っていえば犠牲者だけど… -- 名無しさん (2018-04-27 21:55:58)
- 岸辺露伴は動かないの最新話読んで思ったのだが、入会しようとしてた近日オープンされるスポーツクラブってもしかして…? -- 名無しさん (2018-05-12 13:14:59)
- ギャルゲーで主人公の名前変更出来る時は大体コイツの名前にしてる。 -- 名無しさん (2018-06-06 01:40:09)
- 露伴先生の言うとおり「誰の手にもかからず事故死した」って方が一番良いんだよなあ。あのまま捕まってたら川尻家がパッシング受けて更に悲惨なことになってただろうし。 -- 名無しさん (2018-10-09 13:55:14)
- ある意味完璧じゃない人間の奮闘欠陥だらけだが他の何かで補うまさかラスボスが当てはまるとはそして何故かラノベのヒロインに嫌われてそうな男だど必ず上位に自分の中にある優柔不断でもちゃんと考えてくれると信じてる女からしたらぶれないで君の手はさぞ美しいのみの評価かなめさんの言う(顔が良いだけでキモい男そのもの)レナードより当たってる様なそしてクロウが一番嫌いなタイプぽっい残念なイケメンだけど心から全否定してるだけの奴同じ残念なイケメンだけどちゃんと向き合うクロウ腰は低いけど(涙) -- 名無しさん (2018-11-16 17:03:58)
- モデルがテッドバンディってソースどこ?見たこと無いんだけど。 -- 名無しさん (2019-03-22 06:56:00)
- 無数の手をキラークイーンで爆破しようとしてたけど、直前にアーノルドに右腕(爆破スイッチがある)を落とされてるからどっちみち抵抗不可能だったんだよね。 -- 名無しさん (2019-04-16 00:00:19)
- 個人的感想と推測が多すぎて駄作だな -- 名無しさん (2019-09-02 03:42:17)
- けど、ふと思ったがこいつは「植物のように静かに生きたい」と言いながら、一方で女性を殺害することで肉食獣としての生き方を求めていて矛盾してるんだよね。だからこそ虫食いネズミ同様、仗助たちに害獣として討伐されることになったんだと思うが -- 名無しさん (2019-11-26 10:56:34)
- 8部の吉良は4部の吉良の母親がもしいい人だったらってIF…なのかな? -- 名無しさん (2020-01-02 02:55:47)
- ↑3 「祖父の代で落ちぶれた」とは言っていたがその前が豪族という程だったかはわからないし、例えにジョー・モンタナを出しただけで大ファンかどうかは言及されていないしな。好きなのはわかるが針小棒大に勝手な設定を捏造するべきではないと思う -- 名無しさん (2020-01-12 05:10:02)
- カメユーはスーパーじゃなくデパートだろ。いらん捏造は山ほど書き込んでおいて原典に明記されている内容を間違えるっていうのはどうなんだ -- 名無しさん (2020-02-20 00:07:20)
- 目立ちすぎると絡まれる、という理屈は分かるが過不足なく自分の能力をセーブし続けることにストレスは溜まらないんだろうか?そういうフラストレーションを殺人行為で解消しているとしたら、アップダウンの落差が激しい生活を嫌いながらそういう生き方しかできていないということにもなるな -- 名無しさん (2020-04-02 16:02:54)
- 「お前たち私の事を3位か4位くらいの能力だと思っているが実は本気を出せば全てにおいて優勝総なめだ(ドヤァ)」と、韜晦の仮面をかぶりながら生活するのは真に才能がある奴なら優越感が半端ないからそれもあるんだろう -- 名無しさん (2020-04-02 16:06:11)
- 本当に舐められることなく目立ちたくないなら1~5位あたりをウロウロする方がいいと思うが、3位固定に拘るのは異常な几帳面さゆえか -- 名無しさん (2020-04-24 19:29:43)
- ↑目立つことのデメリットへの忌避感が強いってだけで、本来の人柄は目立ちたがりのお調子者で自己評価の高いナルシストなんだと思う -- 名無しさん (2020-04-24 19:44:59)
- 脚注の*8はどうなんかなぁ、流石にサボテンの針が目に刺さった女から吉良吉影まで追えるとは思えないんだけど -- 名無しさん (2020-06-07 22:15:18)
- 原作で吉良がモノローグで言ってることだからな。ボタンひとつで自分の足跡をたどってきた承太郎の捜査能力とカンの鋭さを吉良は警戒し、ある意味評価ている。潜伏生活のストレスもあって自分の正体を隠すことに関してはかなり神経を使っている -- 名無しさん (2020-06-11 07:02:22)
- 救急車に轢かれての最期は、吉良の犯行を立証して法の裁きを受けさせることができないし、仗助に殺人をさせたくなかったからあの最期にしたのかね。 -- 名無しさん (2020-08-03 21:37:09)
- どりゃどりゃどりゃあああああああしていいですか? -- 名無しさん (2021-01-11 03:41:08)
- どりゃあああああああああああああああああああああ -- 名無しさん (2021-01-11 03:41:37)
- 改心フラグのような目の心配は川尻の顔に替えたことで吉良の運命が本物の川尻に寄せられてる説見てなるほどなと思った -- 名無しさん (2021-03-28 01:26:55)
- 言葉のキャッチボールと相互理解という点では質問の意味が完全に理解できないなら質問で返すのはむしろ必要な事なんだよな。「質問で返すな」はドッジボールですらないデッドボールがしたい奴の身勝手な言い分 -- 名無しさん (2021-06-12 19:27:06)
- スタンドは闘争心で動かすものって3部で言われてたけど、殺意はあれど闘争は『平穏』から遠ざかるから嫌っていたコイツがキラー・クイーンを動かせたのは何故だろうね? -- 名無しさん (2021-06-20 06:44:47)
- 人物像の項目でバイツァ・ダストが発動しておる。 -- 名無しさん (2021-07-07 13:14:14)
- 概要の部分の「実際は凄まじいスペックを誇る」以下の部分は、正体の部分と複合した方が良いかもしれない。 -- 名無しさん (2021-07-18 19:43:07)
- ミルクを飲んだ後は歯を磨くのだろうか。だがそれだとミルクの余韻が消し飛んでしまう。考え過ぎて熟睡できない日々が続いている。 -- 名無しさん (2021-07-18 20:00:41)
- 作中でもやたら呼ばれてるからだろうけどフルネームで呼びたくなる名前好き -- 名無しさん (2021-07-24 16:42:40)
- マザーのポーキーを全否定するキャラだよなある意味 -- 名無しさん (2021-08-30 23:22:22)
- このキャラを呼ぶときに「吉良」だとなんかしっくりこない、「吉影」でもピンとこない。「吉良吉影」っていうフルネーム呼びが1番しっくりくる奇妙なキャラ。 -- 名無しさん (2021-11-20 20:58:48)
- ↑12 杜王町すらもついに存在を拒絶したって解釈を前に見て、なるほどなーって -- 名無しさん (2021-12-28 11:53:07)
- ↑8 闘争心は人並み以上にあると思うよ。でも闘争心があるからこそ、それを掻き立てられるのが不快だからこそ「平穏」が欲しいわけで。これもまた吉良の難儀な「サガ」だな -- 名無しさん (2022-01-27 18:37:22)
- 浩作(本人)ってしのぶ曰く安月給だけど上司にはペコペコして評価されようとしてた辺り家族を養うために給料上げようと必死だったのかもと思った、仮にそんな人なら殺されたのホント不憫だな -- 名無しさん (2022-03-07 07:03:07)
- 本編だと「川尻浩作」になってからの生活の方が長いから忘れられがちだけど、「吉良吉影」として過ごしていた頃はマジで最悪の殺人鬼だったんだよね…手を切断する以外にも女性の背中に大きな傷を付けて楽しんだりしてたみたいだし -- 名無しさん (2022-05-16 07:30:34)
- 植物の心がどうのこうの言っていたが、近年の研究で植物も饒舌かつ活動的であることが判明していて、いろんな敵が多い植物も平穏とは程遠い。 -- 名無しさん (2022-12-04 18:46:05)
- VS重ちーでいきなり100円玉を出した理由だけど、小銭って「キラークイーンなら指だけで相手に向けて弾き飛ばすぐらい容易い」「もし事件現場に落ちてても誰も気に留めないしましてや自分に繋がるはずがない」「ポケットに数枚入れてるのを見られてもなんら怪しまれない」と、武器として色々都合がいいんだよな。普段からもしもの時のために持ち歩いてたのかも -- 名無しさん (2022-12-14 22:29:47)
- 本物の川尻浩作はなんでシンデレラに行ってたんだろう?妻の歓心を買うためかそれとも… -- 名無しさん (2023-01-05 02:33:49)
- 背格好似てるから吉良に無理やり連れてこられたんじゃね? -- 名無しさん (2023-01-05 13:26:37)
- 吉良上野介の子孫かもって思ってた。あちらはあちらで再評価が進んでるけど -- 名無しさん (2023-04-26 21:03:50)
- ↑2 そんな川尻浩作の顔に辻彩の能力で変えてしまったから強運を失った…とどこかに書かれてたな -- 名無しさん (2023-04-29 11:41:18)
- 敵を作らず穏やかな生活を送りたいと言ってるくせに一番の趣味が敵を作りまくる行為という皮肉。ある意味DIOやプッチ以上にタチが悪いよなこの人そこが魅力的でもあるんだけど -- 名無しさん (2023-05-15 13:13:14)
- 仮に鈴美に成り代わって振り返ってはいけない小道の幽霊になったとしたら、いつまでも人が全然通らない心霊スポットにこの男が引きこもっていられるとは思えないし、フラストレーション溜まって悪霊化した挙句キラークイーンと融合して「最悪の独り歩きしたスタンド」になってたかもしれない… -- 名無しさん (2023-05-20 01:22:56)
- 18歳当時はスタンド能力持ってないから背中を切り裂いたんじゃないの? -- 名無しさん (2023-07-05 16:21:32)
- 目立ちたくないけど3位にはなっておかないと気がすまないという絶妙なキャラ付け -- 名無しさん (2023-08-08 12:42:38)
- 何となく後のレディバグのリラにも通じる所もあるんだよな -- 名無しさん (2023-08-12 02:56:42)
- どっかで『自分はSSランクだが目立ちたくない、しかしBランクやCランクの連中に舐められるのも嫌なので敢えてAランクを演じている』 -- 名無しさん (2023-10-18 00:46:56)
- ↑ミス 「『自分はSSランクだが目立ちたくない、しかしBランクやCランクの連中に舐められるのも嫌なので敢えてAランクを演じている』と思い込んでいるSランク止まりの男」って評されてて妙にしっくり来た -- 名無しさん (2023-10-18 00:48:35)
- 吉良って根本的には虫食い達(ネズミ)と同じ「てめーさえ良けりゃあいい」の精神が根付いてるよね。ラストバトル前の自分語りが如実にそれを表してる -- 名無しさん (2023-12-04 13:07:22)
最終更新:2023年12月04日 13:07