登録日:2009/05/26 Tue 23:22:55
更新日:2025/04/17 Thu 09:31:38
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『マンガ』とは 想像や空想で描かれていると思われがちだが 実は違う!
自分の見た事や体験した事 感動した事を描いてこそ おもしろくなるんだ!
目次
概要
人物
神経質そうな雰囲気を纏った痩躯の青年。
切れ長の目の結構0美男子なのだが、後ろ髪を刈り上げてそれ以外を横に吹き流したようなヘアスタイルに加え、
ギザギザのヘアバンドとペン先を象ったようなアクセサリが異様な存在感を醸し出している。
ヘソ出しの上着や
「露伴」とでかでかと刺繍のある衣装を着こなすなど、ファッションは4部でもかなりブッ飛んだ部類。
カラーでは鮮やかな
グリーンとパープルの組み合わさった毒々しいコーディネートであることが多い。
漫画家という肉体を酷使する職業柄細身だが、その実結構筋肉質な肉体でもあり、走る・跳ぶといった運動能力も一般人としては結構高い部類。
「ザ・ラン」ではジム通いをしている場面もあり、漫画家を続けていくためにも普段から鍛えてはいる様子。
第4部当初で20歳。M県S市杜王町在住の漫画家。
16歳の頃に週刊少年ジャンプにてサスペンスホラー漫画「ピンクダークの少年」でデビューして以来、現在も連載中。
出身も杜王町だが、一時は仕事の関係で上京していた。
しかし、東京はごちゃごちゃしていて気持ちの良い環境で仕事ができないと前々から考えており、
首都との連絡システムが充実していることから「もはや中央に住む理由はくだらないステイタス以外にない」という判断で里帰りし、
仕事場も兼ねた瀟洒な一軒家を建て、そこで暮らしている。
運転免許を持っており、バイクと乗用車を両方所持しているジョジョでは珍しい人物。
毎週19ページの原稿を、アシスタントも付けずに驚異的な速度と正確さを以て仕上げている。
ネームも下書きも無しでいきなりペン入れから開始するという常識外れの手順で漫画を描いており、劇中では驚かれている。
その作画も、ペン入れから正確に描いていくだけでなく、ペンを振って狙い通りの場所にインクを飛ばすというやり方でベタ(黒塗り)を行うなど、
おおよそ一般的な漫画家が行わないであろう手法も駆使して漫画を描いており、このテクニックも常識外のスピードに反映されていると思われる。
その原稿を仕上げるスピードは止まる所を知らず、第6部『
ストーンオーシャン』において世界が何倍に加速した際にも、原稿を落とすことなく仕上げていた。
ちなみに「岸辺露伴」は本名であり、別にペンネームなどではない。
そして『ストーンオーシャン』以降は世界が一新した関係で本家出演はなかったが、第9部『
The JOJOLands』の第2話にてまさかの再登場を果たす。
基本6部まで→7部以降の場合、似たような名前のキャラは登場するが、露伴の場合は【名前、容姿、職業】がそのままという中々異例な扱いである。
設定は『動かない』シリーズのものも反映されており、『ピンクダークの少年』のデザインが変わっていたり、バキンと思われる犬の写真が登場したりしている。
なお、第9部の主人公である
ジョディオは彼の大ファンであり、露伴に遭遇した際には、
「原作本もうちにあるしネットのアニメもいつも見てる」と独白している他、「『4つの円』の短編」について言及している。
性格
自己中心的で傲岸不遜。非常に強引かつわがまま。なにより負けず嫌い。
自分を天才漫画家であると信じきっており、自分より凄い人間などいないと考え、誰であろうと小馬鹿にしている。
それ故自分は基本上から目線のくせに他人にコケにされたり、意見を垂らされることは極端に嫌う。
特に
東方仗助とは初登場時に(自業自得で)ボコボコにされたことや、チンチロリン勝負でイカサマをかけられた上、結局見破れなかったため、仲はかなり悪い。
露伴曰く、
「(悪気のあるなしに関係なく)
いつも露伴の側から持ちかけた言葉の反対のリアクションを取るのがムカツク」
とのことだが、天邪鬼で逆張り好きな性格は露伴自身もどっこいどっこいである。
広瀬康一とは彼自身が熱心な読者で、露伴のサインを求めて自宅を訪れた事が契機で知り合って以来よく絡んでおり、
何故か一方的な友情や好意を向けてほぼ唯一信頼を寄せている(康一は「悪い人ではない」と称しつつも強引すぎるところを若干苦手としている)。
ワガママな理由で振り回したり引きずり回してもなんだかんだでYESと付き合ってくれるからだろうか?
「自分で強いと思っている奴に『NO』と断ってやる」ことを好む。
自信にあふれた者をコケにした時は最高にスカッとするらしい。
好奇心旺盛でなんにでも首を突っ込みたがる性格とそれを実行できるフットワークの軽さを持ち合わせている故に、
スタンド絡みを含む怪しい事件に巻き込まれる事が非常に多く、自業自得で死にかけることもざらにある。
「漫画」を描くことに対する情熱は凄まじく、漫画が面白くなると思えばたとえそれが自分が心底嫌うことでも受け入れる程に、ある意味純粋。
「面白い漫画」に最も必要な条件として
「リアリティ」を挙げており
その追求のためならば手段を選ばず、非合法な行為であろうと迷いなく実行に移す男。
結果論だが、仗助に半殺しにされたことで適度に毒気が抜けて
「もう死ぬしかない」一線を越えずに済んだともいえる。
因みにジョジョ4部で仗助たちに敗北して
背が縮んだキャラクターがいるが、露伴もよく見ると背が縮んでいるように見えるコマがある。
もしかしたら露伴先生も縮んでいたのかもしれない。
また、
商業主義的に漫画を描いているわけではなく、
あくまで読者に読んでもらう為に描いている。
その為には時に
漫画のネタになる「かもしれない」よくわからないなにかを潰されないためだけに、山を買って破産することすらある等、
良くも悪くも芸術家気質であり、変人であることは間違いないが、漫画家としては高いプロ意識を持って仕事に臨んでいる。
好奇心は強いが、戦いに積極的なわけではなく、たとえ自分に矛先を向けた相手でも
勝負を挑まれぬ限りは極力避け、
世間に迷惑をかけない限りはそのまま見過ごしている。
自分のみならず、他人が純粋な正義感でおせっかいな行動を起こすことにも否定的であり、
康一が義憤に駆られて
杉本鈴美の願いに応えようとしたときは
「しんどいことになるぞ」と冷淡に釘を刺している。
なお前述の通り、驚異的な漫画の作業速度を持つが、編集に軽く見られるのが嫌いと言う理由で描き溜めはしない主義。
当人は長い間忘れていたのだが、幼い頃近所に住んでいた杉本家とは親しい関係にあり、
吉良吉影が杉本家を襲撃した際、鈴美が身を犠牲にして露伴を逃がしたという過去を持つ。
露伴は鈴美の幽霊との邂逅を機に事件を取材する気になり、杉本家の墓参りに訪れた際、寺の住職から聞かされたことで真相を知る。
自分を助けてくれた鈴美の頼みであるためか、以降はそれなりに本腰を入れて殺人鬼・吉良吉影の捜索に関わっていくこととなるのだった。
なお、上記の人間嫌いで驕慢な性格はあくまで登場初期のものであり、その頃はそれこそ露伴が渇望する、非日常的なやり取りが平然と行われるスタンドのある世界に感動するあまり、
「自分が名作を描く礎になるんだからたとえその犠牲になっても構いはしないだろう」という無茶苦茶なエゴイズムから殺人まで正当化しており、
康一含め他者を危険に陥れたり、キレた仗助にボコボコにされて露伴が最も嫌う敗北感に包まれているはずなのに、
「仗助が髪にこだわる理由」を康一から聞き、その逸話に感動したことで「得したなぁ」と呟きながらアイデアを気絶する前に纏めようとするなど、
根っからの悪人ではなく、「スタンドを得たことで暴走してしまった芸術家」という面が強調されていた。
また彼がそうまでした動機には「いつか漫画家として行き詰まることへの不安」があり、このあたりは「心の弱さを攻撃に変えた者」という作者の語る「怖ろしい敵」の定義にも当てはまっている。
最近の露出では露伴自身の成長に従って、まともな社会性のある一面や、良識を持ち合わせている場面も多く描かれるようになり、
「偏屈であるが決して人格が破綻しているわけではなく、根底は義理堅く常識的かつ良識的な社会人」の傾向が強まっている。
むしろ非常識な若い編集やエキセントリックなゲストキャラに常識人ポジションの露伴が振り回され焦る場面も多い。
ただし、好奇心は依然として旺盛で、以前は感動していたスタンドというアイデア源にはすでに固執しておらず、
新たなトラブルも招きながら新たなネタ探しは決して手を抜かない漫画家の鑑である。
きわめて速筆、規則正しい生活を送っている点などから、モデルが作者である
荒木飛呂彦自身であるという声も強いが、
当の荒木先生はこれを否定し、
「露伴は漫画家にとっての理想の姿である」と語っている。
スタンド
わたしの能力…『天国への扉』によって
心の扉は開かれる
自分の直に執筆した「漫画」を見せることにより、相手を「本」にする能力。
具体的には、相手の体の一部を薄いページ状にしてしまう。
「本」になった相手は満足に動くことができなくなるか気絶する。
ページには、対象の「人生の経験」が記されている。
これにより、相手の素性や情報を知ることが可能で、このファイルはウソをつかない。
また、ページの余白に新たに情報を書き足すことで、その内容を実現させることも出来る。
例えば、「岸辺露伴には攻撃できない」と記されれば、その対象は「岸辺露伴に攻撃しようと思うこと」も出来なくなる。
さらに、「時速70kmで後ろに吹っ飛ぶ」といった、意思とは関係ない、物理的な現象に関しても支配することができる。
因みにページを破られれば、対象はそこに記されていた経験を忘れ、体重が急激に減り、活力が大きく減衰する。
初登場時は、能力を発動するには漫画を約一話分読ませた上で対象と「波長」が合っている必要があったが、仗助等と交戦、共闘していくうちに
1ページのみで発動→空中に描いたキャラクターを見せるだけで発動→
いつの間にか追加されたスタンド像が触れれば発動可能と、エコーズ顔負けの成長を見せた。
詳細は個別項目を参照。
NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズ
NHK制作の実写ドラマ。好評もあって劇場作品「ルーヴルへ行く」なども制作されている。
露伴役を務めたのは高橋一生氏。ドラマ内でアニメで露伴の声を担当した櫻井孝宏氏が(主に声で)ゲスト出演したりもしている。
NHKドラマ版では主に以下のような変更点がある。
- 大人の事情もあってか、露伴は「集明社のジャンボ」に連載を持つ漫画家となっている。
- 『富豪村』冒頭によれば、露伴の代表作『ピンクダークの少年』は第8部が連載開始されたばかりとのこと。
- 『ヘブンズ・ドアー』は「スタンド能力」ではなく「露伴に備わった『能力』」あるいは「天から備わったギフト」と称されるなど、
「露伴が生まれ持った特殊能力」のような扱いで、ドラマ版で同様の「ギフト」を持つ登場人物は他にトニオくらいしかいない。
また、『ヘブンズ・ドアー』の所謂「スタンド像」も登場せず、使用する際には露伴がページをめくるような独特の仕草をする。
- 原作は第四部『ダイヤモンドは砕けない』の後の時間軸で描かれ、康一や山岸由花子などが登場する、あるいは話題に出る回もあるが、ドラマ版には一切登場しない。
「後ろの正面」など、『岸辺露伴は動かない』ではなく第四部のエピソードをドラマ版に合わせて設定などを変更した回もあり、
ドラマ版は「露伴が自分と同じ能力を持つ者と出会わなかったパラレル時空」であると推測される。
実際、原作の『密漁海岸』では物語開始時点でトニオと露伴は既に知り合いだが、ドラマ版では初対面のところから始まる。
- 漫画版では様々な編集者が登場していたが、ドラマ版では泉京香が露伴の担当編集者という設定になり、事実上のヒロインとして登場する。
- なお、泉役を演じた女優の飯豊まりえ氏は、露伴役の高橋氏と実写ドラマ第4シリーズが放送された直後の2024年5月16日に結婚したことを発表している。
……そして、彼と言えばやはりこの名言だろう。
露「つ…追記してくれと…」
「編集してくれと言えば…」
「ほ…ほんとにぼくの『項目』を追記・修正してくれるのか?」
wiki民(ニタァーーーッ)
「ああ~約束するよ~~~っ」
「『アニヲタwiki』のルールだ」
「言えよ…早く言え!」
____
// ̄ ̄`|
/|断 だ |
/ |る が |
/イ \___|
/ |// /| |
/_\ /_/_レ|
∧o>/ ィニ≡三\|
/ミ// r-<彡ノ|
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/iハ-イ )  ̄丶彡|
`/ i∧二 // |
/ (`ー、\ // /|
`<|`ーヾ_丶 // (r|
`< ノ / リ|
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`<|
wiki民「ナニッ!!」
露「この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは」
「自分で物知りだと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…」
他にも数々の名言を残している。
- ところで君たち「おもしろいマンガ」というものはどうすれば描けるか知ってるかね?
「リアリティ」だよ!「リアリティ」こそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり「リアリティ」こそがエンターテイメントなのさ
- 味も見ておこう(と言って腹を裂いた蜘蛛を舐める)
- 残酷!?ど素人の小僧がこの「岸辺露伴」に意見するのかねッ!
- たとえ平凡でも人の人生を見るのは面白い……
- 実にいいッ!実に気に入ったよ!君の性格……読者からもきっと好かれると思うよ
- うるせーなあ~~やってみろ!
- 最低な男だな…こんなヤツをマンガに描いても読者に好かれるはずがない。お前は使えんな…
- この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いていると思っていたのかァーッ!!
ぼくは「読んでもらうため」にマンガを描いている!
「読んでもらうため」ただそれだけのためだ 単純なただひとつの理由だがそれ以外はどうでもいいのだ!
- ページをとればとるほど君の体重は減っていくけどかまいやしないだろう?
君は『傑作』となっていつまでも生きつづけられるんだからねェ─────ッ
- 君も資料にしとかなくてはな!
- 「なんか君とは気が合う感じがする」……そう思わないかい?
- この岸辺露伴が頭さげて頼んでいるのに…ふ~んそうかい!君はたった数10メートル歩くだけのことを断るのか…
いいとも!人に冷たくしといてテストでせいぜいいい点とっていい学校に入りたまえ
- 名まえは杉本鈴美……16歳 住所は杜王町匂当台3の12 すぐそこだ
なになに彼氏はいないスリーサイズは82 57 84 左乳首の横にホクロがある 初潮があったのは11歳の3月の時で 初めて男の子とキスをした時 舌を入れられてるぞ
- この世への未練は断ち切ってあの世へ行っちまった方がいいってのが正しい幽霊のあり方だとぼくは思うぜ!
- フン!何だか知らないが見なきゃあいいんだろ?ぼくといっしょでよかったな康一くん
- ぼくのスタンド「ヘブンズ・ドアー」……自分の『遠い記憶』と……『「運命」は読めない』……か
- アメリカ人はダサイからな。ぼくの作品は理解できないんでしょうね…(アメリカ人に対して)
- (こいつらはクソったれ仗助にあほの億泰……それにプッツン由花子だ……全員ぼくとは話が合わないヤツらだ)
- 大人げないだって?みんな?いいや最高の気分だね、ガキ負かすのはね…カッハッハッハーッ
- もっとも「むずかしい事」は!「自分を乗り越える事」さ!ぼくは自分の「運」をこれから乗り越える!!
- いいねえ~っ!気に入ったぞ小僧。ぼくはそういう「まるで劇画」っていうような根性を持つヤツにグッとくるんだ
- きさま程度のスカタンにこの露伴がなめられてたまるか――ッ!!!
- ぼくに取り憑くなんぞゴキブリがゴキブリポイポイに入って喜んでいるようなものだッ
- 君のそういうところなんだよ僕が尊敬するのは…からかわれてると思うのは無理はない。でもそれでも戻って確かめに来てくれた…やっぱり君は親友だった
- フフ…「どんな」?フフ 見たい…のかい?……フフ…フフフ
見たい?どんな「スタンド」か?へへ……ぼくの背中…フヘヘ
見たいのかい?フフフ……いいよ……フッ 見せて…あげるよ
ウフハ……ウヘ フフフ……へ ヘヘヘ……ハッフフハ ヘハハ フフフ……
- 『天国』とか『地獄』とかはあるのかどーかは知らんが念のため、描いといてやるよ
『地獄に行く』
- 康一く――――――んッ!
- でもこれでいいんだ…あいつは法律では決して裁く事はできない。これが一番いいんだ
- ああ!わかったよ!最後だから本心を言ってやるッ!さびしいよ!ぼくだって行ってほしくないさ!
- 望むといい………大志を抱いて くじけるなよ 上がって行くんだ
- カードを引いてしまったのは君だぞ 託すだけさ くれてやるわけじゃあない
また会おうきっとな 警察への通報は必ず取り消す 気をつけて飛行機で帰れ
(以下、『岸辺露伴は動かない』シリーズより)
- ま…知ってるやつが多かろーが少なかろーがどうでもいいことだが、僕の名は岸辺露伴。漫画家だ
- 怨霊に取り憑かれてもあきらめず孤独に人生を前向きに生きる男…彼は悪人だと思うがそこのところは尊敬できる。そう思うのは僕だけかもしれないが…
- つまり「絵画」で心の究極に挑戦しているんだ
- 仕事の待ち合わせに遅れるってのは社会人としてもちろんNGなんだが、
漫画家のとこに「6分」も早く着くなんて編集者として礼儀知らずってもんじゃあないのかッ?
- もうすでに描いたよ。仕事の遅いヤツといっしょにするな。サインくらいSPECIAL THANX!
- おいおいおいおいおいおいおい だからおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい やっぱり「買う話」してるんじゃあないかァーッ
- 頼む、彼女を許してやってくれ
彼女は純粋に幸せになりたかっただけだ…ぼくのために取材になれば良いとも思ったのも…編集者として本心だったはずだ…
- この岸辺露伴をなめるなよ…「ナイフ」とか「フォーク」とか「箸」だとか…ひっかける気が満々なアイテムがプンプン臭うぜ
- だが帰る
- 見ろッ!ドジャーン なくなるんだよッ!10€が消えたろ!
- 飴でもなめて夜を過ごすか……
- ぼくの名前は岸辺露伴(27)。両親がつけてくれた名で――「露」ははかなきもの、「伴」はともにすごす――という意味
- そいつったら巨乳の女の子を出さなきゃ漫画は売れないって思いこんでるクソ編集で
でも相手はプロだ……指摘されたからには意見を受け入れる必要がある
- あなたの力になりたい。あなたはもうどこへもいく必要はない。全ての恐れからそれが何であろうとあなたを守ってあげたい
- 「切る」ッ!自分を「切ら」ねばッ!自分の記憶をッ!
- うぉおおおおッ!疲れ目がスッキリしたああっ――ッ
- 感動させていただいた 人は腹が空いた時は所詮ひとりぼっちだからな
- オイオイオイオイオイオイオイオイ→ナアナアナアナアナアナアナアナアナアナアナアナアナアナア
- (トニオの「密漁をします」という発言を受けて)だから気に入った
- (「(依頼人の)子供の異常を治してやってくれ」と言う由花子に対して)断る
→(「このままだと子供はいつかいじめられる」と言う依頼人の懸念を肯定しつつ)だが断る
→(由花子「待てェーーーーーコラァ!! 岸辺露伴ーーーーッ!!」)それも断る
- 今のセリフ…君が口にするの結構いいねエ。もう一回言ってみて♡
- 真実は治すな……そーいう事だ!
- あ、その…このスマホの部分はいらなかったか……ただの冗談…単なる「遠近感と画像トリック」
- 彼は…いい人なのに。助けようとしてくれた。本当に残念だ……今はもう…何もしてやれない
- 今回ばかりは本当に心から反省していて、全ての原因は自分の性格に非がある
越えてはならないレッドライン見落として余計なところへ首を突っ込んでしまった
- この場はただ……逃げる(ザ・ラン)しかない
(以下、NHKドラマ版より)
- オイッ!なぜ「過去形」にする?『ピンクダークの少年』は先月 第8部の連載が始まったばかりだ。読者なら今この瞬間も心待ちにしている「大好きな」漫画のはずだッッ!!
だがお前は違う、大好き「だった」と言ったな、つまり僕の漫画を途中でやめたことになる、それは最初から読まないよりもっと悪い、致命的だ!「理由」が気になるねえッッ!!非常に!
- 僕は今 空き巣に入られているッ!……いや、違うか。
もし僕が居ると知って侵入したんなら「空き巣」じゃあない、「居空き」と言うんだったな。もし僕が寝ていたのなら「忍び込み」だ。そして僕に見つかった今「居直り強盗」に変わった、そうだろう?
- ちょっと今、窃盗犯について調べていてねぇ、毎晩カギを開けていた甲斐あって、いいネタを仕入れることができた。そう!漫画のネタだ!
- 数の問題じゃあないッ。うそっぽいセリフひとつが作品すべてを台無しにしてしまうんだ。
この岸辺露伴がそんなものを描けるかッ!
- さてと、泥棒のセリフは…フゥン、「クソォッ!」じゃあないな、ただの無言!それのみ!
- これは僕に備わった「能力」だ。人の心や記憶を「本」にして読むことができる。
「天からのギフト」と言うしかないが僕はこう呼んでる。
「ヘブンズ・ドアー」。
- (一究から帰ることを勧められて)その方がいいんだろうな。
だが断る…続行だ!
- (フィンガーボールの逸話を話しつつ)つまり「マナー」の本質とは、相手を不快にさせない思いやる気持ちにあるんだ。
君にそれがあったとはいえないよなぁ。
- 全てのマナーにおいて最大のマナー違反。それは…
「マナー違反をその場で指摘すること」だッ!
- 「反省」しているのは…この状況でもまだ君を全部読もうとしている僕の性格だ。
- (露伴も怪異に巻き込まれる危険性を敵から指摘されて)そうかもしれないな。だが…
余裕たっぷりのヤツが慌てる姿は面白い!まったく…顔を見れないのが残念だよーッ!
ところで君たち「おもしろい記事」というものはどうすれば書けるか知ってるかね?
「追記・修正」だよ!
「追記・修正」こそが記事に生命を吹き込むエネルギーであり「追記・修正」こそがエンターテイメントなのさ
- 小説に「45ページは3日もあれば…」とあってオイオイオイずいぶん速くなってるじゃあないか!と思ったが6部を思い出すに、それでもまだ成長途中なんスね… -- 名無しさん (2021-09-07 13:20:34)
- チープ・トリック戦で康一くんが戻って来てくれた時、露伴先生涙目で感激してたな。 -- 名無しさん (2022-01-04 18:26:29)
- 漫画のネタになる「かもしれない」よくわからないなにかを潰されないためだけに、山を買って破産することすらある←ここら辺が岸辺露伴たるところであり、同時にいかれているといわれるところでもある -- 名無しさん (2022-01-11 21:33:42)
- デビュー前は巨乳の女の子どうこう言ってたのにドラマ版では褐色美少女を作品に出してて露伴先生の成長を感じた -- 名無しさん (2022-03-02 07:49:43)
- 漫画の天才クリエイターキャラって大抵奇矯な行動やら意味深な言葉を繰り返す不可解な存在だけど、実際の天才って好奇心が飛び抜けてる以外は割と普通なんだろうなと思う -- 名無しさん (2022-03-03 01:33:59)
- コナンの101巻の名探偵図鑑で紹介されてた…岸辺露伴は動かないはミステリーじみた話もあるから探偵って言われてもおかしくない気もするが -- 名無しさん (2022-04-13 21:16:03)
- ↑探偵というよりは伝承とか調べに現地に行ったら巻き込まれる学者系キャラの方が近いかな -- 名無しさん (2022-04-13 21:35:43)
- ↑2 名探偵図鑑は探偵ガリレオこと湯川准教授みたいな本職が探偵じゃない人や三毛猫ホームズみたいにそもそも人じゃないのもいるからね -- 名無しさん (2022-04-13 21:38:53)
- 4↑なにかに集中しすぎているときって時計を卵と勘違いして剥こうとしたりするみたいに奇矯な行動をしがちなのもあるとおもう、 -- 名無しさん (2022-04-13 21:47:27)
- むしろ101人の中で職業探偵は珍しいまである。学生、大学教授がやや多め。あと泥棒が3人いる。 -- 名無しさん (2022-04-14 14:28:13)
- 高橋一生にちょっと似てたから、多分実写ドラマ版の探偵役という扱いだと思う -- 名無しさん (2022-04-14 16:54:14)
- 露伴先生スタンド能力自体はチートなんだけど本人の旺盛な好奇心のせいでしょっちゅうトラブルに首を突っ込んで(巻き込まれるのは希なイメージ)ピンチになってる。 -- 名無しさん (2022-04-14 18:53:51)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-09-10 21:17:50)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2022-11-18 09:30:16
- 6部で時が加速している状態でも漫画を描き続ける。 もはや変人を通り越して神のレベルに到達した偉人 -- (名無しさん) 2022-12-10 17:52:00
- すっかり高橋一生の声で脳内再生されるようになってしまった。 -- (名無しさん) 2022-12-29 21:53:40
- 中の人が殺人とまでは行かないけど聞いててドス黒い気分になる億泰風に言うならブタ野郎の所業をしてしまったのが… -- (名無しさん) 2023-03-02 12:27:38
- 9部にて名前と容姿と職業そのままでまさかの登場。 -- (名無しさん) 2023-03-25 15:06:57
- 大なり小なりストーンオーシャン以前の世界とSBR以降の世界の人達は違いがあるのに、この人だけ変わんなさすぎだろwww -- (名無しさん) 2023-05-19 00:56:58
- 9部の露伴先生凛々しい。指先で触れて本化ってのはドラマ版露伴先生を彷彿とさせる描写だった -- (名無しさん) 2023-09-12 14:57:03
- 一巡後でも年齢は一巡前とはそれほど変わらないとして、四部の杜王町から現代の9部で年齢が倍になってるはずなんだけどぜんぜん変わらんな… -- (名無しさん) 2023-10-07 11:04:48
- ↑そこは真面目に考えてもしょうがないと思う。多分作劇上そんなに意味無い。 -- (名無しさん) 2023-10-07 13:19:28
- 何気にヘブンズドアーって「物質同化型」→「物質でもなくスタンド像もないタイプ(指で空中に描いた軌跡)」→「(その描いたピンクダークの少年の姿の)スタンド像あり」と、スタンドの存在の仕方そのものが変遷してるのすごい -- (名無しさん) 2023-10-28 21:34:40
- 最近同人活動を始めた身としては露伴の「作家としてのメンタリティ」はすごく見習いたいわ。人間性は欠片も見習いたくないけど -- (名無しさん) 2024-08-23 13:23:16
- 人気ありすぎて6部で名前が出たりスピンオフの主役になったりしてる。 -- (名無しさん) 2024-09-18 20:10:59
- ジョジョでよくある「たまたまそこにいた生物と生態の知識を利用して難を逃れる」展開へのツッコミを「彼はリアリティを創作における根源として尊重する漫画家です。彼は可能な限りあらゆる出来事や知識を自ら体験し学び取ることを望みます」で解決できる(『岸辺露伴は動かない』シリーズで顕著だけど)なの、本当にイカしてる -- (名無しさん) 2024-09-29 15:39:10
- ↑6 1999年に20歳が今の巡回でも同じだとしたら実写版の高橋一生が1980年生まれなので実は大差なかったりする -- (名無しさん) 2024-10-31 20:40:42
- 4部当時だと本心から尊敬してる漫画家はいないって設定で動かないシリーズだと「神」クラスの相手はどうにもできないみたいな感じだけど「漫画の神様」と対決したらどうなるんだろうな。一応荒木先生は手塚先生と面識はあるらしいが…露伴がどういう反応するのか気になる -- (名無しさん) 2024-12-31 14:13:55
- 第4部当時だと初期のラーメンマンばりに頬骨が出てたけど動かないシリーズだと普通の顔になってる。 -- (名無しさん) 2025-02-23 19:23:47
- 実写ドラマ版でのセリフ、特に第1話の泥棒に対するセリフが原作にあってもおかしくない解像度の高さだった。 -- (名無しさん) 2025-04-19 14:58:46
最終更新:2025年04月17日 09:31