バグズ・ライフ

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バグズ・ライフ - (2022/03/05 (土) 18:23:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/09/02(日) 12:57:15
更新日:2024/04/15 Mon 15:48:50
所要時間:約 4 分で読めます




バグズライフはディズニー&ピクサーにより制作された1998年のアメリカのフルCGアニメーション映画。
トイ・ストーリー2のNG集にキャラクターのフリックとハイムリックが出演している為、見たことある方も多いのではないだろうか。

擬人化された虫の物語であり、小さな視点から見た自然の世界が描かれている。
その為、製作に当たってはトイ・ストーリーの十倍もの処理能力を持った最新式コンピュータが採用され、霧や雨、稲妻や炎、キャラクターの動き等がよりリアルに表現されている。
特に雨の描写は、小さな視点ならではの迫力ある映像に仕上がっている。
また、ランディ・ニューマン作曲の "A Bug's Life Suite" は名曲であり、ピクサーの予告編やバラエティ番組でもしばしば使用される。


【ストーリー】

アリの国、アントアイランドを脅かす、ごろつきバッタのホッパー達から仲間を守る為、一人用心棒探しの旅に出たフリック。町に飛び出した彼が連れて帰ったのはなんと個性豊かなサーカス団だった!
サーカス団を勇者だと思いこんでいる仲間達の期待を裏切らない為、一発逆転の奇策でホッパー撃退作戦に挑むフリック。
ところが仲間達に勇者の正体がサーカス団だとバレてしまう。

そして出された結論は、フリックを追放する事だった。

フリックの運命は、そしてバッタから仲間を救う事は出来るのか?


【登場虫物】


<アントアイランド>

  • フリック
アリの国の青年アリ。働きアリは全員雌なのでは?というツッコミは無粋。
発明を好み、穀物を収穫する機械や露と葉っぱで作った望遠鏡等を作るも、その発明を認められる事は1匹を除いて、無い。
ちょっぴりドジだが、まっすぐな信念を持ち、「役に立ちたい」という人を思いやる気持ちを持つ。実はアッタ姫に好意を抱いている。

  • アッタ姫
アリの国の王女。まだ見習いで、アクシデントに慌てたり、的確な判断が出来ない事から自信が持てずにいる。その為フリックにきつく当たってしまったりもしたが、本来は聡明で美しく、国民の信頼を得ている。

  • ドット
アッタ姫の妹で、フリックの発明品を認めた唯一の少女。小柄で羽が未成熟の為、飛ぶことは許されていないが気が強く、勇気がある。

  • 女王
アント・アイランドの老女王。アント・アイランドの老女王。経験豊富で統率力も高く、国民からの信頼も厚い。

<サーカス団>
  • スリム
舞台俳優を目指すが、現在は道化のナナフシ。枝に近いルックスのせいで小道具扱いされる事を気に病む。

  • ハイムリック
食いしん坊で太った芋虫。動くと奇妙な音が鳴る。何か食べているシーンが多く、客の食べ物をとったりもする。

  • フランシス
見た目はメス、中身はオスなテントウ虫。そのコンプレックスのせいか、ガラが悪い。だがアリの子供達と触れ合い母性が目覚めていく。

  • マニー・ジプシー夫妻
老マジシャンのカマキリのマニーとアシスタントの蛾(ニシキツバメガ類と思われるが種類不明)のジプシーという夫婦。マニーは常に謎めいた口調で話す。

  • タック&ロール
双子の団子虫。常に喋っている言葉は、ハンガリー語。「お前クビ!」というフレーズが気に入ったのか、劇中では連呼していた。

  • ディム
巨大な青いカブトムシ。気は優しくて力持ち、そして臆病。

  • ロージー
ディムの母親替わりでありパートナーの蜘蛛。姉御肌で、面倒見が良く人情にも厚い。因みに未亡人。

  • P.T.フリー
サーカス団団長の蚤。団員をクビにしたり体を張った芸で一儲けしようと企む。劇中ではもっとも余計な事を仕出かす。


<バッタ一味>

  • ホッパー
バッタ一味のボスで、持論は「アリは食べ物を集め、その食べ物をバッタが食べる。そしてそのバッタを鳥が食べる」。
粗暴なゴロツキだが頭が切れ、自分達より遥かに数の多いアリ達が反乱を起こせば、自分達バッタなどひとたまりもないことをよく知っている。
最期は鳥に食い殺されるという残酷な死を迎えた。ヒェ~ッ

  • モルト
ホッパーの弟で、副社長。お調子者で憎めない三枚目。ホッパーに殴られない理由は、母親の遺言があるかららしい。
兄とは対称的な終わりを迎えている。

  • サンパー
痩せこけたホッパーの部下で、言葉を発せず奇声を上げ続ける凶暴に狂ったバッタ。



【余談】

本作のピザ・プラネットのバンは虫の町であるトレーラーハウスと連結されて登場する。

またピクサー恒例のNG集は今作からスタートしており、ホッパーに向かい爆笑するアッタ姫や
トイ・ストーリーの名台詞を高らかに言うフリック、常識人なホッパー等が見られる。
またトイ・ストーリーのウッディがスタッフ役として出演している。

因みに同時上映はゲイリーじいさんのチェス。
トイ・ストーリー2で登場した玩具修理のお爺さんが、主役として登場している。

余談だが、日本版のCMは4人の芸能人(ユースケ・サンタマリア、千秋、ヒロミ、IZAM)が仲間と一緒にこの映画を観て、仲間から登場虫との共通点を指摘される…というものだった。

「コイツ…頑張るよな~!」
「この子は強いね…。」
「マジで怖い!」
「結構、男らしいんだよね~。」


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